ひまわり畑と八ヶ岳を(諏訪郡富士見町高森)

New!(2018.8.17):今年はコスモス畑になっています。

New!(2015.7.19):今年(2015年)高森のひまわり畑は、現時点で植えられておりません。

今年(2014年)の様子はこちらから。

山梨方面から県道を茅野方面に抜けていくと、信濃境を越えたあたり、中央道と並走した直後にちょっと気になる風景が。

高森のひまわり看板1みっしりと植えられたひまわりと、よくみると看板が設置されています

「高森中山間地ひまわり畑」と書いてあるようです。地元の皆さんが共同で植えられているひまわり畑のようです(昨年の夏も訪問させて頂きました)。

高森のひまわり3天気が良ければこの通り、ひまわり畑の背後には編笠山をセンターに両裾を広げる八ヶ岳のパノラマが広がります。

高森のひまわり1ちょっと密植しすぎかな?写真を撮るには少々苦しいのですが、単調になりがちな水田やまだ植え始めたばかりの蕎麦畑の多い真夏の八ヶ岳西麓の風景のなかにあって、鮮やかなひまわりの花はちょっとした彩りを添えてくれます。

高森のひまわり2もちろん、ミツバチたちにとっても花粉を集める絶好のチャンス。開き始めたひまわりの花の間を飛び交っています。

高森ひまわり看板2そして、びっくりなのがこの看板。

明野のひまわり畑もそうなのですが、普通この手の観光農園的な場所はかなり管理が厳しくて、撮影ポイントを探して下手に畔でも歩こうものなら怒鳴られるのがオチなのですが、何と「ご自由に切り取りお持ちください」の看板が。

このおおらかさが、懐の深さは八ヶ岳西麓ならではないでしょうか。何時までも続いてくれることを願いたいです。

<お越しになる皆様へのお願い>

ひまわり畑正面の県道は鄙びた場所を通っていますが、山梨県境と長野県境を結ぶ、それなりに通行量がある地元の皆様にとっては重要なルートです。道幅が広い訳ではありませんので、決して県道上で路上駐車をなさらないようにお願いいたします(周囲の路地には止められます)。

img2M2ひまわり畑への行き方【クリックで拡大】

[小淵沢方面より]

・小淵沢ICより茅野方面(県道17号、茅野北杜韮崎線)へ15分ほど、高森の交差点を茅野方面に右折して中央道を潜った直後、右手に見えてきます

・鉢巻道路(富士見高原)側よりお越しの際には、ヨドバシカメラ研修センターの交差点からおっこと亭方面に下って、県道に突き当たった交差点を左折、小六の集落を抜けてすぐです

[茅野・富士見方面より]

・諏訪南インターより八ヶ岳ズームラインを利用して北上、八ヶ岳エコーラインと交差する中新田南の交差点を右折、八ヶ岳エコーラインを10分ほど走った終点の交差点を右折(小淵沢IC方面)、県道に突き当たった交差点を左折して、小六の集落を抜けてすぐです

・富士見駅方面からお越しの方は、県道198号乙事富士見線の終点から県道17号線に合流しますので、そのまま道なりで小淵沢方面に5分ほどです

・判りづらい場合は、富士見駅から県道190号立沢富士見停車場線でまっすぐ八ヶ岳を目指して登っていくと前述のエコーラインと立沢大橋の交差点で合流できます

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井戸尻遺跡と蓮の花を(縄文に逢える里)諏訪郡富士見町信濃境

お天気が安定しないここ数日、こんな時は近場で楽しむのもよいものです。

そんな訳で、以前桜巡りをした富士見町、信濃境に再び訪問。このシーズンは町内にある井戸尻遺跡で古代ハス(大賀ハス)が楽しめます。

井戸尻史跡公園の案内板駐車場にある園内の案内ボード。あいにくの薄曇りにも関わらず、連休なので駐車場は満杯。団体客の皆様も一杯いらっしゃいます。花の種類に疎い男性陣の皆さんはレイアウトと花の名前を頭に叩き込んでから湿地帯に降りましょう。

井戸尻遺跡の大賀ハス1この公園の主役。古代ハス(大賀ハス)です【クリックでフルサイズ】

井戸尻遺跡の大賀ハス3園内の最も奥まったところにある池が大賀ハス専用の池になっています。

まだ咲き始めですが、じっくり楽しむことが出来ました【クリックでフルサイズ】

井戸尻遺跡の大賀ハス2凛として咲き誇る。主役の風格を漂わせる花ですよね。極楽浄土をイメージさせるという方もいますが、どうでしょうか【クリックでフルサイズ】

井戸尻遺跡のスイレン他の蓮の花も、もう少しで見ごろを迎えそうです。こちらはスイレン(トリミング済み)。

井戸尻遺跡の漁山紅蓮こちらは珍しい漁山紅蓮。手前でクロイトトンボがポーズをとってくれました【クリックでフルサイズ】

井戸尻遺跡のクロイトトンボせっかくポーズをとってくれているのでクロイトトンボをアップで(トリミング済み)

井戸尻遺跡のシオカラトンボそして、開花を待つ花の先に止まるシオカラトンボを(トリミング済み)。蓮の池の周りで盛んに偵察飛行を続けています。

井戸尻遺跡の蛙トンボがいっぱいいれば、もちろんこちらも。池の傍を歩くと、時々「ぽちゃん」と水面を叩く音が聞こえてきますが、正体は彼ら、蛙です(トリミング済み)。葉が密集した蓮の池は彼らにとっても格好の隠れ家です。

井戸尻遺跡の水車と南アルプス水車越しに南アルプスの山々を。水車のリズミカルな音に合わせて高原の涼しい風が吹き抜けていきます。

井戸尻遺跡の復元縄文竪穴式住居漸く雲が切れ始めた青空の下、復元された竪穴式住居の跡と、史跡である井戸尻遺跡を。【クリックでフルサイズ】

当日は丁度「道の駅蔦木」主催の散策イベントが行われていて、井戸尻考古館の館長さんの説明を横でちょっと聞きながら、思わぬ歴史散策も楽しめました(ごめんなさい井戸尻考古館には行ってません)。

蓮の花はこれからが見頃です。暑さが続く中、涼を求めて霧ヶ峰や、蓼科高原、八ヶ岳西麓を巡った後、ほんのちょっと寄り道して、静かな信濃境で花を愛でながら歴史に触れるというのは如何でしょうか(小淵沢駅/小淵沢ICから車で15分ほどです)。

<おまけ>

今回の訪問に際して、ちょっと参考にさせて頂いた資料をご紹介。

井戸尻遺跡散策ガイドブック1「富士見町井戸尻遺跡周辺散策ガイドブック ここに来れば縄文にあえる」(信州わくわくフットパスガイドブックNo.04 特定非営利活動法人つなぐ・編、まちミュー諏訪)です。

極めて入手経路が限られるガイドブックですので入手困難(発行200部らしい…)かとは思いますが、手作りチックで味わいのあるガイドブックです(平安堂諏訪店にて購入。200円)

井戸尻遺跡散策ガイドブック2このように1ページごとにテーマを決めてイラストとショートコメントが載せられています。込み入った内容ではないので、ちょっとした息抜きに読むもよし、訪問前の事前勉強にも良いかもしれませんね。多分、唯一無二の信濃境ガイドブックではないでしょうか。

続編です :高森のひまわり畑はこちら

・井戸尻考古館のご紹介はこちらにて。

 

信濃境の桜達(静かな県境に凛と佇む)長野県諏訪郡富士見町

New!(2016.4.13):例年恒例の信濃境、高森観音堂で開催される「高森観音堂de桜まつり」。今年は、4/23(土)、4/24(日)の二日間に開催される予定です(御柱の年ですので、準備も大変だそうです)。高森観音堂の桜は既に咲き始めていますので、満開を過ぎた辺りになりそうですね。当日は観音堂内部の公開もある筈です。開催内容の詳細は、直近になった時点で富士見町公式ホームページに掲載されると思います。

New!(2015.4.15):例年恒例の信濃境、高森観音堂で開催される「高森観音堂de桜まつり」。今年は、4/18(土)、4/19(日)の二日間に開催されることが決定しました!振る舞いや、出店、信濃境駅発着で町が主宰するウォーキングツアーも実施されます(今年もこっそり、夜桜ライトアップがあるかも…)。詳しくは富士見町公式ホームページへ。

2014年の開花の模様はこちらのリンクから順次ご紹介する予定です。

・2014年4月8日、11日の様子はこちら

2014年4月12日の南麓、山梨県側の桜の様子、その1(小淵沢・城山公園)その2(峡北ふらふらと)その3(高根・熱那神社)

・2014年4月13日の諏訪郡富士見町、信濃境の様子はこちら

・2014年4月18日の信濃境、葛窪の桜開花の様子はこちら

・2014年4月19日の信濃境、田端の枝垂れ桜と高森観音堂の夜桜の様子はこちら

・2014年4月20日の信濃境、葛窪の枝垂れ桜と高森観音堂の桜まつりの様子はこちら

・2014年4月23日の見頃を迎えた、信濃境、田端の枝垂れ桜の様子はこちら

・2014年4月24日の見頃を迎えた、信濃境、葛窪の枝垂れ桜の様子はこちら

再び冬が戻ってしまったかと思わせるほどの氷点下まで冷え込んだ週末の朝。

このような日は決まって美しい青空に恵まれる。

そんな冬と春がちょっとまぜこぜになった日。普段、車ですと一瞬で通りすぎてしまう県境の静かな小邑、信濃境の桜を追ってカメラ片手に散歩してみました。

桜と甲斐駒

No.1より、満開まであともう一歩となった桜に囲まれた甲斐駒を。穏やかな春の日差しの下、残雪が輝く【クリックでフルサイズ】。

田端の枝垂桜

No.2より、先日も訪ねた田端の枝垂桜はいよいよ見頃に。今年も美しく咲き誇る古木は風格を漂わせる。奥には八ヶ岳【クリックでフルサイズ】。

田端の枝垂桜越しに南アルプス

田端の枝垂桜越しに南アルプスを。この時期にしか撮影できない取り合わせ【クリックでフルサイズ】。

桜の花

No.3より、田端の集落で見つけた満開となった小さな桜の花をアップで。春の日差しを浴びて美しく白く輝く【クリックでフルサイズ】。

田端の天満宮

No.4より、古い土地なので集落ごとにお社が鎮座している。こちらは田端の天神社。諏訪の神社の習いとして必ず御柱が。

まだ早い新緑

中央本線の葛窪トンネル沿いを歩く。ひんやりと心地よい風を受けながらようやく芽吹き始めた緑を。もう少しするとこの場所は落葉松の新緑で眩しいほどの緑に囲まれるのですが、今はまだまだ静かな冬の装い【クリックでフルサイズ】。

池生神社

No.5より、信濃境の駅裏にある池生神社。この辺りでは遅く咲く桜達も漸く花開き始めています【クリックでフルサイズ】。

池生神社の桜

別の角度から池生神社の境内を。手前の畑は初秋になると一面の真っ白な蕎麦の花でいっぱいになります【クリックでフルサイズ】。

蕎麦畑と池生神社

初秋の池生神社の周りはこんな感じです。

富士見町立境小学校校庭

No.6より、途中通過した境小学校の校庭。池生神社より100m弱標高が高いので、桜はほころび始め。桜も咲く前に校庭には早くもこいのぼりが…(ここだけBlackberry9790の画像です)

五島光学と八ヶ岳

No.7より、一気に標高を稼いで八ヶ岳側に移動。昨年、超新星を発見された五藤光学が所有する八ヶ岳観測所と八ヶ岳の遠景を。45cmカセグレイン望遠鏡を収容する天体望遠鏡用ドームが光り輝く。

葛窪より八ヶ岳遠景

No.8より、葛窪集落の一番標高の高い場所から残雪残る八ヶ岳を。七里岩の断崖沿いにある池生神社からは200mほど標高を上げている。最近電線柵とかが増えてしまった八ヶ岳周辺で裾野まで綺麗にパノラマを楽しめる貴重な場所です【クリックでフルサイズ】。

八ヶ岳と蕎麦畑

こちらも秋になると一面、蕎麦の花に囲まれます。

葛窪の神明社

No.9より、再び標高を下げて葛窪の集落の中へ。神明社にはもちろん御柱が。諏訪大社の上社本宮と同じ理由なのでしょうか、鳥居の向きとお社の向きが直角を向いているのがちょっと不思議(田端の天神社も同じなのですが、こちらは中央本線が開通した時に本来の社殿の位置から移設しているので判明しません)。

路傍の祠

No.10より、路傍の小さな祠。背中に梅の木を背負っているのがちょっと可愛らしい。諏訪の周りにはこのような小さな祠がそこかしこに残っていて、今でも大切にされているようです(少し大きめの神社に合祀されている例もたくさんあります)。ご興味がある方は以前NHKで放映されていた新日本風土記「諏訪」をご覧ください【クリックでフルサイズ】。

葛窪地先の枝垂桜1

No.11より、甲斐駒を後ろに夕日を浴びて薄紅色を魅せる、葛窪地先の枝垂桜【クリックでフルサイズ】。

葛窪地先の枝垂桜2

反対側より。まだ満開とはいきませんが、枝垂桜らしい雰囲気は充分に楽しめます【クリックでフルサイズ】。

葛窪の枝垂桜1

No.12より、独り凛として佇む葛窪の枝垂桜。もう日が西に傾きかけているので花の鮮やかさを出すことが出来ていませんが、風雪に耐えて、台地の突端に独り立つその風格は、美しさを語るのではなく畏敬を念を以て接したくなる一本です【クリックでフルサイズ】。

葛窪の枝垂桜2

何とか色を出そうと試行錯誤の一枚。写真ではどうしても伝えきれない事がたくさんあるこの桜の木です。今年はまだピークに達していませんので、是非実際に見て頂きたいと思う所です【クリックでフルサイズ】。

葛窪の枝垂桜3

一瞬、晴れ間が覗いたタイミングで撮影した本日(4/21)、ほぼ満開になった状態を【クリックでフルサイズ】

先達城跡の桜

No.13より、そろそろこの小邑を巡る散歩も終わりの時刻です。夕刻の日差しを浴びる先達城跡に咲く桜の木々を。来週になると幔幕が張られ、夜桜を楽しむ地元の方々が集まられる場所です【クリックでフルサイズ】。

先達の枝垂桜

No.14より、ラストに八ヶ岳をバックにもう間もなく花が揃い始める先達の枝垂桜を【クリックでフルサイズ】。

さして見どころがあるわけでもない県境の静かな小さな集落故に、これほどの桜達が残っているともいえますが、実際には現在残っている桜達は大規模な圃場整理をかいくぐって奇跡的に生き残っているだけに過ぎません。

これからも幾久しく、春を告げる花を咲かせ続けてくれることを祈って止みません。

shinanosakai_map

今回のお散歩Mapです。

詳しくは富士見町の観光ガイド「富士見町を歩く」を参照願います。

大切なお願い : 撮影場所付近は一部には駐車場がありますが、殆どの場所が公道沿いとなります。地元の皆様が日常生活で使われる、大切な生活道路です。お車でお越しの際には、通行の迷惑にならないよう、駐車場所には十分に配慮して頂けますよう、お願い致します。

私のショボイ写真ではどうにも良さが判らない!という至極まっとうなご批判に対して、釈明ではありませんが、地元在住のプロの風景写真家・玉置弘文さんの写真をこちらからどうぞ

続編です : 7月の井戸尻遺跡と大賀ハスはこちらにて

続編その2 :高森のひまわり畑はこちらにて