深まりゆく秋色の八千穂高原(2018.10.14)

お天気がどうにも安定しない今年の秋。

週末になると崩れる天気、この週末もすっきりしない空模様となりました。

強い雨が降った後、雨上がりの日曜の午後。

麦草峠の入口にある浅間山を望む駐車場。

周囲の落葉松も飴色になってきました。

白樺の木々の向こう、今が紅葉の真っ盛り。

少し下がって八千穂高原の真ん中に位置する八千穂レイク。

雲間から陽射しが差し込むと、湖畔に広がる紅葉した木々が輝き出します。

山を覆う落葉松の黄葉はまだもう少し先です。

湖畔を少し離れて、紅葉する木々の中へ。

雨上がりでお天気が安定しない午後。雲が掛かるとしっとりした空気に包まれます。

青空から眩しい日射しが戻り始めると、木々は再び輝き出します。

零れ日が差し込む遊歩道。

青空をバックに輝く紅葉。

森の奥から白樺林を望んで。

白樺の黄葉はそろそろ終わり。

青空の下で葉を落とした白い枝を伸ばしています。

西日を浴びて輝き出す木々の紅葉。

乾いた秋色に染まる午後。

輝く紅葉、赤と赤のコントラスト。

再び雲に覆われ始めた空。うっすらとした黄色に染まる白樺。

日射しが遠ざかっても、森の中に染まる赤い紅葉は鮮やかに映えます。

秋色が綾なす森。

すっかり日が隠れた森の中。ゆっくりと戻ります。

森を抜けて再び八千穂レイクへ。

湖面に映る雲は夏空の様に湧き上がっています。

この後、麓を廻って野辺山まで戻ると、夕立のような激しい雨が降り出しました。

夕立の空を抜けて南麓側に戻ると、雲海を纏う甲斐駒は夕暮れ色に染まります。

峠を越える頃には気温は10℃を下回り、山の秋も深まってきました。

 

 

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沸き立つ雲の中、蓼科・大河原峠の秋(2018.10.7)

立て続けの台風の接近で、大荒れの天候が予想されたこの週末。

幸い、八ヶ岳周辺は進路から大きく外れたため、連休二日目となった日曜日は朝から陽射しに恵まれました。

陽射しには恵まれましたが、まるでカレンダーが巻き戻されてしまったかのような暑さとなりました。

それでも季節は秋、色が落ち始めた野辺山の牧草地の先に聳える八ヶ岳の山腹も紅葉が進んできています。

雲が多めながら、眩しいくらいの日差しが降り注ぐ野辺山の高原野菜畑。

今シーズン最後の植え付けとなる苗が連なる圃場の上空には、エナメルの青空が広がります。

秋空を泳ぐ雲たち。

台風の余波で強い風が吹く八ヶ岳周辺。

山裾を東側に廻り込むと、山の上からガスが降りてきました。

蓼科山の懐、大河原峠に上る蓼科スカイラインの脇で建設が進む、次世代の深宇宙探査を担う新しい宇宙通信アンテナ(この度、正式に「美笹深宇宙探査用地上局」と命名されました)。来年の完成に向けて、遂にパラボラアンテナ主鏡の取り付け作業が始まりました。はやぶさ2と仲間たちを地球から強力にサポートする直径64mの口径を誇る「うすだくん」こと、一つ谷向こうに位置する臼田深宇宙探査用地上局から役割を引き継ぐことになる新しいパラボラアンテナ。臼田や野辺山の64mを見慣れた目には10m小さくなった主鏡はフレーム構造に対して随分小振りに感じますが、その間のテクノロジーの進化はハンデをきっとカバーできるはず。最初の運用は厳冬期の2019年12月、はやぶさ2を無事地球まで連れて帰るための運用から試験投入される予定です。

更に蓼科スカイラインを登って、春日渓谷が望める場所へ。

周囲の木々は既に黄葉を迎えています。

山から下って来たガスが掛かる春日渓谷の黄葉。

雲が切れると、鮮やかな色合いを見せてくれます。

標高1800m強のこの場所。モミジも真っ赤に紅葉しています。

雲の切れ間から光が差し込む春日渓谷。

雲間に沈む紅葉の渓谷。雲に追い立てられるように再び移動します。

標高2093m。大河原峠まで登ってきました。

真っ白な雲に覆われる中、黄葉する木々が顔を覗かせています。

上空を雲に覆われた蓼科山の山頂。

全山を黄金色に染め上げる落葉松の黄葉は、まだ始まったばかりです。

暫く留まっていると、山裾を覆う雲が晴れてきました。

眩しい陽射しが戻り始めた蓼科山の山中。

山の天気は刻一刻と変わっていきます。

沸き立つ谷筋の雲が消えて、大河原峠、蓼科山の山頂がクリアに望めるようになりました。

峠を越えて茅野側に戻って来ると、降り注ぐ眩しい陽射し。

山裾の緑と、枯れた色を見せる山頂部のコントラストが付き始めた八ヶ岳の山並みに取り巻く雲たち。

晩夏のような暑さとなった日差し溢れる秋の日曜日。

圃場では刈り入れを待つ稲穂たちが鮮やかな黄金色に輝きます。

爽やかな晩夏の空の下、緑広がる高原野菜畑にて(川上村、南牧村)2018.8.18

爽やかな晩夏の空の下、緑広がる高原野菜畑にて(川上村、南牧村)2018.8.18

急に涼しくなった今週末。

金曜日の朝に続いて10℃近くまで気温が下がった土曜日の朝。

清々しい風に誘われて、高原へ足を延ばします。

昼下がりの野辺山。牧草を撫でる様に風が吹き抜けていきます。

昨日より少し雲が多めとなった八ヶ岳東麓。空には筋雲が伸びていきます。

野辺山、そして川上村に広がる畑では、瑞々しい高原野菜たちが心地よい風と眩しい晩夏の陽射しを受けてぐんぐんと成長しています(南佐久郡南牧村野辺山)。

お昼を過ぎても気温20℃と、週前半の連日30℃を超える気温から10℃以上下がってぐっと晩夏の心地となった中、高く伸びる雲と瑞々しい緑を追って圃場を巡ります。

風は涼しくとも眩しい太陽の日射しが燦々と降り注ぐ昼下がり(南佐久郡川上村信州峠)。

心地よい風と空、眩しい日射しと土の匂いに包まれる週末です。

暑い高原の夏(2018.7.31~8.5)

暑い高原の夏(2018.7.31~8.5)

異例のルートを辿った台風が列島を東から西に抜けた後、更なる熱波がこの八ヶ岳南麓の高原も熱し続けています。

まだ涼しい朝。

眩しい圃場を照らす陽射しは厳しさを増し、南アルプスの上空には早くも雲が沸き立ち始めています(2018.7.31)。

暑さが続き、雨が少ない中でも、圃場の稲たちはぐんぐんと育っています。

朝の日射しの中で咲き始めた稲の花。秋の豊かな実りへと繋がる一瞬の輝きです(2018.8.1)。

八ヶ岳から高原の牧草地へ向けて広がる雲。

熱い夏空は、朝からダイナミックに移り変わっていきます。

男山をバックに眩しい陽射しを一杯に浴びて輝く高原野菜たち。暑さに備えて、各所でスプリンクラーが廻っています。

台地の上に拓かれた川上村の広大な圃場は農作業のピーク、朝からトラクターが忙しく走り回り、既に収穫の終わった圃場では秋に向けて、次の苗付けが始まっています(2018.8.3)。

野辺山でめったにない30℃を越えたという話が伝わってきた日曜日。

連日続く暑さ、でも空を見上げると、一面の鱗雲が広がっています。短い高原の夏空は、猛暑の中でも確実に次の季節へ移り変わる事を教えてくれます。

暑かった陽射しが西の空を埋める雲の中に沈むと、空に光芒が広がりました。

雲を焦がしながら西の空に沈んでいく暑い夏。

標高の高い高原は、日が暮れると気温が一気に下がり、遠雷が響き始めました。

暑さの続くこの夏、今週は再び台風の接近が予想される荒れた天候になりそうです。

 

緑の日々に(2018.5.11~12)

緑の日々に(2018.5.11~12)

例年になく春の訪れが早かった今年ですが、ここにきて少し足踏み。

水曜日から木曜日に掛けては、山では積もるほどに雪が降り、麓に住む我々でもストーブのお世話になるほど冷え込みました。

気温が3℃まで下がった、降雪翌日の朝。

田植えを待つ穏やかな圃場の水面に、南アルプスの山並みが映り込みます。

新緑と雪渓のコントラストが眩しい朝の甲斐駒。

標高950mとかなり標高が高いこの圃場。暫くの間水を張った後、水が温むのを待っての田植えとなります(2018.5.11)。

翌日、空は一面に雲で覆われてきました。

まだ日差しの残る昼下がりの野辺山。緑に染まる牧草地の向こうに、先日の降雪で再び雪化粧を施した八ヶ岳の稜線が伸びていきます。

標高1300mの高原地帯。海ノ口別荘地も新緑に染まりはじめました。秋の紅葉シーズンと並んで華やかに彩られるエントランス。

八ヶ岳の東側に廻り込むと、青空が見え始めました。

強い風に煽られる雲が流れていく、八千穂レイク。

標高1600mのこの場所も、周囲は緑に覆われてきました。

軽やかな新緑に包まれる森の中へ。

午後の陽射しを受けて輝き出す、八千穂高原の白樺林。

眩しい新緑に染まる白樺の木々。

新緑の軽やかな緑に包まれる森の中を辿る遊歩道を歩いていきます。

2年前の氷雪害によって一部がなぎ倒されて閑居地となってしまった白樺林。それでも、残ったミズナラの木の周りに白樺の新緑が見え始めています。

若々しい色に染まる落葉松の幼樹たち。

白樺林の中で、周囲の白樺を圧倒して枝を伸ばす一本の木。ミズナラのブナ子と名付けられています。

まだ芽吹き始めたばかりですが、遊歩道の中に置かれたベンチに座って、その姿に暫し見惚れてしまいます。

白樺の木々に包まれて花を咲かせる。トウゴクミツバツツジ。

この一本だけがいち早く花をいっぱいに咲かせていました。

午後の陽射しを浴びて咲き始めたトウゴクミツバツツジ。開花をしているのは園地の中でもほんの僅か。見頃はまだこれからです。

白樺林を抜けて、落葉松の新緑が続く小路を往きます。

日差しが戻って青空の下に伸びる、落葉松の新緑。

緑の光が差し込む落葉松の林内。

軽やかで陽射しを一杯に通し込む落葉松の若葉。

眩しい緑が森の中に溢れています。

傾き始めた午後の陽射しを一杯に受ける落葉松の新緑。

清々しい高原の風と溢れる新緑を満喫する午後。

麦草峠を越えて、八ヶ岳の西側に下って来ると、再び空は雲に覆われ始めました。

日差しが降り注ぐと少し暑いくらいの、例年より気温が高い今年。標高1000mを越える圃場でも一足先に田植えを始めた場所がありました。秋空のようなうろこ雲に包まれた夕暮れ。明日は天気が崩れそうです。

 

藍の空、八ヶ岳ブルーの下で(2018.2.18)

藍の空、八ヶ岳ブルーの下で(2018.2.18)

春節を迎えた今週。

長くて寒い、八ヶ岳山麓の冬も漸く折り返し点。

寒さはまだまだ続きますが、冬の八ヶ岳が最も美しく映えるシーズンは、冷え込みが続くこの時期です。

ピークを迎えて藍色に染まる八ヶ岳ブルーの空の下、快晴になった日曜日にぐるっと一周です。

冷え込みが再び戻ってきた朝の八ヶ岳。中央線や中央道から眺められる方にとってはお馴染みの八ヶ岳を南側から望む冬の景色です。中央高速の八ヶ岳P.Aを見下ろす場所から。

粉雪に塗された八ヶ岳が美しく映えるのは、やはり朝の青空です(2018.2.14)。

午前中は八ヶ岳の東側、野辺山から清里の方向が順光になります。

東沢大橋の赤と雪を戴く八ヶ岳の前衛、権現岳のコラボレーションが楽しめます。

清里を越えて野辺山側まで廻り込むと、標高は1300mを越えてきます。

正面に主峰の赤岳と後方には横岳が望めるようになります。

高原地帯の牧場を抜けていくと、八ヶ岳を側面から一望できる場所に至ります。

冬の低い太陽が真上に上る頃、八ヶ岳の雪渓が八ヶ岳ブルーの空から浮かび上がります。

唯々、藍色の空が広がる下で、暫し風の音に身を委ねながら。

今年は降雪が多いのですが、一方で風も強く、地温も高いのでしょうか、広大な牧草地の所々に枯れた牧草が顔を覗かせています。

冬の低い太陽は、お昼を過ぎると急速に角度を低くします。

ぐっと海ノ口側に廻り込むと、傾き始めた陽射しが柔らかな表情を作り出します。

野辺山を離れて、八ヶ岳の裾野を北側を廻り込んでから、再び山懐に飛び込んでいきます。

西に傾いてきた日差しを受ける、蓼科牧場から眺める蓼科山。

昨日までの強い北風が収まって、穏やかな表情を見せてくれました。

3時を過ぎて日差しが西に傾いてきましたが、既に春節。まだ日差しが充分に残っています。

もう少し足を延ばしてみましょう。

大門峠を越えて八ヶ岳の西側に廻り込みます。

ビーナスラインから望む八ヶ岳のパノラマ。気温-9℃と地上に比べればぐっと冷え込んでいますが、風が穏やかなので寒くは感じません。

先ほどは足元から見上げていた蓼科山を今度は正面から。

標高1800mに迫る車山の肩にある、伊那丸富士見台からは、南北双方の八ヶ岳連峰の全てを俯瞰で望む事が出来ます。

そして、陽射しが西へと落ちてくると、空の色は藍色から柔らかな青へと移り変わっていきます。

夏のシーズンであればハイカーが昇るであろう車山の山頂へ至る小路も、今は小動物の足跡が残るばかり。

西日が低く山裾から照らし出すようになると、木が殆ど生えない車山の山裾が真っ白に染め上げられていきます。柔らかな夕暮れの青。

振り返ると、霧ヶ峰の向こう、西の空には既に次の雲たちがやって来ました。

5時近くなっても山の上は明るく、随分と夕暮れの訪れが遅くなってきた春節の夕暮れ。

厳冬の空を藍色に染める八ヶ岳ブルーが楽しめるのも、あと一ヶ月ばかりとなりました。

 

Frozen days1(厳冬の空色)2018.1.25~27

Frozen days1(厳冬の空色)2018.1.25~27

関東地方で久しぶりの本格的な降雪となり、記録的な最低気温となった今年の冬。

実は、八ヶ岳の山麓では雪はそれ程でもなく、寒さも例年とちょっと違うようです。

関東地方で大雪が降った後、厳しい冷え込みとなった朝ですが、強く冷たい風に冷やされているだけで、地面から忍び寄ってくる、痺れるような冷え込みとはちょっと異なるようです。

路面には凍結が無く、速やかな除雪のおかげもありドライなアスファルトの道を行き来出来る朝。西からの強い風に雲が煽られている八ヶ岳を望む圃場は、白い雪に覆われました(2018.1.25)

圃場を埋める雪も20cmを下回る程度と、それほどの積雪ではなく、落葉松に覆われる南アルプス麓の山々も、谷筋以外は黒々としています(2018.1.26)

強烈な風のせいで、気温は終日氷点下となりますが、肝心の諏訪湖の結氷はこの時点でも全面には至らず。陽射しが長くなる節分まで秒読み段階となって、地元の方も気を揉んでいます。

今シーズン一番の冷え込みとなった土曜日。

雪原に輝く八ヶ岳を望みに、野辺山まで足を延ばします。

凍てつく大地の向こうに、雄大な八ヶ岳の山並みが見えてきます。

午後の陽射しを浴びて輝く、八ヶ岳の主峰、赤岳。

午後1時の時点でも氷点下5℃と極寒の中、白銀に光る雪渓に暫し、見惚れてしまいます。

西に傾く日差しを追って八ヶ岳の西麓側に。

西側から望む南八ヶ岳の赤岳と横岳。西日に照らされると少し暖かな感じのする雪化粧です。

同じく北八ヶ岳の蓼科山と北横岳。

アイスクリームのように粉雪が降りかけられた北八ヶ岳の山々を眺めるのは、このシーズンのちょっとしたお楽しみです。

暫し待っていると、春節を前に随分長くなってきた西日が陰り始めてきます。

雪化粧を施された八ヶ岳の山々は、刻一刻と色を変えていきます。

山裾の落葉松林と雪渓がそれぞれの色に染まっていきます。

桃色に染まり始めた北八ヶ岳。

入笠山辺りから漸く杖突峠の近くまで戻ってきた夕日が沈んだ直後、八ヶ岳の雪渓は柔らかな桃色に染まります。

陽射しが完全に落ち切った後、僅かに残った夕暮れの残滓が、八ヶ岳のバックをほのかに染めていきます。

終日氷点下の真冬日となると、家から出掛けるのも億劫になりますが、そんな心を慰めてくれる、この時期にしか観れない山々の色。

雪が少なくてもぐっと冷え込むのは、八ヶ岳山麓ならではの風物詩。御神渡、今年は観られるでしょうか。