中央構造線を北上する旅(5)そして日本海へ

中央構造線を扼する位置に聳える八ヶ岳と麓に控える諏訪湖を遠く望む南麓の地からはるばる北を目指して木崎湖、小谷村、蒲原沢、糸魚川の中央構造線露頭と進んできた旅もいよいよ終点、日本海を望む海辺に到着です。

夕暮れを迎えた穏やかで嫋やかな夏の日本海特有の空と海が広がります。

海岸沿いの道を走ると、しばし忘れていたミネラルの香りをたっぷり含んだ潮風が鼻をくすぐります。

青海川河口より日本海日本海を望む青海川河口の橋より。

こちらもジオパークの看板が掲げられており、糸魚川ジオパークの普及も大分進んできたことを実感させられます。

この地点は「糸魚川ジオパーク」で設定されているジオサイトのうち「No.3青海海岸」に指定されています

青海までは砂浜もある穏やかな海岸線沿いをのんびり走っていけるのですが、その先は一転、まるで姫川沿いのような洞門で囲われた断崖絶壁の道を西に向けて進んでいきます。

そう、糸魚川ジオパークは姫川だけで終わるわけではなく、その左右に控える特徴ある地形までをも含んだ非常に広範なエリア、地質領域をカバーするジオパークなのです。

そして、北陸自動車道の巨大な高架橋に押しつぶされて、僅かに残った猫の額のような海岸線に開かれた本日の終着点、親不知漁港に到着です。

親不知

夕暮れの日を浴びた水面が美しく輝きます。【クリックでフルサイズ】

穏やかな夏の日本海は寄せる波の音も小さく、まるで鏡のように静かです。

糸魚川ジオパーク親不知説明看板そしてこちらにもジオパークの解説板が用意されています。

解説板の下には、海岸で石拾いを楽しんでもらえるよう、どこから石が流れ着くのか、そしてどんな石の種類があるのかの解説も用意されています。

このような心配りは嬉しいですよね。

この地点は「糸魚川ジオパーク」で設定されているジオサイトのうち「No.2親不知」に指定されています

親不知夕景2しばし心地よい潮風に身を委ねていると、海岸は徐々に夕暮れを迎えていきます。【クリックでフルサイズ】

親不知夕景3

夕暮れの中、親不知漁港に入港してきた漁船が夕日に照らし出された水面をゆっくり揺らしながら岸壁に進んでいきます。【クリックでフルサイズ】

親不知夕景4

もう一枚【クリックでフルサイズ】

長かった中央構造線を北上する旅も此処で完結。西へ沈む太陽に背を向けて、再び八ヶ岳の南麓へと進路を東にとって行きます。

この後、全国ニュースでも取り上げられたように集中豪雨に見舞われた松本から諏訪を抜けるまでの紆余曲折はここでは述べませんが、それも夏の良い思い出の一つです。

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