落葉松の季節へ(八ヶ岳西麓を御射鹿池へ)2016.10.29~30

10月も今日と明日でおしまい。

遅れていた秋の深まりも、徐々にではありますが進んできているようです。

このシーズンを一年中待ちわびているといっても過言ではない(八ヶ岳の麓に居を置いている最大の理由と言っても言い過ぎではない)落葉松の黄葉に包まれる時期が、ようやく訪れたようです。

安定しないお天気だった週末。晴れ間を縫いながらカメラを持って、外に出ます。

p1080853まだ日差しが充分に残っていた土曜日の昼下がり。

刈り入れの終わった葛窪の蕎麦畑から望む編笠山。ぼんやりとした落葉松の黄葉が中腹より上側に広がっています。正面より左側の山裾の中では、来年の大河ドラマの撮影も??

p1080872aもう少し廻り込んで、立沢の集落より。漸く落葉松の広がりが見えてきました。

既に西の方から張り出してきている雲によって、山腹の落葉松林は日影に落ちてしまっています。

p1080863ぐっと標高を上げて、八ヶ岳農業実践大学校の牧場前。

正面に見えるはずの阿弥陀岳と赤岳は残念ながら雲の中ですが、大学校の奥に広がる森は黄葉と紅葉が見事に入り混じっています。

p1080856更に登って、鉢巻道路の上側、落葉松の黄葉の向こうに、強い風を受けて高く飛び続ける鳶を見上げて。

この後、急速に雲が広がり、夜半には雨模様となった八ヶ岳西麓。

p1080883翌日、薄曇りながら午後には日差しも差し込んできました。

ぼんやりとした薄絹雲の下、落葉松の黄葉が広がります。

p1080894トンガリ頭の落葉松の黄葉。

短い夕暮れの陽射しを浴びた落葉松の色は、刻一刻と変化していきます。

p1080876琥珀色に輝く落葉松の森へ。

p1080896p1080890まだ浅い、日差しを受けた落葉松の輝きに、暫し酔いしれます。

p1080904落葉松の森を抜け、視界が開けると、足元には何時もの場所。

この高台からも、湖畔に多くの観光客の方の姿を捉える事が出来ます。

p1080922湖畔に下ると、夕暮れ前の日差しを浴びて、木々が輝いています。

奥蓼科、御射鹿池が最も輝く時。

p1080918既に湖面の中央は、日が西に傾いて暗くなりかけています。

紅葉は徐々に終盤に向かっています。

p1080914西日を浴びて輝く、御射鹿池と落葉松の黄葉。

今年から湖畔に降りる事は出来なくなってしまいましたが、美しい景色は湖畔沿いからでも存分に楽しめます(日中は警備員の方が常駐しています、絶対無茶な事はなさらないように)。

p1080928山を下りると、もうどっぷりと夕暮れの空。

秋が更に深まる11月、一年で一番昼の短いシーズンに入っていきます。

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秋色深まる(八千穂高原2016.10.23)

八ヶ岳の南麓から東に廻り込む事暫し、松原湖を抜けて山懐に入り込んだ先に広がる別天地が八千穂高原。

中央に人造の溜池である八千穂レイクを置く、谷筋に開かれた小さな高原は、四季折々に色を変えていきます。

p1080760浅い青空の下、白樺林を望んで。

既に晩秋の装いになっています。

p1080761所々に彩を残す、八千穂高原の白樺林。

p1080786山は紅葉の真っ盛り。

p1080773林の中に広がる紅葉に誘われるように、遊歩道を歩いていきます。

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p1080782強い風が吹き、気温は8℃と、既に初冬を思わせる涼しさ。遠方のナンバーを付けた車から降り立つ方々は、その肌寒さに驚かれているようです。

p1080825白樺林の向かいには、まだ若い落葉松の林が続きます。

大好きな秋の落葉松林をゆっくりと歩いていきます。

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p1080803森の中は秋色に染まっていました。

p1080837更に森の奥へ。

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p1080832色が深まる八千穂高原。空模様は残念ながらどんよりと曇り始めましたが、木々の色は空模様すら跳ね返すほど彩に溢れています。

p1080842雲に追われるように山を下って、何時もの場所へ。

八千穂高原より200m程標高の低い、奥蓼科、御射鹿池も秋色が深まってきました。

紅葉は今がピーク。白樺の葉が落ちて、バックに広がる落葉松の黄葉がぐっと色を深める頃には秋も終盤、冬の足跡が聞こえてくる季節に移り変わっていきます。

秋空の朝(2016.10.23)

曇り空の予報が良い方に外れて青空が広がった、日曜日の朝。

これはチャンスと、家の片づけもそこそこに、朝から出掛けます。陽射しを追って八ヶ岳の東麓へ。

p1080699八ヶ岳横断道路から清里を抜けて国道に下る道沿い。青空の下、別荘地帯に並ぶ木々は秋の色合いとなってきました。

p1080707道沿いからちょっと森の中を覗き込むと、朝日を浴びた紅葉が輝いています。

p1080701鮮やかに色付いたモミジの紅葉。気持ちの良い朝の一コマ(清里)。

p1080711紅葉の森を抜けて視界が一気に広がると、野辺山高原。

青空の下、大量に積まれた牧草のロールの向こうに八ヶ岳が顔を見せています。

強い風に煽られて、雲が空へと昇っていきます。

p1080715牧草地の上を流れる雲。遠くに南アルプスの山並みが見えています。

p1080722八ヶ岳の主峰、赤岳も晩秋の装いになってきました。

p1080724清里スキー場の麓に広がる落葉松の森も黄葉の真っ盛り。

牧草の緑と鮮やかなコントラストを魅せてくれます。

p1080738少し廻り込んで、開拓記念碑前。

牧草地帯とその先に広がる落葉松林、そして八ヶ岳の山裾へと彩が徐々に深まっていきます。

p1080744刻一刻と移り変わる八ヶ岳の空。徐々に西から雲が迫ってきます。

麓では牧草の刈り入れの真っ最中。長い、長い冬に備えた準備が進んでいます。

p1080751秋色に染まる八ヶ岳ロッジ、海ノ口別荘地のエントランス。

落葉松の黄葉はまだ色浅い感じですが、周囲を埋める木々は鮮やかに秋の色合いを纏っています。

さあ、秋の彩を追って、更に八ヶ岳の懐へ。

身近な彩を探して(2016.10.16)

好天が続いたこの週末。

せっかくのお天気、家の片づけをする前に少し外に出て、彩を探してみます。

観音平から秋の富士山自宅から10分ほど車を走らせて、標高1600mの観音平へ。

山を覆う落葉松の黄葉は、この標高まで上がっても緑がまだまだ交る、緑茶色。

ちょっと拍子抜けしながら、雲海の向こうに浮かぶ富士山を眺めます。

ツタウルシ1そうはいっても、既に十月も中旬。色付きを深めるツタウルシが、彩の秋に入っている事を教えてくれます。

ツタウルシ2まだ緑を残す落葉松に絡み込みながら、鮮やかな彩を魅せる、ツタウルシの紅葉。

ツタウルシ3朝日を受けるツタウルシ。光が透き通って、まるでステンドクラスのようです。

秋色浅い東沢大橋少し東に移動して、清里の東沢大橋へ。

少しずつですが、彩を見せはじめています。

八ヶ岳横断道路はクラッシックカーの走行会(例の有名なやつです)に参加する車が、西の富士見高原に向けてひっきりなしに通っていきます。

野辺山の紅葉2少し脇道に入って、野辺山の某所へ。

既に落葉が始まっているのですが、色付きはあまりよくありません。

野辺山の紅葉1昼下がりの陽射しが差し込む林の中に入ると、漸く秋らしい彩に巡り合う事が出来ました。赤蕎麦と八ヶ岳うっすらと雲が掛かり、穏やかな日差しの朝から、昼過ぎになると急に風が強くなり、空の様子は一転。眩しい日差しが降り注ぐ、雲一つない青空が広がりました。

八ヶ岳を遠望する赤蕎麦の畑では、遅咲きの蕎麦の花が一面に広がります。

昼下がりの牧草地より八ヶ岳遠望秋とはちょっと思えないほどに光あふれる昼下がりになった日曜日。

それでも、刈り取られた牧草地の色合いからは、秋の深まりを感じさせます。

午後になると急速に天気が悪化してきた八ヶ岳の南麓。今夜は雨になりそうです。

 

今年の紅葉は少し遅れ気味(大河原峠2016.10.15)

10月も中旬になると、高原の秋も中盤から終盤戦に移るのですが、今年は少々異なるようです。

漸く秋らしい冷え込みになってきたここ数日。お天気に恵まれた土曜日の午後に少し標高を上げて、秋を迎えに行ってみようかと家を出ます。

秋の八ヶ岳野辺山から望む、昼下がりの八ヶ岳。

山裾の落葉松は、まだ秋の彩には程遠いといった感じですが、標高の高い場所は徐々に枯れた秋の色合いを見せています。

大河原峠の落葉松それでは、ぐるっと八ヶ岳の東麓を廻り込んで、標高1800mを越える、蓼科仙境都市へ。落葉松の黄葉は、なんだかくすんだ色をしています。

JAXA深宇宙探査機新通信施設予定地ところで、蓼科スカイランを登っていくと、お気に入りだった、山裾を広く覆う落葉松林が大規模に伐採されています。今更別荘地の開発(仙境都市…)じゃあるまいしと、車を降りて看板を確認すると。

JAXA深宇宙探査機新通信施設工事現場看板何と、一本谷筋を挟んだ南側にあるJAXAの臼田通信アンテナが老朽化のため、移設される事になったようです。

現行の64mから少しコンパクトな54mにスケールダウンされるようですが(その間のデバイス技術の進化を考えれば妥当な規模)、そうそう近寄る事を許さない林道のどん詰まりに、伴類を従え空を見上げて鎮座していた『うすだくん』が、今度は誰でも気楽に通りかかれる(今までより)、スカイラインのすぐ脇で新たな雄姿を見せてくれると思うと、ちょっと感動です(見事な落葉松林が無くなってしまったのは残全ですが、元々人工林)。完成は2019年度の予定。ちょうど、はやぶさ2が飛行中にその実力を試す機会が訪れそうです。

白樺と青空では、もう少し標高を上げてみましょう。

林道大河原線として整備された区間から、仙境都市内に入ると、名称が「蓼科スカイライン」に変わります(内実は変わりません)。

周囲の白樺はもう葉を落とし始めています。

秋の鹿曲川渓谷遠望2今は車では入る事が出来ない、鹿曲川渓谷を望む、岩の上で。

この時期、鮮やかな黄色に染まる渓谷沿い別荘地の紅葉は、まだ緑を多く残しており。ちょっと拍子抜けです。

秋の鹿曲川渓谷遠望1頑張って渓谷の山並みを狙ってみましたが、ご覧のとおり。

八ヶ岳界隈一の金襴緞子の紅葉を魅せる鹿曲川渓谷なのですが、緑が多い状態。紅葉自体も色付きが悪いままに既に落葉を始めています。

秋の鹿曲川渓谷遠望3少し気を取り直して、目の前を見やれば、美しい紅葉が。足元に目を配らず、スケールに拘り過ぎるのは良くない事なのかもしれません。

秋の大河原峠から浅間山遠望1蓼科仙境都市を越えて(今年も新築中の物件が、このリゾートはゾンビか)、標高が2000mを越えると、蓼科山の肩に位置する、大河原峠に到着です。

遠くに浅間山を望む事が出来ます。クリアーな秋空。

秋の大河原峠から浅間山遠望2鹿曲川林道が通じていた山の稜線沿いは紅葉真っ盛りの様子。

遠くに望む佐久の田園地帯はまだ刈り入れが済んでいないようで、黄金色の地肌が遠望できます。

秋の大河原峠から遠望峠に到着したのは午後3時。

気温はぐっと下がって7℃程。既に日が西に傾きかけ、谷筋には影が出始めています。

秋の大河原峠西日を浴びる、大河原峠の落葉松林。

今年は鮮やかな金色というより、深い飴色に染まっています。

秋の大河原峠2大河原峠を後にして、山を下って振り返ると、紅葉する蓼科の山並みが望めます。

今年は、どうも色合いがくすんでいるようです。

秋の蓼科牧場麓に降りて、蓼科牧場から蓼科山を望みます。

夕日を浴びて黄金色に燃え上がる蓼科山を期待したのですが…どうも上手くいかないようです。

夕暮れの浅間山遠望蓼科牧場から望む浅間山。

東に向けて、まっすぐに噴煙が伸びているのが判ります。穏やかな秋晴れの天候が噴煙からも見て取れるようです。

蓼科、女の神展望台から北横岳再び進路を南に向けて、家路に付き始めると、足早に西の山並みに沈んでいく夕日が北横岳を染めていく姿が見えてきます。西日を追って、八ヶ岳の北麓から徐々に西麓に進路を向けていきます。

蓼科、女の神展望台夕日に染まる北八ヶ岳の裾野。

すずらん峠を越えた先にある、蓼科女の神展望台では、遠くに南八ヶ岳の峰々を望む事が出来ます。

秋の夕暮れ1足早に沈んでいく夕日にせかされるように山を下っていくと、ぐっと早くなった日の入りを迎えた西日が山並みの向こうに沈んでいきます。

秋の夕暮れ2鮮やかな色を残して、山の向こうに沈んでいく秋の夕日。

紅葉はちょっと残念な状態でしたが、久々に良いお天気に恵まれた週末に感謝を。

 

秋空、曇天、そして朝霧(2016.10.4~10)

10月に入っても台風が到来し、天候が今一歩安定しない今年の秋。

稲作も果物関係の皆様も悲鳴を上げてしまうような落ち着かない天候が続いていますが、漸く少し落ち着きを取り戻してきたようです。

実りの朝、八ヶ岳なかなか乾燥させるタイミングが得られず刈り入れが進まない、黄金色に熟した稲穂が並ぶ圃場越しに八ヶ岳を(10/4)

頂上付近から少し下がったところまで紅葉が降りてきているのが判ります。

実りの朝、南アルプスを遠望台風が通過して晴れ渡った朝。

目の前に南アルプスの山並みを見下ろす圃場は一面の黄金色に染まります。

何時もの年より2週間ほど遅れている刈り入れのタイミング。ようやく訪れた秋晴れの空の下、朝から早速刈り入れが始まっていました(10/6)

秋色の空1再び天候が崩れた連休の週末。

雨が降りやんだ日曜日の夕暮れになると、空は夕焼けに包まれました。柔らかな雲が刈り入れを待つ圃場の上をたなびいています。

秋色の空2真っ赤に染まる雲。

日没を迎えると、急激に冷え込んできました。標高900mを越える撮影場所の気温は、この時点で14℃。

朝霧の御射鹿池2これだけ急に冷え込むと、明け方に目が覚めてしまいます。

ええぃ、と気合を入れて、何時もの場所に一気に車で駆け上ります。

日の出前の奥蓼科、御射鹿池。湖面に霧が流れています。

朝霧の御射鹿池1日中はどうしても白みがかった色合いになってしまうこの場所の風景。

日が昇る前や曇り空で撮影すると、ちょっと幽玄な雰囲気の写真を撮る事が出来ます。

湖畔に降りられなくなった今年、何時もならピークの時でも余裕で撮影できる湖岸のガードレール沿いには、三脚に載せたカメラの放列がずらっと並び、手持ち派の私は右へ左へとウロウロ。こういう時にLumix GM5はコンデジ並みに小さいので、他の方に威圧感を与えずに、こそっと隙間に入らせてもらえるので、重宝です(レンズは42.5mm F1.7の一本勝負)。

朝霧の御射鹿池3曇りとはいえ、日が昇って来ると周囲は明るくなってきます。

日の出前から粘って撮影されていた方は、ちらほらと御帰りになり始めます。

朝霧の御射鹿池4湖面にさらっと霧が流れていきます。

落葉松の黄葉も少し色付き始めています。

秋の朝、明治温泉から蓼科山ひとしきり撮影した後に、明治温泉側に。

朝日が射し始め、霧が流れ始めた遠く望む蓼科山の裾は紅葉で染まり始めていました。もうあと一週間もすると、明治温泉の辺りも紅葉に染まり始めそうです。

朝霧の御射鹿池5振り返って、御射鹿池に戻ってみると湖面は真っ白に。

日が昇り始めた山の天気は移り変わりが激しく、この後暫くは真っ白な霧に湖畔は包まれました。

朝霧の御射鹿池6朝になって気温が上がり始め、森が深呼吸を始める時。

僅かに霧が晴れた先に、秋の御射鹿池の彩を望んで。

農作物の為にも、今週はもう少し落ち着いた天候になってくれることを願って。

山の彩もそろそろ(八千穂高原2016.10.2)

漸く雨が止んで、日差しが戻ってきた日曜日の朝。

部屋干しだった洗濯物を改めて外に干し直した後は、久しぶりの陽射しの中で車を走らせます。

p1080433眩しい午後の陽射しを浴びる圃場にて(茅野市玉川)。

周囲では稲の刈り入れが本格化しています。天気の良いうちに、と。

p1080456このまま良いお天気が続くかなと思いながら山に入ると、一面の霧に覆われてしまいました。

大混雑の麦草峠を越えて(車止めるなんて、無理)八ヶ岳の東麓側に抜けると、八千穂高原。

少し霧が晴れた八千穂レイクの湖畔の木々は、少しずつ色付き始めているものもあるようです。

p1080437八千穂高原の白樺林はまだ色付き始め。雨が多かったせいでしょうか、少しくすんで見えます。白樺林の中に見え隠れする木々は色づき始めています。

p1080444遊歩道沿いの木々は既に紅葉を始めています。

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p1080443彩はまだまだといったところですが、森の中を覗き込んでいくと、鮮やかに紅葉した木々も見る事が出来ます。

もう少し天気が良くなってくれると良いのですが。

p1080471a夕方になって麓に降りてくると、晴れ渡っていた西の空は、再び雲に覆われていました。

なかなか安定した天気になってくれない今年の秋。紅葉の彩への影響ももちろんですが、流石に色々と気になる状況です。