厳冬を迎えた2月の八ヶ岳山麓(2020.2.6~9)

過去に例がないほどの暖冬と云われる今年。

暖かいままに節分を過ぎてしまいましたが、ここ数年で冷え込むのは2月の中旬。今年もやはり遅れて寒さがやってきたようです。

寒気が入り、南アルプスの上空に雲が広がる朝。

朝の気温が氷点下5度を下回ってくると、漸く厳冬期に入ったと実感できます。

月明かりが眩しい冷え込む夜。

雪の少ない八ヶ岳ですが、それでも月明かりに照らし出される雪渓が浮かび上がる夜の姿はこの時期ならではの風景。風を凌ぐ場所のない吹きさらしの圃場の隅、まだ20時前にもかかわらず、手が痺れてシャッターを押すことすら苦戦する冷え込んだ夜(2020.2.6)

夜が明けると、氷点下10度を下回る、この冬一番の冷え込みとなった朝。

枯れた野原の向こうに八ヶ岳ブルーの空をバックに聳える、冬の八ヶ岳の姿(2020.2.7)

冷え込みが続く週末土曜日の夕暮れ。

圃場に影が落ち始めると、東の空から月が昇り始めます。

西の山の端に沈んでゆく日差し。

冬の強い風が空の塵を吹き流した後、透明な夕日が輝いています。

山の端を焦がす厳冬の夕日。

厳冬の月明かりと八ヶ岳残照西の空に日差しが沈む中、残照の中を昇る月が八ヶ岳の峰々を照らし出していきます。

南アルプスの上空にかかる雪雲を赤々と焦がす夕暮れの残照。

夕日がすっかりと西の空に沈んだ後、雲が広がり始めた八ヶ岳の山並みを眩しい月明かりが照らし出していきます。深々と冷え込む週末、明け方にはさっと雪が舞い散りました(2020.2.8)

朝には雪雲が離れ、抜けるような青空が広がった日曜日。

冷え切った夕暮れの空の下に八ヶ岳の峰々が聳え立つ、八ヶ岳南麓の夕暮れ。

薄桃色の夕暮れと富士山振り返ると、甲府盆地の上空は薄紫色に染まっていました。

午後5時の時点で既に氷点下3度。もうしばらくの間、厳冬の真冬日が続く八ヶ岳山麓です。

ゆっくりと凍みていく冬(2020.1.15~2.1)

例年になく暖かな日々が続くこの冬。

それでも山に雪が降ると冬であることを思い出させてくれます。

雪が止んで晴れた朝。

重たく湿った雪は八ヶ岳の山裾を白く染めていきます。

朝日に照らされて淡く雪色に染まる甲斐駒(2020.1.15)

気温が高く、地温も高いこの冬。圃場の雪はすぐ溶けてしまいますが、山裾に降った雪は暫くの間、その姿を留めていきます(2020.1.16)

天候が変わりやすく、安定した晴れの天気がなかなか訪れないこの冬。

雲間から日差しが差し込み始めた昼下がり、しっかり根雪となった甲斐駒の頂上部に積もった雪が輝いています(2020.1.24)

大雪の予報が発表された月曜日の朝。

鱗雲が広がる南アルプスを望む圃場(2020.1.27)

本格的な降雪となった八ヶ岳山麓。

予報より少ない降雪量となりましたが、それでも周囲の道路には除雪車が入り、今シーズン初めての雪かき。夜半から降り続いた雪は昼頃には雨に変わり、翌朝には路面の雪はほとんど溶けてしまいました。

雪雲が離れつつある南アルプスの上空。薄く雪に覆われた圃場の上に、鮮やかな青空が広がります(2020.1.29)

厳冬期の甲斐駒雪渓2再び新雪に覆われた甲斐駒の山頂。

凛とした朝の空気に包まれる雪渓戴く甲斐駒を望めるようになると、漸く冬も本番です(2020.1.30)

雲一つない、晴れ上がった冬の朝に。

南アルプスの山裾も雪で覆われ始めました(2020.1.31)

東沢大橋と雪の八ヶ岳宵のうちから冷え込み始めた八ヶ岳山麓。

朝を迎えると抜けるような青空が広がります。

まだまだ冷え込みは緩いですが、漸く訪れた八ヶ岳ブルー。

八ヶ岳横断道路の赤い橋(東沢大橋)から望む八ヶ岳。

雪の少ないシーズンと言われるとおり、清里までの途中の道には雪がなく、野辺山まで上がってきても圃場にはほとんど雪が残っていません。

雪の少ない野辺山と八ヶ岳例年なら行くこと自体を躊躇してしまう八ヶ岳の山裾に広がる牧草地の傍。

今年は路面には殆ど雪もなく、牧草地の雪もまばらです。

それでも目の前に広がる牧草地の上空には八ヶ岳ブルーの空が広がります。

雪の少ない野辺山と八ヶ岳3牧草地の脇に腰を下ろして暫し雪を戴く八ヶ岳の峰々に魅入る昼下がり。

午後になってくると、上空には少し雲が広がり始めました。

輝く雪渓が眩しい昼下がりの八ヶ岳。

冷え込みはそれほど厳しくなく、雪も少ないせいでしょうか、道行く車も少なく、観光客の方もまばらで静かな休日の野辺山界隈です。

用事を済ませた後、夕暮れになって再び外に出ると、夕日を浴びて雪渓が柔らかに色づく南八ヶ岳の峰々。

薄紅色に染まる蓼科山と北横岳日没を過ぎると、蓼科山と北横岳がほんのりと紅色に染まっていきます。

どっぷりと西の空に日が沈んだ後。

夕暮れと夜の帳の合間で雪渓を輝かせる八ヶ岳の峰々。

昼間は暖かな日差しが降り注ぎますが、八ヶ岳颪が冷たく感じられる夜。

カレンダーは2月となり、もうすぐ立春ですが寒さはこれから。凍みる日々が続く八ヶ岳山麓です。

落葉松色に染まる八ヶ岳東麓(野辺山から晩秋の大河原峠へ)2019.11.4

11月の3連休。

一日中曇り空となった日曜日から引き続いて、雲が多めな月曜日。

それでも日差しが差し込む八ヶ岳の山裾。ピークを迎えた落葉松の黄葉を眺めに。

雲が多めな八ヶ岳東麓、野辺山。

落葉松色に包まれる男山の前に広がる牧草地も秋の装い。

日射しが差し込んでくると、落葉松の黄葉が輝き出します。

黄葉する落葉松に包まれる森。

昼下がりの薄日に浮かび上がる落葉松の木。

高い秋空の下、黄葉した落葉松の木が高く空へと伸びています。

周辺の山々も紅葉に包まれる八ヶ岳東麓。

谷筋を抜ける林道を下ります。

色とりどりの紅葉に染まる渓谷沿い。

日射しが差し込むと、落葉松の黄葉が輝き出します。

八ヶ岳の裾野を東に廻り込んで、標高2000mを越える大河原峠へ。

めっきり登山客の少なくなった峠の駐車場には静寂が広がります。

蓼科山を望む大河原峠。

頂上付近は勢いよく雲が流れていきます。

北側の谷筋から湧き上がる雲の群れ。

すっかり葉を落とした落葉樹たちを潜り抜けてを雲が上がってきます。

谷筋から湧き上がる雲と山から差し込む日射しが交わる中、最後の黄葉を残す落葉松たちが輝きます。

一気に雲に呑まれていく大河原峠。

暫くすると、日射しが薄くなった雲を通って抜け始めてきます。

雲に囲まれる落葉松の木々。

湧き上がってきた雲が通り抜けていくと、再び日射しが戻って落葉松の黄葉を輝かせます。

雲と日差しがせめぎ合う大河原峠。

撮影している最中にシャッターを押す指がかじかんでくる程の寒さ、車載温度計は3℃を指していました。既に晩秋から初冬に入りつつある八ヶ岳山中です。

蓼科スカイラインは標高の高い場所まで別荘地があるため通行が可能でしたが、大河原峠から蓼科、女神湖方面は通行止め。

再び折り返して佐久方面に下ります。

雲に包まれる周囲の落葉松はしっとりとした黄葉の色に染まっています。

遥か先まで山裾を覆う落葉松の黄葉。

乏しい日差しの中で黄金色に染まる落葉松たち。

日射しが分厚い雲に遮られる中、JAXAの深宇宙探査用アンテナ建築の為に切り拓かれた場所から落葉松に覆われる山腹を望みます。

JAXA美笹深宇宙探査用基地局既に火が入ったパラボラアンテナの周囲には多くの作業をされる方がいらっしゃいました。

麓に降りてから再びぐるっと八ヶ岳の裾野を北へ廻り込んで、蓼科山の東側へ。

夕方になって雲が切れ始めた、落葉松林の向こうに柔らかな夕日を受ける蓼科山の山容を望んで。

目まぐるしく空模様が変化した八ヶ岳東麓、麓の山里へも晩秋への足音が徐々に聞こえてきているようです。

秋色に染まる午後の山裾(野辺山から川上村へ)2019.11.1~2

大きな台風が襲来し、その後も強い雨が降る日が続いた10月。

月末になると漸く天気も安定して、秋らしい空が広がるようになってきました。

ぐっと冷え込んで、気温が5℃を下回るようになった11月はじめの朝。

雲一つない秋空の下、中腹より上側が落葉松色に染まる八ヶ岳。

圃場を縦横に巡らせるようにはざ掛けされた稲藁の向こうに八ヶ岳を望んで。

はざ掛けが片付けられると、里では少しずつ冬支度が進んでいきます(2019.11.1)

薄雲が広がる土曜日の朝。

浅い日射しが差し込む八ヶ岳を望む牧草地もすっかり秋の景色となってきました。

南八ヶ岳の標高1300mを越える場所まで上がってきましたが、今年の秋はゆっくりとした足取り。

落葉松の黄葉はまだ始まったばかりです。

高い秋空の下、強い風を受けて八ヶ岳の上空で渦を巻く雲。

多くの圃場では収穫が終わった野辺山の高原野菜畑ですが、最後の収穫まではあともう少し。裾野を染める落葉松の黄葉も色濃くなりつつあります。

強い風で雲が吹き流された昼下がりの八ヶ岳東麓、南牧村。

緑が広がる圃場の向こうでは落葉松林が色付いています。

野辺山の台地の上から千曲川の川筋に下ると、紅葉に囲まれた山並の向こうに特徴的な男山の姿が見えてきます。

災害で運休となっていた、千曲川沿いにある小海線の佐久広瀬駅。

先般の台風ではかなりの増水となっていたはずですが、幸いにもレールが走る築堤までは水が上がってこなかったようです。

佐久広瀬の駅から海ノ口までの間で渓谷となる千曲川沿いの山々は紅葉が大分進んでいます。

佐久広瀬駅の裏手、刈り取られていない稲穂に眩しい午後の日射しが差し込んでいます。

川平の集落から望む男山。

今年は紅葉が遅れ気味ですが、頂上部の広葉樹たちの紅葉とこれから黄葉を迎える落葉松のコントラストが綺麗に出ていました。

男山を撮影していると、目の前を昨日から運転を再開した小海線の列車が野辺山方面へ向けて上っていきました。

先般の台風で多数の線路損傷個所が生じた小海線、約半月を経て漸く全線復旧しました。

午後になって抜けるような秋晴れの空となってきた八ヶ岳東麓、川上村。

高原野菜の収穫が終わって、乾いた大地が広がる向こう伸びる稜線は鮮やかな紅葉に包まれています。

西日をたっぷりと浴びる落葉松林。

周囲の山々もそれぞれに色付いていきます。

裾野の落葉松と頂上まで埋め尽くす広葉樹たちの彩の競演。

西日を浴びて嫋やかな裾野を広げる女山。

甲信国境に位置する信州峠の麓は紅葉もそろそろ終盤。

秋の足取りは一歩ずつ進んでいます。

再び台地の上に戻って川上大橋から望む、西日を浴びる男山。

落葉松に覆われる八ヶ岳の裾野と異なり、色とりどりの紅葉に包まれる千曲川東岸、秩父山塊に続く山々は、ゆっくりと秋の色を深めていきます。

夕暮れ、再び八ヶ岳の西麓に戻って。

夕暮れの残照を追う様に、月が甲斐駒の向こうに沈んでいきます。

午後から気持ちの良い秋空の天気となった土曜日。明日は再び天気が崩れる予報です。

 

台風一過、まだ浅い秋色の静かな八千穂高原で(2019.10.13)

大きな台風が過ぎ去った翌朝。

山々に囲まれた八ヶ岳南麓でも強い風が吹き、雨が多く降りました。

交通の便以外、幸いにして生活に支障をきたす様な事は起きなかった今回。眩しいほどの日射しが戻ってきた八ヶ岳の山裾へと車を走らせます。

抜けるような青空が広がる南アルプスの上空。

刈り入れられていなかった圃場の稲穂は多くが倒伏してしまったようです。

今年は暖かいのでしょうか、はざ掛けされた圃場越しに望む甲斐駒の山裾はまだ緑に覆われています。

標高を上げて、八ヶ岳を望む清里、東沢大橋(通称、赤い橋)まで登ってきましたが、まだ紅葉はまばら。

都県境で鉄道も高速道路も寸断されているためでしょうか、連休にも拘らず、周辺を走る車はほとんど見かけません。

台風が過ぎ去ってすっきりと晴れ上がった、野辺山の野菜畑から望む八ヶ岳の山並み。

まだ緑に包まれる牧草地、台風が残した強い風が吹き抜けていきます。

遠くに望む八ヶ岳の山裾。

少しずつですが、秋色に変わり始めています。

もう少し山裾の奥へと進んでみます。

まだ通行止めの箇所が残るためでしょうか、人影のない午後の八千穂高原、八千穂レイク。

本来であれば今日は紅葉祭りで、例年ですと多くの方がいらっしゃる筈なのですが、周囲の各施設は全てお休み。時折、麦草峠へと上がっていく車が通り過ぎていくだけです。

八千穂高原の白樺林。黄葉はちょうど見ごろを迎えています。

白樺林を抜けて遊歩道に入っていきますが、木々の紅葉はまだ始まったばかり。

それでも、所々で色付き始めた紅葉を眺めながら、誰もいない遊歩道をゆっくりと歩いていきます。

遊歩道を抜けると再び白樺林へ。

高い秋の空に雲が広がり始めました。

隣の落葉松林へ足を進めます。まだ黄葉は始まったばかり、軽やかな琥珀色に染まる落葉松の幼樹たち。

色付き始めた落葉松林の上にも雲が広がり始めてきました。

八ヶ岳の山懐へと傾き始めた西日を浴びて輝き出す紅葉する木々。

晴れ渡っていた空は、八ヶ岳から下って来た曇に覆われてきました。

西日を浴びる八千穂レイク。

周囲に広がる広葉樹たち、今週末頃には色付くでしょうか。

落葉松の黄葉はまだしばらく先になりそうです。

麦草峠の入口、レストハウスふるさとから望む落葉松林と浅間山。

南から雲が押し迫ってきています。

茅野市側が路盤損傷で通行止めとなっている麦草峠から折り返して再び戻ると霧が降りてきた八ヶ岳東麓。連休最終日の明日は天気が崩れる予報です。

実りの秋色から次の季節へ(2019.9.19~30)

実りの秋色から次の季節へ(2019.9.19~30)

山里の秋を象徴する黄金色に染まる稲穂。

9月も終わりになって来るとそろそろ刈り入れの時を迎えます。

刈り入れを前に実りの色に染まる圃場で。

雨上がり、空に広がる雲の漣と稲穂の渚(2019.9.19)

雨雲に沈む山の圃場。

刈り入れが済んだ圃場の稲藁もしっとりと雨に濡れています。

霧に沈む夕暮れ前の圃場で。

雨に濡れた稲穂の黄金色が一際、鮮やかになる時。

晴れ間が戻ってきた朝の圃場。

稲穂の渚の向こう、雲に覆われていた南アルプスの山裾はまだ緑に覆われています(2019.9.25)

稲穂の輝きが増すと共に八ヶ岳の緑は徐々に色褪せますが、今度は赤銅色の落葉松の黄葉に染まる山の彩へと移っていきます(2019.9.27)

雨上がりの朝、高い秋の青空に雲が巻く下で、はぜ掛けが進む圃場を望んで。

集落沿いの圃場で稲刈りが進む頃、秋の例祭を控えた天神社の提灯が灯されるとシーズンも終盤。

季節は10月、今度は山から里へ秋を迎えに行くシーズンがやってきます。

深まる秋への入口で(2019.9.8~15)

台風の襲来により大きな被害が出た関東地方。

山々に囲まれた此処、八ヶ岳山麓では夜半に強い雨が降った程度で農作物などへの被害はありませんでしたが、台風がもたらした南からの暑い風に再び包まれる、夏のぶり返しのような日々となりました。

台風の到来を前にした日曜日の朝。

雲に覆われる甲斐駒を望む蕎麦畑。満開の蕎麦の花々が迎えてくれました。

急な暑さから逃げるように八ヶ岳の山裾を北へと向かい、野辺山へ。

まだまだ続く高原野菜のシーズン、眩しい日射しの中、レタスの葉は瑞々しい緑を湛えています。

大きく育ったキャベツたち。

台風を前にして抜けるような空の色となった昼下がりの野辺山。

レタスの栽培が多い野辺山界隈では珍しい、冬の野菜である白菜の畑。

夏場がシーズンのように思われる高原野菜ですが、温暖化の影響でしょうか、今では初雪の便りも聞こえてくる11月の始め頃まで収穫が続きます(2019.9.8)

強い風を残して去っていった台風が通り過ぎた後の圃場。

青空が顔を覗かせる中、南アルプスの上空は分厚い雲が尾を曳いています(2019.9.9)

秋らしく目まぐるしい天候の変化を続ける日々。少し涼しくなって、清々しい秋晴れとなった土曜日。甲府に降りた戻りで通りかかった白州から眺める八ヶ岳。

圃場の稲穂も、もう少しで刈り入れの時期を迎えそうです(2019.9.14)

南からの低気圧に乗って、再び熱を帯びた風が吹く日曜日。

部屋の中の蒸し暑さを逃れるように夕暮れになって外に出ると、柔らかな日差しを残して入笠山に夕日が沈んでいきます。

一杯に背を伸ばした蕎麦の花もそろそろ終わり。圃場は刈り入れのシーズンへと向かっていきます。

柔らかな夕暮れの空。

夕焼けの色も夏の赤い空から、黄色がかった空へと移り変わっていきます。

6時を過ぎるとどっぷりと暗くなる夕暮れ。

夏がぶり返したかのような気温の高い日もありますが、空の移ろいは確実に秋の深まりを教えてくれます。

来週は秋分、秋も本番です。