春色を迎えた八ヶ岳西麓(信濃境、田端の枝垂桜と西麓の桜達)2017.4.23

4月も後半となって、いよいよ本格的な春が山里にもやって来ました。

少しずつ春の装いを見せる八ヶ岳西麓の彩を追って。

少し冷え込んだ朝、甲斐駒を望む田端の枝垂桜も花を開かせ始めました。

三色に染まると称されるこの桜、実は複数の木が見事に開く一本の木に見える事からそのように呼ばれるのですが、それぞれの木が花を開くタイミングが少しずつ異なり、一斉に花開くのは稀。

今年は、最初に咲き始めるコブシの白い花が残ったまま、最後に花開く枝垂桜も花を開いてくれました。私にとって初めてのシーンに、少し喜んでいます。

最後に花開く枝垂桜。色の濃い紅色を見せてくれるのは、咲き始めの数日だけです(4/20)。

キンと冷え込んで、氷点下まで下がった日曜日の朝。

春の山里には、遅い霜が降りました。

空はこの時だけの、初冬を思わせる濃い色合いを取り戻しています。

すっかり花を開かせた田端の枝垂桜。

既に右側に添うコブシの花は散ってしまいました。

田端の枝垂桜と寄り添う桜、そしてコブシの色合いの変化が判るでしょうか。

枝垂桜の向こうに望む甲斐駒。この場所だけのお楽しみ。

一段、標高を上げた場所に佇む、葛窪の枝垂桜も開花を迎えました。

今年から植生保護のため、木の根元にはロープが張られ、立ち入る事が出来なくなっています。

葛窪の枝垂桜より更に標高の高い場所に咲く、葛窪地籍の枝垂桜。

元々雪の少ない八ヶ岳西麓、雪渓もすっかり少なくなりました。

日が西に傾いてきた頃、池生神社の桜もすっかり見ごろを迎えています。

午後の陽射しをいっぱいに浴びる、田端の枝垂桜。

三色桜の種明かしです。お判りになるでしょうか。

ツバメ舞う午後の山里。

甲斐駒の雪渓をバックに。

界隈では最も標高の高い、標高1000mを越える原村、深叢寺の桜も花を開かせ始めています。

ぼんぼりも用意され、そろそろ夜桜見物が楽しめそうです。日が落ちると気温は1桁となる山里、どうか暖かい服装でお越しください。

夕暮れ、標高の高い圃場にも、トラクターが入り始めています。桜が散る頃には農作業が本格的に始まります。

一日良いお天気に恵まれた日曜日、日暮れになって鳳凰三山が薄紫色に色付きます。

雪渓が徐々に減って山肌が見え始めた夕暮れの甲斐駒。

悲しい事故が再び起きてしまった事を知ったのは、この撮影の直後でした。

 

山里の春はゆっくりと八ヶ岳の山裾を駆け上がる(2017.4.10~19)

遅い遅いと云われながら、春爛漫を過ぎて夏日を迎えた地上に対して、ここ八ヶ岳南麓は、漸く春の心地に。少し振り返りながら、春を迎えた山里の日々をお伝えします。

花びらを開き始めた、甲斐駒を望む高台に位置する枝垂桜。

咲き始めの枝垂桜は実に色濃い紅色に染まります(4/10)。

再び雪の舞った後の夕暮れ、八ヶ岳をバックにする神田の大糸桜もちょっと寒そうです。

真っ白な甲斐駒をバックに、一度咲き出した枝垂桜は雪が降ろうと後戻りせず、次々と花を開かせていきます。そう、時が決して後戻りを許さないように。

すっかり日没が遅くなった夕暮れ。春の空は咲き始めた花々に合わせるかのように、様々な彩を見せはじめます(4/12)。

すっきりと晴れた朝、甲斐駒を望む田端の枝垂桜は静かに開花の時を待ちます。三色と称される木々のうち、コブシの白い花が何時もトップバッターで咲き始めます。

時折、雪が降る事があっても既に地温は春模様。八ヶ岳に刻まれた雪渓も日々細く痩せていきます。

夕暮れの南アルプス。日没前に肩の荷が下りてほっとする瞬間です(4/13)。

快晴の朝には、雪を湛えた甲斐駒と青空の組み合わせがやはり気持ち良い。これから梅雨時まで、もう少しのあいだ、楽しめる景色です。

朝日を受けた枝垂桜の紅色が青空の下に映えます(4/14)。

春の天気は移り気。南アルプスから雨雲が低く垂れこめてきた午後。

小雨が降る中、可愛らしい花を開かせ始めた、山梨県指定天然記念物、関の桜。

齢、数百年とは思えない豪快な枝ぶりを今も訪れる人々に魅せつける、山里の巨人。神代桜のように著名な桜ではありませんが、それでも地元の方々に大切にされている桜です。

峡北の山里を少し降りると、そこはもう春爛漫。透き通るような白い花をいっぱいに咲かせる鄙びた集落に佇む枝垂桜(長坂、連成寺4/15)。

そして、春霞のツバメ飛ぶ空の下、山里の春を本格的に告げる、北杜市小淵沢町、山梨県指定天然記念物でもある神田の大糸桜が色付き始めます。

色濃く染まり枝垂れる、この桜の咲き始めだけに見られる色合い。推定樹齢400年を数え、枝を切られ、支え木にもたれ掛りつつ、漸く地に立つその姿は、見るからに痛々しい姿ですが、それでも精一杯に春の訪れをその身を以て知らしめてくれています。

風除けの防護ネットが外されるのは、この時期だけ。唯、その姿をお越しになった皆様に見届けてい頂く事を願って、この地に佇み続けます(4/17)。

強い風と雨が通り過ぎて行った朝。雨上がりの桜並木に虹が掛かっていきます。

春のお天気は気まぐれ。時にこんなプレゼントを届けてくれます。さあ、外へ出ておいでよと、誘うように。

虹を追って外に出ると、雨上がりの靄の向こうに田端の枝垂桜が浮かび上がっていました。コブシの白、小さな枝垂桜の薄紅色の向こうに、最後に花を咲かせる濃い、紅色の枝垂桜がいよいよ花を開かせ始めるようです。標高900mの高原にも春の訪れです。

そして、お天気雨の中で満開の花を風に揺らす、神田の大糸桜。八ヶ岳南麓も春本番を迎えました。

大糸桜の足元に広がる水田には漸く水が張られ、冬の間に乾ききった田圃を少しずつ温め始めています。山里に春の訪れを伝えてくれる大切な桜です。

八ヶ岳南麓の桜のシーズンもそろそろ終盤。

桜前線はいよいよ標高1000mを目指して八ヶ岳西麓へと向けて足早に駆け登っていきます。

今週末から来週にかけて、高原に佇む桜達と一年振りに再会できる日を楽しみにしながら(カメラ、凄く調子悪いのでちょっと辛いのですが)。

 

立春を迎えた八ヶ岳南麓の一コマ(2017.1.22~2.4)

1月も後半に入ると寒さも本番。

身に染みる寒さと、単調な色合いとなる山々に囲まれていると、外を歩き回る事からちょっと遠のいてしまいます。

これではあかんと、叱咤しながら、てくてくと歩きながらのカットを。

p1090374車を揺さぶられるほどの強い風が吹き付ける午後、真っ白な雪雲に覆われた南アルプスの山並みから湧き上がる雲に、太陽が覆われていきます。

p1090391あっという間に雪雲に覆われる山並み。

日差しが完全に雪雲に覆われて再び現れた落葉松に覆われた山肌は、まるで筆で描いたかのような稜線が浮かび上がっていました(1/22)。

p1090393氷点下10℃を下回る、今シーズン最も冷え込んだ朝。南麓に移住した頃にはこんな冷え込んだ日が2週間ほど続いたのですが、最近ではあまり長続きしなくなりました。

真っ青な空の下、雪渓の甲斐駒が美しく映える朝です(1/26)。

p1090403眩しい日差しを受ける、昼下がりの南アルプス。

圃場に雪が無い事に驚かれるかもしれませんが、冷え込みが厳しくとも里に積雪が無いのが八ヶ岳南麓の普通の姿。今年はここ数年では最も積雪が少ない、冷え込みがある程度続く、冬らしい天候となっています(2/2)。

立春を迎えた週末。驚くほど暖かくなった昼下がりに、冬籠りで出不精になってしまった自分に喝を入れるために、敢えて購入したお散歩用望遠レンズ持って、試写をしながら歩き回ります。

ぽかぽかの陽だまりの中、観る角度によって様々な姿を見せる、甲斐駒のトップコレクションを撮って歩きながら。左上から時計回りに、小淵沢町下笹尾(城山公園近く)、白州町横手(フレンドパークむかわ近くの広域農道沿い)、白州町白洲(尾白の森名水公園べるが近くの広域農道沿い、長坂町中丸(清春美術館)。

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普段とはちょっと違う角度の、横手から望遠で望む雪の少ない八ヶ岳。

手振れ補正があるとはいっても、馴れていないせいか、やはり緩々の絵になってしまいますね。

p1090445一気に標高を上げて、野辺山へ。

こちらも雪が少なく、枯草に覆われる牧草地には、点々と雪が残るばかりです。

p1090441冬の空の下に聳える、八ヶ岳の要を執り成す主峰、赤岳。赤岳山荘もくっきり見えています。

p1090443主峰赤岳からカメラを右に降って、硫黄岳、横岳へと向かう稜線。

麓は雪が少ないとはいっても、峰々や谷筋にはタップリと雪が積もっているようです。

p1090462夕暮れ、12月には遥か南に寄った太陽は、立春を迎えて、徐々に八ヶ岳の裾野に戻ってきました。豊かな裾野を曳く、平沢峠から望む八ヶ岳の美しいシルエット。

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夕日を受けて、ほんのりと桃色に染まる峰々の稜線。

p1090465赤岳をバックに、八ヶ岳の懐に抱かれるスキー場。

日暮れを迎えて、夜間照明が灯りはじめています。

p1090483どっぷりと日の沈んだ夕暮れ。

僅かに空に色が残る中、浮かび上がるスキー場の夜間照明。

まるで春を思わせる暖かな立春。でもこれを書いている窓の外は真っ白な雪景色と、まだまだ春は遥かに遠い、八ヶ岳山麓です。

雪景色の諏訪大社上社本宮

降りしきる雪の諏訪大社、上社本宮前にて(2/5)。

雪景色となった八ヶ岳山麓の午後(2016.1.9)

季節外れの雪が降った11月末以来、随分ご無沙汰振りで本格的な降雪となった日曜日の晩。

朝になって雪は小康状態となり、気温が高かったこともあって、午後になると除雪の済んだ道路はドライに。車での移動には問題ない状態となりました。

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すっかり晴れ渡った空が広がる、八ヶ岳の麓。

高い空には、まだ薄く雲が残る、ちょっと安定しない八ヶ岳ブルー。

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かみ雪らしく、写真で右側となる南麓側の斜面が真っ白になっています。

p1090338振り返って南アルプスの山並みを望みます。まだ甲斐駒の上空には雪雲が残っているようです。

遠くに富士山を望む、穏やかな雪晴れとなった午後のひと時。

p1090341それではと、山に入るとやはり空は雲に覆われてしまいます。

谷筋から雲が湧きあがってくる、奥蓼科、御射鹿池。

結氷が進む湖畔は、ひっそりと静かです。

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雪化粧をした御射鹿池。

暖かいとはいえ、夕暮れの気温は0℃。静かな湖畔に佇むと、ひんやりとした風が湖面を伝ってきます。

本格的な冬景色になった八ヶ岳の麓、そろそろ一年で最も寒いシーズンの到来です。

満月の冬の夜に(2016.12.14)

満月の冬の夜に(2016.12.14)

満月を迎えた冬の夜。

眩しく照らされて闇夜に浮かび上がる、雪を戴く八ヶ岳。

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時折、長い尾を曳いて空を駆けぬけていく流れ星に見とれながら、冷たい八ヶ岳颪が吹き下ろす、八ヶ岳西麓の冬の夜。

どうか、暖かくしてお過ごしください。

 

気持ちの良い秋の朝(2016.9.9)

台風崩れの低気圧が北に過ぎ去った朝。

少し早く目が覚めたので、出勤前に何時もの場所に出掛けてみます。

朝の蕎麦畑1抜けるような秋の空。

昨晩の雨が残していった、少しウロコがかった雲が八ヶ岳の上空を流れていきます。

圃場を埋める蕎麦の花は第三段目が満開となり、今が見頃。

朝の蕎麦畑3一段上がった圃場から、雲海をたなびかせる甲斐駒を遠望して。

天空に広がる蕎麦の花畑。

朝の蕎麦畑2甲斐駒の山頂部はまだ緑を湛えていますが、もう少しするとシックな秋の色合いに変わり始めます。

刈り入れ前の朝の圃場同じ圃場に広がる水田。

実りの秋まであともう少し。

朝の蕎麦畑4強い風が吹き、糸曳く雲が八ヶ岳の空を次々と越えていく朝。

気持ちの良い、秋の朝の一コマを。

台風前の蕎麦畑にて(2016.8.28)

台風接近の影響でしょうか。

時折、強い雨が降る8月最後の週末。

日曜日の夕暮れになって、少し日差しが戻って来たタイミングで外に出掛けます。

台風前の蕎麦畑にて1日差しが戻り、青空が北側から広がり始めた八ヶ岳西麓。

広がる山裾を埋める咲き始めた蕎麦の花に、夕暮れの陽射しが差し込んでいます。

台風前の蕎麦畑にて2南アルプスを正面に見る蕎麦畑でも、蕎麦の花が咲き始めています。

西の山並みの上空にはびっしりと雲が広がっています。

台風前の蕎麦畑にて3少し西に移動すると、雲の切れ間から光が差し込んできました。

台風前の蕎麦畑にて4こちらの畑は蕎麦の花がもう満開に。

台風前の蕎麦畑にて_コスモス圃場の畔に咲くコスモスの花。

もう、高原は秋模様です。

台風前の蕎麦畑にて5高い空に雲が舞う、秋の圃場。

実りの季節がもうすぐそこまで来ています。雲が差し込む編笠山一端、雲が引いていった八ヶ岳の上空。

ひんやりした風が吹き出すと、あっという間に再び雲に覆われていきます(編笠山)。

台風前の蕎麦畑にて6西から押し出してきた雲が再び圃場を埋めはじめた夕暮れ。

この後、麓にも夕立がやって来ました。

不規則な動きを見せる台風の余波を感じさせる空模様が繰り広げられる夕暮れの空。

秋らしい、安定した天気を迎えるにはもう少し時間が掛かるようです。