穏やかな初冬の午後に、奥蓼科・御射鹿池(2017.12.3)

少し風が強めながらも穏やかな天候が続く12月初めの週末。

取り立てて予定が無い午後、FMの受信状態の良くなる(杖突峠が中継局)八ヶ岳の西麓へ向けて車を走らせつつ山下達郎のラジオ特番→サンソン聴きながら、ふらりといつもの場所に立ち寄ります。

午後の優しい日差しを受ける、奥蓼科、御射鹿池。

普通、意気込んで来る場所なのかもしれませんが、殆ど地元のような場所なので…。

冬場になると、お天気が良くても湖畔を歩く観光客の方もほんの数人。華やかさは無いですが、静かで穏やかな、一年で一番良いシーズンかもしれません。

温泉由来ともいわれる、酸性の強い水が生み出す湖面の色は、酸性を好む苔の活動が低下するこの時期にはエメラルドグリーンに染まります。

御射鹿池の名物である、湖面への木々の映り込みは薄くなりますが、すっかり落葉した落葉松の木々とのコントラストも、また素敵なシーンです。

深い緑に染まる湖面に、湖畔の落葉松を添えて。

12月に入ると山の日暮れは早く、3時を前にして既に湖面は暗く沈み始めています。

本格的な冬が到来する前の、暖かな午後の一ページ。

 

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暖かな師走はじめの夕暮れ時に(2017.12.2)

暖かな師走はじめの夕暮れ時に(2017.12.2)

急激な冷え込みが緩んで、暖かな師走の入りとなった今週。

師走特有の慌ただしさが感じられるまでにはまだほんのちょっと時間のある月初の週末、夕餉の買い出し途中で撮影したカットを何枚か。

12月の午後の冬空は、真冬に比べるとまだ柔らかな、パステルブルーの空。

緑が残る圃場と雪を戴く八ヶ岳ののコントラストは、ちょっとメルヘンチックな印象を与えます。

夕暮れを迎えて西日に照らされる八ヶ岳の主峰、赤岳と阿弥陀岳。

雪の少なかった昨年と比べればしっかりと雪渓が出来上がっていますが、真冬と比べると、こちらも穏やかな感じを受けます。

すっかり葉を落とした裾野を飾る落葉松林は暗褐色に沈んでいます。

ぐっと南に移動した冬至を前にした夕日が杖突峠に沈む頃、落葉松が残してくれた最後の彩が八ヶ岳の裾野を深い紅色に染めていきます。

西に沈んでいく夕日と交代するように、八ヶ岳の山並みから師走の月が昇り始めます。

師走になっても続く圃場での農作業。桃色に染まる雪渓をバックに、圃場の畔で焚かれた煙が立ち昇っていきます。

桃色に染まる夕暮れの八ヶ岳の雪渓と師走の月。

ゆっくりと沈んでいく夕日が杖突峠の向こうに消えていくと、桃色に染まっていた雪渓の色も落ちて、夜の帳が降り始めます。

晴れ渡って宙の先までクリアーな南の空。夕日の向こうに歩みを進める飛行機は、足早に家路へと空を滑っていきます。

雪渓を戴く北アルプスの山並みに囲まれる諏訪の盆地の上空。夕暮れの彩が長く、長く続いていきます。

すっかり夜の帳に落ちた八ヶ岳。煌々と輝く冬の月に照らされていきます。今年一番の大きさになっている師走の月が満月を迎えるまで、あと数日。

どっぷりと杖突峠の向こうに沈んだ夕日が、最後の名残の色を残していきます。

諏訪の盆地に夜の明かりが灯る頃、高原の圃場はぐっと冷え込んできます。

穏やかな冬の夕暮れに。