iPhoneフェイクの中華スマホは独自機能で自己主張をする(oppoの最新モデルF1を海外で買ってみる)

iPhoneフェイクの中華スマホは独自機能で自己主張をする(oppoの最新モデルF1を海外で買ってみる)

立て続けの出張の日々。

私にとっては当たり前のSIMフリースマホ(携帯時代からだからなぁ…)使用も、遥かに多くの海外滞在日数をカウントする同僚にとっては、会社から与えられた携帯がある限り彼岸の話のようでした…が、やはり個人のメールのやり取りや休日の散策に便利なMapが使えないのはかなり困るらしく、次の出張で一緒に買いに行くのを付き合って欲しいとの打診が。

今なら、国内で低価格のSIMフリースマホが結構出回って来たのでそれでも良かったのでしょうが、出国後ではどうにもならず、プリペイドSIMも併せて現地調達に挑戦です。

WP_20160124_18_14_44_Pro南アジアの某国(って、既に前回ご紹介済みですね)のリゾート地。中心部を少し離れたショッピングモールの1階は小さなショップからメーカーのショールームまで揃う、小さな電脳街の趣を持っています。

既に前回の下見で、あちらで入手できるモデル、しかも保守や日本語化に手間を掛けたくない(何せほとんど素人の方に使ってもらわなければいけない)、更にお手頃価格となると選択できるメーカーは限られてきます。ちなみに比較的メジャーなブランドでは

・Sumsung : シンガポール版は日本語が入っていますが、某国版はなし。アプデすれば追加されるとの話もあります

・ASUS : 日本語ロケールあり(Zen Phone2)、但し取り扱い店舗は少ない

・Lenovo : 日本語ロケールなし

・Huawei : 一部のモデルでは日本語ロケールが標準で入っています(P8Liteで確認済み、廉価なモデルには入っていません)

・Vivo : 日本語ロケールなし、日本語UIを入れるのはかなりハードルが高い筈

そんな中で、全モデルで日本語ロケールを標準でサポートしている希少なブランドがoppo。Vivoと並んで今最も積極的に販売を展開しているブランドで、そこらじゅうに緑の看板が目立ちます(何と、空港の出発ロビー入口全部を緑色の看板で埋め尽くすほどの勢い)。

そんな勢いに押された訳でもないのですが、同僚の背中を押しつつ何故か自分も一台買ってしまった次第なのです(しかも初めてのAndroid)。

WP_20160228_13_50_10_Proショップの全景。こちらは街一番のショッピングセンター内に設けられた、出来たてほやほやのoppo公式ショールーム。隣にiStudio(Appleのオフィシャルショップ)、その隣にSumsungのオフィシャルショップが並ぶというロケーションでガチで攻めています。

WP_20160228_19_37_53_Proそして、何故か日本人がoppoを3台も並べて南国の夕飯を楽しむというという珍妙な景色が(夕飯の中華料理屋のテーブルにて)。更にはプリペイドSIMのサービスメニュー表示を現地語表記から英語表記に切り替えるためにタイガービールを煽りながら格闘するツアコン馬鹿が約一名…。

左からRM398(11,000円位)で何とQuad-Coreという、3G専用のJoy3(冬眠番号にして日本から持ち込んだiPhoneのルーター代わりに使うという、新任赴任者君)と、LTEでRM698(2万円弱)というお手頃価格のNeo5s(初めてのSIMフリー、そしてプリペイドSIMの便利さに驚いている同僚さん)、そして私のF1です。

WP_20160305_00_35_19_Pro2こちらがそのOPPO F1。今年の始めにリリースが始まった、これまでのR7Liteに代わるミッドレンジを受け持つoppoの最新モデル。

WP_20160305_00_36_55_Pro2ご覧の通りに、見事なiPoneフェイクのデザイン。でも、質感は悪くありません。

WP_20160305_00_47_49_Pro化粧箱と付属品一式。

1Aの電流を確保するUSBチャージャーを含めて、白で統一された化粧箱、取説、付属品も品よく纏められており、チープさは全くありません。

最大のウリは、流石にカメラに拘るoppoらしく「Selfie Expert」と謳われた内側カメラに800万画素という、他社にあまり例を見ない驕ったスペックと、画面の液晶を白く表示して反射板代わりに使うScreen Flash、止めに3段階の美白モードを備えて徹底的にターゲットを狙い込んだスペックも潔い、本来は女性向け専用モデルといった一台です(美白モードはあまりに衝撃的な、モデルを立てるのも憚る凄い効果です)。

Screenshot_2016-03-05-00-58-47-59カメラへの拘りは、1300万画素のメインカメラ側にも独自の Pure Image 2.0+と呼ばれる処理エンジンを搭載している点にも現れています。豊富な撮影オプションと共に、HDR、RAW保存やエキスパートモードと呼ばれるWB/ISO/露出をマニュアルで補正、しかもfocusとAE Lockを画面内で任意に移動できるという優れた機能が備えられています(画面例では四角いfocusフレームを中央に置き、丸いAEフレームを輝度ピークの位置に動かしています)。

IMG20160305001808IMG20160305001716オプションのスーパーマクロを使った例(上が標準、下が適用)。印刷のドットがくっきりと浮かび上がってきています。

IMG20160305005151スーパーマクロで撮影したヤマネ君。画像をクリックするとフルサイズ表示になります。

風景とかはややfocusが安定しない傾向がありますが、モニターで見る程度であれば接写は中々の性能です。これだけですと女性向けのカメラだけ驕った廉価版モデルと見做されがちですが、そこはR5という薄さ5mmを切る世界最薄モデルを送り出した事でも知られる実 装技術を有するoppoの中核を担うモデルだけあって、薄さ7.25mmのボディにIPS液晶とGorilla glass4をいち早く採用。ハードウェアスペックも、もう一つの独自技術である高速充電技術のVOOC搭載を見送り、液晶解像度こそ1280×720と少し低く、内臓Flahメモリーも16Gbyteと価格相応です が、3GbyteのメインメモリーとオクタコアのSnapdragonを驕る事で、DHR撮影でも全くもたつくことない驚くほどスムーズな動作が得られます。

WP_20160305_00_38_49_Pro2BlackBerry Passportとの厚さ比較。ボタンの質感には流石に価格差が如実に現れますが、側面処理などは充分に美しいです。

もちろん、ミッドレンジモデルなのでdual SIM(残念ながらnano SIMスロットとSDカードスロットが兼用)にも対応していますし、驚くのはLTEの対応バンドの幅広さ。流石に3倍近い価格で全世界バージョンでもある BlackBerry Passportのバンド数には叶いませんが、アジア圏で今後普及するであろうバンド28にもしっかり対応しており、…な方にも充分に使えるスペック の筈です。

WP_20160305_00_42_12_ProSIMスロットとカードスロット(Micro SDカードはおまけでもらいました)。どのモデルにも写真のようなカバーがおまけで付いてきます。更に、液晶保護シートも最初から貼られているという至れり尽くせり仕様、ただGorilla glassのすべすべ感がシートを剥がさないと楽しめないのはちょっと残念かな。

IMG20160305005021対応バンドが書かれた化粧箱のラベル。一応、東南アジアモデルという位置付らしく北米系のバンドは外されていますが、ミッドレンジモデルにしては多めなんじゃないでしょうか。

バンド数は少ないながらTD-LTEにも対応していますね。あ、D社さんのガラパゴスバンドはもちらん対応しませんよ(と、いいつつ拾っているんじゃない…以下禁則事項)。

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OSはoppo独自のカスタマイズが施されたColor OS2.1。ベースはAndroid5.1ですから何ら遜色はありません。

謝辞を見ると、日本人の方が開発に加わっている事もあり、メッセージの語法を含めて日本語対応は万全です(日本導入が無い事が不思議なくらい)。

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ホーム画面とアプリケーションメニュー。既にカスタマイズ済みでお仕事モードになっていますが、ウェジットが置けたり、標準ブラウザがOperaだったりと、しっかり変化球しています。必要な機能拡張はOS内に組み込んで、標準でインストールされるアプリケーションが最低限というのも、とても好ましい点。

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ホーム画面を上からスワイプすると、最近流行の通知メニューが表示されますが、アイコンなどはやはり独自仕様。

日本語入力環境はoppoが独自カスタマイズしたSwypeが採用されている点が珍しいですが、Color OSに組み込まれた一連の独特なゼスチャー操作の延長にもあるようです。日本語の表示は最初から言語選択メニューに用意されていますが、インプットロケールは入っていません。ここで流石はオフィシャルショップの店員さん。こちらが日本人であると判って(日本の住所でちゃんと1年間の国際保証を付けてくれた)、インプットロケールをショップのwifiを使ってダウンロードして、セットアップまでしてくれました(多謝!)。

まぁ、入力環境は後で自分の好みに入れ替えればよいのですが、海外モデルのメニュー日本語表示化は上手くいってもPCが必要だし、かなり手慣れた人でないと手間取るのも事実。海外でさっと買ってすぐに使いたいという用途には、メニューに最初から日本語表記が用意されている手軽さは正直嬉しい事です。

如何にもなデザインで、すわパクリかとすぐツッコミを受ける訳ですが、実はターゲットを確実に狙ったマーケッティング戦略、そして充分に練られたRM1198という価格設定(現在の円高傾向では33000円ほど、トップレンジになる6inchでfull HD対応のR7plusになるとRM2100位します)は、月給を越える程の価格になるiPhoneを意地で買い求める層が確実にいるかの地に於いて、所有欲と満足感を与えながら実に1/3という極めてリーズナブルな価格で提供するという非常にインパクトの強いもの。そしてプワズマンiPhoneに留まらない事は、その機能が雄弁に物語っています。

ところで、コレクションand、Androidの研究用だったはずのこの端末、実は幅広い対応バンドと目に優しい程々の解像度に、せっかちな操作もストレスなくこなすパワフルなオクタコアは実に快適で、Lumiaと一緒にこれからアジアを転々とする時のお供に連れて歩こうかと思っていたりします。

 

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旅のお供はSIMフリースマホとプリペイドSIMで(HOTLINKのちょっとメモ)

旅のお供はSIMフリースマホとプリペイドSIMで(HOTLINKのちょっとメモ)

何時もは八ヶ岳の南麓に籠って色々とお仕事をしていますが、別のベースが某国にもあったりする私の仕事。

珍しくそちらから呼び出されたこの冬、厳冬の南麓から気温差40度のかの地へ飛びました。

WP_20160124_18_14_44_Pro滞在中のホテルから望む、南国の海と夕暮れの空。

氷点下10度アンダーの世界から一気に30度を超える気温差は少々厳しいため、車以外で外を出歩くのはもっぱら夕暮れ以降になってしまいます。

そんな南国で旅をする際でも欲しくなるのが通信手段。ローミングでも構わないのですが、その費用が自分のお財布を直撃すると判れば、思い切って使う事も難しくなります。そこで便利に使いたいのがSIMフリー端末とプリペイドSIM。滞在した国はどちらも便利に使える事で有名ですが、使いこなしにちょっとしたアドバイスを。

IMG_20160207_094419購入したのは、MAXISのプリペイドプラン用ブランドであるHOTLINK。かの地ではポストペイドとプリペイドで別のブランドを使い分けるようです。こちらのプランは現在の主力である4G Fastより前の少し安いプランで、RM10で購入できますが、初期価格ではほとんど使えません(5日間、5RM分)ので、その場でチャージ(Top upと呼びます)も一緒に行ってしまった方が楽です。他にもポストペイドと同じブランド名を使うDiGi等、合計4社あります。

IMG_20160207_094458パッケージの中身です。

現地に入ってから買ったので、説明文は全て現地語…、正直焦ります(しかも後でコールセンターから、アクティベート確認のため弾丸スピードの英語で電話が入ってきて痺れました)。何処で買っても価格は同じですから、無理をせずに空港で買いましょう。

要注意:たとえ街中であっても、外国人が購入する際には必ずパスポートが必要になります。登録作業はお店の方がやってくれますので、素直に従いましょう(その場に電話機がなくても大丈夫)。気になる方は、街中そこらじゅうにある通信会社のショップ、ブースで買われた方が良いと思います。

IMG_20160207_094525SIMの形状です。マイクロSIMまではそのまま使えますが、iPhone6などのナノSIMの場合は専用のSIMが用意される訳ではなく、SIMカッターが登場します。

ご自分のスマホに直接設定してもらう場合は、言語設定を英語にしておくことを忘れずに。

IMG_20160124_002409こんな具合で、ホテルに帰れば、LTEをちゃんと掴まえています。前述のように、HOTLINKはブランド名なので、親会社の名義で表示されます。Luima1020が遂に本領を発揮するの図です(ショップのお兄ちゃんに思いっきり羨ましがられましたよ。かの地のスマホ事情も別にご紹介してみたいなぁ)。

放っておくと、毎日数通ずつSMSでプロモーションメッセージが飛んでくるのが少々煩いのですが、これでパケ死、ローミング電話料金地獄に陥らなくて済むと思えば、全然問題ありません。

なお、APNは自動で設定されますので、基本的に何も操作する必要はありません。使われる方は少ないかもしれませんが、海外向けの発信(IDDと称します)も利用可能ですし、より電話料金を抑える事が出来るコールバックナンバーが用意されていて、更なる低廉な費用で通話可能です。

・通話の場合:132-00-国番号-0を除いた市外局番以降の電話番号

・SMSの場合:00-国番号-0を除いた市外局番以降の電話番号

通話料金を比較すると、その便利さは際立ちます

・滞在国内

D社のWorld wing : 75円/分、プリペイド : 7.32円/分(同じキャリアの指定10回線(Active10)は更に半額)

地元の知人に高い国際電話料金を要求する訳にはいかないですよね。

・日本からの着信の場合

D社のWorld wing : 80円/分、プリペイド : 0円(当然です)

・日本への発信の場合

D社のWorld wing : 175円/分、プリペイド : 73.2円/分、プリペイド132 : 5.49(携帯は15.25)円/分

何と国内通話より安いし、日本で使う国内電話より安いかも!

品質も立ち上がりは不安定ですが、30秒ほどすれば安定した通話が可能になります。

もちろん、通信料も最近はWorld wingが2980円/日で上限設定されているとはいえ、こちらなら更にお安く使えますし、プリペイドなので足らなくなったらTop upすればOK。使用感は日本のプリペイドSIMより優秀で、料金が超過した場合でも低速通信は維持されるため、メッセージやメールを取り損なう事はありません。

wp_ss_20160124_0005料金プラン表です。深夜はメインの契約と同じだけの容量が別途に使えるという、大盤振る舞い。ちなみに、現行のFast 4Gはもう少しお高いプランになっている代わりに、RM33で1年間電話番号を維持できるHOTLINK365というプレミアムサービスが選択可能です(通常は有効期限or最後のTop upから60日後に無効になります)。

これらのサービスを受けるのに面倒な手続きが再び必要になるように思いますが、そんな心配は要りません。AndroidやiPhone向けに専用アプリも用意されていますが、説明リーフレットに記載されているように、これらのプリペイドSIMには機種を問わず使用できるサービスメニューが用意されています。

サービスメニューコール*100#です。

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私のように現地でSIMを購入した場合、不幸にして現地語表示のメニューになっている場合がありますが、そんな時は慌てず騒がず言語設定を変更しましょう。まずは01(Seterusnya)を押して次のページに進みます。

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次のメニューに切り替わったら、6(Bahasa)を選ぶと、言語選択画面が表示されますので英語を選ぶと、30分待てというメッセージが表示されます。素直に30分待ってからもう一度、サービスメニューを開くと、ちゃんと英語表示に切り替わっている筈です。

ご注意 : このメニュー構成はSIMによって異なりますので、ご使用のSIMで表示されるメニューNoに読み替えて下さい。

さあ、これで心置きなく、スマホ持って街歩きを楽しんでください(私は此処で苦戦して2時間ほど格闘してしまいました(笑))。

WP_20160202_07_20_36_Proこのサービスメニュー、非常に優れていて、色々な設定やチャージがこのメニューからほぼ全て行うことができます。

ちょっとメニューの内容を観てみましょう。

wp_ss_20160123_0005メインで使うことになるのは、2番のInternet Passes、3番のTop Up、そして4番のBalance Enquiry、次のページにある5番のMy Account Informationでしょうか。

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ここで1番のInternet Passes Statusを選ぶと、現在の利用状態を観ることができます。

FacebookやBlackberry等という、惹かれるメニュー(BISね)もありますが、此処はとりあえずスルーで。

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2番のMobile Internetを選択すると、プランの選択画面が表示されます。プランを変更したい場合はこちらで変更が可能です。

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こちらがTop upメニュー。一旦チャージした金額を貯めておいて、各サービスに振り分ける形態です。チャージの方法は街中でTop upチケット(バウチャーカード)を購入して、記載されているNoを入力するか、ネットからチャージすることも可能です(もちろん、お店で携帯を渡してTop up please!)と言えば金額を聞かれるので、必要な金額を言ってチャージしてもらう事も可能です。あ、渡す前にはくれぐれもスマホは英語表記、メニューは現地語にしてあげると喜ぶかと)。

wp_ss_20160124_0001ホームページのトップからTop upへジャンプできます(要注意!:海外で登録されたクレジットカードではチャージできません(実験済)。Top upに充分な残金を持たずに電話番号を維持されたい方はFastプランの方を選ばれた方が良いと思います)。

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と、いう訳で現地の知人に協力してもらい、Top upチケットを入手後にNoを入力すると、このように国外からでもチャージを行う事が出来ます。有効期間が伸びているのが判りますでしょうか(注意:日本国内でのローミング先がDocomoである事が必要です)。チャージはTop upチケットは10RM単位で買える筈なので、電話番号を維持するだけであれば、年間に最低でも60RMチャージしてあればよい事になります(この方法だと、使わないチャージが溜まり続ける事にはなります)。

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次にBalance EnquiryとMy Account Informationです自分の回線状況や電話番号を確認できます。

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こちらから、1番のメニューを選ぶ(もしくは直接ダイアルで*122#をキーイン)で現在の開通状況を確認できます。SIMを自力でアクティベーションしたいという猛者の方には必要な確認ページです。あ、Phone Settingというページもあるのですが、英語メニューが用意されていませんので…。

ここまでわかれば、ほぼ困る事はないと思いますが、もう少しお楽しみを。

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頻繁に行き交う事になる、お隣の国に行った時も格安プランが用意されているのがこのSIMの嬉しい点。トランジットなら空港内Wifiを当てに出来ますが、街中ではそうはいきません。

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ローミングを開始すると、すぐにこんなプロモーションSMSが飛んできます。RM38で1G/月使えるプランが用意されている事が判ります。国内とは別料金をチャージされてしまいますが、ローミング時の法外な価格ではなく、少し高い支払い程度でネット環境が使えるのは心強いところです。

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国外に出てもサービスメニューはちゃんと使えるどころか、国ごとにカスタマイズされたメニューに自動的に切り替わる親切仕様。もちろんTop Upも可能です。であれば…。

WP_20160204_10_59_57_Pro告知:以下の使用方法は、総務省のガイドラインに則った使い方ですが、推奨するものではありませんし、使用に際して発生する費用面並びに通信関連で生じた障害について一切の責任は問いかねます。

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Welcome Japan!という訳で、日本でローミングしてもしっかりメニューが使えてしまうのです。しかもデータプランは、D社の海外1dayパケとほぼ同じ、38RM/day。この辺りはMAXISとD社がローミング提携しているから出来るのでしょう(D社側のローミングサービスでも、MAXISの場合はデータプランが0.2円/パケットの固定制ではなく、上限まで料金スライド制のプランが提供されています。ちなみに2GHz帯のエリアの広さからB社のネットワークで日本国内でローミングしてしまうと、メニューが出せません)。

プリペイドSIMなのに、日本のポストペイドSIM以上に柔軟に使えてしまう事にちょっと驚きながら。

IMG_20160204_234219まあ、こんな使い方は全く以てお遊びですが、正しいSIMフリー、そしてLumia1020の使い方の一例として。

SIMフリースマホの実力が一番発揮されるというシチュエーション例としてのご紹介です。

 

キーボードギミックと言えば(往年の迷機、バタフライPCことThinkPad701c)

キーボードギミックと言えば(往年の迷機、バタフライPCことThinkPad701c)

タブレットの流行ですっかり脇役に追いやられた感の強いキーボード。

でも、文字入力やゲーム用としてキータッチに拘った高級外付けキーボードが良く売れたり、Bluetoothの定着によってタブレットとキーボードの連携運用も当たり前になってきました。

そんな中で、昨年末に登場が予告されたキングジムのPortabook XMC10。

 

 

価格帯も用途も全く違いますが、コンセプト的には、あれのテイクオーバーだねとすぐ判ってしまうのがキャリアの長さゆえの悲しさ。そんな訳で、年末に自宅の倉庫を漁って出て来た一台をご紹介。

tp701c-1電源は入るのですが、残念ながらシステムエラーで立ち上げる事はもう叶わなくなってしまった、往年のThinkPadの中でも異端な一台、ThinkPad701cです。お分かりのように、キーボードが大胆にも本体から大きくはみ出しています。

当時のThinkPad、ライオスのThinkPad220があったり、大和開発モデルの530やChipCardやウルトラマンPCと呼ばれたPC110があったりと、バリエーションの大発散状態(または進化の大発展期)だった訳ですが、こちらは米国本社企画製品群のトップレンジに付される、7xx系列のプレミアムモデル。

発売当時は75万円という信じられないような価格(当時、ThinkPad7シリーズでカラーLCDモデルの中には100万円超えるモデルもありましたし、Macも似たようなものでしたから…はぁ)、しかしながら後述の理由で、T-Zone名物の投げ売りモデルに成り下がった購入時は20万円弱で買ったような記憶があります。年始の売り出しで購入して、大急ぎでWordPerfectとLotus1-2-3だけをインストールして、ひたすら学位論文を書くためだけに「使い捨てた」一台でした(あのときのWindows版のWordPerfectはバグだらけだった)。

tp701c-3蓋を閉めた状態。

サイズはちょうどB5サイズ位になりますが、厚さはけっこうあります。

当時はThinkPad購入者にオリジナルのネームプレート(個人名を入れてくれます)をプレゼントするサービスがあり、こちらも手前に液晶の縁に取り付けてありますが、そんなプレートが付けられるくらい、液晶側の蓋の厚さがありますね。今のモデルと見比べるとかなり分厚く思われますが、それにも訳があります。

スペックは80486DX75MHzという、今となっては気の遠くなるような貧弱なスペック。液晶はTFT-VGA(640×480)でしたが、カラー液晶自体がまだ貴重だった当時としてはかなりの豪華スペックです。ちなみにシールが貼られているように、末期にはこの個体にOS/2とブートマネージャーを突っ込んでOS/2 (include Windows3.1) ,Windows95のデュアルブートにして使っていました。

tp701c-4キーボードのアップ。

本体の側面からキーボードが飛び出しているのが判るでしょうか(黄色い補助線の外側)。

それ以外は、当時のミドルモデル、一回り大きなセミA4サイズのThinkPad600とほぼ同じキーボードレイアウト(7xxシリーズはA4ファイルサイズと呼ばれるサイズ感です)と、キーの打感を持っています。

ほぼA4サイズの名機ThinkPad600のキーボードサイズと機能を、一回り小さいThinkPad530(時代は逆ですが)とおなじフットプリントで実現する…これがThinkPad701cのコンセプトであり、ある種の限界の原因でもあります。

tp701c-2この本体からはみ出したキーボードを収容するギミックがThinkPad701cの真骨頂。

バタフライPCと呼ばれた、蝶の羽をイメージした特異な機構を本体に仕込んであります。機構を動かすための軸となるのがこちらの太い液晶ヒンジに彫り込まれたスプリット。メカにご興味のある方なら、あぁ、と頷かれるかもしれませんね。螺旋スリットに合わせて直動軸を動かすギミックを作り出すキーとなる部分です。

このごついスプリットの中に液晶へ向かう配線がきっちりと収められている事もあって、後のThinkPad570が苦しんだ、液晶配線切れが多発するようなトラブルは皆無だったようです(ThinkPadの液晶ヒンジがアルミ製になったのはThinkPadが2桁Noモデルになった後)。

tp701c-6ちょっと汚くて申し訳ございませんが、このように液晶の蓋を閉めていくと、キーボードが斜めに分割して、右側のキーボードが上にスライドしながら、左側に寄っていきます。左側のキーボードは本体の前縁をそのまま右にスライドしていきます。

tp701c-5キーボード部をアップで。

スライドしたキーボードの右側はそのまま本体の奥側にスライドした状態で格納されます。液晶側が平面で、キーボード自体が最初から沈ませて配置されている今時のノートPCと異なり、液晶蓋側の側面がカバーとなって、キーボードを保護する形になっています。

キーボードのストロークを減らすとことなく、キーピッチを詰めることなくフルサイズのキーボードを搭載することに成功したThinkPad701cですが、一方で、キーボードを本体内に格納する必要があった事もあり、本体の厚みが増してしまうという弱点も抱え込むことになります。

そして、もう一つの弱点、ノートPCを使っている方なら誰しも悩むパームレストの存在。単に手の甲を置くという機能性の欠片のない部分にも拘わらず、歴代のThinkPadでは機能性の観点や熱の問題、更には塗装剥げ(ないしはコーティング剥がれ)で常に話題となる重要な単なる手置き台。このモデルでは、その特異な機構ゆえにパームレストが全くないという大きな問題が生じてしまいます。

キーボードを本体の下に収納する必要があるが、手前側にボディを伸ばす訳にはいかず、結局キーボードを収納するスペースを本体奥側に確保したわけですが、そのために本体手前側スペースが窮屈になってしまい、ボディの厚さも加えて、常に手首を浮かせたままでキーを叩くという、ユーザーにとって苦痛を強いる構造となったのでした(私はOS/2のノベルティ品のパームレストを愛用してました)。

革命的な機構によって実現したフルサイズキーボードの搭載とサイズの縮小化。一方で、優秀なキーボードを搭載する為に犠牲となった本体の厚さとパームレストの存在。その二つが同時に欠ける事はキーボード入力を常に重視してきた欧米のビジネスマンにとって耐えられないトレードオフであったようで、法人を主力とした本来の販路での販売は低迷。サイズの小ささに重きを置かない顧客層がターゲットだった欧米では早々と消え去り、ギミックとサイズの小ささを重視する特異な市場である日本で販売が継続されていましたが、最後は大量な法人向け在庫を処分する為に、前述のように特定販売店でコンシューマー向けに投げ売り状態となってしまったようです。

トップレンジでも、701という異端モデルを表す01のナンバリングの呪縛から逃れられなかったこのモデル。キーボードを本体からはみ出させるギミックは、その後もThinkPad S30でトライされることになりますが、最後まで地位を得ることができませんでした。今とは違って、各社設計もまちまちでさまざまな展開を見せていた当時のノートPCたち。中でも、当時のThinkPadたちの小型化コンセプトより、技術的には同水準でも、その後に出て来た、国際的にも人気のあったDECのDigital HiNote ultraのコンセプト(薄い本体、表示エリアを確保する為のやや大きめの本体サイズ、パームレスト装備の広いキーボード、センターに於かれたトラックボール)が、紆余曲折を経ながら辿り着いた現在のノートPCの基本コンセプトを完全に 整合している点と比較すると(トラックボールはパッドへ)、ギミックに訴えたそのアプローチの違いは際立ちます。

今回登場したPortabook。小さなボディサイズのトレードオフとしての小さな液晶サイズ、解像度と、分厚い本体と浮き上がったキーボード。パームレストのエリアを少しでも確保するための光学式ポインター。これらのコンセプトは全く以てThinkPad701cと同じもの。そのコンセプトからは明らかにThnkPad701や往年のThinkPadたちが放った、拘りのガジェットといったオーラと同じものを感じさせますが、一方でThinkPadが持ち合わせていた、道具としての所有欲が湧くような品質感を全く感じない点(これをキングジムに求めるのは酷かもしれません)は如何にも残念でもあります。

ギミック的にはPortabookは凄く好きなのですが、商品としての完成度と使用感といった意味ではこちらのSurface bookが2016年的には本流なのかもしれません。

とりあえず、実機が触れるようになったら、触ってみて試してみたいと思います。

 

Windowsphone8.1ユーザーから見たWindows10 mobileは(Insider preview on Lumia1020)

Windowsphone8.1ユーザーから見たWindows10 mobileは(Insider preview on Lumia1020)

漸く国内モデルの発売も開始されたWindows10 mobile端末。

未だレアなモデルなため情報も少ないですし、それ以上に国内正式リリースがWindows10 mobile登場の直前となってしまったWindowsphone8.1との違いについて述べているサイトは更に少ない状況のようです。

既に旧モデルとなって久しい、私のLumia1020。一応アップデートモデルの一覧には掲載されているようですが、実際のリリースは来年に入ってから。そこまで待てばよいのですが、メイン端末がBlackBerry Passportになったおかげでデジカメ化しているLumia1020を遊ばせておくのも気の毒ですので、Insider previewで一気にWindows10 mobileの雰囲気を先取りしてみたいと思います。

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ご注意and警告:あくまでもInsider previewですので、インストールにあたって生じた障害について、一切の補償、弁済は受けられません(文鎮化も有り得ます、私の場合も実際に数回固まった)。また、端末保障も受けられなくなる可能性が極めて高いですから、全て自己責任で行ってくださいね。

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インストールには数時間を要しますし、いきなり多数のアプリケーションのアップデートが出て来ますが、何時もの事ですので、慌てず騒がず、一つずつこなしていきましょう。

再起動後、まず初めに気が付くのは、ロックスクリーンのテンキー表示がフローティングになった事でしょうか。何となく新しいバージョンになった感じをひしひしと感じながら、メイン画面に移ってみましょう。

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既にデザインを弄った後の画面ですが、これまではタイルの中に切り抜かれる形で置く事が出来た背景画像が、メインスクリーンの背景、そしてメニュースクリーンの背景一杯に置けるようになりました。これでタイルの透過機能と併せて、お好みの画像を背景に映し込む事が可能になったのですが…、かなりのアプリケーションが未だ対応していない事もあり(画面例でお見せしますように、AccuWatherは未対応)、ちょっとばらばら感も拭えません。

また、前回のアップデートから着々と改善が進められている通知画面ですが、こんな形で多くの機能がプルダウンから操作できるようになりました(2段アクションで1行表示と全表示の切り替え)。1行表示の際のアイコン選択は以前のように通知とアクションのメニューから変更できます。

フォントは全面的に見直されたため、最初に観るとぎょっとしてしまうかもしれませんが、これは慣れという事で。もの凄く毛嫌いされる方もいる中華フォント(私、好きなのです)も、フォントテーブルが見直された影響でしょうか、ほぼすべてのアプリケーションで表示されることは無くなりました。

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windowsボタンがある機種では、長押しすることで、こんな具合で左指操作モードという、画面上半分を無効にするモードに切り替わります(文字入力画面に移行すると自動的に全画面に戻ります)。

ちょっと嬉しい点は、貧弱の極みだったミュージックがGrooveミュージックとして大幅に機能アップ、ストア連携はもちろん、正式対応ではありませんが(ファイルをcopyしようとすると、検索できない場合がありますと警告される)FLACの音楽ファイルも再生できるようになりました!(あ、AACもです…)。端末側のmicro-SD対応と併せて(Lumia1020はダメですが)、これで心置きなく大容量のメディアファイルを送り込んで楽しむ事が出来ます。国内だとどうしてもビジネス用としてWindows10 mobileを推しているようですが、豊富なX-Boxのゲームタイトルと併せて、安価なゲーム機として売り込めばよいのにと、常々思ってしまいます(注記:シャッフル再生すると曲が終了する前にフェードアウトしてしまう時がありましたが、アップデートで改善したようです)。

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Lumia1020を使うにあたって最も気になるのが、カメラの機能ですが、Lumia Camera自体には変更はありません。但し…。

こちらがアルバムの画面ですが、既に各所で報告されていますように、更新された画像の表示が極めて遅いというやっかいな問題もありますが、それでも使えない訳ではありません。Lumiaユーザーにとっての最大の問題は…撮影時の画像と画像処理前の元画像(Lumiaでは41Mpixelという超高解像度の元データから5MpixelのSNS用画像を自動的に作り出す機能があります。デジタルズーム等も同じ処理で画像が造られます)が一緒に表示されてしまう点。等倍だとどちらがSNS用だか分らなくなってしまい非常に困ります(正解は常に2枚目に表示される方がSNS用)。あと、後述する縮小表示機能を使うと、画像の表示座標とタップの座業がずれてしまい、正しく画像をタップできないという、insider previewらしい、致命的なバグがあります。

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Lumia Camera自体に変更はありませんが、標準機能の画像処理は若干の変更があります。

画像編集がクロップ、回転、自動補正というメニューに置き換えられて、それぞれの操作ボタンが用意されていますが、自動補正を用いた際に、画面輝度だけではなく勝手に水平補正が行われるというちょっと過剰な機能となってしまいました(山の裾野の引きが勝手に補正されてしまう)。

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クロップの機能も変更されて、元の画像自体も画面内で移動できるようになったのは良いのですが、クロップのマトリックス自体も動かすことができるので、どちらかを軸にトリミングを調整するのがかなりやっかいになってしまいました。カメラ機能を標準でも大幅に強化したいというMSの意向が強く感じられる変更ですが、それ以前に基本機能(画像の閲覧)をまずは元の水準まで改善しなければ、余りの動作の遅さにそっぽ向かれそうですね。

なお、最近のMicrosoftが猛烈にプッシュしているCortanaとMicrosoft Edgeですが、これらはWindows10 mobile特有の機能ではないので説明は省略で。

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まずは、こういうのを気にされる方が多いようですので、お約束通り、バージョン情報を上げておきます。

Insider buildとはいえ、もちろんOSのバージョンは10.0に切り替わっています。

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Lumia機能情報も、DenimからWindows10に模様替えとなりました。ご覧頂きますように、一部の表記やメニューは依然として英語版のままです。

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それでは、各機能を観ていきたいと思います。一番変わったのが、これまでのUIのルールを破って、アイコンが付させた設定画面でしょうか。決してアイコンの直観性が高い訳ではありませんが、文字がずらずらと並ぶ、従来の設定メニューに比べると、多少は判りやすくなったかと思います。

これは、8.1の最後のアップデートで一部の端末ではサポートされたマウス操作に対応させる(マウスカーソルでアイコンをクリックするという作法は絶対的)意図があるかと思われます。そのため、画面一番上の行にメニュー名称とアイコンが表示されるようになりました(押すと、一段上のメニューに戻れる)。

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また、こんな具合でExtrasの部分は英語のままです(日本語の部分は8.1のメニューをそのまま横流し)。また、一部のファンクションは機能しません。

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スタート画面の調整メニューです。先ほどご紹介したように、背景全面に画像を張る事が出来るようになりました。アクセントカラーもかなり増えて、Windows8スタートから着々と機能と操作性を高めてきたメトロUIは、ますます充実しているようです。

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そして、これだけ高解像度モデルが増えてきた中、待望であった表示サイズを縮小する機能が追加されました。効果のほどは設定メニューのアイコンサイズと表示されている列数でご確認いただければと思います。

アプリケーション側には反映されない場合が多いようですが、MS謹製のアプリケーションやOutlookなどの通知画面、メール確認には適用されますので、これで高解像度モデルの優位性を存分に発揮できますし、解像度の低いモデルでも、無理をすれば表示エリアを上位機種に近い形で画面に押し込める効果が得られるはずです。

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次に、ポイントとなるのは電話機能と通話アプリの連携。ビデオ通話という名称でSkype等のアプリケーションと連携が標準で取れるようになりました。通信系の部分にはこれ以外にも強化ポイントがあるのですが…事情により省略という事で。

クラウド対応の強化もまたポイントの一つ。アプリケーション毎にストレージの保存先がデバイス以外にも選択できるようになりました(私の端末では未対応でした)。

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デバイスの暗号化にも対応した点は重要な改善。ワンタッチで設定可能です。この機能と、電話を探す機能に位置検索をOFFにしている場合でも位置情報を定期的にバックアップするという機能が追加されたため、かなりの確率で安全に端末を運用、回収できるようになった筈です。

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同じようにプライバシー保護の強化も大きなポイント。アプリケーション毎にプライバシーにかかわる機能を制約するのではなく、機能側からアプリケーションを締め出す事が出来るのがWindowsphoneの大きな美点。Windows10 mobileにも引き継がれたこの機能を使う事で、アクセス不要と思われるアプリケーションが該当する機能を使っているようであれば積極的にoffにすることで、無駄な通信の削減やバッテリーの持ちにも好影響を与えそうです。

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激弱のマップ機能。漸くゼンリンとの提携で国内マップも相応のクオリティで表示されるようになりましたが、更に機能強化としてこちらも漸くなのですが、オフラインマップ機能が追加されました。標準のマップはナビ機能としては貧弱すぎるので使えませんが、とりあえず機能強化が続けられている証拠として。

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物凄く力を入れているのが判るのが、やはり音声認識、合成の部分。

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ナレーターと併せて、これだけ豊富なファンクションを用意してきている点からも、力の入れ方が判ります。

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どうでもいいのですが、力が入っているのが字幕の機能。サイズから背景から事細かく調整できるようになっています。現時点でも宙ぶらりん状態が続くストアへの変な力の入れ具合が、こんな形でOS側にまではみ出してきているようです。

最後にWindowsPhone8.1で最後に追加され、Windows10 mobileから正式サポートとなった周辺デバイス。

マウスと、キーボードです。

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デバイスのメニューには既にマウスの選択が用意されています。こちらは主にボタンクリックの優先を左右どちらに振り分けるかだけで、それほど意味がある訳ではありません。そして、BTにも音声認識を前面に推す機能拡張が…。

既にキーボードを認識している状態ですと、画面一番上のステータスアイコンの部分にIMEの動作状態を示すインジケーターが表示されるようになります。

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まずは、キーボードに日本語を追加しておきましょう。この際、「その他のキーボード設定」から「言語切り替えキーを表示する」にチェックを入れておくと、言語切り替えがワンタッチで行えます(教えて下さった香港在住のLumiaファンMasaさん、感謝です!)

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キーボードのレイアウトは、一見変化がありませんが、左下に青い丸が追加されています。これがカーソルキーの役割を果たすポインターで、ポインターをドラッグした状態で指を上下左右に動かすと、その方向にマウスカーソルが動くようになっています。

TBキーボードとマウスを併用するWindows10 mobile on Lumia1020

こんな具合で、マウスとキーボードを繋いで、Wordの文章などをサクサクと編集する事が出来るようになりました。

画面サイズが絶対的に小さいですし、マウスカーソルの動きを充分にこなせるだけのハードウェアパワーが無ければ、スクロールはカクカク、ポインターはよろよろとあちこちに飛び回ってしまうので、実用性は低いのですが、キーボードから入力は快適そのもの(悪評の高いMS-IMEの流れを汲むかな漢字変換ですが、海外端末でツラいかな漢字変換の数々を使いこなしてきた身にとっては、予測変換の効率性と併せて、まるで天国のよう)。携帯端末で初めて外付けキーボードが有用に感じたこの組み合わせにピッタリな、MS御謹製のキーボードと端末用のスタンドが欲しくなってしまいました。

着実な進化を続けるWindows PhoneからWindows10 mobileへの道筋。これまで散々回り道をしてきたMSのモバイルOS戦略が、漸く地に足の着いた歩みを見せ始めた事をひしひしと感じながら(何処かに書いておきましたが、CASIOPEAとiPAQからのお付き合いですから…古っ!)、更なるブラッシュアップを期待しつつ、正式版の発表を首を長くして待ちたいと思います。

 

BlackBerry Passportにも気になるあれが

BlackBerry Passportにも気になるあれが

New!(2015.8.10):まさかまさか、今更ながらですが、MVNOからBlackBerry Classic、しかも国内対応モデルが投入されるとは…。詳しくは、こちら(公式)や、こちら(お約束)こちら(お約束その2)をご覧頂ければと思いますが、9900以来の正式国内デビュー、さあ、気兼ねなくBBの素晴らしい??世界にお越しください!

海外携帯を使っている方なら誰でも気になる点…そうですね、あれです。

今年に入ってから複数のソースであれが表示されるようになったとの報告が出回っていますが、如何せんリーク版のOSへのバージョンアップとセットの話だったりするので、その辺りにあまり関心のない身としては、ただの噂話程度に聞き流していたのです。

ところが…。

BlackBerry Passportの規制関連承認画面うーん、どう考えればいいのでしょうか。

とりあえず本物っぽいですし、こちらのサイトで紹介されている例と比較すると、どうやらBlackBerry Classicと連番になっているようです(こちらが1つ若い番号)。

BlackBerry Passportの全般画面

そして、こちらにあるようにソフトウェアリリースバージョンは10.3.1のまま。

色々なソースで紹介されているリークバージョンや、一部でリリースされている10.3.2ではなく、その前のバージョン、しかも「バージョンアップと関係なく」降ってきたのです。

もちろん、自動アップデートはOFFにしてあるので、これってどう考えればいいのでしょうか…(勝手にアップされたと考えるしか)。

ちょっと悩ましいけど、大きな前進でもあるこの表示。

もうちょっと様子を見たいと思います。

WP_20150806_22_05_52_Pro2ちなみに、紹介されているサイトごとに、この画面が違う点が如何にも怪しいというか、尤もらしいというか…謎は深まるばかり。

参考情報:こちらのページで紹介されている、国内販売予定のClassicの番号とやはり続き番号になっているようですので、どうやら本物みたいですね。

 

WindowsPhone8.1 update on Lumia1020(Lumia Denimと少しの寂しさ)

WindowsPhone8.1 update on Lumia1020(Lumia Denimと少しの寂しさ)

既にMicrosoftに吸収されて久しいNokia及びLumiaブランドですが、そのコアソフトウェアがWindowsPhone8.1のアップデートに合わせて模様替えとなりました。Lumia Denimです。

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各バージョンは微妙に上がっていますが、本バージョンから遂にNokiaの単語が全て消し去られました。

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OSのバージョンも上がって、表記も「Windows Phone 8.1 Upadate」に変わりましたが、バージョンナンバーの変化は僅かです。今回のアップデートが小規模である事が予想されます。一番の変更点はMicrosoft的にはcortanaなのかもしれませんが、ちょっと割愛です。

今回のシステムの新機能は二つ。アクセサリ用アプリという機能と、アプリコーナーという機能です。

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まず、アクセサリ用アプリ。こちらは所謂コンパニオンデバイスと言われるスマートウォッチやウェアブル端末と連携するアプリケーションの管理を行う機能のようですが、肝心のデバイスがWindows Phoneに対応していませんので…。

次に、アプリコーナーですが、インストール済みのアプリケーションを、承認ユーザー間で共有できる機能のようです。既に、ダウンロード済みのアプリケーションを他の端末でも共有できる機能がストアに用意されていますが、この機能の端末版といったところでしょうか。

そして、表示上の大きな変更点は、漸く増えてきたアプリケーションを、ホーム画面上でアイコン表示したり整理するのに苦労されている方に向けて、階層化表示の編集がホーム画面上で行えるようになりました。

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アプリケーションアイコン、ないしは事前に用意しておいたフォルダーに他のアイコンをドロップするとアイコンの表示タイル表示に変わります。タイル表示をゆっくりクリックすると、左の画面のようにタイルフォルダーの名称と編集(フォルダー名の場所をクリックすると仮想キーボードが表示)。早くクリックすると、右の画面のようにフォルダー化されたアプリケーションのアイコンに直接アクセスできます(画面例のように、既にあるフォルダーを使用して2階層を作る事も可能)。

この表示機能、部分的には以前からメッセージアプリを集中管理するPeopleには採用されていたのですが、編集機能を加えて、漸くユーザーに解放されたといった感じもします。

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表示状態になると、タイルの中に更に小さなタイルが出来るようになります(アニメーションもします)。

操作性はまだしも、表示系に関しては色々と不備が指摘されるMetro UIですが、地道な改善が続いているようです。

その他の小変更についてもちょっとご紹介です(一部、Windows Phone 8.1/Cyanでのアップデート分が混ざっているかもしれませんが、単なる確認不足です。笑って許して下さい)。

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  • データセンターに、ブラウザーデータの圧縮機能が追加されています。従量課金制通信時に、少しでもパケットを減らす場合は有効かもしれません
  • インターネット共有(所謂ディザリング)の対象デバイスとして、Bluetoothも選べるようになりました。なお、これまでも要望の大きかった、Bluetooth外付けキーボードへの対応は、一部の端末に対してのみ提供予定の次のアップデートで適応される事が発表されています(Windows10で対応されるかは言及されていません)

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  • 日本語入力の機能ですが、何時の間に予測変換の精度調整や、変換バーの表示桁数の調整なんて言う細やかな機能変更も入れられています。ちなみにシステム時間のタイムゾーンが、ロケール日本にも拘わらず、自動の場合、大阪、札幌、東京からソウルに勝手に変えられてしまうという、微妙なバグ(設定ミスorGPS連動なのかも)もあったりします。

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  • 一応、紹介だけですが、SMSの音声読み上げ対象デバイスとしてBluetoothのみを指定できるようになりました。日本人はメッセージ読み上げを殆ど使用しない筈ですが、海外では当たり前で、たまにスピーカーから流しっぱなしにしている方もいらっしゃいますが、これでプライバシーを気にする方も安心して使えるかもしれません
  • そして、アップデート好きな方には待望?の機能かもしれません。アップデートファイルの自動ダウンロード時間を指定できるようになりました。これで、朝起きたらすぐアップデートに着手できる、お忙しい方には嬉しい改良でしょうか

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  • そして、これも漸くといった感じですが、バッテリーセーバーのアイコンをホーム画面に置くことで、バッテリー容量が確認できるようになりました。Cyanアップデートの際に、ホーム画面上にバッテリーアイコンで容量を表示してくれるようになったのですが、数値での確認はスワイプしないと確認できなかったので、直接容量の%が読めるアイコンはやはり欲しい所でした。後は、残容量更新タイミングが致命的に遅いという課題が解決しているか、これから確認です。

ここまで見てきたように、着実な機能改善を見せているWindows Phone 8.1。しかしながら、改善の方向性は今回ご紹介していない点を含めて、Microsoftの新たなビジネスモデルを実行するためのプラットフォームとしての役割に大きくシフトしてきている感が、ひしひしと感じられます。

今回のアップデートで、これも漸くサポートされたSDカードによる外部ストレージサポート(ここまで渋ったのは、明らかにセキュリティ上のデメリットを勘案しているのでしょう)、そしてラストにご紹介する点が象徴しているかのようです。

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Lumiaの象徴ともいえる、Lumia1020。そのシンボルである41M pixelの超高解像度カメラを自在に操るアプリケーション、Lumia Cameraのバージョンは4.9.3.0で留め置かれ、5に進む事は叶いませんでした。

Windows10でもLumia Cameraを搭載する高機能端末向けのプレビュー提供が見送られ、次のフラッグシップの関する話題で何時も採り上げられながらも実現が危ぶまれている、Lumia1020後継の話。

端末メーカーとしてのNokiaと、サービスプロバイダーとしてのMicrosoftのスタンスの違いがいよいよ明確になってきた気がする、今回のアップデートでした。

 

キーボード付き端末で敢えて外付けキーボードとマウスと使ってみる(BlackBerry PassportでBluetoothキーボードとマウスを)

キーボード付き端末で敢えて外付けキーボードとマウスと使ってみる(BlackBerry PassportでBluetoothキーボードとマウスを)

スクエアの大画面にキーボード付きという異端のスタイルが楽しいBlackBerry Passportですが、OS10.3.1から新たに採用されたBluetoohプロファイルにより、外付けキーボードとマウスを利用する事が出来ます。

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こんな感じで、簡単にペアリング可能ですが、Class2対応のデバイスでないと、動きがぎくしゃくしてしまいますので、デバイスの選択は要注意です。

ちなみに、外付けキーボードのプロファイルに日本語がありませんので、本体側のキーボードを使って日本語入力モードにしても、外付けキーボードからは強制的に英語入力となってしまいます(残念)。

BlackBerry Passportでマウスとキーボードこんな感じで、なんちゃってデスクトップ環境も作れてしまいます。

残念ながらキーボードは実用になりませんが、マウス操作は結構快適で、PCが無いときでも、大画面のメリットもあってデータブラウジングは快適そのもの。

もちろん、ホイールによるスクロールにも対応しています。

BlackBerry Passportのマウスポインター画面上には、こんな感じで、三角形のマウスポインターが表示されます。暫くすると消えてしまいますが、マウスを動かすと再び現れます。

BlackBerry Passportスワイプダウンマウスポインター1画面の上端にマウスポインターを持っていくと、設定画面を出すスワイプダウンを指示する歯車マークのポインターに変化します。

BlackBerry Passportスワイプダウンマウスポインター2この状態で、マウスを左クリックすると、メニューバーが少し引きずり出されますので、そのまま引き下ろせば設定メニューが表示できるようになります。

BlackBerry Passport スワイプマウスポインターでは、BlackBerry OS10の特徴である、スワイプによるページめくりを行う場合はどうするでしょうか。

実は簡単で、画面下端にマウスカーソルを持っていくと、マウスポインターがページめくりマークに変わりますので、そのまま左ボタンを押しながら画面をめくる動作を行う事で、ページをめくる事が出来ます。

意外と、便利で簡単なBlackBerry Passportでの外付けマウスとキーボードの利用。

普段はめったに使わないでしょうが、ちょっとした裏技として如何でしょうか。