冷え込む4月から艶やかな空広がる5月へ(2020.4.29~5.2)

例年より冷え込みが続いた4月の後半。

一足以上、早く訪れた季節が逆回転したかのような日々が続きましたが、次の季節の足音が徐々に近づいてきています。

ひんやりとした朝。

まだ残雪を残す、南麓側から望む八ヶ岳。

寒冷地の圃場は年に一回の収穫。早稲の品種に合わせて4月の終わりになると圃場に水が張られていきます。水面に映る山桜、圃場を整える時が訪れたことを告げてくれます。

帰宅途中の夕暮れ、窪地にある小さな圃場に映る甲斐駒の雪渓。

今年は残雪が多く見えています。

ひんやりとした夕暮れの空気。それでも春霞に覆われる夕暮れの空は艶やかに色づいていきます(2020.4.29)

朝の圃場。気温が高くなり、雪渓が消え始めた鳳凰三山と、まだ雪渓を湛える甲斐駒が見下ろす圃場の脇に立つ山桜。例年になく早く訪れた春ですが、その後の冷え込みに合わせるかのように、じっくりと花開く時を待っています(2020.4.30)

眼前に広がる圃場に水が湛えられ、田植えが始まる5月。

霞んだ青空と暖かい風は季節が移り変わったことを教えてくれます。

穏やかな凪のように水面拡がる夕暮れの圃場。

急に気温が上がって、初夏を思わせるような日差しとなった金曜日。

夕日に暖められた澄んだ山里の空気が西の空を染め始めました。

日没の瞬間。夕日が煌々と山際を焦がしていきます。

穏やかな風が吹く、山里の夕凪。

日没を過ぎて夜の帳が降り始めると、空の色は刻一刻、複雑に移り変わっていきます。カメラを楽しまれる方々が「マジックアワー」と称される時間が西の空でゆっくりと幕を閉じていきます(2020.5.1)

初夏を通り越してしまったかのように気温が上がった連休初日。

涼しくなってきた夕暮れ、何時もの道をちょっと外れて、甲斐駒を望む圃場の脇へ。

次の季節が訪れたことを告げる、この界隈で最後に咲く桜が、夕暮れの甲斐駒へ向けて花を開かせています。

甲斐駒を望む谷戸に咲く3本の山桜。

地元に在住される写真家の方が名付けた「鼎談桜」の名前でも知られる山桜です。

今年も満開の花を咲かせてくれました。

日没を過ぎて涼しくなってきた圃場を進むと、西の空に浮かぶ雲を夕日が焦がしていきます。

日中は気温が急上昇となりましたが、それでも5月は始まったばかり。

周囲が暗くなると、山から吹き降ろす涼しい風に乗って蛙の歌が響き渡ります。