CooRie Self cover mini album「melodium2」東海岸的な2015年製のサウンドクリエイトに載せてボーカリストrinoが弾む

New!(2016.4.10):昨日から放送が始まった「田中くんはいつもけだるげ」ED主題歌に、CooRieの新曲「BON-BON」が使われる事になりました。更に今回は、シングルCDとしてリリースが決定しています。カップリングとしては2013年2月の「メグル」、CooRie単独名義としては実に2010年7月の「夢想庭園」以来6年ぶりとなるシングルリリースです。発売は5/11になります。

 

<本文此処から>

最近はすっかりサウンドクリエーター、アレンジャーとしての仕事が中心となってしまって、CooRie名義のシングルはもちろん、オリジナルアルバムなど夢のまた夢…等と考えていたのですが、再びセルフカバーアルバムという形で、こうして新しいサウンドを聴かせてくれることが叶ったようです。

melodium2とCooRieのアルバム約2年ぶりのアルバムは、前作「melodium」の続編という位置付けのミニアルバム「melodium2」です。

初回特典のライナーノーツを眺めながら、少し疲れの溜まってきた木曜日の夜に聞くCooRieの新しいサウンドは、はっと目を覚まされる艶やかなサウンドに溢れています。音作りという点では、多数のアレンジャーさんが集まって作られた前作のmelodiumと異なり、デビュー当時にCooRieとして組んでいた長田直之さんが全曲を一人で手掛けています。

前作melodiumは同じセルフカバーアルバムでも、CooRie(rino)のために、アレンジャーさんたちが彼女の作品をそれぞれのテイストでアレンジした、プライベートミックス的な作品であったかと思いますが、本作では一人のアレンジャーさんが手掛ける事で、セルフカバーと書かれた帯を見なければ、まるでCooRieのオリジナルアルバムかと思うような一貫したテイストで整えられています。そのテイストは、少しジャズのテイストを含ませつつ、アメリカンpopの定番となるアレンジをふんだんに盛り込んだ、可愛らしさの中にもボストンやニューヨークといった大都会の夜を思わせるスマートな仕上がり。都会の夜の雑踏に流れる光を、窓辺から眺めながら聞いているような気持ちにさせられます。

そして、同じアレンジャーさん、同じボーカルでも、CooRieデビュー当時の懐かしくも少し牧歌的なサウンドから、現代的で複雑なアレンジとグッと大人びたサウンドへの変化は、二人の作品作りが次のステップにはっきり移っていった事をリスナーに感じさせます。少し劇伴的な2015年のシーンに合わせたアレンジによる華のあるサウンドクリエイトと、それに載せて歌うボーカリスト。しっとりと落ち着いたサウンドが持ち味だったこれまでのCooRieには見られなかったアプローチが見えてきます。その変化にちょっと驚かされつつも、実は多くのリスナーが望んでいた事なのかもしれません。今のサウンドで今のCooRieを聴きたい思う願い。今すぐには叶わないかもしれませんが、まずはセルフカバーアルバムで、いずれはオリジナルのアルバムとして聞ける時を信じて。

 

1.Planet Freedom(原曲:スフィア / 作詞・作曲:rino、編曲:長田直之)

アルバムのオープニング曲に相応しい、スピード感を感じさせる曲。ボーカルはエフェクトをかなり掛けていますが、打ち込み多用の今時のサウンドテイストにrinoさんのボーカルを載ると、こんな感じで更にキラキラ感が増すようですね。

2.Sentimental Venus(原曲:郁原ゆう、阿部里果、山口立花子 / 作詞:こだまさおり、作曲:rino、編曲:長田直之)

アルバムのテーマ曲になりそうな一曲。ピアノのメロディを前面に置いた、可愛らしくも少し背伸びをした都会的なサウンドに作り直された曲は、間違いなくやってみたかった感が一杯の、アメリカンpopで使われるアレンジを散りばめた、色々なテイストを織り交ぜて作られています。今までにない、華やかなCooRieサウンドの誕生です。

3.REFLECTION(原曲:新田恵海 / 作詞・作曲:rino、編曲:長田直之)

やはりD.Cの曲らしく、これまでのCooRieのサウンドのイメージを最も色濃く感じさせる一曲。こんなアレンジで、もう一度CooRieとしてのオリジナルが聴きたいなあと、しみじみ思ってしまいます。この曲を聴きながら、このアルバム自体が今のCooRie(rino)、そしてアレンジャーの長田直之さんのプロモーションCDなんじゃないかと変な妄想をしてしまいました。

4.ひだまり笑顔(原曲:村川梨衣、佐倉綾音 / 作詞・作曲:rino、編曲:長田直之)

一度やってみたかったという、ピアノロックアプローチ。こんなテイストのCooRieもあるんだと驚かされるのと同時に、今の劇伴だとこの程度は当たり前になってしまったので、こういうアレンジで一曲作るのもありなのかもしれません。楽しいアレンジに合わせて、めいいっぱい元気よく歌うrinoさんに思わず微笑ましくなってしまいます。

5.ハルモニア(原曲:ChouCho / 作詞・作曲:rino、編曲:長田直之)

このアルバムで一番気に入った一曲。ChouChoさんの原曲も好きなのですが、低く頭を抑えた状態からぐいぐいと押し上げていく様な原曲と異なり、新たなボーカルとアレンジを得て、ケルト的なサウンドを狙ったという、少し霞んだ空を、それでも高く高く往くという、この曲の世界観が更に広がったような感じがします。これも劇伴的なサウンドですね。

6.melodium(オリジナル新録 / 作詞・作曲:rino、編曲:長田直之)

今のCooRieサウンドの完成形なのでしょうか。これまでのCooRieが大事にしてきたサウンドのテイストをしっかりと残しつつも、煌びやかなアレンジに載せてrinoさんの歌声が響く、こんなサウンドが、ボーカルがこれからも楽しめる事を願って。

melodiumとmelodium2のアルバムジャケットとライナーノーツmelodiumとmelodium2のアルバムジャケットとライナーノーツ。CDレーベルのデザインもお揃いです。

レーベル下の写真は、お買いになってのお楽しみ…という事で。

ジャケットデザインを手掛けられた、オムニベリーさんの製作メモはこちら。

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