落葉松色に燃える八ヶ岳西麓の午後(2017.11.5)

終日、晩秋の心地よい晴れ模様となった連休最後の日曜日。

観光客の皆さんが続々と帰路に就く中、夕暮れが近くなってくると、山麓に住む者にとって、ちょっとしたお楽しみが。

午後の陽射しを浴びる、八ヶ岳西麓の山裾。

びっしりと植えられた落葉松林が、西日に照らされて赤く染まっていきます。

立沢大橋の下に通じる、旧橋へ下るスロープから、振り返って八ヶ岳の雄大な裾野を望みます。

一面が落葉松に覆われた山裾、八ヶ岳西麓の秋を彩る落葉松の黄葉も終盤を迎えています。

青空の下、午後の陽射しを一杯に浴びる、落葉松林と、鮮やかに黄葉する落葉松林に包まれる南八ヶ岳の山々。

右から、編笠山、西岳、そして左端に映るのが主峰、赤岳です。

日暮れ近くなって、歩く人もまばらになってきた、原村の八ヶ岳自然文化園内、まるやち池。

標高1200mを越えるこの場所は、紅葉していた木々の葉も落ち始め、既に初冬の雰囲気を漂わせています。

すっかり日暮れが早くなった11月初旬。

午後4時を過ぎると、夕暮れに差し掛かります。

夕日を浴びて、真っ赤に染まる八ヶ岳の山々。

赤々と染まる山裾を染める落葉松林。

頂上の方から徐々に落葉が進む八ヶ岳の山々は、足早に冬の支度を整えているようです。

晩秋を迎えて、沈む夕日の方角は塩嶺側から杖突峠を経て、南アルプスの山並みへと移ってきました。

西へと旅路を急ぐ飛行機が足跡を伸ばしていく、クリアーな夕暮れの空。

心地よい日差しに恵まれた晩秋の一日。八ヶ岳の山麓は落葉松の黄葉を追って、季節は冬へと一歩ずつ進んでいきます。

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秋空、始まる(2017.9.1~3)

目まぐるしく空模様が変わり続けた盛夏、8月。

月が変わって9月に入ると、漸く落ち着いた天候になって来たようです。

9月最初の朝。すっきりと晴れ渡った空の向こうに、八ヶ岳の美しい稜線が引かれます。

目の前に広がる蕎麦畑。奥の方から満開になり始めました。

一段下がった場所に位置する圃場から俯瞰で望みます。

小さな白い花をいっぱいに付ける蕎麦畑が目の前に広がります。気持ちの良い、9月らしい天気の朝です(9.1)。

秋に入ったとはいえ、まだ9月も頭。遅く植えられたとうもろこし畑では、伸び盛りのとうもろこしが背の丈までに伸びています。空はもう秋の高い空です。

圃場を埋める蕎麦畑。

数年前から、大きな圃場の所々で白い蕎麦の花が見えるようになっていましたが、今年は更に作付が増えているようです。

隣り合う圃場に整列する稲穂たち。遠くに八ヶ岳の峰々を望みます。

この夏は天候には恵まれませんでしたが、それでも色付き、頭を垂れ始めた稲穂。このまま無事に収穫に至る事を願いながら。

午後の陽射しを一杯に浴びる蕎麦畑。視線の向こうに広がる圃場まで、蕎麦の花で埋め尽くされています(9.3)。

夕暮れを迎えた蕎麦畑。

台風の影響でしょうか、強い風が吹き続けています。

夕日を浴びる蕎麦の花、3段に分かれて咲くともいわれる蕎麦ですが、開花から2週間ほど花をつけ続けます。今日も何人もの方が圃場の周りで撮影をされていました。

まだ少し青さも残る圃場の稲穂。夕暮れの日射しを受けて輝きを増していきます。

夕暮れを迎えた圃場。空に浮かぶ雲が染まり始めます。

日没を迎える頃、夕日に照らされる八ヶ岳の遥か南側から月が昇っていきます。これから冬に向かって少しずつ北へと高度を上げていきます。

振り返ると塩嶺の向こうに広がる雲の下に夕日が沈み始めます。

緩やかに夕日が沈んでいくと、天空から夜の帳が降り始めます。

雲が広がると、ゆっくりとした日暮れの空の移り変わりが更にゆっくりとしたものになります。秋の訪れを感じさせる広々とした空の向こうに、色を残しながら、虫の声が響き渡る、涼しい夜を迎えます(9.2)。

 

晩夏の空(2017.8.23~26)

お盆休みも終わり、夜になると虫たちの大合唱が響き渡るようになった8月の後半。落ち着きのなかった天気も、此処に来て漸く安定するようになってきたようです。

久しぶりにすっきりと晴れた朝。

標高の高い蕎麦畑の花たちも咲き始めたようです。

八ヶ岳を正面に望む圃場。既に2段目の花が咲き始めています。

これから9月の始め頃まで、周囲の圃場でも蕎麦の花を見る事が出来ます。

振り返って、南アルプスを遠望する蕎麦畑。

高く澄んだ空はもう秋の心地。吹き抜ける風にも涼しさが感じられます(2017.8.23)

星空と三日月が望めた夜半から一転して、雨がさっと降った朝。

雨上がりに、夏場にはなかなか望む事が出来ない富士山が遠望できました。

夕暮れのような淡い空の下に浮かぶ朝の富士山を遠望(2017.8.25)

午後になって日差しが戻ってきた土曜日。

夕暮れを迎えて少し染まり始めた高い雲の向こうに、青空が見えています。

灼熱の暑さが残る甲府盆地の夕暮れ。

ショッピングセンターの駐車場から望む西の空は、鮮やかに染まり始めています。

西の空にどっぷりと日が沈んだ後。

空に残された雲はサーモンピンクに彩られました。

昼間はまだまだ夏の暑さですが、短くなった日が暮れると一気に涼しくなって20℃を下回るようになってきた八ヶ岳の南麓。今週末は9月、高原は秋へと歩みを進めます。

静かなGWの一コマを、最終日の夕暮れに美ヶ原と霧ヶ峰(2017.5.7)

お天気が不安定だったGW後半。

日曜日の今日も、南アルプスは日射しはあれど雲が多めで残念と諦めかけていた午後、窓を開けて北の空を眺めると、なんと雲が無い。慌てて夕暮れ迫る山並みへと車を走らせます。

車を走らせること暫し、流石に連休最終日とあって通行量もめっきり少なくなったビーナスラインのどん詰まり、美ヶ原の入口、山本小屋の駐車場まで一気に登ります。

日影に当たる場所にはまだ雪が残る美ヶ原。車を降りると、冷たい風が草原を吹き抜けていきます。

遠く蓼科山と南八ヶ岳の峰々が裾野を広げます。東の空には月が上がってきています。

気温は10度を下回り、時折強い風が吹く美ヶ原。上着なしではちょっと危ない状況なので、程々にしながら草原の遊歩道を歩きます。

殆ど人影のない遊歩道を行くと、眩しい西日を浴びる主峰、王ヶ頭の電波塔群と美しの塔が見えてきます。

西日を浴びる東の空には大きな雲が広がります。空の向こうに連れて行ってくれそうな眺め。美ヶ原のハイライトは朝や日中より西日の時間帯なのではないかと、来る度に思うシーンです。

美しの塔の前まで来ました。夕日を狙ってスタンバイしている方もいらっしゃいましたが、上着も持ってこなかった大馬鹿者は此処で撤退。視界の中に人影はほんの数人。折り返しで美術館側にも行ってみましたが、広大な収容800台の駐車場に止まる車は僅かに2,3台(自分含む)。ピーク時には満車となってしまう事もありますが、最終日の夕暮れ時にはひっそりと静まり返っていました。

既に薄暗くなり始めたビーナスラインの東側から和田峠の鞍部を越えて西側に抜けると、一気に夕日が眩しく差し込んできます。

西日を一杯に浴びる霧ヶ峰、高く上った月が西日に照らされて輝いています。

遠くに望む八ヶ岳の上空には、その長い山体に添うように南北に太々とした雲が伸びています。これじゃ周辺の天気が良くなっても、山麓では気が付けない訳です。

そうこうしているうちに、日射しがゆっくりと西の山並みに沈み始めます。夕日が眩しかった草原も谷筋から徐々に暗闇に落ちていきます。

日没。空が昼と夜の境界を渡っていきます。

雲が微妙に山筋で割れたために、再び日差しが差し込んできました。

空は黄砂の影響でしょうか、黄色く霞んでいます。

再び日差しは雲間に沈んでいきます。

もう殆ど人の居ないGW最終日の日没を迎えた霧ヶ峰。

皆様はどんなGWをお過ごしになられたでしょうか。

 

厳冬の頃に(2017.2.6~12)

例年に増して降雪回数が多い、八ヶ岳南麓。

今週も繰り返し降雪となる一週間になりました。

p1090495日曜日に降った雪で白くなった圃場。

正面の南アルプスから夜半にかけて降り続けた雪をもたらした雲が、勢い良く舞い上がっていきます(2/6)。

p1090506しっかりと冷え込んだ朝。氷点下10度を下回ると、あらゆるものが凍りついてしまいます。

寒空に威容を示す、朝の甲斐駒(2/8)。寒さは続かず、翌日には再び雪模様に。

p1090512

一面銀世界になった田圃の先に望む八ヶ岳。前日に降った雪は一度は止んですぐに溶け始めましたが、夜半になって入り込んできた寒気の影響で、朝にはこのシーズンらしい、サラサラのパウダースノーに再び覆われました。

p1090519

木々の間にダイヤモンドダストが舞う朝。パウダースノーが降った後に晴れ渡った時だけ楽しめる景色です(2/10)。

p1090533昼過ぎに再び雪模様となった後、日没を迎えて晴れ渡った夜半の圃場。星空の下に再び浮かび上がった甲斐駒を満月の月明かりで臨む寒い夜(2/11)。

p1090537レインボーラインの大泉から望む、少し雲が残る中、前日に降った雪で施された白い衣装を纏った八ヶ岳。

山麓近くまで白く装うのは、降雪後の僅かな時間だけです。

p1090538振り返ると、青々とした甲斐駒と南アルプスの峰々が望めます。

レインボーライン沿いから望む眼下には、雪化粧をした圃場と街並みが広がります。

p1090550標高を一機に上げて1400m、鉢巻道路沿いの清里、まきば牧場へ。高い空の下、一面の雪景色の向こうに雪化粧をした秩父山塊を望みます。

p1090560同じく清里の名所、東沢大橋(通称、赤い橋)の展望台から望む、八ヶ岳の峰々。

まきば公園と違い、除雪がされていない駐車場に入る車もなく、展望台からの絶景は貸切状態で堪能できました。

p1090544少し背伸びをして(望遠で)牧場公園から八ヶ岳側を眺めると、主峰、赤岳の威容が迫ってきます。天候の移り変わりが多い今シーズン、本当に真っ白に雪化粧した赤岳の姿が楽しめるのは、僅かな期間かもしれません。

p1090587もう少し、雪景色を楽しむために、更に歩みを進めて野辺山へ。

牧場地帯を貫通する道路のどん詰まり。ここより先には車で進む事は出来ません。

足跡一つない雪原が広がる先に、厳冬の八ヶ岳の威容が広がります。

昼下がりの八ヶ岳ブルー、これが真骨頂です。

p1090575昨日の雪の影響がまだ残る、少し雲が多めながら、真っ青な空の下に美しい雪渓が映える、主峰、赤岳と硫黄岳を正面に望んで。

p1090576たまには、こんな一枚も如何でしょうか。赤岳を換算200mのフルアップで。

p1090593

振り返って秩父方面を眺めると、尖った象徴的な山容を見せる男山を正面に望む事が出来ます。

雪の少ない秩父側ですが、このところの連続した降雪で山肌が真っ白に色付いています。

 

p1090612

撮影していると、雪雲がどんどんと迫ってきたので、ぐるりと廻り込んで、八ヶ岳の西側へ。

頭上には重たい雪雲が迫ってきていますが、八ヶ岳の上空は徐々に晴れ間が見え始めています。

p1090606

雪雲を撥ね退ける、真っ白に雪化粧をした蓼科山と横岳。

p1090636そうこうしているうちに、日没を迎えてきました。鮮やかに西日に彩られる北八ヶ岳の山々。

p1090637日没間際になって、重たい雪雲を追いやって、遂に正面に望む南八ヶ岳の主峰たちが姿を見せてくれました。

すっかり日没が遅くなった2月の中旬。厳冬の頃もあともう少しの辛抱です。

 

厳冬の季節もそろそろ終わりに(2016.2.21)

雪が殆ど降らない1月初旬から、急に大雪となった1月中旬。

1月という寒い時期にも拘わらず雨氷による倒木の被害が広がった1月末から、本格的な寒さを迎えた2月の始めと、目まぐるしく天候が変わった今年の冬ですが、節分を越えたあたりから、はっきりと暖冬の様相を見せ始めてきました。

コートはおろか、上着すら脱ぎたくなるような先週末に続いて、雪交じりの大雨となった後には、再び暖かな日曜日を迎えました。

P1060498満月直前となった月が御柱街道の先に昇る夕暮れ。

八ヶ岳は週末の雪で白さを取り戻しましたが、気温2℃と温かく、周囲の圃場に雪は見られません。

P1060503すっかり日が長くなって17:30の日没となった昨日。

入笠山方向に沈んでいた太陽も、この時期になると杖突峠の手前辺りまで移動してきます。

これから春分にむけて、日没の日差しは杖突峠から少しずつ北の有賀峠の方向に向けて北上を続けていきます。

暖かかった週末。そろそろ明け方に氷点下二桁をマークする厳冬期も終わりを迎え、地元の方にとって待ちに待った御柱の春をあとひと月ほどで迎えます。

八ヶ岳ブルーに包まれた午後に(2016.2.7)

久しぶりに戻った八ヶ岳南麓。

既に節分が過ぎた、春節を迎える日差しは少しずつですが力強さを取り戻しつつあるようです。

陽射しが気持ち良い、良く晴れ渡った午後。冬のお楽しみ八ヶ岳ブルーを愛でに出掛けました。

八ヶ岳ブルーの下で4真っ青な空の向こうに八ヶ岳の山々が広がります(茅野市玉川)。

八ヶ岳ブルーの下で2雪に埋もれた農道の向こうに、横岳と赤岳を望んで。

八ヶ岳ブルーの下で3こちらは北八ヶ岳の山並みを。

八ヶ岳ブルーの下で1蓼科山と北横岳も綺麗に雪化粧をしています。

気温は0℃。少し冷たい風が日差しの眩しさを和らげてくれます。

八ヶ岳ブルーの下で5尖石縄文考古館前から望む八ヶ岳。

雪原となった前庭の向こうに見える山並みは、少し雪が少ないようです。

八ヶ岳ブルーの下で17少し気になって、更に標高を上げてビーナスラインまで登ってみます。

ここは標高1700mの伊那丸富士見台。道路はドライ、懸念通り周囲の雪原の雪はほんの僅かです。

八ヶ岳ブルーの下で8ガボッチョの方を望んでも、枯草が一面に見えてしまい、これではスノーシューは出来そうにもありません。

八ヶ岳ブルーの下で6伊那丸富士見台から望む八ヶ岳。

山頂部分は雪がしっかり乗っていますが、麓の方はまばらで、木々の隙間から少し見えている程度です。

八ヶ岳ブルーの下で9富士見台駐車場から望む、南アルプスの山並み。

少ないとは言っても麓の街並みは雪に覆われて、まるで雪原のようです。

八ヶ岳ブルーの下で11眩しい西日の向こうに、遠く御嶽山を望みます。

噴煙が南に向けて流れているのが判りますでしょうか。

八ヶ岳ブルーの下で7蓼科山と北横岳を正面に。厳冬期だけ楽しめる砂糖菓子のような姿、大好きな風景です。

八ヶ岳ブルーの下で10車山の頂を目指す山裾。唯、碧い空が広がります。

八ヶ岳ブルーの下で12夕暮れが迫ると、ギャラリーが一気に増えてくる富士見台駐車場から逃げ出して、霧ヶ峰側に降りてきます。

草原の向こうに八ヶ岳の山並みが伸びていきます。

八ヶ岳ブルーの下で13吹きさらしの草原は気温は-6℃。かじかむ手を摩りながらシャッターを切りつつも、日差しの暖かさを感じて。

こんな時、ダイヤル操作が主体のカメラは手袋をしたまま操作ができるので助かります。

八ヶ岳ブルーの下で14そうこうしているうちに、随分と長くなって5時を過ぎても明るさを保っていた日差しは、ゆっくりと西に傾いていきます。

八ヶ岳ブルーの下で18日暮れを迎えた、池のくるみ。

草原が黄金色に輝く時間。

八ヶ岳ブルーの下で15夕暮れ色に染まり始めた、蓼科山と北横岳。

八ヶ岳ブルーの下で16八ヶ岳もゆっくりと日暮れを迎えます。

久しぶりに冬の八ヶ岳を満喫した午後。

さて、次にこの景色を楽しめるのは何時になるでしょうか。それまでの想い出として。