立春の午後に(2018.2.4)

厳冬の満月と月食の夜を越えて、5年ぶりの御神渡確認の知らせに歓喜湧く諏訪の皆様がちょっと羨ましかったりするこの週末。

日曜日、季節の移り変わりを知らせる立春を迎えました。

昼下がりの長坂、清春白樺美術館前。

輝く雪渓を戴き厳然と眼前に佇む威容。厳冬期の昼下がりに、この場所から望む甲斐駒は、他を圧倒する威厳を放っています。

気温5℃と標高800m近いこの場所にしては暖かな、立春の名に相応しい眩しい日差し溢れる午後。

凍結した溜池越しに望む八ヶ岳も、先週の降雪で再び白さを取り戻しています。

麓に降りて用事を済ませて再び戻ってくると、陽射しをたっぷりと浴びていた甲斐駒は、再び雪雲の中に。

穏やかだった昼下がりと打って変わって、冷たい風が吹き抜け、気温は0℃程まで下がってきました。

今年の冬は、本当に風が吹く日が多いです。

天候が悪くなる前にと、夕飯の食材を調達するために、峠を越えて諏訪湖側に降ります。

普段は静かで、ランニングをする方がちらほらと見受けられる程度の湖畔には、驚くほど多くの方々が訪れています。

日没を迎える頃、正面の雪渓を戴く美ヶ原は、うっすらと夕日に染まり始めています。

雪雲に覆われた塩嶺の向こうから、柔らかな夕日が凍った湖面を照らしています。

そろそろ日没。

湖面を這うように進む氷の裂け目の先に、夕日に染まる美ヶ原を望みます。

流石にこの時間になると湖畔を歩かれる方もまばらに。

湖面を伝う冷たい風を受けながらも、暫し、移りゆく空の色を眺めつづけていました。

陽射しがぐっと長くなってきましたが、まだ厳冬の只中にある諏訪湖。明日の朝、氏子の皆様がこの5年間、願って止まなかった御神渡の拝観式を迎えます。

広告

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください