BlackBerry OS10.3.1リリースで何が変わったの(OS7ユーザーへの橋渡し)

BlackBerry OS10.3.1リリースで何が変わったの(OS7ユーザーへの橋渡し)

BlackBerry Passportのご紹介はこちらにて。

New!2015.2.23 : 一応ご報告までですが、当方所有のPassportで当該バージョンを使用すると、かなりの高頻度で設定画面の縦スクロール中に画面がフリッカー状態となり、スクロールを停止すると画面がブラックアウトする障害が発生しています(スクロールを再開するとフリッカー状態に)。現時点では、設定画面、カメラ、音楽で発生していますが、他の部分でも発生する可能性はあります(BlackBerry HUB及びtwitter、ブラウザでは発生していません)。類似の現象についての報告がBlackBerryのファンサイトN4BBにアップされています。気になる方は、fix版が出るまで、アップデートは控えた方が良いでしょう。

昨年後半から意欲的に新端末のリリースを再開したBlackBerry。

大本命のClassicを迎えて、旧来ユーザーの取り込みに改めて取り組み始めたようです。

そんな中で登場したBlackBerry OS10.3.1。巷のニュースではBlackBerry BlendやAmazon AppStoreによるAndroidアプリが使えるようになった…などという、何時の話だと、首を傾げるような紹介を受けていますが(プリインストールという意味らしいです)、新しいリビジョンが登場する事自体は喜ばしい事。操作性やアプリケーションなどメインの話題は他のサイトにお譲りして、どこが変わったのか、ポイント確認をしてみたいと思います。

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アップデート前の確認表示。

この機能拡張の文面だけ見ていると、前述の紹介が正しいことになりますが、ちょっと微妙。

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容量は500Mbyteを越えますので、ナローバンドな田舎だと、それなりに覚悟が要ります。お時間に余裕があるときに実施しましょう。

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再起動を促されますので、素直に従います。アプリケーションを終了してからでも再起動は可能です。

なお、再起動後の待ち時間は相応に掛かります。特に再起動画面で表示されるインジケーターが100%に到達した後で、更に5分ほど待たされますので、焦らず、ゆっくり待ちましょう。

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再起動が終了すると、壁紙がデフォルトに戻されてしまいますので、お気に入りの壁紙を入れてみます。

あ、キャプチャーは取れませんが、パスワード入力画面も変わっていますね(でかでかと「デバイスパスワードを入力」と表示されるようになりました。この部分は、時にパスワード入力画面が表示されなくなるバグがあったので、直っていてほしい所です。

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まず初めに気が付くのは、BlackBerry HUBで地味にキャプションが日本語化されていたりして、ちょっと微笑ましいです。また、「更に選択」を選んだ場合の選択表示にチェックボックスが付加されるようになりました。これは嬉しい変更ではあるのですが、一方で選択カラーが濃くなった関係で、コントラストを確保する為にアイコン自体が縮小化。視認性には疑問が残ります(この辺りのアイコンサイズとバックグラウンドカラーの視認性のお話は、東京メトロの新しいデザインシステムを事例として「駅をデザインする」で詳しく語られてますね。

では、引き続き変更点を観ていきましょう。

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バージョン表示です(左右に並んで表示されている場合、左が10.3.0です)。

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同じくバージョン表示ですが、大きな変化として、FlashとAdobe Airのバージョン表示が無くなりました。

他のブラウザーの潮流に倣って、ここでもFlashを排除する方向性が垣間見られます。

代わって用意された、ソフトウェアバージョン08という、あまりにありきたりな表示が少々気になります。

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次に機能面を観ていきたいと思います。

まず、ストレージの部分でUSBの接続方法のメニューが、これまでのマスストレージとして使用するかの可否から、充電のみモードも選択できるように独立しました。但し、OS7のように、USB接続時に切り替えメニューが表示されて切り替えられる訳ではありませんし、USBマスストレージと排他選択です。更に、マスストレージとしてマウントできるストレージは、外部のフラッシュカード側のみとなります。

また、デフォルトのネットワークドライブとしてマウントする際にも、ローカルIPアドレスが任意に設定できるようになりました。

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データ管理では、アカウント毎にデータ通信容量(すなわち画像ダウンロード)の容量制限が設定できるようになりました。

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アカウントを選択すると、アカウント編集画面の各通信方式における、データ容量設定のページに飛ぶようになっています。これもOS7では、自動的にダウンロード容量を規制していた機能(冒頭だけ表示されて、スクロールダウンすると続けてダウンロードが出来る)を盛り込んだ形になります。

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表示系で大きな変更となったのは、ソフトウェアキーボードの表示色が、UIに応じて、これまでの黒バックと、新たに用意された白バックの2通りに自動で変更される機能が追加されました。

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白色系の端末をお持ちの方は、白色表示固定にしても良いですね。

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表示の部分でもう一つ、スクロール時にアクションバーを表示する選択が出ていますが、実際にアクションバーを表示する機会が無いので効果は判りません。

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表示設定の詳細では、コントラスト反転が漸くサポートされました。使用することはないですが、OSとしては備えておくべき機能ですね。

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次に、入力機能ですが、遂にとって良いのでしょうが。外部キーボードがサポートされました。

Bluethoothキーボードを持っていないので、どんな事が出来るか判りませんが、とりあえず機能が用意されたという事で…(ちなみに日本語キーボードの選択は用意されていません)。

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そして、大きく変わったのが通知機能。

ユーザーが新たに作り直すことを前提とした、プルダウンからプロファイルを選択、編集するメニュー方式から、OS7時代に用意されていた初期プロファイルを提示した上で、詳細に機能を制御する方式に戻されました。

また、設定されたプロファイルを登録し、クイックメニューに表示される通知アイコンをタップすることで、常時プロファイルが選択できるようになっています。これも、OS7時代に便利に使っていた機能の再来です。

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USB接続と同様に、直感的に操作や編集が出来る点がBlackBerryの大きな美点。

スマートフォンに対するアプローチとして、アプリケーションが豊富に選べることは大きなメリットですが、操作系がばらばらになる点はいただけません。

一方、Windowsphoneのように、全てのアプリケーションをMetro UIに統合してしまうと、ユーザービリティが良ければ構わないのですが、現状の操作性はあまり褒められたものではありません。

BlackBerry OSの美点は、アプリケーションの通知の部分だけを統合化することで、一貫性のある通知機能をユーザーに提供するという、ページャー(ポケベル)由来の端末メーカーらしいアプローチ。OS10に切り替えた際に、ちょっと忘れかかっていたこの美点を再び思い出しつつあるようです。

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アプリケーション毎の通知も、プロファイルにぶら下げられるようになっています。

そして、嬉しい変更点は、BlackBerry使いなら誰でもその便利さを実感できるLEDによる通知機能。

今回のアップデートで、再びアプリケーション単位でのLEDカラー切り替え機能が、標準機能として使えるようになりました。これで、使用しているアプリケーションに応じて、LEDカラーを変更可能になります。なお、この変更に伴い、連作先毎の通知設定作成は別メニューとして独立しています(プロファイルと連動するかを選択)。

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ここからは、追加の機能です。

高度な機能として、手に持っている間は画面スリープに入らないようにする機能が追加されました。

バッテリー駆動時間を気にされる方には、画面スリープ時間の短縮と併せる事で、効果を発揮しそうです。

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そして、バッテリー節約モードも新設されています。

常時節約モードを効かせるか、一定の容量以下で機能を開始させるかの選択があるのは他のデバイス同様ですが、高度な操作をオフにするという選択肢があるのが、ちょっと面白いかもしれません。

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最後に、キーボード好きなBlackBerryファンの方(しかいないかぁ…)、お喜び下さい。

キーボードショートカットの編集画面が用意されました。

26文字分、とりあえず画面を上げておきますので、入手された際にはどうぞ思い切ってカスタマイズされて下さい。

操作性自体も、画面切り替えがクイックになったり、変換確定時の表示も少し高速化(どちらもぬるぬる感は逆に減少)したりと、使用感も向上したOS10.3.1。ちょっと挙動に疑問がある点もみられますが、実用性は大きく進歩したようです。その進歩の形は、ちょっと厳しめに言えば、OS7時代の快適性再現。

OS10を登場させた際に、これまでのユーザー層をある意味切り離してでも、新たなユーザー体験を求めたBlackBerryが、Classicを観て、もう一度BlackBerryを使ってみたいと思った、旧来のユーザーを裏切らないために用意した、端末メーカーとしての視点に立ちかえった、今回の改良だったのかもしれません。

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異端者へと追いやられたBlackberryが繰り出した、異端な一台(Blackberry passport)

異端者へと追いやられたBlackberryが繰り出した、異端な一台(Blackberry passport)

このページをご覧のBlackBerryオールドユーザーの皆様へ。

長い雌伏の時を経て、遂に皆様が期待するQWERTYキーボードがついて、キャンディバーで、しかもトラックパッドと4ボタンも用意されている….。

今時のスマートフォンを笑い飛ばすかのような古典的フォーマットが再び帰ってきました!

その名も自虐心溢れる「BlackBerry Classic」です!

ITmediaの紹介記事はこちら

New!(2015.1.10):流石に早い!お馴染み、週刊アスキー副編集長様が地下室から贈る、週アスPlusのスピンオフ。週刊リスキーでレビューが紹介されています(LINEはAndroidのアプリが使えるらしいですよ)。

下のPassportの紹介をご覧頂く前に、まずはClassicのご検討を。

iPhoneにも浮気せず、Androidは危険と考えて、BBを深く愛用されいる皆様、きっと皆様が欲しかったものはClassicにすべて揃っているはずです。

BlackBerry OSの新しいバージョン、10.3.1の新しい機能紹介はこちらにて。

—本文ここから—

スマートフォンの始祖ともいえるNokiaのブランドが消滅し、携帯端末が世界的にAppleとGoogleの2大エコシステムに集約されつつある昨今、既に忘れ去られて久しいBlackberryですが、これまでの戦略を先鋭化させることで生き残りを図る覚悟を決めているようです。

今や話題にも上らないBlackberry OSに対して、ハードウェアの方はBlackberryのアイデンティティを漸く思い出したかのように、旧来のOS7モデルに対して、正当進化を図るモデルを送り出す準備を進めているようです。

そんな忘却のかなたにあるBlackberryが試行錯誤の最中に送り出した、極めて特異な一台が、今回ご紹介するモデルです。

BBPassportパッケージ相変わらず、素っ気ないパッケージ。でもその素っ気なさが逆にアメリカンらしくて好きだったりします(いや、カナディアンか)。

BBPassport開封1

開封状態です。パッケージ内部は高級感を漂わせるように、シボの入ったトレイに収められています。

BBPassport開封2パッケージの中身です。簡易マニュアルと、解説シート、ヘッドフォンとUSBケーブル、充電器です。こちらはUKモデルなので、充電器は三つ又プラグですから、アダプタ変換器が必要です。

豪華な簡易マニュアルが印象的ですが、英語、仏語、スペイン語?の次にアラビア語表記が続く点が、現在のBlackberryの置かれた位置を明快に表しているようです。

BBPassport正面BBPassport背面

本体の正面と背面です。キーボードは全世界共通で、シンボルは普通の英語キーボード(US)に統一されています。

背面の上側が取り外せるようになっていますが、バッテリーの交換は出来ません。

BBPassportと9790BBPassport背面2

本体のサイズをBlackberry9790と比較します。長さは2cmほど、幅は実に倍ぐらい違います。

背面は9790とほぼ同じ、バックスキン調のコート処理がされていてますので、グリップに不安はありません。

BBPassport厚さBBPassportトップ

本体の側面にはボリュームボタンと、Baackberry Assistant起動ボタン(ミュートにも使用)が用意されています。

幅は9790よりわずかに薄い程度ですが、重量がありますので、手首への負担は相応です。

本体のトップにはヘッドフォンジャックと電源ボタンが用意されています。

最近のボタンを極力排したスマホと一線を画す、操作ボタンの多さ(そもそもキーボード付き)が印象的です。

BBPassportスロット本体上側のカバーを外した様子。

Micoro SDカードと、nano SIMスロットが付いています。電子認証方式を採用していますので、電波関係の認証刻印はここにはありません(設定画面中で確認できます)。

BBPassportセットアップ画面1BBPassportSIM挿入BBPassportID入力

一応気にされる方もいらっしゃると思いますので、セットアップ中の画面も少し載せておきます。

最初から日本語を選択することが出来ますので、殆ど苦も無く設定できると思います(入力切替で苦しまれる方へのアドバイス、日本語と英語の切り替えは、画面下側に表示されるソフトウェアキーボードの「、/,」(カンマ)長押しです)。

一応SIMなしでもセットアップできますが、Blackberry IDの認証を求められますので…(以下省略、Wifiでも良い)。

BBPasportソフト更新BBPassportセットアップ完了

ソフトウェアの更新を聞いてきますが、後ででも大丈夫です。

セットアップが完了すると、チュートリアルが始まります。特異な操作系を採用しているので、焦らず充分練習しておきましょう。

(チュートリアルはメニューから起動できますので、後で再確認することも可能です)

BBPassportユーザーガイド画面表示が日本語になったとしても、操作が判らないときはどうしたらよいか…、悩む必要はありません。何といってもそこはBlackberry。ちゃんと日本語版マニュアル(PDF/HTML)が入手可能です。

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では、画面表示のご紹介です。

左がメイン画面。縮小表示がタイルで並ぶ、Blackberry OS10特有の表示が印象的です。

1440x1440pixelのスクエア画面が新鮮です。

画面を右にスワイプするとBlackberry HUBと呼ばれる、統合メッセージ表示エリアに切り替わります。これは、Blackberry OS6時代から続く、メール統合表示の延長に位置する機能で、各アプリケーションからの通知を一括して表示、処理できる、旧来からの優れた機能です(画面はご勘弁を)。

今となってはプッシュ通知が当たり前となってしまいましたが、ポケベルを発祥とするBlackberryならではの大きなアドバンテージでした。

右側は画面を下にスワイプした時に表示されるメニュー画面です(アプリ起動中は指2本でスワイプ)。メニューに表示させる機能は選択可能です。OS7では制約の大きかったホットスポット(デザリング、ネットワーク共有)も簡単に切り替えられます(但し、強制的にwifiがoffにされますので要注意)。

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プレインストール状態のアプリケーション一覧。

単にブラウジングとメール、SNSを使うには何も追加が要らない状態ではあります(LINEは無い)。

エコシステムの構築に失敗したBlackberryですが、OS10ではAmazon Appstoreを利用する形で、kindleの、即ちgoogle Androidが養ったエコシステムに寄生する形でアプリの確保を図っています。

その手法の是非は置いておきますが、ネイティブアプリの少なさはWindowsphoneのそれを更に上回る絶望的な少なさなので、これはこれでやむを得ないことかもしれません。

現時点で、wordpressとTuneln Radio、乗換案内はAndroidアプリを使用しています。

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ロック画面の例。背景は好きな画像を張り付ける事が出来ます。

左端に通知アイコンが表示されて。タップすると、宛先表示(ヘッダー表示も化)が出てきます。

例が出せなくて申し訳ないのですが、伝統の赤星マークと、赤い通知LEDの表示も健在です。

そして、多くの方が期待される入力機能ですが…あまり期待しない事を正直に申し上げておきます。

まず、キーボードの位置関係上、入力時にバランスを取ることが難しく、安定して入力を続けるには少々コツが必要です。

端末重量もそれなりにありますので(194.4g)、両手で持っていても、入力中にかなりの重さを感じてしまいます。

次に、入力キーを極力絞ったせいで、ファンクションやcapslock、altキーに頼った入力に慣れていると、面食らうこと間違いなしです。

上記の2つは慣れで解消しそうなのですが、このようなレガシーな入力方法に対して、アンチテーゼ的に採用された機能が実は決定的な問題となってきます。

既に言われているようにBlackberryの日本語入力はIMEという概念を離れて、英語版の機能を延長した、予測入力に特化した変換アルゴリズムを採用しています。その結果、とても悲惨な事実が発覚します。通常、変換効率の低いIMEを使用している場合、狙った単語が得られなければ、単漢字変換を重ねることで、文字列として単語表記を仕上げてしまうという処理が出来ますが、予測入力を前提にしたBlackberryの変換体系では…

「入力予測可能性が優先されるため、単語や単漢字入力が無視されるより、入力と不一致でも文意が優先される」

という、おぞましい仕様が採用されています。

右の画像で例を示しますが、「充実」という言葉を入力したいにも関わらず、音の優先順位で「じゅう」より「きゅう」が上にあるため、完全一致した「充実」以外、変換候補が全て「きゅう」で始まる言葉で埋め尽くされてしまいます。これは、単語完全一致でも頭の音節の優先度が低いと変換候補に表示されない危険性を示すもので、実際に「重要」とか、「重視」といった単語は前後文節効果が得られない限り、決して単語入力では選択肢に現れないという、恐ろしい仕様です。

たぶん、流行の音声入力にシフトした変換体系を採用した結果だと思うのですが、回避方法が存在しない(予測変換のOFFが出来ない)ため、入力しながら絶望感に苛まれること多々である事だけは事実です。

予測変換に裏切られた時のため、自らが予測変換を逆手に取れるように、漢字の音読み、訓読み、複合語のあらゆるパターンを頭に叩き込んでおきましょう。

<追記2014.11.11>

ローマ字入力方法に誤りがあるのではないでしょうかとのご指摘を頂きました。

上記の例はその通りのようですので、記載はそのままにしておきますが、実際の濁音入力例の一覧を用意しておきます(ご指摘、ありがとうございます)。

  • ぎゃ:gya ぎゅ:gyu ぎょ:gyo(正しく判断される)
  • ぐぁ:gwa ぐぅ:xxx ぐぉ:xxx(が と判断される)
  • じゃ:jya じゅ:jyu じょ:jyo(いや、きゅうorじゅう、きょ と判断される)
    • 上の場合の対処 -> じゃ:ja じゅ:jy じょ:jo で正しく判断される
  • ぢゃ:dya ぢゅ:dyu ぢょ:dyo(しゃ、しゅ、しょ と判断される)漢字では使われない筈
  • でゃ:dha でゅ:dhu でょ:dho(しゃ、でゅ、ちょ と判断される)漢字では使われない筈
  • びゃ:bya びゅ:byu びょ:byo(にゃ、にゅ、にょ と判断される)
    • 上の場合、びゃく、びょう と続く場合には正しく判断される。

他のパターンもあるかもしれませんが、対照表がある訳ではないので、あくまでも参考まで。

BBPassportとノートPCBBPassportとWebブラウズ

あと、キーボード付きのファブレットとして、文字編集や入力に便利だろうとお考えの方にも、再考を促しておきたいと思います。

画面左がwordpressの編集画面で、履歴一覧を表示していますが、文字情報の縮小には視認性の限界があるため、解像度が同じ程度でも、画面サイズによって規制される情報量の少なさをカバーすることは困難です(dpiが高いため、品位が向上するというメリットはあります)。

一方、ブラウザの画面など、一覧性を主に画像から得ている表示の場合、後で拡大表示する前提であれば一覧性に大きな違いはなく、高解像度とスクエア画面の利便性が充分に発揮されます。ただし、この用途はキーボードと相反する需要ですね(単なるタブレットやファブレットでも良いことに)。

BBPassportとスタンドスタイルBBPassportオーディオ再生

なので、キーボードの優位性から少し離れて、Blackberry passportのメリットを考えてみると、元々、googleやoutlookといったクラウドベースのサービスと親和性がかなり高いので、それらのサービスを活用したブラウザとして考えると、表示エリアの広さやスクエア画面のメリットが見えてきます。

カレンダーやスケジュール、スプレッドシートなどの一覧性を求められる表示、PDFやプレゼンテーションの資料チェックといった4:3や横長画面の資料の確認など、解像度の優位性が発揮できる分野では、大きなメリットが得られると思います。

ブラウザやSNSの確認にもかなりの威力を発揮するはずです。

特に、キーボードの下には静電容量型の平面センサーが仕込まれているようで、画面上の縦横のスクロールをキーボード上で行う事が出来ます(英語版であれば、アルファベットキーの上をなぞると、予測変換が発生するらしいですが、未検証)。

この機能を使うことで、Blackberryの大きな特徴であった、ホームポジションから指を離さずに画面操作が行えるメリットを、その大画面表示を操るために活用できますし、T/Bキーによるスクロール制御など、これまで慣れた操作系をある程度再現できるはずです(あとはマウスカーソル機能さえあれば….)。

ちなみに、横方向のスクロールはアプリケーション側が殆ど対応していないため、実質的には縦方向スクロール用です。

また、意外なメリットとして、スクエア画面は動画(本体をわざわざ横倒ししなくて良い)や、CDのパッケージイラストを表示するのに都合がよく、以前より評判の良かったヘッドフォンアンプや内蔵されるステレオスピーカーと併せて、ストリーミングや音楽を聴くのに好都合という、本来のBlackberryに期待される用途と全く別のメリットを見出すこともできます(アルバムライブラリーが満足に作れない、一部の動画やAACがフォーマット依存で再生できないなど、この辺りが得意そうな筈なのに絶望的にダメなwindowsphoneとは好対照)。

blackberry passportカメラ写真例最後に内蔵カメラの撮影例を。

かなり暗めの室内ですが、手振れ補正はかなり強力です。10Mpixelと充分以上な画素数と、6×6版を思わせるスクエアな画面構成(4:3と、16:9も選択可能)を巧く使いこなすと面白い写真が撮れそうです。

スマホ遍歴キーボード付きスマホ一族流石に、これだけ変態端末に付き合ってくると、何が来てもあまり動じないのですが、それにしても正に異端な一台。

どうやって付き合っていくか、しばらく試行錯誤が続きそうです。

<おまけ>

  • 今回の端末入手にご協力を頂きました、お馴染みPocketgames様に感謝いたします(お昼休みの真っただ中に投下するなんて卑怯ですよ…思考停止状態になったじゃないですか(泣笑))
  • あ、ちなみにBand6対応ですので、何やらをご期待の方を決して裏切らない、Blackberryの美点はしっかり継承されていますよ(笑)
WindowsPhone8.1 on Lumia1020(Lumia Cyanがやって来た)

WindowsPhone8.1 on Lumia1020(Lumia Cyanがやって来た)

Lumia1020とWindowsphone8.1

WindowsPhoneのメジャーアップデートになる8.1。

既に春には搭載モデルの発売が開始されていましたが、既存モデルへの適用開始はQ2からとちょっと遅れ気味に。でも、漸く手持ちのLumia1020(オーストラリア版)にもアップデートが降りてまいりました!

WP8.1アップデート事前1WP8.1アップデート事前2

WindowsPhone8.1にアップする前にまずはマイナーアップデートの要求が出てきますので、素直に従いましょう。

WP8.1アップデート1WP8.1アップデート2WP8.1アップデート3

マイナーアップデートが終了すると、今度はWindowsPhome8.1へのメジャーアップデートが始まります。

ここで要注意!

「更新プログラムをインストールできます」の表示に対して「インストール」を押した後に、次のサービス規約が出てくるまで、一旦、元のメニュー画面に戻った後で5分ほど(Lumia1020の場合)かかります。焦らず、ゆっくり待ちましょう(私のように何度も再起動を繰り返さないように…)。

WP8.1アップデート終了1WP8.1アップデート終了2

無事にアップデートが終了すると、今回追加された新しい機能、Wifiセンサー利用の選択と、ストアアプリの自動更新許可、広告IDの使用許可を求めてくるメニューが表示されます。お好みで選択してくださいなのですが…まあしつこいかも。

WP8.1アップデート以前WP8.1アップデート終了2

無事にアップデートは完了しましたが、ビジュアル的にはホームスクリーンに小アイコンで6列横表示が出来るようになったのが最大の変更点でしょうか。フォルダーアイコンを併せて活用することで、ホームスクリーンからの操作性が大幅に改善しました(現状では横6列表示にすると、これまで横幅いっぱいで表示されていたアイコンは4列幅に留められてしまいます。互換性維持のためやむを得ないようですね)。

プルダウンメニュー1プルダウンメニュー2ボリュームコントロール

そして、今回のアップデートでのビジュアル面でのもうひとつの大きな変化が、ホームスクリーンに用意されたプルダウンメニュー。

通知領域からスワイプ(これがちょっとやりにくい)すると現れる、設定変更用及び、通知メニューが2段階で表示されます。

設定変更メニューには4種類のアイコン(主に通信関係)を置く事が出来ます。通知メニューの方は、メール、SMS及び連携アプリからの通知が入った場合、通知領域に新たに用意された通知アイコンが表示され、スワイプで通知内容がリスト表示されるようになります。

また、バッテリーの残容量(%表示)と、日付も確認できるようになりました。

(小さな変更ですが、ネットワーク接続状態のアイコンが常時表示されるようになり、Blackberry同様にUplink/Downlinkの矢印表示が出るようになりました。プルダウンメニュー操作後にはキャリア名称も出るようになり、より携帯電話らしいUIに進化…いや退化したようです)

これで、待ち受け主体の利用方法の場合、ホームスクリーン上に通信関係のアイコンを置かなくても済むようになります。

また、ボリュームコントロールのプルダウンには新たに着信音のボリュームとオーディオのボリュームを分離して操作できるようになりました。

ショートカット変更WindowsPhone8.1の新機能

そして、今回一番面食らったのがこちら、スクリーンショットのショートカットキー変更です。

ハードウェアボタンを廃したモデルへの対応なのですが、「ボリュームUpボタン+電源ボタン」は、やはり使いにくいところです。その他の変更は、こちらの変更ガイドを一読しましょう(SMSでリンク先が飛ばされてきます)。

ハードウェア情報旧ハードウェア情報新

では、お約束のハードウェア情報の比較を。IMSの項目が増えています。

Lumia Black情報1Lumia Black情報2

Lumia Cyan情報1Lumia Cyan情報2

Lumia Cyanの情報を。Lumiaとしては、アクセサリエージェントが無くなった以外、あまりバージョンが変わっていないことが判りますでしょうか。

では、最後にWindowsPhone8.1の設定メニューの一覧を。緑色の枠で囲ったメニューが新規、もしくは機能に大幅な変更があったメニューです。

Windowsphome8.1設定1Windowsphome8.1設定2Windowsphome8.1設定3

  •  スタート+テーマ : 今回最大の変更。スタートメニューの変更メニューです
  • 通知+アクション:こちらも大きな変更となった、通知領域の設定メニューです
  • 携帯ネットワーク+SIM : これまで分離していたSIM管理メニューと携帯ネットワークの管理メニューが統合されています。Dual SIMへの本格的な対応の結果ですね
  • NFC : こちらも待望久しいNFCのメニューが用意されました。一応支払いにも使えそうなのですが…
  • バッテリーセーバー : バッテリー残量低下時にバックグラウンド動作を許可する、アプリケーション毎の設定が用意されました
  • 画面出力 : こちらは新機能。テレビや外部モニターに画面出力が出来るようになったようなのですが、Lumia1020は対応外です

Windowsphome8.1設定4Windowsphome8.1設定5Windowsphome8.1設定6

  • 広告ID : ONにするつもりないので…

Windowsphome8.1設定7

  • デバイスハブ : 接続されたデバイスのコントロールソフトを取り込む機能みたいなのですが、対応する機器を持っていないので、ちょっと判りません(WifiやBTのデバイスが表示されるようです)

Windowsphome8.1設定8Windowsphome8.1設定9Windowsphome8.1設定10h

今回最大の変更点、スタート+テーマの設定と、通知+アクションの設定メニュー画面を。

通知領域に表示できるアプリは選択できるのですが、選択肢が限られており、制限があるようですね。

サムネイル表示

最後にちょっと嬉しい改善も。画像サムネイル表示が日付別に。

こういうちょっとした配慮を含めて、表示、操作系が更に進化したWindowsPhone8.1ですが、残念ながら未だに国内での搭載モデル販売予定がないようで、ちょっと残念な気もします。

二つの小さな「木」のヘッドフォン(ATH-EW9とHA-FX750)

二つの小さな「木」のヘッドフォン(ATH-EW9とHA-FX750)

八ヶ岳の南麓なんていうと、近所迷惑なんて全く関係ないような無人の荒野に住んでいるように見えるかもしれませんが、実際には周囲には家もあり、住人の方もいっぱい居るので、深夜の騒音はやはりNG。

都会ほどではないかもしれませんが、ボリュームを上げて音楽を楽しむにはやはりヘッドフォンが欠かせません。

こちらに移り住む前から使っていたオーディオテクニカのATH-EW9は無二の耳かけタイプの高音質モデル。しかもウッドの外装が大のお気に入りでずっと使ってたのですが、流石に10年選手ともなるとお疲れ気味。パッドは補修部品が入手できたので交換したのですが、イヤーハンガーのゴムは切れるたびに自分で補修していたのですが、もはや限界。現行モデル(2003年11月発売ですからなんと10年目の長寿モデル。買ったのは2003年の12月だった筈)なのでオーテクにお願いすれば購入できそうなのですが、ここは意を決してまたしても小さな「木」のヘッドフォンに手を出してしまいました。

ATH-EW9とHA-FX750JVCケンウッド(最近はビクターと呼ばないんですね…嗚呼)のウッドコーンシリーズでも最小のモデル、インナーイヤーヘッドフォンの最新シリーズから中くらいのモデルHA-FX750を選んでみました(HA-FX850はプライス/スペック比でパスです)。

手に持つとずっしりくる重さと、インナーイヤーとしては非常に大きな外装が少々仰々しいですね。そして、光沢のあるケーブルとヘッドフォンジャックは少々貧弱で、質感のあるケーブルと金属製のジャックを有する同じ価格帯にあるATH-EW9よりかなり貧相な印象を与えます。ケースや付属品は非常に凝っているので、どうも購入者の所有する満足感(コレクターアイテム)と実際の使用感(まあ、普段ケースには入れませんねえ)を天秤にかけて、所有する満足感の方を採ったようですね。

音質の方はエージング中なので何とも言えませんが、初見でのATH-EW9の比較で行くと、流石に耳かけタイプに比べるとHA-FX750はインナーイヤーで密閉度が高いため、音場の立体感はかなり高く、サラウンドを効かせなくても臨場感を感じさせる効果を与えているのは評判通りのようですね。また、流石にピアノの音響とは相性がよく、低温から高音まで綺麗に聞かせてくれます。特に低音側はかなりしっかり出ている雰囲気です。

一方、インナーイヤー特有?のブヨブヨと残響が残る感覚はHA-FX750にもはっきり感じられる点は、エージングの効果如何かも知れませんが、やはりこのタイプ特有の癖のようにも感じられます。また、ATH-EW9のような耳かけタイプは殆ど開放型に近いほど音が外に出ていく(そのため、こんな屋外で使用してくださいと言わんばかりのATH-EW9のデザインですが、実際には音漏れが酷いため、車内等では気を使ってしまって使う気がしません)ために反響効果が低いためでしょうか、立体感は薄いのですが、逆に音が綺麗に抜けていくので、女性ボーカルや金管楽器は美しい音色を奏でます。この辺はオーテクらしい音といっていいかもしれませんね。

抜けのよい軽やかな音が気持ちの良いATH-EW9と、厚みのある立体感が楽しいHA-FX750。同じ木を素材にした小さなヘッドフォンでも、随分違うものだなあと感じ入っているところです。

Windowsphone用の新しいtwitterクライアントはメッセージ管理体系に整合させるUIの統一化かも

Windowsphone用の新しいtwitterクライアントはメッセージ管理体系に整合させるUIの統一化かも

爆発的な成長スキームにあったスマートフォンも遂に曲がり角。中国を中心とした低価格帯スマホへの市場移行によって。appleの急減速、三星の大幅減益と高価格、高収益を誇った先端モデルの成長に陰りが見え始めています。

もちろん、高価格帯スマホにかなり重心を置いていたwindowsphonはかなりの打撃を受けるわけで、春から開始された低価格帯端末向けのライセンス無料開放も、上記のトレンドに何とか乗らんとする動きの一環だったと思います。

そんなスマートフォンの成長と軌を一にして成長を遂げてきたtwitterもユーザー数の伸び悩み、特にアクティブアカウントの増加に明確な停滞感が出ているようで、経営陣の交代などという話も出てきていますね。

これら無料SNSの収益モデルをよく知るわけではありませんが、ユーザー数の増加による母集団数の増加を収益増の基盤にしている限り(一般的な資本主義経済構造に依拠していれば)、必ず訪れる、一時的な飽和点に到達したのでしょうか。

曲がり角を迎えた端末と、サービス。この二つを扱っている私としてはちょっと悲しい所なのですが、ここに来て忘れられていたかのように放置されていた、windowsphole向けの公式twitterクライアントのアップデートがやって来たのでした。

twitterクライアントアップデート概要既に他の端末用クライアントでは実装されている機能が漸く実装されるようです。

それでは、アップデート前後の比較を見てみましょう。

twiterクライアントバージョン3.1twitterクライアントバージョン3.2

まずはお約束のバージョンチェック。3.1から3.2へのアップデートになります。

twitterクライアント3.1設定画面twitterクライアント3.2設定画面

そして、設定画面にはタグ付きメッセージの公開エリアの選択表示が出るようになりました。

twitterクライアント3.2マルチ画像アップロード

そして、今回のアップデート最大の変更点でもある、画像のマルチアップデート機能。こんな具合で、以前のwindowsphoneのアップデートで加えられた、マルチタスクのタスク切り替え画面と同じデザインを採用しています。

terクライアント3.1画面レイアウト1twitterクライアント3.2画面レイアウト1

画面レイアウト的には画面高解像度化に合わせるように、返信、リツイート、お気に入りのボタンがメインスクリーンに乗るようになりました(3.1ではコメントを長押しすると、プルダウンメニューがフローティングで表示。機能自体は3.2でも残されています)。これによって有効表示エリアがかなり圧迫されてしまうようになりました。こうなると、無駄に広い画面上端に位置するメニューボタンのエリアがきになりますし、解像度の低い低価格帯スマートフォンの普及と相反する改良にはちょっと首を傾げてしまいます。この変更はどちらかというと、最大のユーザー数であろうweb版のクライアントデザインと統一したとみるべきでしょう。そして、右端にフォローボタンが追加された点にtwitterの苦悩が垣間見えます。

twitterクライアント3.2画面レイアウト2twitterクライアント3.2コメント返信機能twitterクライアント3.2メッセージ埋め込み返信

そして、他のクライアントでは常識的に実装されていた(あの画面の極めて狭いBlackberry版でも実装していた)コメント欄への画像表示が漸く対応されました。しかしながら、直接表示される他社のサービスには当然のようにフィルターがかけられており、instagramとfacebookにはリンクしか表示されない点は相変わらずです。他にも、500pixやtumbler、flickrといった画像サービスを中心としているSNSへのリンクは直接画像が表示されず、ワンアクション入れることで表示される点は、これら競合サービスに対してかなり意識している事が判ります(最近、twitterの1枚当たりの画像アップロード容量が増加したり、アップロードした画質の低下が改善したのもこれらサービスへの対抗でしょうか)。

更に、コメントへの返信メニューを見ると、今回のアップデートの狙いが明確に見えてきます。

引用リツイート用のファンクションが削除されて、その代わりにリンクのツイートとメッセージと一緒に返信の機能が追加されました。

この変更が所謂非公式RTの排除を目的とした改良であることは間違いなく、既にweb版でも適用されている画像リンクを含む非公式RTがコメントをcopyするだけではできなくなった変更と同様の理由であることは容易に理解できます。

これらの変更はSNSの収益性の生命線でもある、ユーザーのコメント情報を吸い上げるバックボーンとしての解析システムの制約から生じているのでしょうか。軽量を旨としたtwitterシステムの根幹でもある、タグの利用と公式RT、お気に入りのカウントに依拠する集計/解析システムが、あらゆるネットの情報源やSNSへのポータルとして、柔軟かつ豊富なサービスを欲するユーザー層とのかい離を見せ始めたとも見受けられます。

ただ、このまま豊富な機能をtwitterに載せると、元がシンプルな構造と見えるのtwitterの基幹システムでは、周辺機能の重さでシステム本体が倒れるでしょうし、恐竜化したシステムの末路は決してバラ色ではないことは、あらゆる商用ユーザーサービスにおいて言える点です。

はたして、ユーザーの利用方法を絞り込むこことで、SNSとしての情報収集機能を向上し、彼らの「顧客満足度」を上げることが先決なのか、それともタダでこつこつと情報を上げることで彼らの収益を支えているユーザーに対して、更なる利便を供することで、アクティブユーザーの流出を防ぎ、ユーザー層の底辺を広げていく事が適切なのか(ここのターゲットリーチ深度の広さと浅さがtwitter最大の利点であり弱点と常に謂われ続けているようですが)、サービスの分かれ目を感じさせる今回のアップデートでした。

twitterクライアント for blackberryバージョンアップ画面ちなみに、普段使いのBlackberryにも公式クライアントのアップデートが来ているのですが、ただでさえも狭い画面(480×320)にこれ以上ファンクションボタンが増えると、コメント表示自体が…と、なりそうなので当面アップデートは見送りです。

 

7月の台風一過の朝

7月にしては超大型と呼ばれた台風も、列島に近づくころには勢力も弱まり、局地的な被害の発生に留まったようです(報道等では台風の上陸を殊更強調して取材し、かなり無理な現地レポートを行うことが恒例となっていますが、今回の被害同様、台風の前駆、特に東側に掛かる部分での降雨が被害を生むケースが非常に多く、上陸時よりはるか前の降雨に関する情報提供に注力して欲しいと常に感じております)。

八ヶ岳の南麓も、前日の夕刻に一際盛大に夕立が降った以外、大した被害もなくほっとしているところです。

そして、台風一過の朝はクリアーな空が望める日。出勤途中で撮影した写真を何枚か(全てLumia1020で撮影です)。

WP_20140711_08_08_45_Pro7月の緑の水田越しに富士山が望めます。この時期には珍しく、クリアーな富士山が望めるのも台風一過のちょっぴり素敵なお届け物。

WP_20140711_08_17_34_Pro水田越しに、南アルプスの山々もクリアーに望む事が出来ます。空の雲はもう、夏の装いです。

WP_20140711_08_10_15_Pro夏空の下、雲を纏う甲斐駒と鳳凰三山。台風が届けてくれた緑眩しい夏の装いを見せ始めた八ヶ岳南麓も、地上より少し涼しいですが、暑い夏のシーズンを迎えたようです。

 

Lumia1020で夜桜三題(手持ちオンリーで信濃境の夜桜を)

New!(2015.4.15):例年恒例の信濃境、高森観音堂で開催される「高森観音堂de桜まつり」。今年は、4/18(土)、4/19(日)の二日間に開催されることが決定しました!振る舞いや、出店、信濃境駅発着で町が主宰するウォーキングツアーも実施されます(今年もこっそり、夜桜ライトアップがあるかも…)。詳しくは富士見町公式ホームページへ。

Lumia1020のカメラは41Mpixelという、その超絶解像度と共に、3段分相当とも謂われる強力な手ぶれ補正が魅力となっています。

そこで、手持ちで勝負!とばかりに夜桜撮影です。画像は全てLumia1020の5Mpixel modeで、もちろん手持ち(純正グリップ付き)です。

大宮神社の夜桜と神輿まずは、某大宮神社でリハーサル中の風景から。カクテルライトに照らしだれた夜桜と神輿を(トリミング済み)。

信濃境駅と夜桜こちらは信濃境駅とライトアップされた夜桜を。撮影予定無かったのですが、貨物列車が入ってきたので、慌てて撮影。切れが無いのは手ぶれのせいです(欄干使ったんですが、焦りすぎました.トリミング済み)。

高森観音堂の夜桜20140426_2そして、夜の信濃境、高森観音堂。今週末もライトアップを実施していました。

高森観音堂の夜桜20140426_3昼間にはなかなか出来ない、高森観音堂の枝垂れ桜の真正面からの撮影も、夜なら独り占めです。

高森観音堂の夜桜20140426_1古木の夜桜は、他とは違う趣が漂います。250年を越えようとする夜桜に対して、たまたま一緒に観ていたご婦人が語った「妖艶」という言葉が実はもっとも合っているのかもしれません。