雪原の美ヶ原へ(2017.11.19)

雪原の美ヶ原へ(2017.11.19)

山々は本格的な降雪となった金曜日の晩から日曜日の朝にかけての週末。

幸い、里には降雪は無く、ほっとしていましたが、一段と冷え込んだ日曜日の朝。

もう、すっかり冬を想わせる強い風の吹く中、少し季節を先取りに行ってみます。

立沢の圃場の向こうに広がる八ヶ岳。

烈風が吹き抜ける中、北からの雪雲が八ヶ岳の上空にも再び押し寄せてきました。

西の端に位置する画面左手の編笠山から北に向けて、山を覆う雪が徐々に増えていくのが判ります。

すっぽりと雪雲を被る北八ヶ岳、蓼科山と横岳。

麓の落葉松もすっかり葉を落としました。

標高を一気に上げて、1700mオーバーのビーナスラインの伊那丸富士見台。

周囲の山麓には殆ど雪は見当たりませんが、正面に伸びる八ヶ岳連峰全体を雪が覆っているのが判ります。

更に標高を上げて、2000mに達する美ヶ原へ。

山本小屋ふるさと館の駐車場から望む蓼科山。

今登ってきた道路が足元に見えていますが、霧ヶ峰から先は断続的に凍結とスノーの連続。扉峠から先の区間は一部除雪されていますが、昨夜の新雪がうっすらと積もった状態で、運転にはかなり緊張が伴う状態です。

日射しも見えますが、強風が吹きつけるとブリザード状態に。周囲は完全に雪景色になっています。

強風に煽られる樹氷した木。空を流れる雲は、秒速の速さで目の前を飛んでいきます。

山本小屋へのアプローチ路の途中で。雪化粧をした針葉樹の稜線の中を渡っていきます。

山本小屋を過ぎると、美ヶ原の主峰、王ヶ頭のアンテナ群が見えてきます。

ダイヤモンドダストを振り撒きながら吹き付ける烈風に、体を持って行かれそうになります。

美しの塔へ向かう遊歩道。

雲の隙間から眩しい程の日射しが差し込む雪原。吹き続ける風に足跡も完全にかき消されてしまっています。

強風の中、軽登山靴に地上の冬の衣装でこれ以上何もない雪原を進むのはちょっと危険を感じて(ここまで登ってくる間の運転も結構ハードだったので)、此処で引き返します。

風は強いままですが、雲は徐々に切れ始めてきました。

振り返って高原美術館方向を望みます。

風と雪が入り混じりながらも日差しが徐々に戻ってきました。

真っ白に雪化粧をした蓼科山を正面に遠望します。

標高2000mともなると、雪雲に手が届きそうです。

眩しい冬の日射しを受けて輝く美ヶ原の雪原。

雪雲が抜けた北東の空は、抜けるような冬の碧空が望めました。

氷点下4度とそれでも厳寒期と比べれば暖かい、風と雪が織りなす美ヶ原の初冬の景色。

ビーナスラインの美ヶ原方面は一部の区間を除いて、今週水曜日(22日)に冬季閉鎖になります。

再び霧ヶ峰まで戻ってきました。

冬の装いとなった草原の上を雪雲が勢いよく流れていきます。

一足早く冬を迎えた八ヶ岳山麓、寒気が流れ込む明日も降雪の予報が出ています。

果たして里にも雪が訪れるでしょうか。

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