曳行順も決まり、いよいよ御柱祭もスタートへ(前回の上社山出しのアルバムより)

New!(2016.6.25):明日6/26(日)のNHKスペシャルで御柱の特集が組まれます。古代史ミステリー 「御柱」 ~最後の“縄文王国”の謎~番組ホームページはこちらです。

 

New!(2016.3.19):上社御柱の綱置場への移動日が決定しました。3/25(金)午前と午後の2回に分けて、辰野町横川の「かやぶきの館」から原村の八ヶ岳農業実践大学校下の綱置場に高速道路(!)を使用して、移動します。当日、諏訪南ICと綱置場ではセレモニーも予定されています。詳しくはこちら(長野日報HP)をご覧ください。

かやぶきの館出発シーン。

こちらは、一番塚に到着した、本宮一の御柱です(地元、玉川のフォロアーの方よりのツイート)。

八ヶ岳と夕日を受ける前宮三の御柱

まだ皮が剥かれていない、前宮三の御柱と八ヶ岳を。

既に氏子の皆さんが忙しく準備を始められています。多くの観光客の皆さんも珍しそうに御柱に上ったり、写真を撮ったりと、楽しまれているようでした(2016.3.27追記)

諏訪大社上社山出し曳行路と来訪マップ

綱置場の場所に関する検索が多いようですので、ルートmapを掲載しておきます。諏訪南ICより、八ヶ岳方向(出口を左折)にズームラインを登っていき、途中、エコーラインと交差する深山交差点で茅野、白樺湖方向に向かって左折してください。約4km程先の一番塚交差点を右折した場所に最初の御柱、本宮一の御柱が置かれています。そこから八ヶ岳方向に登っていくと、次に前宮一、本宮二…の順で八ヶ岳農業実践大学校下が殿の前宮四の御柱です。

当日は、この道を西に山を下る御柱街道を柱が下っていきます。周囲の道路には通行規制が掛かりますので、駐車場所を含めて周辺の誘導に従ってください。当日の詳しい交通情報は諏訪地域のコミュニティFM、LCV-FM(富士見/原村/茅野/諏訪/岡谷:76.9MHz,杖突峠20W)にて開催中の全時間帯を通して放送されるスペシャル番組「御柱ラジオ」でご確認を。

LCV-FM

 

 

 

 

スマホの方はこちらからアプリをダウンロードすれば、御柱最新情報をプッシュ通知してくれますよ。

 

<本文此処から>

あとひと月少々で山出し(4/2)を迎える今回の諏訪大社、御柱祭。

今週の15日には上社の氏子の皆様がやきもきしていた曳行する柱を決める抽籤式も無事終わり、担当地区の皆さんもいよいよ気合が入ってきているようです。

上社御柱綱置場

上社御柱が発進する、八ヶ岳エコーライン、一番塚交差点前。新たに看板が設置されました。

この横から本宮一の御柱が20km先の大社に向けて出発します。

上社御柱綱置場解説看板

解説看板の内容です。八ヶ岳農業実践大学校の入口となるこの交差点、御通りの際には是非ご覧ください。

上社御柱綱置場から八ヶ岳遠望

八ヶ岳方向を望みます。当日は、この道沿いに御柱と氏子の皆さんが大挙して行列することになります。

上社御柱綱置場碑

一番最後に曳行される前宮四の御柱が据え置かれる場所に設置されている綱置場の石碑。本来であればこの場所に曳行までの間、御柱が置かれているのですが、ご承知のように今年は伐り出された、辰野のかやぶきの館に置かれています。

曳行する柱も決まったところで、当時はブログをやっていなかったので掲載していなかった、前回の御柱祭で撮影した、上社山出しのシーンをご紹介します。

もう少し気温が下がれば大雪になったのではないかという程の冷たい土砂降りの雨が降り続ける2010年4月2日の金曜日。殆どが氏子の皆さんと地元の方で占められた八ヶ岳農業実践大学校前の綱置場をスタートする各柱の躍動感あふれるシーンにすっかり魅了されて、結局5月の建御柱まで追い続けるきっかけとなった貴重な初めての体験の一幕を(画像をクリックするとフルサイズで表示されます。撮影は全てE420です)。

諏訪大社上社御柱山出し1まさに綱置場(先頭なので、既にエコーラインとの交差点付近に引き出されています)を発進する、前回の本宮一の御柱。大総代さんを中心にして全員で気勢を上げています。

全ての関係者にとって憧れの、最も太く、力強い本宮一の御柱を、まだ無垢の御柱街道を先頭に下っていく栄誉を担う曳行を担当したのは、諏訪市湖南・中洲地区の氏子の皆さんです。今回は本宮二の御柱の曳行を担当します。

諏訪大社上社御柱山出し2前後でおんべを振りながら拍子を合わせていく氏子の皆さん。

辺りは霧で真っ白でした。

諏訪大社上社御柱山出し3定刻までたっぷりと木遣とラッパで盛り上げた後、いよいよスタート。大人数で引き出す巨木は目の前を驚くほど速いスピードで駆け抜けていきます。

諏訪大社上社御柱山出し4おんべを振りながら猛然と目の前を駆け抜けていく、前宮一の御柱。今回、96年ぶりとなる念願の本宮一の御柱曳行の栄誉を担う事となった、諏訪市四賀・豊田地区の氏子の皆さんです。

諏訪大社上社御柱山出し5地区の皆さんがこぞって参加される御柱の曳行。

このようにして、親綱に子綱を結びつけて、あの巨大な御柱を人力だけで曳いていくのです。

諏訪大社上社御柱山出し6赤松の木を避けながら曳行を続ける本宮二の御柱。担当するのは富士見町落合・境・本郷地区の氏子の皆さんです。今回は本宮三の御柱の曳行を担当します。

諏訪大社上社御柱山出し23メガホンからの指示に合わせて、力を合わせて曳いていきます。

諏訪大社上社御柱山出し7上社の曳行というと、どうしてもめどでこに乗った若衆が花形ですが、こうして引綱を巧みに操りながら御柱を支えていく衆こそ、本当の主役。

建御柱途中の風景本宮二の御柱が上社に運び込まれた後、建御柱のシーンです。身動きすることも出来ないくらいぎっしりと集まった観客の中、朝から柱が立ち上がる最後まで観てしまいました(建御柱の写真はいずれまた)。

諏訪大社上社御柱山出し8そして、雨の中、めいめいが力を合わせて子綱を曳いていきます。

諏訪大社上社御柱山出し9めでこは前後に2本。若衆が群がり乗るめどでこを脇から綱で支えながら、御柱の曳行は進んできます。前宮二の御柱を曳行するのは綱置場の地元、原村・茅野市泉野地区の氏子の皆さんです。今回は最も大変な本宮四の御柱の曳行を担当します。

諏訪大社上社御柱山出し10前の御柱が渋滞すると、暫く木遣もラッパの音も静かになりますが、前に進むスペースが空けば、大きな木遣と掛け声とともに一気に前に進んでいきます。拍子を合わせておんべを振る手にも力がこもります。

諏訪大社上社御柱山出し11一斉におんべを振り上げる若衆の皆さん。本宮三の御柱を曳行するのは、上社最大の氏子を擁する、茅野市宮川・ちの地区の皆さんです。今回は殿を務める、前宮四の御柱を曳行します。

諏訪大社上社御柱山出し12霧の空の下、気勢を上げながら、めどでこに乗った若衆達によって鮮やかなおんべが振り掲げられます。

諏訪大社上社御柱山出し13雨が激しさを増す中、それでも子綱を手に取る人の波は続いていきます。

諏訪大社上社御柱山出し14綱置場付近の道路は2車線とはいえ、めどでこを付けた御柱の幅はその広い道幅すら超えてしまいます。

右へ左へと御柱を揺すっているうちにバランスを崩す事も。綱捌きの技が試されるシーン。

諏訪大社上社御柱山出し15氏子の皆さんが一斉に駆けつけて、体制を立て直しにかかります。

怒号が響く中でも、めでこに乗った若衆達のパフォーマンスが止まる事はありません。

諏訪大社上社御柱山出し16一旦、めどでこから降りて体勢を立て直す前宮三の御柱を曳行する茅野市金沢・富士見町富士見地区の氏子の皆さん。死亡事故も稀ではない危険な御柱の奉仕(前回も下社の建御柱で落下事故が起きています)。それ故に、常に念頭に置かれるのは安全第一、それでも曳行中のハプニングはいくらでもあります。今回は前宮一の御柱曳行という大役を担います。

諏訪大社上社御柱山出し17パステルカラーの法被にピンクのおんべとカラフルな色使いが楽しい、本宮四の御柱を曳行する茅野市北山・米沢・湖東地区の氏子の皆さん。背中に三友会と書かれた裾の長い揃いの法被を着た氏子の皆さんは曳行中でも特に目立ちます。

諏訪大社上社御柱山出し18メンバー自体も若々しさが感じられる曳行風景。めどでこを左右に振り回す派手なアクションは余り見られませんが、めでこに大人数がのってゆっくりと曳いていく皆さんは、何だか楽しそうです。前回は建御柱は境内の裏手、しかも山側となるため地味な割に曳行も建御柱も最も大変な担当でしたが、今回は最短距離?となる前宮二の御柱を担当します。

諏訪大社上社御柱山出し19本宮一の御柱から離れる事、約2km。八ヶ岳農業実践大学校すぐ下のポジションまで傘も差さずにずぶ濡れになりながら上がってきました(単なるバカ)。

道一杯に広がる雨合羽を着た大楽団を率いて殿を務める、前宮四の御柱が見えてきました。

諏訪大社上社御柱山出し24本宮一の御柱の曳行が始まって既に2時間以上、皆さんずぶ濡れになりながら、行進を奏でていきます。

諏訪大社上社御柱山出し20沢山の氏子の皆さんに囲まれた御柱が目の前に迫ってきます。

茅野市豊平・玉川地区の氏子の皆さんです。どうしても最後の御柱は曳く側も腐り気味になるそうですが、大切な大社の四隅を守る御柱。みんなで力を合わせて曳いていきます。

諏訪大社上社御柱山出し21最後ともなると、前方の渋滞もひどくなるため、ノロノロノ曳行。

それでも前にスペースが空けば、待ってましたとばかりに、にぎやかに演奏の音を奏でながら一気に曳き出してきます「心を合わせてお願いだ~!」

諏訪大社上社御柱山出し22最後の御柱を見送って。今回は一つ繰り上がって前宮三の御柱の曳行を担当します。

延長2kmにも渡る氏子さんの大集団が道を埋め、人の力だけで樅の巨木を曳いていく。遥か平安時代以前にまで歴史を遡る事が出来るという、驚嘆の神事、御柱祭のスタートを飾る山出し。

この後、20kmにも渡る沿道を曳き下げられた御柱は大曲がりを経て、名物の木落とし坂に向かう訳ですが、それは別の日のお話という事で。

場所が場所故に訪れる方も少なく(前回は平日でしたし…)、観て楽しいという訳ではないですが、眼前に次々に曳行される御柱を見続ける事になる、御柱の奉仕としての素朴さが最も色濃く残っている山出し。下社の山出しは山中で行われるので氏子さん以外は近づく事が難しいですが、上社の山出しはある程度のスペースもありじっくり眺める事も出来ると思います。有料観客席では絶対に味わえない、直に御柱に触れる事が出来ても優雅な下社の里引きでは感じる事の出来ない、本当の御柱の迫力がここにはあるように思えます。

あ、もし子綱をいっぱい首や腰から掛けた氏子さんがいらっしゃったら勇気を持って声を掛けてみてください。運が良ければ、曳行したのと同じ御利益が得られると云われる子綱を分けて頂けるかもしれませんよ(建御柱の冠落としの木屑と共に御柱祭に交わる事の出来た、大切な記念になる筈ですよ)。

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