雪の合間にちょっとお散歩なら(清泉寮とやまねミュージアム)

ご注意!

こちらの記事の写真は2012年12月8日に撮影したものです。

ヤマネの冬眠状況は常に変化しますので、お越しになる前にやまねミュージアムにお問い合わせ願います。

12月に入ると、北からの寒気が流れ込む日には時折ぱらぱらと雪が舞う日が増えてきます。

本格的な積雪まで至る事は少ない八ヶ岳南麓ですが、それでも毎年数10cm位は積もる事もありますし、僅かでも積雪があると、凍結して容易には溶けてくれないのでスタッドレスは必須です。

そんな降雪中は中々お出かけする気にはならないのですが、意を決して車を駆ればこのシーズンにしか観ることのできないシーンに出会うことが出来ます。

雪雲に霞む八ヶ岳雪が小休止となった午後、八ヶ岳でも南側や東側は雪が少ないので、いつもは通過してばっかりの清里へお出かけしてみます。

こんな時、八ヶ岳は何時も雪雲を被って顔を見せてくれません。

清泉寮に向かう雪道少し標高を下げて、清里駅から清泉寮に至るアプローチルートに出てきます。

降雪後になると道はこの通り。急な坂道ですので4WD+スタッドレスでも慎重な走行を強いられます。

清泉寮から雪原の牧草地清泉寮前に到着です。ポールラッシュ祭がおこなわれる正面の牧草地も真っ白な雪原になっています。辺りは強烈なブリザードで粉雪が吹き上げられています。

ブリザードと清泉寮ブリザードに霞む清泉寮と、青空の中、僅かに顔を覗かせる八ヶ岳を【クリックでフルサイズ】

観光客の皆さんは、暖かいショップの中でソフトクリームを楽しまれています(この撮影中にブリザードに吹き倒されて、観光客の皆様に笑われてしまいました…)。

やまねミュージアムへのアプローチ2観光客の皆さんはショップで美味しそうにソフトクリームとお土産を楽しんでいらっしゃいますが、ほんのちょっと足を延ばして頂くと、このシーズンだけの素敵な「宝物」に出会うことが出来ます。

やまねミュージアムへのアプローチ1雪に足を取られながら、清泉寮の周囲に広がる森の中を進んでいくと、右手に入口を示す案内板が見えてきます。

雪のやまねミュージアム案内板に従って牧草地に降り立つと、隅っこの方に小さなロッジ風の建物が見えてきます。日本でただ一か所のヤマネを扱った博物館「財団法人キープ協会 キープやまねミュージアム」です。

やまねミュージアムパンフ

とても小さな博物館で、展示物も手作り感満載だったりします(館内の写真撮影許可を頂かなかったので、お茶濁しでパンフにて…)。

観るだけであればものの数十分で終わってしまう程度の規模ですが、わざわざ冬場にここに訪れるには理由があります。ヤマネの冬眠シーンが観察できるのです。

ヤマネの冬眠風景

少し涼しい風が抜けて来る特別観察室に入ると、真っ暗な室内に、扉が付けられた観察用の窓が設けられています。

覗き窓の向こうに体を丸めたヤマネがすやすやと眠っています。

ヤマネの冬眠風景2ノイズが酷いのですがこんな感じで背中の黒い筋をこちらに見せてくれています。

来館者が殆どいなかった雪の午後、ヤマネの寝姿を暫し独り占めさせて頂きました。

(お願い:撮影の際には決してフラッシュを使用しないでください!特にスマホなどでは大抵撮影モードがAutoになっていますので、勝手にフラッシュが発光してしまいヤマネの冬眠を妨害してしまいます)

自然に近い環境でヤマネの冬眠シーンが観察できる数少ない施設。冬場に八ヶ岳、清里界隈にお越しの際に、お土産物コーナーでヤマネのぬいぐるみを見かけたら「あ、本物も見なくっちゃ」と足を運んでいただけると嬉しく思います(もうちょっとましな写真用意できるように、後で出かけてきます…)。

ヤマネのぬいぐるみとミュージアムの入館ピンズ清泉寮お土産でも有名な「やまね工房」さんのヤマネぬいぐるみと、やまねミュージアム入館記念のピンズ。色で入館した年が判るようになっています。

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