実りを待つ初秋の圃場で(2019.9.3~7)

暑かった夏が過ぎて朝夕は肌寒くなってきた八ヶ岳南麓の9月。

夏の日射しに育まれた作物たちも、そろそろ実りの季節を迎えます。

甲斐駒を望む朝の圃場。

雨上がりの朝、少し湿った空気を纏った圃場一杯に蕎麦の花が咲き揃います(2019.9.3)

秋を迎えて天気が目まぐるしく移り変わる中。

再び夏を思わせる眩しい日射しが差し込む朝、八ヶ岳西麓、網笠山を望む圃場も蕎麦の花に包まれます。

可憐な小さな花を付けた蕎麦の花々。陽射しを受けようと競う様に空へ向かって伸びていきます。

夜になると霧が降りて朝になると雲に包まれる南アルプスの山々。

朝になって眩しい日射しが差し込むと、雲は徐々に空へと昇っていきます。

圃場を埋める蕎麦の花々。満開となった蕎麦の花はこの後数週間すると刈り入れとなります(2019.9.6)

眩しい日射しが差し込む週末。

標高の高い原村の圃場、まだ緑が多い状態ですが、色付き、しっかりと実の入った稲穂が頭を垂れ始めています。

八ヶ岳の懐近く、小泉山の裾野に刻まれた谷戸に拓かれた棚田と圃場。

そろそろ実りの季節を迎えそうです。

振り返って八ヶ岳を見上げる圃場に並ぶ稲穂の群れ。

しっかりと田圃に根を張った稲たちはずっしりと頭を垂れしています。実りの嬉しさまであともう少し。

満開の蕎麦の花の向こうには、雲が沸き立つ霧ヶ峰の長い盾が広がります。

八ヶ岳の裾野に広がる稲穂の群れ。

眩しいほどの日射しの中、台風の余波でしょうか、時折、強い風が吹き抜けていきます。

夕暮れになって雲が出てきた西の空。

雲間と山の端の間から差し込む西日が、満開の花を咲かせる蕎麦畑を照らし出します。

再び暑くなった9月最初の週末。

明日からは台風の余波を受けて天気が悪くなる予報です。秋を迎えて実り始めた作物たちに災いが降り注がない事を願って。

 

冷え込む冬の日々(2018.1.11~13)

冷え込む冬の日々(2018.1.11~13)

1月も中旬に入るといよいよ厳冬期。

これから春節の頃に掛けて、一年で一番寒いシーズンに突入します。

寒気が抜けて、雪雲が去った朝。明け方まで雪を降らせていた雲たちが高く空に舞い上がっていきます。

年始に入って、今シーズン初めて数cmの積雪となった八ヶ岳南麓ですが、少し標高を下げると、圃場にも路面にも雪がありません(1/11)

漸く気温が氷点下10度を下回った朝。

寒気が降らせた雪が残る八ヶ岳が白さを取り戻しました。

今シーズン初めての「八ヶ岳ブルー」厳冬のシーズン、到来です(1/12)

本格的に白い衣装を纏いはじめた八ヶ岳を望みに、野辺山まで上がってみましたが…こういう時にタイミングが合わず、再びの雪雲に覆われてしまいました。

野辺山界隈でも雪が少なく冷え込みが厳しいという、八ヶ岳山麓らしい冬を迎えています。

真っ白に雪化粧した権現岳と麓のスキー場。

赤岳から北側は雪雲に霞んでいます。麓はご覧の通りの雪なしですが、この時点(14時頃)で気温-2℃と、陽射しはあっても厳冬期らしい、厳しい寒さです。

再び南麓側に降りてくると、八ヶ岳高原大橋の向こうに、雪雲から光が差し込んでいます。

「天使の階段」とも呼ばれる光芒が南アルプス全体を包み込んでいました。

冬のシーズンには珍しい光景、冷たい風が吹く中、暫し足を止めて流れゆく雲と光芒を望みながら。

昨日からは、八ヶ岳山麓広域で催される真冬の一大キャンペーン「寒いほどお得キャンペーン」が始まりましたが、連日の冷え込みでいきなり50% off(朝10時の時点で、清里駅前の気温が-5℃以下)も出ている今年、諏訪湖の御神渡りを含めて、厳冬の八ヶ岳山麓をホットにしてくれる話題に事欠かないシーズンとなりそうです。

 

暖かい初冬の午後(2016.12.4)

12月に入って周囲はすっかり冬の装い。

紅葉も終わり、本格的な八ヶ岳ブルーに至るにはまだちょっと暖かい休日の午後は、本来はカメラはお休みなのですが、山裾を廻る農道を進むと、いつもと違った景色が見えてきます。

p1090210明野から望む、霞みの向こうに浮かぶ、南アルプスの山々。

午後の陽射しに暖められた山の吐息が、谷筋を埋め尽くしています。

p1090215北に延びる稜線一杯に霞が伸びていきます。

p1090216山の上には気持ち良さそうな眩しい日差し。

p1090224霞みに浮かぶ鳳凰三山の向こう側からは、雲が迫ってきています。

p1090219薄い青空の下、八ヶ岳の上空に雲が尾を曳いていきます。

p1090221青空にうっすらと押し出されていく雲。空の高さは冬ならでは。

p1090226霞みの向こうに広がる八ヶ岳の裾野。

先月末に降った雪は、流石に11月では早すぎたようで、大分融けてしまいました。p1090235そうこうしているうちに、空は西から押し出されてきた雲にあっという間に覆われてしまいました。

p1090237日差しが雲に遮られて、雪渓が浮かび上がってきた鳳凰三山。

夜になって、外は暖かい雨が降っています。

台風前の蕎麦畑にて(2016.8.28)

台風接近の影響でしょうか。

時折、強い雨が降る8月最後の週末。

日曜日の夕暮れになって、少し日差しが戻って来たタイミングで外に出掛けます。

台風前の蕎麦畑にて1日差しが戻り、青空が北側から広がり始めた八ヶ岳西麓。

広がる山裾を埋める咲き始めた蕎麦の花に、夕暮れの陽射しが差し込んでいます。

台風前の蕎麦畑にて2南アルプスを正面に見る蕎麦畑でも、蕎麦の花が咲き始めています。

西の山並みの上空にはびっしりと雲が広がっています。

台風前の蕎麦畑にて3少し西に移動すると、雲の切れ間から光が差し込んできました。

台風前の蕎麦畑にて4こちらの畑は蕎麦の花がもう満開に。

台風前の蕎麦畑にて_コスモス圃場の畔に咲くコスモスの花。

もう、高原は秋模様です。

台風前の蕎麦畑にて5高い空に雲が舞う、秋の圃場。

実りの季節がもうすぐそこまで来ています。雲が差し込む編笠山一端、雲が引いていった八ヶ岳の上空。

ひんやりした風が吹き出すと、あっという間に再び雲に覆われていきます(編笠山)。

台風前の蕎麦畑にて6西から押し出してきた雲が再び圃場を埋めはじめた夕暮れ。

この後、麓にも夕立がやって来ました。

不規則な動きを見せる台風の余波を感じさせる空模様が繰り広げられる夕暮れの空。

秋らしい、安定した天気を迎えるにはもう少し時間が掛かるようです。

 

夏と秋が混ざり合う空の下には蕎麦の花(2016.8.21)

夏休み明けの週末。

夜になると虫の音が鳴り響き、時に毛布にくるまってしまう程に涼しくなりますが、まだ8月中盤。空模様が複雑に変わる中、眩しい日差しに最後の夏を感じながら外を歩きます。

夏と秋の交わる空1昼下がりの南アルプスの山並み。

山の上には夏を思わせる雲が湧いていますが、高い空の上には秋の雲。季節が徐々に混じり合っていきます。

咲き始めた蕎麦の花4標高1100mの圃場では、今シーズン初の秋蕎麦の花が咲き始めています。

咲き始めた蕎麦の花2圃場を埋める白い花。

八ヶ岳の上空には台風の影響でしょうか、巻雲が巻いています。

咲き始めた蕎麦の花1蕎麦の花に囲まれる晩夏の昼下がり。

明け方まで小雨交じりの天気でしたが、徐々に日差しが強くなり、気温はこの時点で25℃。その後は暑いくらいに。

咲き始めた蕎麦の花5僅かに開かれた空閑地にも、蕎麦の花が咲いています。

すっかり高くなった空の青が眩しいです。

夏と秋の交わる空2入笠山を望む圃場より。

名残の夏を惜しむかのように、午後になると山の上にはびっしりと雲が湧いていきます。

晩夏の空に舞う鳶1湧き始めた雲の向こうに、強い風を捉えて悠然と鳥たちが行き交っていきます。

晩夏の空に舞う鳶2目の前の休耕田に集まって、風を捉えはじめると、一羽、また一羽と大空に羽ばたいていきます。電気柵が普及してからでしょうか、人が中に入り込まないと知って、地上でも悠然と歩きまわる姿が、ここ数年増えてきたように感じます。

晩夏の空に舞う鳶3アップにして抜いてみたら、どうやらトンビのようです(換算85mmだとこれが精一杯…というか全然撮った事ないので)。

秋色交じりの空の下、風を捉えて悠然と目の前をかすめるように飛んでいく姿に、少し憧れてしまいました。

咲き始めた蕎麦の花3空に秋模様が混ざり合うと、八ヶ岳山麓は秋蕎麦の花が咲くシーズン。

これから9月の中旬ごろにかけて、標高を下げながら徐々に見ごろを迎えます。

 

 

「夏の扉」開く(八ヶ岳西麓の夏景色と向日葵畑を)2016.7.31

例年より長い梅雨空の日々が続いた八ヶ岳の麓。

8月の声を聞く直前になって、漸く梅雨明けのニュースが流れましたが、夏らしい空が訪れたのは漸く金曜日になってから。

部屋に籠って内職に励んでいた週末の午後、余りに暑い部屋から燻り出されるように外に出ると、一面の夏空が広がっていました。

夏空の八ヶ岳圃場を抜ける風も心地よい、夏空と八ヶ岳。

夏空の甲斐駒青々とした圃場の向こうに広がる夏空と南アルプスの山並み。

稲穂と稲の花圃場にしゃがみ込むと、早くも稲の花がほころび始めていました。

稲の花雄蕊を開かせている稲の花。

上手く実を結んでくれれば、あと2ヶ月ばかりで嬉しい稲穂の実りとなる筈です。

P1070965編笠山に登る道沿い。

濃い緑に囲まれた木陰が心地よい、午後のひと時。

向日葵畑1八ヶ岳の麓を西に進んでいくと、圃場のそこかしこに向日葵畑が見えてきます。

甲斐駒と入笠山の谷筋を望む、向日葵畑。

向日葵畑2東に向かって顔を揃える向日葵の花たち(従って、八ヶ岳にはそっぽを向かれてしまいます…涙)。

向日葵畑3じりじりと照りつける午後の陽射し、でも高原の爽やかな風がそんな陽射しの暑さを和らげてくれます。

緑の圃場向日葵畑の横に広がる、緑の圃場。稲にとっても嬉しい夏の陽射し。

トウモロコシ畑と八ヶ岳1育ちざかりのトウモロコシの苗が一面に広がる圃場越しに、八ヶ岳を。

山の装いも盛夏を思わせます。

立沢の向日葵畑1八ヶ岳の懐を一気に登って、標高1100m。エコーライン沿いに、一面に向日葵畑が広がるエリアが今年も出来上がりました。

立沢の向日葵畑2夏の午後らしい、雲がいっぱいに浮かぶ南アルプス、甲斐駒を望む向日葵畑。気持ち良い風が吹いています。

立沢の向日葵畑3圃場の周囲には、点々と向日葵が植えられています。こちらの畑の向日葵たちも東の空がお好きなようで…。立派な夏の雲が畑の向こうに浮かんでいます。

立沢の向日葵畑4エコーライン沿いにずらりと並ぶ向日葵たち。

明野の向日葵畑と比較するものではありませんが、整然と並ぶ大きな向日葵の花は圧巻でもあります。

立沢の向日葵畑5では、八ヶ岳と向日葵のコラボレーションを、素敵な夏の午後の一頁。

トウモロコシ畑と八ヶ岳2すっかり背が高くなって八ヶ岳を覆い被せる程に育ったトウモロコシ。こちらの畑では既に花を付けています。収穫が楽しみな夏の畑。

入笠山と乳牛トウモロコシ畑を振り返った牛舎の前、午後の陽射しをいっぱいに浴びる入笠山をバックに、じっと傾いていく西日を眺めつづける牛。

盛夏の八ヶ岳連峰夕暮れ。圃場の向こうに広がる八ヶ岳の峰々を。

この夏初めて、夕立もやって来ない、安定した夏空に恵まれました。

夕暮れの夏空八ヶ岳西麓の盛夏は僅かにお盆頃までの数週間。

山の木々も、圃場の作物たちも、短い高原の夏の陽射しを精いっぱいに受けて育っていきます。

 

盛夏の朝(2015.7.22)

梅雨明けを迎えた八ヶ岳南麓。

週明けの朝には、抜ける様な青空となりました。

P1040714圃場の先に広がる南アルプスの山並み(Lumix DMC-GM5 + LEICA DG Summilux 15mm f.17)7/21

少し褪せた青色と、圃場の緑のコントラストが夏らしい色合いを見せています(影が伸びてしまってちょっと残念)。

P1040713僅かに雪渓を残すだけとなった甲斐駒(Lumix DMC-GM5 + Lumix G 42.5mm f1.7,1/1000,f6.3,ISO200,-0.3EV)7/21

山頂の岩肌もはっきり見えるようになってきました。

P1040719夏空の下、八ヶ岳を正面に望む圃場にて(Lumix DMC-GM5 + LEICA DG Summilux 15mm f1.7,1/640,f8.0,ISO200,-0.3EV)7/22。

圃場に広がる満開の夏蕎麦の花が迎えてくれます。

P1040724 蕎麦の花の向こうに遠くに聳える八ヶ岳は夏の緑に染まっています(Lumix DMC-GM5 + Lumix G 42.5mm f1.7,1/640,f8.0,ISO200,-0.3EV)7/22

P1040728夏の緑に染まる圃場に白い蕎麦の花のアクセント(Lumix DMC-GM5 + Lumix G 42.5mm f1.7,1/1000,f6.3,ISO200,-0.3EV)7/22

標高が高いとはいえ、暑い日々が続く、本格的な夏到来の高原。ピークはこれからです。