落葉松に浸る午後(千代田湖、日影入林道)2016.11.5

ぐんと冷え込んで、秋らしい好天が続く週末。

お天気が良いと、用事が無くても出かけてしまいたくなります。

p1080954買い物に出かけた途中で振り返ると、落葉松の黄葉に包まれる八ヶ岳がくっきりと見えています。

これだけ色付いていれば、気持ち良い落葉松林に足を延ばしたくなるのが、落葉松好きの性。もう少し標高を上げたいので、八ヶ岳とはちょっと離れた場所に足を延ばします。

p1080995八ヶ岳の向かい側、長く伸びた南アルプスの稜線が諏訪湖に落ち込む突端に位置する杖突峠の裏には、静かな、静かな別天地があります。

シーズンを終えてひっそりと静まり返るキャンプ場が森の中に点在する、千代田湖の畔。

p1080992湖畔の落葉松は見事に黄葉に染まっています。さあ、森の中へ。

p1090027湖畔を彩る落葉松の黄葉は今がピーク。もう少しすると、落葉松のシャワーが降り始めそうです。

p1090053森の中を抜けていくと、小さな沢の畔に一本のモミジが鮮やかに紅葉を魅せています。

p1090052落葉松とモミジの彩を一緒に。

p1090056麓に下って、片倉の集落から見上げると、西に広がる山は色とりどりの紅葉に囲まれています。

遅れていた秋も一気に深まってきました。

新緑の午後(2016.5.7~8)

風が強いながらも天気の良い連休最後の週末。

歴史のお勉強をした後は、街中の喧騒を離れて、少し静かな場所で過ごす事にします。

新緑の小窓道沿いにちらっと見えた休耕田の向こうに、黄色と緑の鮮やかなコントラストが浮かび上がっています(諏訪郡富士見町葛窪)。

千代田湖の新緑1気持ち良い日差しを受ける、杖突峠の脇にある千代田湖。

落葉松に囲まれた湖畔は、軽やかな新緑の緑に輝きます。

千代田湖の新緑4良く手入れされた千代田湖の落葉松林。

落葉松の若葉が通し込む陽射しが目の前に広がります。

千代田湖の新緑3落葉松の新緑を分け入って。

千代田湖の新緑5湖畔の照り返しを受けて濃い緑に輝く落葉松を眺めながら、暫し周囲を散策します。

千代田湖の新緑2湖畔に植えられた落葉松の幼木を覗き込むように上から眺めると、線香花火のような可愛らしい葉がびっしりと付いているのが判ります。

山ひとつが黄金色に染まる秋の落葉松も良いですが、透明感のある黄緑色が美しい新緑の落葉松もまたいいもの。

P1070245風の強い夕方は、空も雲も複雑な装いを魅せていきます(諏訪郡富士見町先達)。

週明けからはちょっと天気が悪いようですが、もう暫く新緑が楽しめそうな八ヶ岳界隈です。

 

八ヶ岳の冠雪と共に、今年も冬の入口へ(2015.11.28)

週末にかけての寒波の襲来によって、八ヶ岳界隈も遅れていた冬がいよいよやって来たようです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA青空が戻ってきた、八ヶ岳西麓、エコーライン沿いに八ヶ岳を望んで。

PB289115c赤岳を中心にアップで、青空はちょっと浅い、まだはしりの八ヶ岳ブルー。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAきりっと雪景色となった、赤岳を。

WP_20151128_12_38_21_Pro盾状に広がる、車山の山腹。

山頂部分は白く雪を被っています。

WP_20151128_12_39_10_Proc麓から望む、蓼科山と横岳。

雲に押し隠されていますが、綺麗に雪を被っているのが判ります。

PB289124c雪雲の下に、綺麗に冠雪した蓼科山を。

優しい曲線を持つ蓼科山は、雪を戴くとその美しさが際立ちます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA八ヶ岳を俯瞰で眺めたくて、対面に聳える杖突峠へ。

雪雲を載せて午後の日差しを浴びた八ヶ岳が一望できます。

PB289131c少し離れて眺める、蓼科山と横岳。

まだ冬の始めの降り始めの雪。山頂の一部分だけが冠雪していた事が判ります。

PB289132c杖突峠から望む八ヶ岳の主峰たち。

麓に雪が降りてくるまであともう少し、今しばらくは遠望で。

PB289143ac杖突峠の界隈は、落葉松もすっかり落葉して既に冬の心地。

何故、これほどまでに雪を被った山々を望む事が愛おしいのか。ふと考えてみると、そうやって次の季節が巡ってきたことをほんの少し喜んでいる、また次の季節に巡り合えたことを愛おしんでいる想いが、何処かにあるのかもしれません。

陽射しがあるうちは暖かいのですが、日影に入るととグッと寒さを感じる、そんな季節が再び廻って来たようです。

 

八ヶ岳には少し遅い冬の足音が(冠雪を迎えた八ヶ岳の峰々を2014/11/3)

何時もの年であれば10月中に冠雪を迎える八ヶ岳ですが、今年は少々遅れ気味。

それでも、昨晩の急激な冷え込みと八ヶ岳颪が吹いた朝。今年も冠雪を迎えました。

落葉松の黄葉と冠雪した八ヶ岳20141103_6八ヶ岳西麓の入口。富士見町の先達から望む今朝の八ヶ岳。

網笠山の向こう側が真っ白に冠雪しています。

落葉松の黄葉と冠雪した八ヶ岳20141103_3西へ進路を取りながら立沢まで移動します。

網笠山は冠雪をしていませんが、左側に雪を戴く山並みが見えてきました。

紅葉の入笠山遠望立沢の圃場から入笠山側を望みます。

こちらは穏やかに晴れ渡っています。正面に見える富士見パノラマスキー場は、昨晩から夜間照明のテストが始まっています。

もう少しすると人工降雪機が動き出して、落葉松林の中に白いバーンが眺められるようになります。

落葉松の黄葉と冠雪した八ヶ岳20141103_4原村側に廻りこむと、真っ白に冠雪した八ヶ岳の主峰、赤岳がはっきり見えてきます(原村、中新田)。

落葉松の黄葉と冠雪した八ヶ岳20141103_2横岳を従えて、赤岳を正面に見る、八ヶ岳エコーラインに繋がる農道から(茅野市泉野)。

落葉松の黄葉と冠雪した八ヶ岳20141103_1硫黄岳の方も白く冠雪しています。

落葉松の黄葉と冠雪した八ヶ岳20141103_5麓の落葉松黄葉と赤岳、権現岳のコンビネーションを。晩秋と初冬が交わります。

杖突峠から冠雪した八ヶ岳を20141103一気に反対側の杖突峠まで登って、冠雪した八ヶ岳連峰を俯瞰で。

落葉松の黄葉と白い雪を戴く八ヶ岳のコラボレーションが楽しめるのは11月いっぱい。

今シーズン、何回こんなシーンを望む事が出来るでしょうか。

 

秋晴れの空の下、秋の彩を先取りするツタウルシの紅葉を(2014/9/28)

>御射鹿池の四季の彩りはこちらにて。

雲ひとつない青空が広がった日曜日。

澄み切った青空を眺めながら、しばしドライブを楽しみます。

【各画像をクリックして頂くとフルサイズで表示されます】

コスモスと秋の八ヶ岳朝の八ヶ岳とコスモスの花(諏訪郡富士見町、先達)。

先週までは緑がかっていた山頂部も、少し黄色を帯びてきています。八ヶ岳の秋を彩る、落葉松の黄葉が始まったようです。

杖突峠から秋の南八ヶ岳杖突峠から眺める、南八ヶ岳の山並み。

八ヶ岳の裾野には、豊かに黄金色に輝く田圃が広がります。

千代田湖のツタウルシ紅葉杖突峠のすぐ裏手。千代田湖に向かいます。

湖畔の落葉松はすっかり色が濃くなってきていますが、黄葉まではまだ暫く時間がかかりそうです。

落葉松林の中に赤い色が見えています。

千代田湖のツタウルシ紅葉1湖の反対側に廻ると、落葉松の木に絡みつきながら、赤く紅葉をしているツタウルシの群落が出来ています。

千代田湖のツタウルシ紅葉6千代田湖のツタウルシ紅葉2千代田湖のツタウルシ紅葉4千代田湖のツタウルシ紅葉5千代田湖のツタウルシ紅葉3華やかなツタウルシの紅葉が始まると、山は秋本番。ひと月ほどをかけて、モミジから白樺、落葉松へと色付きが移ろっていきます。

紅葉前のもみじ湖千代田湖から西に向かって、少し標高の低い箕輪ダムへ。

ここは別名「もみじ湖」とも呼ばれるほど、周囲のモミジが鮮やかなのですが、湖畔の所々でモミジの紅葉が始まったようです。

普段ですと、10月中旬に始まって、ぐっと寒くなる文化の日の前後にピークを迎えるのですが、今年はかなり早めに紅葉が始まっているようです。

黄金色の八ヶ岳2再び八ヶ岳の麓に戻ってきて、黄金色の圃場から遠望します(茅野市湖東)。

黄金色の八ヶ岳1実りの秋。しっかりと熟してきた稲穂の群れ越しに、同じく色づき始めた八ヶ岳を重ねて。

黄金色の八ヶ岳3南八ヶ岳の山並みをアップで(茅野市北山)。

まだ緑の残る山麓と、枯れて黄色くなり始めた山頂部との対比が観られます。

色づき始める蓼科山と横岳こちらは北八ヶ岳。横岳と蓼科山をアップで。こちらも山頂部が大分色付いてきました。

紅葉の始まった御射鹿池20140928蓼科の懐。御射鹿池まで登ってみました。

こちらもツタウルシでしょうか、落葉松越しに赤く色づく木々が見え始めています。

本格的な紅葉シーズンの到来を告げるツタウルシの紅葉。10月を迎えて八ヶ岳周辺も秋本番を迎えたようです。

 

新緑の山々を越えながら信州を西へ西へ(八ヶ岳西麓から開田高原へ)

素晴らしい五月晴れに恵まれた週末。

残雪残る信州の山並みを望みながら、山国、信州を西へ西へと横断していきます。

田植えを待つ水田と甲斐駒青々とした空の下、甲斐駒と鳳凰三山の山並みが広がります。

水田の田植えまであともう少しです(北杜市、小淵沢町)

田植えの終わった水田と南アルプスの山並みこちらはさらに標高の高い圃場。

田植えが始まりました。空気が澄んだ空の下に南アルプスの山々と、富士山まで望めます(諏訪郡富士見町、先達)

畑越しに北アルプスの山々北上しながら諏訪に近づくと、正面には北アルプスの山々が見えるようになります。

足元には茅野の街並みと僅かに諏訪湖も望めます(諏訪郡原村、阿久)

杖突峠から諏訪の街並み諏訪湖を回り込む予定を急遽変更して、諏訪の街並みを背に、一気に杖突峠によじ登ります。

クリアーな空。落葉松の新緑の先には、諏訪湖と諏訪の街並み、霧ヶ峰から美ヶ原を望む事が出来ます。

左手には雲に隠されながらも、北アルプスの残雪を望む事が出来ます。

杖突峠から八ヶ岳連峰麦草峠から、今まで走ってきたルートを足元に眺めます。

遠くには八ヶ岳の山並みを望む事が出来ます。左から蓼科山、横岳、麦草峠を挟んで、天狗岳、雪がまだ多く残る、硫黄岳、横岳、主峰・赤岳といった八ヶ岳の中核、離れて、編笠岳、権現岳です。

新緑の箕輪ダム湖(もみじ湖)中央構造線の東沿いに伸びる山脈を抜けて、更に西へ一山抜けていく途中に、小さなダム湖、箕輪ダム湖があります。

周囲の新緑が湖面に眩しく映ります(伊那郡箕輪町、長岡新田)。

新緑の箕輪ダム湖(もみじ湖)2湖面の周囲は、ダムを造る際に植林されたもみじの木々で埋め尽くされています。別名もみじ湖と呼ばれています。

このシーズンは落葉松より淡い、黄緑色の葉に染まっています。

牧草地越しに大芝高原から南アルプス南アルプスの山々を抜けると、南北に広がる伊那谷に到着します。

伊那谷が広がりだす場所に位置する大芝高原。ここからは伊那谷に沿って聳える、両名峰を望む事が出来ます。

まずは、これまで越えてきた、南アルプスの山々を振り返って(伊那郡南箕輪村、大芝)。

大芝公園前の牧草地から雪を残す木曽駒前方には、これから超えていく木曽駒が真っ白な雪を湛えて聳えています。

牧草地では春植え牧草の刈取りが真っ最中です(伊那郡南箕輪村、大芝)。

権兵衛峠麓から木曽駒白く輝く、木曽駒の頂を(南箕輪村、南原)。

開田高原・九蔵峠から御嶽山遠望1権兵衛峠を越えて、木曽谷に入り、更に西に進路をとり続けると、正面に真っ白な御嶽山を望む事が出来るようになります。

その雄大な山並に圧倒されます(木曽郡木曽町、開田・九蔵峠)。

開田高原・九蔵峠から御嶽山遠望2こんな南に位置しているのに、雪を満々と湛える御嶽山。

裾野に広がる高原地帯の広さも圧倒的です。この先は岐阜県、高山。信州を西に抜けていく旅程もここでおしまいです。

開田高原の青空と筋雲最後に、開田高原から望む青空を。

高い空に、筋雲が幾重にも伸びていきます。

標高は八ヶ岳西麓の高原地帯と同じ1100mほど。位置は西にちょうど60km程度なのですが、ここまで移動するのに、下道でも100km以上の距離を経ています。

 

 

GW最終日はちょっと早い新緑を追って(落葉松の新緑と忘れられた小邑)

茅野の小さな名勝を堪能した後は、近場にしか移動できない時のとっておきの場所へ。

茅野の市街から馬力不足のSX4に鞭を打ちながら杖突峠を登れば標高1400mを超えてきます。

観光客の皆様が頻繁に行き交う国道から脇に入ると、山の中に静かな湖が見えてきます。

新緑の千代田湖2まだ若芽が生え揃っていない落葉松林に囲まれる、千代田湖です。

もう一ヶ月あとの躑躅のシーズンになると多くの来訪客に恵まれるこの場所ですが、この時期はひっそりと静まり返っています。

市街から僅かに30分ほどで到着できる、落ち着きのある静かな湖畔です。

新緑の千代田湖1落葉松と千代田湖の湖面を重ねて。

流石に5月の始めですと、まだ落葉松の芽が出揃っていませんので、鮮やかさはありません。

静かな水面を鳥が羽ばたいていきます。

高遠少年自然の家前の桜並木千代田湖から少し降りて、高遠少年自然の家の前を抜けると、最後の桜が花を咲かせています。

ピークの時には国道の入り口から桜に包まれるように道を上がって来る事が出来るのですが、すでに5月。ここより下の桜はすでに散っています。

長岡新田日影入邑の由緒板千代田湖から国道に降りた後、ほんの少し杖突峠側に登ると、西の山に入り込む道が分岐しています。

2車線のきれいな道なのですが、地元の方か林道ファンでもないとあまり知られていないこのルートを抜けると、伊那市街を通らずに、箕輪ダムの畔から辰野方面に抜けることができます(狭路に自信のある方なら、ダム上流側から後山集落に抜けて、諏訪方面にダイレクトに抜けることも)。

綺麗に整備された林道の脇には、ダムができる前にこの地にあった集落、長岡新田日影入集落の離村を示す記念碑が建っています。

本村である長岡新田集落はすでに箕輪ダムの底。そして、ダム建設のために快適な道路ができたにも関わらず、本村とともに終焉を迎えた山間の小さな小さな邑は、林道脇の谷筋に今は僅かに住居跡を残すだけになっています。

長岡新田日影入邑中央構造線直近の脆い地質は常に崩落を繰り返しています。

集落跡の更に上部では、林道開通後に発生した大規模な地滑り跡の治山工事が今も続いています。

長岡新田日影入邑の桜主なき小邑に咲く桜の花は、その地名の如く午後の短い日差しを受けて最後の輝きを魅せています(E420)。

落葉松の新緑6集落跡の付近は一面の落葉松林(Lumia1020)。

落葉松の新緑が西日を浴びて眩しく輝きます。新緑の落葉松のカットを少々(画像をクリックしていただくとフルサイズで表示されます)。

落葉松の新緑4落葉松の新緑5落葉松の新緑7落葉松の新緑2落葉松の新緑3落葉松の新緑1山間の小邑に人影は失われてしまいましたが、その人々が育てた落葉松の林は今年もしっかりと芽を開き、新緑の季節を迎えようとしています。

GWの夕暮れ

連休もこれでおしまい。明日からはまた、日常が始まります。