風の強い冬の午後に(八ヶ岳南麓を転々と)

強い寒気が入った今週末。山々には雪雲がかかり、風は強く、天気が安定しない日々となりました。

それでも、時折強い日差しが差し込む午後、近場を転々と移動してみます。

午後の日差しを受ける雪雲と甲斐駒1雲が晴れたおかげで、眩しいほどの日差しを浴びる、三峰の丘から望む甲斐駒ケ岳(Lumia1020)。

三峰の丘には、くっきりと晴れ渡った東の空に映る富士山と列車のコラボレーションを狙う鉄道ファンの方々が大挙して訪れていましたが、レールも引かれていない甲斐駒方向にご興味を示される方は…

午後の日差しを受ける雪雲と甲斐駒2少し北側によって、甲斐駒と西日を真正面に捉えて(Lumia1020)。

強風で体が持って行かれそうになるのを抑えながら撮っているので、映り込んでいるものが悉くブレてしまっていますね。

山々にかかった雲は強風で押し流され、眩しい日の光は、枯れて茫洋とした大地に只々降り注いでいます。

午後の日差しと雪を戴く八ヶ岳八ヶ岳大橋から雪を被った八ヶ岳を眺めます(Lumia1020)。

八ヶ岳からは雪雲が強い風に乗って押し流されていきます。

八ヶ岳をバックに清泉寮少しずつ標高を上げて清泉寮へ(Lumia1020)。

今日もたくさんの観光客の方がお越しになっています。

冬のまきば公園から秩父連山を更に標高を上げて、まきば公園へ。デッキから下は冬季閉園のため降りることが出来ません。デッキより秩父連山と富士山を。抜けるような冬晴れの空が広がります(Lumia1020)。

雪雲に隠れる権現岳デッキの反対側を望みます。

真正面に雪を被った権現岳が聳えます。その奥に主峰、赤岳が望めるはずなのですが、今日は雪雲の中です(Lumia1020)。

清泉寮までは観光客の車も多く見かけますが、ここ八ヶ岳横断道まで上がってくる車は僅かとなってきます。

雪景色の八ヶ岳と赤い橋八ヶ岳の赤い橋こと東沢大橋より雪雲を被った八ヶ岳を【E240:クリックでフルサイズ】。

風は強いですが、観光客も殆どいない赤い橋の駐車場から望む八ヶ岳は、観光シーズンとは全く異なった、しっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出します。

夕景に映る八ヶ岳まきば公園から更に標高を上げて東麓のピーク、野辺山へ。

夕日を浴びた八ヶ岳と複雑に色を変える空を捉えて【E240:クリックでフルサイズ】。桃色に染まる雲と八ヶ岳日暮れが迫ってきたので山を下り始めます。再び通過した八ヶ岳大橋から桃色の雲に囲まれた八ヶ岳が顔を覗かせてくれました【E240:クリックでフルサイズ】。

雪雲は徐々に晴れつつあります。

八ヶ岳大橋と夕暮れの南アルプス最後に雪雲に囲まれる南アルプスの山々を八ヶ岳大橋越しに【E240:クリックでフルサイズ】

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雪の合間にちょっとお散歩なら(清泉寮とやまねミュージアム)

雪の合間にちょっとお散歩なら(清泉寮とやまねミュージアム)

ご注意!

こちらの記事の写真は2012年12月8日に撮影したものです。

ヤマネの冬眠状況は常に変化しますので、お越しになる前にやまねミュージアムにお問い合わせ願います。

12月に入ると、北からの寒気が流れ込む日には時折ぱらぱらと雪が舞う日が増えてきます。

本格的な積雪まで至る事は少ない八ヶ岳南麓ですが、それでも毎年数10cm位は積もる事もありますし、僅かでも積雪があると、凍結して容易には溶けてくれないのでスタッドレスは必須です。

そんな降雪中は中々お出かけする気にはならないのですが、意を決して車を駆ればこのシーズンにしか観ることのできないシーンに出会うことが出来ます。

雪雲に霞む八ヶ岳雪が小休止となった午後、八ヶ岳でも南側や東側は雪が少ないので、いつもは通過してばっかりの清里へお出かけしてみます。

こんな時、八ヶ岳は何時も雪雲を被って顔を見せてくれません。

清泉寮に向かう雪道少し標高を下げて、清里駅から清泉寮に至るアプローチルートに出てきます。

降雪後になると道はこの通り。急な坂道ですので4WD+スタッドレスでも慎重な走行を強いられます。

清泉寮から雪原の牧草地清泉寮前に到着です。ポールラッシュ祭がおこなわれる正面の牧草地も真っ白な雪原になっています。辺りは強烈なブリザードで粉雪が吹き上げられています。

ブリザードと清泉寮ブリザードに霞む清泉寮と、青空の中、僅かに顔を覗かせる八ヶ岳を【クリックでフルサイズ】

観光客の皆さんは、暖かいショップの中でソフトクリームを楽しまれています(この撮影中にブリザードに吹き倒されて、観光客の皆様に笑われてしまいました…)。

やまねミュージアムへのアプローチ2観光客の皆さんはショップで美味しそうにソフトクリームとお土産を楽しんでいらっしゃいますが、ほんのちょっと足を延ばして頂くと、このシーズンだけの素敵な「宝物」に出会うことが出来ます。

やまねミュージアムへのアプローチ1雪に足を取られながら、清泉寮の周囲に広がる森の中を進んでいくと、右手に入口を示す案内板が見えてきます。

雪のやまねミュージアム案内板に従って牧草地に降り立つと、隅っこの方に小さなロッジ風の建物が見えてきます。日本でただ一か所のヤマネを扱った博物館「財団法人キープ協会 キープやまねミュージアム」です。

やまねミュージアムパンフ

とても小さな博物館で、展示物も手作り感満載だったりします(館内の写真撮影許可を頂かなかったので、お茶濁しでパンフにて…)。

観るだけであればものの数十分で終わってしまう程度の規模ですが、わざわざ冬場にここに訪れるには理由があります。ヤマネの冬眠シーンが観察できるのです。

ヤマネの冬眠風景

少し涼しい風が抜けて来る特別観察室に入ると、真っ暗な室内に、扉が付けられた観察用の窓が設けられています。

覗き窓の向こうに体を丸めたヤマネがすやすやと眠っています。

ヤマネの冬眠風景2ノイズが酷いのですがこんな感じで背中の黒い筋をこちらに見せてくれています。

来館者が殆どいなかった雪の午後、ヤマネの寝姿を暫し独り占めさせて頂きました。

(お願い:撮影の際には決してフラッシュを使用しないでください!特にスマホなどでは大抵撮影モードがAutoになっていますので、勝手にフラッシュが発光してしまいヤマネの冬眠を妨害してしまいます)

自然に近い環境でヤマネの冬眠シーンが観察できる数少ない施設。冬場に八ヶ岳、清里界隈にお越しの際に、お土産物コーナーでヤマネのぬいぐるみを見かけたら「あ、本物も見なくっちゃ」と足を運んでいただけると嬉しく思います(もうちょっとましな写真用意できるように、後で出かけてきます…)。

ヤマネのぬいぐるみとミュージアムの入館ピンズ清泉寮お土産でも有名な「やまね工房」さんのヤマネぬいぐるみと、やまねミュージアム入館記念のピンズ。色で入館した年が判るようになっています。