八ヶ岳南麓から七里岩を下って降りて、再び登ってきたお散歩も、最終コース。
高根町にある、歴史ある神社である熱那神社に寄ります。
いずれも、北杜市の文化財に指定される由緒あるものたちです。
熱那神社自体は、正確に歴史をたどれる範囲でも新羅三郎から続く、歴代の甲斐武田氏の庇護を受けていたことを確認されている古い由緒を持つ神社です。
その脇に立つ桜の老木も、江戸後期に建て替えられた社殿とほぼ同時期に植えられたと考えられ、樹齢200年以上を誇る立派な老木です。
小さな集落の裏にひっそりと建つ熱那神社ですが、江戸時代までは周囲の総鎮守として崇敬を集めていた場所。現在でも地元の方の手によって神楽が奉納される心の拠り所となっている鎮守様です。桜の老木も、その趨勢をじっと見守ってきたことでしょう。
樹齢200年を超えているとは思えない、樹勢。見事に咲き誇っています(E420)。
たわたに花をつける。エドヒガンの一種だと言われていますが、正確には判らないそうです(E420)。
老木に咲く、可憐な桜の花。奥にはまだ咲き始めの桜並木が続きます(E420)。
熱那神社の脇には八ヶ岳が望める牧草地があります。牧草地の先に植えられた正面の桜の木々はまだ咲き始めです(E420)。
春らしい夕暮れを迎える南アルプスの山々。空には幾筋もの雲が山に向けて伸びていきます(Lumia1020)。
どっぷりと西の山々に日が落ちていきます。静かな夕暮れ、早くも水の張られた水田には西日と空に伸びる筋雲が写ります(E420)。
ピンバック: 信濃境の桜達(静かな県境に凛と佇む)長野県諏訪郡富士見町 | 八ヶ岳の南麓を彷徨って
ピンバック: 信濃境の桜達(静かな県境に凛と佇む)長野県諏訪郡富士見町 | 八ヶ岳の南麓を彷徨って
ピンバック: 「花子とアン」で脚光を浴びる蔵座敷を訪ねて(韮崎市民俗資料館と蔵座敷) | 八ヶ岳の南麓を彷徨って