WindowsPhone8.1 update on Lumia1020(Lumia Denimと少しの寂しさ)

既にMicrosoftに吸収されて久しいNokia及びLumiaブランドですが、そのコアソフトウェアがWindowsPhone8.1のアップデートに合わせて模様替えとなりました。Lumia Denimです。

wp_ss_20150314_0003wp_ss_20150314_0032

各バージョンは微妙に上がっていますが、本バージョンから遂にNokiaの単語が全て消し去られました。

wp_ss_20150314_0027b

OSのバージョンも上がって、表記も「Windows Phone 8.1 Upadate」に変わりましたが、バージョンナンバーの変化は僅かです。今回のアップデートが小規模である事が予想されます。一番の変更点はMicrosoft的にはcortanaなのかもしれませんが、ちょっと割愛です。

今回のシステムの新機能は二つ。アクセサリ用アプリという機能と、アプリコーナーという機能です。

wp_ss_20150314_0033bwp_ss_20150314_0037b

まず、アクセサリ用アプリ。こちらは所謂コンパニオンデバイスと言われるスマートウォッチやウェアブル端末と連携するアプリケーションの管理を行う機能のようですが、肝心のデバイスがWindows Phoneに対応していませんので…。

次に、アプリコーナーですが、インストール済みのアプリケーションを、承認ユーザー間で共有できる機能のようです。既に、ダウンロード済みのアプリケーションを他の端末でも共有できる機能がストアに用意されていますが、この機能の端末版といったところでしょうか。

そして、表示上の大きな変更点は、漸く増えてきたアプリケーションを、ホーム画面上でアイコン表示したり整理するのに苦労されている方に向けて、階層化表示の編集がホーム画面上で行えるようになりました。

wp_ss_20150314_0035wp_ss_20150314_0036

アプリケーションアイコン、ないしは事前に用意しておいたフォルダーに他のアイコンをドロップするとアイコンの表示タイル表示に変わります。タイル表示をゆっくりクリックすると、左の画面のようにタイルフォルダーの名称と編集(フォルダー名の場所をクリックすると仮想キーボードが表示)。早くクリックすると、右の画面のようにフォルダー化されたアプリケーションのアイコンに直接アクセスできます(画面例のように、既にあるフォルダーを使用して2階層を作る事も可能)。

この表示機能、部分的には以前からメッセージアプリを集中管理するPeopleには採用されていたのですが、編集機能を加えて、漸くユーザーに解放されたといった感じもします。

wp_ss_20150314_0034

表示状態になると、タイルの中に更に小さなタイルが出来るようになります(アニメーションもします)。

操作性はまだしも、表示系に関しては色々と不備が指摘されるMetro UIですが、地道な改善が続いているようです。

その他の小変更についてもちょっとご紹介です(一部、Windows Phone 8.1/Cyanでのアップデート分が混ざっているかもしれませんが、単なる確認不足です。笑って許して下さい)。

wp_ss_20150314_0015wp_ss_20150314_0014b

  • データセンターに、ブラウザーデータの圧縮機能が追加されています。従量課金制通信時に、少しでもパケットを減らす場合は有効かもしれません
  • インターネット共有(所謂ディザリング)の対象デバイスとして、Bluetoothも選べるようになりました。なお、これまでも要望の大きかった、Bluetooth外付けキーボードへの対応は、一部の端末に対してのみ提供予定の次のアップデートで適応される事が発表されています(Windows10で対応されるかは言及されていません)

wp_ss_20150314_0021wp_ss_20150314_0020

  • 日本語入力の機能ですが、何時の間に予測変換の精度調整や、変換バーの表示桁数の調整なんて言う細やかな機能変更も入れられています。ちなみにシステム時間のタイムゾーンが、ロケール日本にも拘わらず、自動の場合、大阪、札幌、東京からソウルに勝手に変えられてしまうという、微妙なバグ(設定ミスorGPS連動なのかも)もあったりします。

wp_ss_20150314_0022wp_ss_20150314_0025

  • 一応、紹介だけですが、SMSの音声読み上げ対象デバイスとしてBluetoothのみを指定できるようになりました。日本人はメッセージ読み上げを殆ど使用しない筈ですが、海外では当たり前で、たまにスピーカーから流しっぱなしにしている方もいらっしゃいますが、これでプライバシーを気にする方も安心して使えるかもしれません
  • そして、アップデート好きな方には待望?の機能かもしれません。アップデートファイルの自動ダウンロード時間を指定できるようになりました。これで、朝起きたらすぐアップデートに着手できる、お忙しい方には嬉しい改良でしょうか

wp_ss_20150314_0038b

  • そして、これも漸くといった感じですが、バッテリーセーバーのアイコンをホーム画面に置くことで、バッテリー容量が確認できるようになりました。Cyanアップデートの際に、ホーム画面上にバッテリーアイコンで容量を表示してくれるようになったのですが、数値での確認はスワイプしないと確認できなかったので、直接容量の%が読めるアイコンはやはり欲しい所でした。後は、残容量更新タイミングが致命的に遅いという課題が解決しているか、これから確認です。

ここまで見てきたように、着実な機能改善を見せているWindows Phone 8.1。しかしながら、改善の方向性は今回ご紹介していない点を含めて、Microsoftの新たなビジネスモデルを実行するためのプラットフォームとしての役割に大きくシフトしてきている感が、ひしひしと感じられます。

今回のアップデートで、これも漸くサポートされたSDカードによる外部ストレージサポート(ここまで渋ったのは、明らかにセキュリティ上のデメリットを勘案しているのでしょう)、そしてラストにご紹介する点が象徴しているかのようです。

wp_ss_20150314_0006

Lumiaの象徴ともいえる、Lumia1020。そのシンボルである41M pixelの超高解像度カメラを自在に操るアプリケーション、Lumia Cameraのバージョンは4.9.3.0で留め置かれ、5に進む事は叶いませんでした。

Windows10でもLumia Cameraを搭載する高機能端末向けのプレビュー提供が見送られ、次のフラッグシップの関する話題で何時も採り上げられながらも実現が危ぶまれている、Lumia1020後継の話。

端末メーカーとしてのNokiaと、サービスプロバイダーとしてのMicrosoftのスタンスの違いがいよいよ明確になってきた気がする、今回のアップデートでした。

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中