アニメーター佐藤好春さんの卓上カレンダーを頂きました(2014to2017)

New!(2017.9.18) : 佐藤好春さんがオリジナル作品を制作する際に参画されるトラッシュスタジオを主宰するプロデューサー、釘宮陽一郎さんが執筆、佐藤好春さんが作画を手掛ける、アニメーション制作の全般を解説する『佐藤好春と考えるキャラクターとアニメーションの描き方』が11月にナツメ社から刊行される事が決定しました。

数々のオリジナルアニメーション、CMを企画段階から手掛けられてきたお二人が、アニメーションの企画、制作から作画までの製作工程全般を解説するという、非常に貴重な一冊。ご興味のある方は是非。

無事に八ヶ岳山麓の山里でも購入することが叶いました(いつもお世話になっている本屋様、無言の意図を汲み取って?、入れて頂き誠にありがとうございます)。オリジナル企画の立ち上げ方から実際の制作例の解説、パラパラ漫画を駆使した実際のプリント用動画を使っての解説といったプロのお仕事の一端を見せて下さる非常に珍しい解説の数々。佐藤好春さんのこれまで手掛けられた作品の貴重なイメージボード、原画、セル等も掲載されています。特にトレースには、シンプルな造形の中に思わずはっとされられる視点を織り込む、アニメーション特有の表現に胸を突かれます。見返しの1頁前まで、逃さず見て頂きたい一冊です。(追記:2017.11.19)

トラッシュスタジオ様より、佐藤好春さんの紹介文とパンフレット、刊行と同時に西荻窪のササユリカフェさんで開催される展覧会のパンフレットを頂きました。田舎なので本屋さんで入手できるか判りませんが、是非一度、手に取りたい、読んでみたい一冊です(追記:2017.10.7)

New!(2017.5.1) : 下記のカレンダーでも告知しておりますが、佐藤好春さんとトラッシュスタジオのプロデュースによる、九州の手作りパンのお店フランソアのCMが10周年を迎えました。今回、新たな旅立ちをテーマにした新シリーズのCMが公開

併せて10年間の作品をギュッと凝縮した3分30秒のディレクターズカット版「カシスとアルルの物語」も公開されています。

トラッシュスタジオを制作ベースにして、佐藤好春さんと日本アニメーション(アニメーション製作)、そして世界名作劇場、スタジオジブリ映画作品に携わったスタッフたちが集って製作された、10年たっても変わらない、今だから大切にしたい、古くて新しい手書きの温もり溢れる作品たちを是非お楽しみください。

 

New!(2017.3.28) : 年度末も押し迫る中、毎年プレゼントとして配布されている、トラッシュスタジオさん製作による、佐藤好春さんのカレンダーを今年も頂けることになりました。

今年は、九州の手作りパンのお店、フランソアのCM放映開始10周年を記念して、これまでの作品からセレクトされたシーンが毎月1枚ずつセレクトされています。

そして、背表紙には、佐藤好春さんご自身の手による、レイアウト付きの複製原画が。優しくもしっかりと動きを感じさせるキャラクターの原画が、組み合わされるレイアウト、フレーミング、色付け、モーションを経て、どのようにアニメーションとして仕上がっていくのかが、この一枚からとてもよく判るかと思います。

カシスの生き生きとした表情も、ハンドルを握る腕の力加減も、原画の段階ではっきりと判るかと思います(一番お気に入りの一枚はちょっと内緒です)。

今年も素敵なカレンダーをどうもありがとうございます。

例年と違って今年は先着順で配布されていて、昨日(3/27)時点では、まだ若干余裕があるとの事。もしかしたら、今からでもホームページをご覧頂ければ、手に入るかもしれませんね。

New!(2017.1.17) : 佐藤好春さんが手掛けた新作CMが出来上がったようです。これまでのCMのように、ご本人であることを示すテロップ等はありませんが、画面内のちょっとした仕掛けで判るようになっています。

花王 消臭ストロングシリーズ「親子は続くよ」編』です。3:22というCMの枠を大きく超えたロングバージョン、上記からも再生できると思います。

New!(2016.3.6):ホームページでも公開されている、春にリニューアルオープンを迎える「こもれび森のイバライド」関係のお仕事の関係でしょうか、ちょっと遅れていた、佐藤好春さんがオリジナル作品を手掛ける際にタッグを組まれる、トラッシュスタジオの2016年のカレンダープレゼントが発表されました。限定30名様、応募多数の場合は抽選となります。応募期間は3/1から3/18まで、詳しくはトラッシュスタジオのホームページへどうぞ!

と、いう訳で今年も頂いてしまいました(ありがとうございます!)。今年は「映画シンドバッドの冒険」のパンフレットと3月にリニューアルオープンを迎えた「こもれび森のイバライド」のパンフレットがセットになった、4月スタートの大型版のカレンダー。表紙に描かれた2つの物語が一年を通じてイラストと共に語られていきます。

佐藤好春さんの2016年カレンダー

2016年のカレンダーと、パンフレット類。

佐藤好春さんのカレンダー

2014~2016年のカレンダーを。配布が始まったのは2013年からだそうです。

イバライドパンフレット

「こもれび森のイバライド」パンフレットも。

完成したCMはこちらでご覧いただけます。

New!(2015.12.24):今シーズン大活躍だった佐藤好春さん。本年最後のお仕事は、秋から始まった朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主人公、広岡浅子の活躍をテーマにした、彼女を創業者に頂く大同生命のTV-CMシリーズ第二弾『”あきらめない編”』です。丁寧な作画と、しっかりした時代考証(1号蒸気もきっちりと作画されていますね)で綴られる明治の息吹を伝えてくれるCMは、お馴染みのYSマークが付される佐藤好春さんがディレクターを務められ、日本アニメーションで製作されました。大同生命のホームページからもご覧いただけます。

New!(2015.10.4):今シーズンの朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主人公、広岡浅子は、大阪を拠点とした生命保険会社、大同生命の創業者でもあります。TVドラマ開始にあたって、彼女を主人公としたCMが公開されました。佐藤好春さんをアニメーションディレクター(この称号で記載されるのは珍しいです)に迎え、スタジオジブリの作品で作画監督、撮影、美術の各監督を経験された方々が揃って日本アニメーションで製作された本編。大同生命より、カット集を含む作品情報が公開されています。また、佐藤好春さんがオリジナル作品を製作する際にタッグを組まれるトラッシュスタジオのホームページには、特設ページが用意されました。『”きっかけ”編』と題されて、まだ駆け出しといった感じですので、これからの展開にも期待です。

よく佐藤好春さんのCMをご覧になって、「ジブリ風」と仰られている方への、製作者サイドよりの見解ですね。森やすじさんから続く、初期の東映動画の系譜を継ぐ作風といった方が良いですね。佐藤好春さんは、故、近藤喜文さん(ジブリの「耳をすませば」監督)の日本アニメーションにおける後輩でもあります。

New!(2015.4.25):佐藤好春さんがキャラクターデザインと作画監督を担当される、日本アニメーションの創立40周年を記念した劇場用アニメーション「シンドバッド 空飛ぶ姫と秘密の島」。公開を記念した原画展が開催されることになりました。5/20から6/28まで銀座、CHEEPA’S GALLERY / チーパズギャラリーにて。ナン、ポリアンナ、そしてアルフレッドに会える!

New!(2015.2.14):佐藤好春さんがキャラクターデザインと作画監督を担当される、日本アニメーションの創立40周年を記念した劇場用アニメーション「シンドバッド 空飛ぶ姫と秘密の島」。特報映像の公開と、上映映画館の一覧の紹介が開始されました。

30秒と短いですが早くも映像公開と、順調に製作は進んでいるようですね。公開は7月の予定です(映画館が併設されるイオンモール中心の上映となりますので、残念ながら長野、山梨両県での公開予定はありません)。

New!(2015.1.24): 年始から嬉しいお知らせが続く中ですが、いよいよ長編新作の発表です。現在所属する日本アニメーションの創立40周年を記念した劇場用アニメーション「シンドバッド 空飛ぶ姫と秘密の島」の7月公開が発表されました。キャラクターデザインと作画監督はもちろん佐藤好春さん。シリーズ構成には川崎ヒロユキさん(サクラ大戦シリーズや、何と言っても無責任艦長タイラーのシリーズ構成。最近ではNHK-BSの山賊の娘ローニャも)。脚本には早船歌江子さん(角田光代の小説「紙の月」の映画脚本)。そして、「ロミオと青い空」では絵コンテ、演出として佐藤さんと組まれていた、宮下新平さん(アニメミライ2012で「しらんぷり」を監督)が監督、併せて同作の制作スタジオでもある白組を迎えて、九州CMシリーズでCM製作を手掛けたイオングループのシネコンでもあるイオンエンターテイメント(旧:ワーナー・マイカル)が配給。日本アニメーションの制作を支援する体制で臨むようです。川崎ヒロユキさんの肩書が「シリーズ構成」であるように、シリーズ化をも視野に入れていると思われれる今回の劇場作品(2015.4.25補記:初号予告編にて、全3話の劇場版シリーズである事が公開されました)。どんな作品になるのか、楽しみに夏を待ちましょう(配給の関係上、長野も山梨も公開がなさそうな事が既に確定なのですが…涙)。

New!(2015.1.14): 更に嬉しいお知らせが。世界名作劇場放映開始40年。そして、キャラクターデザインを手掛けられた代表作「ロミオの青い空」放映20年を記念して、何とス クリーンで全話マラソン上映が決定しました。監督の楠葉宏三さん(世界名作劇場で最多7作品の監督を務め、現在はドラえもんの総監督)、全話の脚本を手掛 けられた島田満さん(世界名作劇場の若草物語ナンとジョー先生の全話脚本、ジュエルペットてぃんくる☆、リトルバスターズの脚本、シリーズ構成)、そして 佐藤好春さんも登壇してのトークショーも予定されています。1/24(土)、25(日)の二日間(各昼夜2幕ずつ)、新宿の紀伊国屋サザンシアターにて。 詳しくはこちらまで。

New!(2015.1.2):年始から嬉しいお知らせです。既にご紹介が予告されていた佐藤好春さんの新作が、新年早々、年越し番組のCMで全国公開されました(BSですが)。

今回も、これまでのシリーズ同様、九州の企業CMとなりますが(トラッシュスタジオ様のお話では29作目)、全国ブランドでもある薩摩酒造の焼酎「さつま白波」のブランドイメージCMとして登場です(テーマは「オヤジの、芋神様」。)。

しかもワンエピソード108秒という、ロングバージョン。更には同社の公式プレスリリースでも紹介され、キャプションも何時もの(C)YSではなく、冒頭に「作画監督 : 佐藤好春」のタイトルまで挿入された(正式には公表されていませんが、キャラクターデザイン、絵コンテ、作画も手掛けられている筈です)、佐藤好春さんの作品である事を全面に押し出した、これまで以上に特別な作品になっています。

地元、南日本新聞の元旦朝刊には、同CMの全面カラー広告が掲載されたようです。

SNSなどのレビューでは、早くも好評を以て迎えられているようですね(ジブリ…じゃないのですが)。

今年は、世界名作劇場放映開始40周年。氏のキャラクターデザイン代表作でもある「ロミオの青い空」放送から20年という、記念の年に相応しいスタートになりました。

これまでの九州の企業CMシリーズは、こちらからもご覧いただけます

<本編ここから>

年の瀬も押し迫った冬至の夜。

郵便ポストを覗くと、見慣れない封筒が一つ。

例年、年末になるとひっそりとプレゼントとして募集される、アニメーター佐藤好春さんの2015年卓上カレンダーが届いていました。

佐藤好春さんの2015年卓上カレンダーと当選の案内当選の案内と来年の活動を報告されたメッセージが添えられた通知と、卓上カレンダー。

今年は、佐藤好春さんの手によるロミオとアルフレッド(世界名作劇場、ロミオの青い空)のイラストが添えられています。

来年のカレンダーのテーマは、ホームページでもご紹介されている、世界の少女たちのイラスト。

民族色豊かな衣装と、愛らしくも表情豊かなイラストが毎月を彩ります。

ここで、佐藤好春さんって誰なの? という方にちょっとご紹介です。

詳しくはwikiでもご覧頂ければと思いますが、日本アニメーションで長らく「世界名作劇場」のアニメーター、作画監督、キャラクターデザインを手掛けられていた方です。一時期、日本アニメーションを離れられて、タイトーに在籍されていましたが、現在は再び日本アニメーションに所属されています。

一般的には、スタジオジブリの名作中の名作「となりのトトロ」の作画監督(スタッフロールでは作画:作画監督と、キャラクターデザインを示すのでしょうか…)を手がけた方として紹介されるようですが、それ以外にも幅広く活躍されています。

ジブリ作品では、「となりのトトロ」(作画=作画頭)、「魔女の宅急便」、「おもいでぽろぽろ」(作画監督)、「紅の豚」、「猫の恩返し」、「借りぐらしのアリエッティ」に参加されています。

世界名作劇場では、「愛少女ポリアンナ物語」、「若草物語 ナンとジョー先生」、「ロミオの青い空」でキャラクターデザインを担当されていますし、作画に関しては「赤毛のアン」から始まって、最新作の「こんには アン ~Before Grenn Gables~」まで多数の作品に参加されています。

近年では、2011年にテレビ放映された「ルパン三世」のTVスペシャルにおけるキャラクターデザイン、総作画監督(良質な作画で、カリオストロの再来と呼ばれた作品ですね)や、九州限定で放映されている手作りパンの店「フランソア」のCMでは、コンテから作画までの全てを手掛けられています。

kashisu_at_7-eleven

佐藤好春さんがデザインされた、フランソアのキャラクター「カシス」が使われている、中国、北京・天津のセブンイレブンが展開する販促キャンペーン。ちゃんと佐藤好春さんのクレジットが付されています。

今回ご紹介していますカレンダーは、佐藤好春さんがオリジナル作品を手掛けるときに参加される、プロデューサーでもある釘宮陽一郎さんが運営されている「トラッシュスタジオ」の年末のプレゼントとして募集されていたものです(最近、「ハウルの動く城」の筆頭作画監督、「ゲド戦記」で作画演出を担当された、山下明彦さんが新たに参加されています)。

毎年僅かな部数しか配布されないので、極めて貴重なカレンダーなのですが、イラスト自体はホームページから閲覧できますので、ご興味のある方は是非訪問されてみてはいかがでしょうか。

佐藤好春さんの2015年卓上カレンダー1佐藤好春さんの2015年卓上カレンダーより、表紙と1月から6月のイラスト。

佐藤好春さんの2015年卓上カレンダー2佐藤好春さんの2015年卓上カレンダーより、7月から12月のイラスト。

表紙の裏側には、直筆のロミオのイラストが!

実は、2014年のカレンダープレゼントの際も頂いており、2年連続の嬉しいクリスマスプレゼントにちょっと浮かれております…。

<おまけ>

日本アニメーションの世界名作劇場における佐藤好春さんのお仕事にご興味がある方は、こちらの「世界名作劇場シリーズメモリアルブック(ヨーロッパ編アメリカ&ワールド編)」(ちばかおり、新紀元社)がお勧めです。

表紙のイラストは、もちろん佐藤好春さん描き下ろしで、全作品キャラクターが総登場。キャラクターデザインを手掛けられた各作品のデザインスケッチ、キャラクター指定表はもちろん、上巻に当たる、ヨーロッパ編の巻末にはインタビューも掲載されています。

世界名作劇場シリーズメモリアルブック本書の放映リストから、佐藤好春さんが作画監督を手掛けられた作品を。

  • 愛少女 ポリアンナ物語(キャラクターデザイン、全話作画監督)
  • 若草物語 ナンとジョー先生(キャラクターデザイン)
  • ロミオの青い空(キャラクターデザイン)
  • こんには アン ~Before Grenn Gables~(アンのキャラクター原案)
  • 牧場の少女カトリ(エンディング絵コンテ)
  • アルプス物語 わたしのアンネット
  • 名犬ラッシー
  • 七つの海のティコ

作画のみ参加は、赤毛のアン以降の作品で、トム・ソーヤの冒険、ふしぎな島のフローネ、南の虹のルーシー、小公女セーラ、愛の若草物語の各作品です。

佐藤好春さんのお仕事を知るきっかけになったのは、某シナリオライターさんの作品を追っていた際に、偶然にも全話脚本を手掛けられた2作品のキャラクターデザインが佐藤好春さんだったことでした。

多くの方が、全話脚本を手掛けられたもう一方の作品の印象が強いようですが、私自身はリアルで視聴していた「ポリアンナ」の、悲しみすらも「よかった」の言葉と共に、力強く乗り越えていく愛らしくも芯の通ったキャラクターと、色々と言われる事もあるようですが、前述のシナリオライターさんが全話の脚本を手がけ、魂の敬愛だけを支えに書き続けたとまで仰った「ナンジョー」の世界観、複雑な想いを秘めながらも成長していく、闊達なキャラクターたちに強く惹かれたのでした。

社会に出る前の最後の僅かな時間で出会えた、丁寧に作りこまれたキャラクターと作品たちへの想いを何時までも心に留めながら。

来年も、大切に飾らせて頂きます。

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