「仮面の女神」国宝指定記念で無料公開中の茅野市尖石縄文考古館へ

New!(2016.6.25):明日6/26(日)のNHKスペシャルで御柱の特集が組まれますが、テーマは縄文。こちらの尖石縄文考古館も紹介されるようです。尖石縄文考古館よりの案内はこちらで。古代史ミステリー 「御柱」 ~最後の“縄文王国”の謎~、番組ホームページはこちらです。

 

New!(2015.5.6):昨日の放送、尖石縄文考古館の紹介が少なくて、ちょっと物足りなかった感もありましたが、ここで朗報。5/18は国際博物館会議(ICOM)が提唱する国際博物館の日に当たるそうで、それを祝して前日の5/17(日)は入館無料となります。残念ながら国宝土偶2体は、善光寺御開帳を記念して長野県信濃美術館に貸し出し中ですが、番組では伝えきれなかった尖石と八ヶ岳西麓の魅力を是非この機会に(テキストにも山梨の取材だなんて一言も書いてなかったのに…)。

New!(2015.4.26):春のNHK Eテレ新番組「趣味どきっ!」火曜日に放送中の橋本麻里さんがナビゲーターの「国宝に会いに行く」第6回“国宝一年生”縄文土器「縄文のビーナス」と「仮面の女神」 で、茅野市の尖石縄文考古館と富士見町の井戸尻考古館が採り上げられます。放送は5/5(火)21:30~より。

New!(2015.1.2):日本の、そして世界の美術品、作家たちを丁寧に紹介するNHK Eテレの日曜美術館。年末年始のスペシャル編「巡る、触れる、感じる~井浦新”にっぽん”美の旅~」で、案内役の井浦新さんが、八ヶ岳山麓の史跡を探訪。尖石縄文考古館に訪れて、2体の国宝土偶たちと縄文美術を語ります。既に本放送は終了していますが、1/3朝6:35~から再放送が予定されていますので、見逃された方は是非。番組のホームページはこちらです

New!(2014.8.21):手続き上の問題で遅れていましたが、漸く「仮面の女神」が正式に国宝に指定されました!茅野市の公式プレスリリースはこちらです

New!(2014.6.12):尖石縄文考古館の公式ページにも無料公開の情報が掲載されました。

「仮面の女神」国宝記念特別展 縄文の「お母さん」です。

6/14(土)から10/13(月)までの企画展です。6/14(土)から6/25(水)は国宝指定記念として2回目の無料開館が実施されます。国宝指定後初めての地元、尖石での公開です。

New!(2014.5.30):国立博物館に貸し出されていた「仮面の女神」が6/14に尖石縄文考古館に戻ってきます。

国宝指定を記念した特別展示が10/13迄の予定で開催されますが、オープニングの6/14から6/25までの期間中、再び無料公開が予定されています。縄文土偶を代表する二つの国宝を同時に見られる、貴重なこの機会に是非お越しください(ソースは信濃毎日新聞WEB版のこちらより)。

 

 

先週以来、報道等で紹介されていますように、茅野市にある茅野市尖石縄文考古館に収蔵されている重要文化財「仮面の女神」がこの度、国宝に指定されることが決定しました。

茅野市尖石縄文考古館に収蔵される国宝は「縄文のビーナス」に続いて2体目となります。これを記念して、3/19から3連休を含めた3/23までの期間、茅野市尖石縄文考古館は無料公開となっています。これまで全然行くことが出来なかったのですが、せっかくなので(無料なので…)午後遅い時間に訪問させて頂きました。

尖石縄文考古館・玄関茅野市尖石考古館の玄関です。無料公開という事もあり、駐車場が満車になってしまうほどの来館者で溢れていました。

尖石縄文考古館・館内館内の様子です。入り口に表示が出ていますが、撮影禁止の表記が出ている展示物以外は撮影OKです(主に、他の博物館より借用している展示物には撮影禁止の掲示がされています)。

尖石縄文考古館・土器展示室正面には土器を展示している広い展示室(展示室C)があります。圧倒的な出土物の数々を間近で眺めることが出来ます。一部にはケースもありません(画像クリックでフルサイズ表示になります)。

尖石縄文考古館・国宝展示室そして、こちらが国宝「縄文のビーナス」と、この度国宝に指定される「仮面の女神」を展示する部屋(展示室B)です。中央には「縄文のビーナス」が神々しいほどに輝いています。なお、仮面の女神は4月からの国立博物館での展示に向けて貸出し中とのこと。残念ながらこちらに展示されているものはレプリカになります(画像クリックでフルサイズ表示になります)。

尖石縄文考古館・解説ガイド展示室にはガイドの方が常駐(黄色いベストを着ていらっしゃいます)。パネルとモデルで紹介された出土状況や国宝指定に至るまでの経緯など、興味深いお話を聞くことが出来ます。撮影禁止なので、写しておりませんが、右手には他の国宝指定土偶のレプリカも展示されています。

尖石縄文考古館・特別展示室そして、こちらが特別展示室。今回の国宝指定を記念して、発掘当時の状況を解説したパネルや同時に出土した土器も展示されています。ケースの奥に今回国宝指定を受けた「仮面の女神」(複製)が見えています。

仮面の女神こちらが「仮面の女神」(複製)です。

写真で判りますように、右足が取れているのが判ります。手前に置かれているのが同時に発掘された右足の部分です。故意に外されていたと考えられています。

こちらの「仮面の女神」は「縄文のビーナス」同様、ほぼ完全な形で発掘された(多くの土偶は破壊された状態で発掘されます)非常に珍しい例で、それだけでも国宝指定に見合う価値があるそうですが、それ以上に重要なこととして、こちらの「仮面の女神」は墓と思われる場所に副葬物として収められていたと考えられており、祭祀を司った本人、もしくは本人が極めて身近に置いていたものではないかと考えられているようです。

尖石縄文考古館・前庭考古館を出て、前庭へ。眩しいい早春の夕日を浴びるこの雪の下にも縄文遺跡が眠っています。

数千年以上前の縄文の人々も、この風景を望んでいたのでしょうか。そんなロマンが溢れるのも八ヶ岳の魅力かもしれません。

<おまけ>

ご訪問される前に、縄文土偶についてちょっと予習をするのであればこちらの本は如何でしょうか(今回ご紹介した2体の土偶ももちろん紹介されています)。

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「仮面の女神」国宝指定記念で無料公開中の茅野市尖石縄文考古館へ」への5件のフィードバック

  1. ピンバック: 桜の後は井戸尻考古館へ(縄文土器の集う里) | 八ヶ岳の南麓を彷徨って

  2. ピンバック: 「花子とアン」で脚光を浴びる蔵座敷を訪ねて(韮崎市民俗資料館と蔵座敷) | 八ヶ岳の南麓を彷徨って

  3. ピンバック: 今月の読本「奇妙なアメリカ 神と正義のミュージアム」(矢口祐人 新潮選書)多様性をテンプレート化する狭間で | 八ヶ岳の南麓を彷徨って

  4. ピンバック: 文学と自然が織りなす高原の小さなミュージアムで静かな夏休みを(富士見町・高原のミュージアムと自然写真家、西村豊さんの写真展) | 八ヶ岳の南麓を彷徨って

  5. ピンバック: 北アルプスにまつわる自然と人の営みを集めて(大町山岳博物館と4つの分野を跨ぐ特徴的な展示を) | 八ヶ岳の南麓を彷徨って

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