秋色と空は移ろいながら(春日渓谷and大河原峠)2017.10.8

秋の週末連休。前日からの崩れた天候がなかなか回復しなかった土曜日から一転して、好天に恵まれた日曜日。少し暑いくらいの日差しの中、秋色を求めて、八ヶ岳の東側を廻ります。

色付きが進んできて秋の装いが深まってきた、清里、東沢大橋から望む八ヶ岳。

昨日と今日は甲府一高の強行遠足の日。生徒たちの一群が、それぞれのペースで山道を連なって登っていきます。

野辺山まで登って来ると、八ヶ岳の上空を覆っていた雲が取れはじめてきました。

一週間前と比べて、八ヶ岳の色あいも大分深まってきました。

山肌が目立ち始めた東側から望む八ヶ岳。

裾野を覆う落葉松林も徐々に色濃くなってきています。

更に八ヶ岳を東に廻り込んで、大河原峠に上がる蓼科スカイラインへ。

途中、鹿曲川林道が長期閉鎖中の為入る事が出来ない、春日渓谷を望める対岸から紅葉を眺めます。

まだ、緑が多めですが、山肌に彩が広がります。

大河原峠側を望むと、谷筋は黄葉に染まっています。

正面の尾根筋に点々と見える建物が、とある方の紹介で有名になってしまった、標高1800mに広がる廃墟謎の別荘地、蓼科仙境都市の別荘群(実働中)です。

暫くしていると、蓼科の麓から霧が上がってきました。

辺りには、あっという間に霧が広がってきます。

霧に追い立てられるように紅葉の森の中へ。

鬱蒼とした森の中に入り込むと、彩に溢れていました。

標高1800mを越えるこの場所は、もう秋真っ盛りです。

実は、この後に大河原峠を通過したのですが…物凄い車の列で駐車するどころの騒ぎではなく(予想はしていましたが、連年増えていく)、そのまま夢の平林道側へスルー。途中のエスケープゾーンに車を止めて、今まで上がって来たルートを俯瞰します。

付近は秋色真っ盛りです。

麓側の落葉松の森の中に、新しく建設が進むJAXAの深宇宙探査用地上局が見えているのが判りますでしょうか。

大河原峠を見上げます。

華やかな秋色に包まれる蓼科の山並みです。

そうこうしているうちに、再び霧が降り始めてきました。

霧に沈んでいく大河原峠へのアプローチルート。

全山が紅葉に包まれています。

霧の晴れ間に山並みをアップで。

大河原峠まで登っても、まだ落葉松の黄葉は始まる前。山は華やかな3色に包まれています。

女神湖まで降りてきました。

空は複雑な雲が浮かぶ、ちょっと秋らしくない天気。周囲の山々に広がる落葉松は、鮮やかな黄金色に色付く前の、暗く沈んだ色合いに包まれています。

落葉松以外の落葉樹たちは色付きの真っ最中。軽やかな色合いに森の中は輝きます。

麓まで降りてくると、八ヶ岳の西麓は、眩しい日差しと広がる青空。

あっけに取られながらも、山の天気だからと妙に納得しながら。

お天気に恵まれた連休の中日、どのように過ごされましたか。

広告
八ヶ岳の麓に「生きる」を子供たちに伝え続けて(自然写真家、西村豊さんの個展「八ヶ岳 生きもの ものがたり」)2017.7.9

八ヶ岳の麓に「生きる」を子供たちに伝え続けて(自然写真家、西村豊さんの個展「八ヶ岳 生きもの ものがたり」)2017.7.9

八ヶ岳の山麓にはいろいろな生き物が生息していますが、中でも人気があるのは清里に国内唯一の専門博物館もあり、冬季になるとその愛らしい冬眠中の寝姿がTVで放映される事が風物詩となっている、ヤマネ。このヤマネ人気の火付け役でもあり、その保護活動にも長年に渡って携わってきた方が、同じ八ヶ岳西麓の富士見町に在住されている写真家(ご本人は自然写真家と称されています)、西村豊さんです。

40年にならんとする写真家としての活動の中で、これまで多くの写真集や絵本の刊行、幾度かの展覧会も催されてきましたが、今回、その集大成となる個展が開催されています。

清里へのメインストリート、国道141号線から脇道に入って、高原野菜を栽培する畑を抜けた先の深い森の中に忽然と現れる、コンクリートの地肌を生かしたモダンな美術館。国内でも数少ない、芸術写真を専門に扱い、保管することを目的としたアーカイブとしての役割も持つ、清里フォトアートミュージアムです。

今回の大規模個展「八ヶ岳 生きもの ものがたり」。本ミュージアムで現在稼働中の展示スペース2室すべてと、一部の廊下までもを利用した大規模なもの。展示セクション数24、総展示作品数200点以上と云う、氏にとってもその制作活動の集大成といえる展示内容になっています。

美術館ですので、もちろん内部は撮影禁止。エントランスに設けられたキッズコーナーで遊ばれているお子さんたちを横に、展示室に入っていきます(以下の内容はプレスリリース、パンフレットも参考に綴らせて頂きます、著作の書影はAmazonにリンクしています)。

展示の順番はテーマごとに並べられていますが、ほぼ氏の制作年度を追うような形になっています(著作の刊行に合わせて制作されているため)。展示内容は順路順に以下のようになっています

第一展示室

  • ホンドギツネの子ども
  • きつねかあさん
  • 商品の詳細
    • 氏の出世作。現在の作品と比べると明らかに素朴で、距離感も遠く、撮影技術にも限界が感じられますが、それ以上に近年の作品と比べて深い愛情を感じてしまうのは、ちょっとした贔屓でしょうか
  • ニホンヤマネの「ヤマネさん」
  • 商品の詳細
    • 氏の代表作たちが一堂に揃います。数々の絵本や写真集、現在ではネットでも数多く流れている、ヤマネファンの方なら必見の作品たちを、大画面の美術作品として眺められる数少ないチャンス。氏の撮影コメントもしっかりと読みたいところ
  • 「赤ちゃんヤマネ、お山にかえる」
  • 商品の詳細
    • 氏のもう一つの側面でもある、ヤマネの保護活動。その記録写真の一部が公開されています。生後僅かな状態で保護された子どもや、人工飼育の様子など貴重な写真の数々が公開されています

インターセクション、廊下

  • 「しぶがき」
  • 商品の詳細
    • 最近では多く採り上げられるようになった、圧倒的な数の干し柿を軒下に吊るすシーンの写真。その先鞭をつけたのも氏の作品群です。今回はそのうちの何枚かをインターセクションとして展示されています。写真を表現する際のテーマの一つとなる色合いと陰影。暖かなそのグラデーションと光の微妙なバランスを描き出すための試行錯誤の成果は、印画紙で焼いた本制作ではより一層明確に浮かび上がってきます。初冬の光と実りの嬉しさを実感させる軒先の向こうに続く透明なオレンジ、実に魅力的です

第二展示室

  • 「ニホンリス」
  • 商品の詳細
  • 「よつごのこりす」
  • 商品の詳細
    • 近年、氏が精力的に撮影を進めているニホンリス。前回、富士見高原ミュージアムで展示された作品群たちを含めてその後4冊の絵本となったシリーズ作品のうち、絵本に掲載されなかった分を含めて、数多くの作品が展示されています。現行作品故の配慮でしょうか、これらの展示は写真サイズもやや小さく、フィニッシュも美術館用の本制作とはちょっと異なっているように思えます(第一展示室の作品の多くは額装ですが、こちらはボード貼り)。俊敏な動作を押さえたり、実物も展示されているオニグルミを時間を掛けて丹念に歯で削っていく際に飛ばす切り屑すらも捉えるスピード感のある作品たちはデジタル撮影(前回の展示の際には、EOS5D+300mm f2.8にテレコン2段で撮影されている事を、不幸にも落下してしまった機材と共に展示、紹介されていました。修理不可となった際にカウントされていたシャッター数は実に10万ショット以上、膨大な労力の先に作品が造られている事を実感します)に切り替わっており、極めてシャープで、ダイナミックレンジを一杯に使った、ハイライトは明るく、コントラストはやや浅めという、華やかで今時の仕上がりになっています
  • 「あしあと(混合展示、展示室外にも)」
  • 商品の詳細
    • 作品としては異なりますが、地元の小学生たちと共に富士見の山野に入って、動物たちの活動の息吹を感じてもらうという活動のワンシーンを含めて、冬の野生動物たちがどんな活動をしているのか、足跡から見出してみませんかというテーマ。雪に足を取られてお腹をバフンと、雪に埋めてしまったキツネの足跡、同じような跡を見た事があるので、思わず笑ってしまいました
  • 「ニホンジカ」
  • キツネの「ごんちゃん」
  • 商品の詳細
    • このふたつの作品群は、書籍としては未発表になります。如何にも地元でスナップ的に撮影された作品たちですが、それ故に、同じ地で生活する身としては、現実感を以て見つめてしまいます(シカが大群衆で山から下り、用心深いキツネでも、夜になれば道を駆け抜ける姿は日常ですから)。時に、あっけなく野生が目前で繰り広げられるのが八ヶ岳山麓、その現実もしっかりと見据えています
  • 「ごだっ子の田んぼ」
  • 商品の詳細
    • 野生動物、小さな生き物たちを扱った作品が多い氏にとって、珍しい作品ではありますが、前述のように地元の小学生との深い繋がり合いを持って活動を続けています。その活動の一端を収めた絵本作品から、印象的な数点の写真が展示されています。諏訪の皆様なら馴染み深い冬季の田圃リンク、星空の下に広がる青々とした透明な圃場は良く知る場所ですが、厳冬の夜にはこんな景色があったのかと、改めて見つめ直させられます。日常を深く、愛情を持って見つめる事の大切さ

氏の代表作でもあり、当館の収蔵品(前述のように、当館は国内外の作品性の高い写真を末永く保存することも設立の趣旨としており、同じく自然写真で著名な宮崎学氏の作品や、鉄道写真家の広田尚敬氏の作品も当館のアーカイブとして収蔵されています)ともなっているヤマネの写真や、近年精力的に撮影を続け、絵本を刊行されたニホンリス、そして出世作となった「ホンドギツネ」など、絵本作家としての作品も多数展示されていますが、実際の印画紙で焼いた状態で眺めるのは絵本とは全く違う世界。その撮影条件の厳しさ故に、焼き付けサイズは決して大きくはありませんが、本館やLCVが所蔵する作品の中には大伸ばしで圧倒される写真もあります。

全ての漢字にルビが打たれ、語りかけ、興味を持って貰えるように疑問形で綴られる解説文。お子さんでも見やすいようにと、少し低めに並べられた写真たちの展示スタイルは、実に本展示がお子さんとそのご家族に向けた、氏の活動スタンスをそのまま展示スタイルにも反映されているかのようです。

賑やかにおしゃべりしながらの観覧が続く、モダンで芸術性の高い美術館で催される写真展とはちょっと異なる雰囲気も、親御さんとお子さんの会話にちょっと耳を傾けながら作品を観ていく事で、新たな魅力が発見できるかもしれません。氏が望む、子供の視線に立った、発見する楽しさを伝えようとする想い。それは、伝えようと願う子ども自身のリアクションに委ねられている筈だからです。

そして、1970年代から始まる氏の作品群。その遍歴には、現在の写真撮影、写真美術や急激に進化を続ける撮影技術、装備の進展が凝縮された感すらあります。極限の環境下で撮影を続けるため、撮影技術はもとより、機材性能の限界を超えて撮影することが求められる自然写真。出世作であるホンドギツネの作品とニホンリスのそれを比べれば一目瞭然ですが、撮影に対する余裕度(ニホンリスでは背景に映る四季折々の彩なす色までも捉えようとされています)はもとより、俊敏な動きをレンズの前に留め、鮮やかに、シャープに仕上がった作品たちは、同じ写真作品とは俄かに言えないほどのクオリティの差が生じています(もちろん、味わい云々の話は別として)。

そのような急激な進化を遂げた自然写真の中で、氏が願ってやまない、子供の視点に立った発見する楽しさを伝えたいという想い。更に進化した機材と氏の円熟した撮影技量が、子供たちの好奇心を掻き立て、更に自然への興味へと繋がる架け橋となる事を願いつつ。できれば、そろそろ「大きなおともだち」に向けた作品も発表して欲しいかななどと、勝手な願いも重ねて。

最後に、最も気に入った一枚は、八ヶ岳ブルーを背景に、厳冬の雪原に僅かに顔を覗かせたススキの傍らに佇む、一頭のホンドギツネ。サイズも小さく、明瞭とはとても言えない古い作品ですが、厳冬の眩しい日差しを受けて毅然と虚空に顔を上げるその佇まいに、生きているという強い意志が宿っているように思えてなりません。心を捉えて離さない一枚でした。

西村豊「八ヶ岳 生きもの ものがたり」

2017年7月1日(土)~12月3日(日) 7,8月は無休

清里フォトアートミュージアム(北杜市高根町清里)

アーティストトークは7/30(日)と8/5(土)、いずれも午後2時から。

チャリティートークは9/2(土)午後2時から、ゲストは脳学者の篠原菊紀氏(定員120名。要予約、チャリティー参加費が別途必要)

 

 

台風接近中の秋の休日は八ヶ岳を東西に横断(野辺山-八千穂-麦草峠-御射鹿池)2014/10/4

>御射鹿池の四季の彩りはこちらにて。

ご注意:写真を大量に掲載しておりますので、表示がかなり重たいと思いますが、何卒ご容赦ください。

台風接近が予報される、曇りがちの空が広がる休日の朝。

明日は絶対雨になると判っていれば、どうしてもピークを迎えつつある山へ撮影に出かけておきたいところです。

【各画像をクリックして頂くとフルサイズで表示されます】

東沢大橋から紅葉の八ヶ岳遠望141004何時ものように、八ヶ岳横断道路の名所、東沢大橋から望む八ヶ岳を。

八ヶ岳は残念ながら雲の中ですが、周囲は徐々に色づいてきました。

紅葉の小道野辺山の高原地帯に広がる別荘地を抜ける小道にて。

浅い黄色に染まった葉が、まだ緑を残す木々と混じり合っていきます。

森の小さな彩まだ紅葉を始めていない森の中には、美しい彩を見せてくれる木も見受けられます(海ノ口)。

松原湖の紅葉141004佐久往還から再び八ヶ岳の懐に入り込む、松原湖。

こちらも紅葉を始めています。周囲ではトライアスロンでしょうか、ランナーの方々への声援が聞こえてきます。

八千穂高原の白樺黄葉3松原湖を後にして、八ヶ岳の中心へと歩みを進めます。

小海リエックスまで上がって来ると、紅葉の彩は深みを増していきます。

霧の八千穂高原の白樺黄葉2暫くすると霧が流れてきました。お天気の具合は今一歩です。

霧の八千穂高原の白樺黄葉1八千穂レイクと麦草峠の交点。ふるさとの森まで来ると、霧は更に濃くなっていきます。

八千穂高原の白樺黄葉1少し薄くなった霧の向こうに、白樺林が広がります。梅雨時には霧の向こうに躑躅の花が広がるこの場所ですが、同じような天気でも黄色く色づいた白樺をバックにすると、随分違った雰囲気です。

八千穂高原の白樺黄葉2霧の中に立つ、黄葉した白樺の木を(八千穂高原、ふるさとの森)。

紅葉の八ヶ嶺橋から八ヶ岳遠望一旦、八千穂高原スキー場側に下ります。

八ヶ嶺橋から望む八ヶ岳の山肌には、所々に落葉松の黄葉が観られるようになりました。

八千穂レイクから秋の八ヶ岳遠望八千穂レイクまで降りてきました。

遠くに望む八ヶ岳は霧に沈んでいます。周囲には某ツアーの大団体(大型観光バス10台ほども!)がひしめいており、ちょっと騒がしい湖畔です。

八千穂レイクの紅葉湖畔の木々も色付きを見せています。

白樺の黄葉と八千穂レイク湖畔の向こうには、八千穂レイクの名物、白樺林の黄葉が広がっています。

八千穂レイクの白樺黄葉1ここから、大団体の皆様をかいくぐりながら、八千穂レイク湖畔の紅葉を楽しみたいと思います。

八千穂レイクの白樺黄葉3八千穂レイクの白樺黄葉2白樺の黄葉と紅葉八千穂レイクの白樺黄葉3八千穂レイクの紅葉3八千穂レイクの紅葉2八千穂レイクの紅葉5八千穂レイクの落葉松黄葉2八千穂レイクの落葉松黄葉八千穂レイクの紅葉4日差しもなく、霧が流れ込むあいにくの天気ですが、美しい紅葉が慰めてくれているかのようです。

麦草峠141004八千穂レイクを離れて、八ヶ岳の最深部。標高2127mの麦草峠。

周囲の紅葉はピークから徐々に落葉を迎えています。白駒池の駐車場待ちの車列が長い渋滞を作り、路上駐車の車がびっしりと並ぶこのシーズンの麦草峠は、あまり落ち着いた雰囲気とは言えないようです。

メルヘン街道の落葉松黄葉141004麦草峠を越えて、蓼科側に少し下がったところにある展望台。

遠くの山並みは霧に沈んでいますが、山並みにはちらほらと、そして標高2000m程の展望台周囲の落葉松は黄色く黄葉を始めています。

八ヶ岳全山が黄金色に染まるまでは、あと半月ほど待つ必要がありそうです。

御射鹿池の紅葉141004_2そして、蓼科をぐっと下って、何時もの御射鹿池に。

色付きも濃くなってきました。

御射鹿池の紅葉141004_1この時期の御射鹿池は鮮やかな色どり。

緑残る木々と、黄葉や紅葉が進む木々が混ざりあう、華やかさがあります。

御射鹿池の紅葉141004_3華やかな彩が添えられる御射鹿池。

もう暫くすると、御射鹿池の周囲は落葉松の黄葉で一面の黄金色に囲まれます。

華やかな彩で飾られる時間も、あとほんの僅か。

真っ赤な夕暮れ夕暮れとなって、麓に戻ると西の空が真っ赤に染まっていました。

台風の襲来を控えた八ヶ岳南麓はどっぷりと秋の長い夜に沈んでいきます。

寒い八ヶ岳の2月は「寒いほどお得フェア」でほっこりと

New!(2015.2.1):今年もこのシーズンが帰ってきました。

八ヶ岳エリアの冬のお楽しみ「寒いほどお得フェア2015」がスタート。初日から50% offが出ているみたいですよ(10時直後にはサイトアクセスが集中して表示が出なくなるほど!)。

当日の発表は公式サイト、並びに清里観光振興会さんのtwitterからでも確認できます。

昨年は大雪の影響で残念ながら尻すぼみ状態となってしまいましたが、今年は盛り上がると良いですね。

寒いほどお得フェア2015パンフレット12015年の寒いほどお得キャンペーンパンフレット(表)少々見難いですが、画像クリックでフルサイズ表示となります。

寒いほどお得フェア2015パンフレット22015年の寒いほどお得キャンペーンパンフレット(裏)少々見難いですが、画像クリックでフルサイズ表示となります。

 

<本文ここから>

1月の終わりは、まるで春のような陽気になった、八ヶ岳南麓。

でも、立春を過ぎるころから急激に寒さが戻ってきています。

厳冬期の八ヶ岳の碧空八ヶ岳ブルーも大分回復。これくらい碧空が広がると、一層の冷え込みとなります。

凍結するお風呂時に、氷点下10度を下回る夜が数晩続くと、非常の為に貯めている、風呂桶の水が綺麗に凍り付いてしまいます(風呂場の水道はこの時点で配管含めて全て凍り付いているので、次にお風呂を沸かすときに、この凍った風呂桶を叩き割って、風呂釜の熱で循環させることで、配管類を温めてあげる必要があるのです)。

再び冷え込んでくると期待してしまうのが、清里を中心とした八ヶ岳南麓で2月一杯繰り広げられる「寒いほどお得フェア」です。

寒いほどお得50%off清里駅前にある、清里観光振興会の事務所の外に用意されている温度計が、10時の時点で何度以下になっているかで、協賛店の各種商品が最大50% offになる、地元民ならずとも、思わず嬉しくなってしまうフェアなのです。

きょうは、もちろん50% off。三日連続、今シーズン3回目の50% off、しかも週末の金曜日という絶好の機会に、お得を楽しみに同僚たちと一緒に夕飯に繰り出しました。

レストハウス八ヶ岳外観本日訪れたのは、このフェアに初期のころから参加している、清里でも古参のお店「レストハウス八ヶ岳」さんです。

夜7時ごろですが、駐車場には既に地元ナンバーの車が集まっています。

寒いけどお得フェアー割引表示お店の前に掲示されている、本日の割引率と、割引メニューの紹介看板です。

ご覧の通り、ちゃんと50% off!なのです。

寒いけどお得ステーキ丼1お店の皆様も、心得たもので「何人分」と、オーダーも聞かずに、人数確認だけという鷹揚さ。もちろん、お約束の「寒いほど定番!牛ステーキ丼」をオーダーです。

ご覧の通り、充実のボリューム感。甘辛のたれに海苔が絡んで、心地よい香りが鼻をくすぐります。お肉も柔らかく仕上げられており、ご飯と一緒にどんどんかっ込めてしまいます。

寒いけどお得フェアパンフレット2ここで、寒いほどお得フェアのことをちょっとご紹介。

本来は、スキー人気も下火の中、寒い時期になると観光客が激減する清里の観光関係者が、合同してお客様を呼び込めるテーマが無いか知恵を絞って考え出したもので、清里駅近辺の僅かなレストラン等が始めた、極めてローカルな催しでした。

ところが、数年ほど前からNHKのローカルニュース等でも取り上げられるようになると、清里近郊である野辺山や小淵沢などのレストランやショップもフェアに参加。特に昨年はNHKの全国ニュースでも取り上げられ、寒さを逆手に取った積極商法として大きな話題となるようになりました。

今年は、遂に南は明野のハイジの村、西は原村の八ヶ岳自然文化園、更には中央道の八ヶ岳P.Aの売店が上下線ともに参加と、八ヶ岳南麓を幅広くカバーした全97施設による一大キャンペーンに成長したのでした。

一方、問題も無い訳ではなく、地理的にも有利な地元の皆様による一部商品の買い占めや、割引率を目当てにした高価格商品ばかりを購入するなどの弊害も生じており、今年のキャンペーンでは、一部店舗で購入制限が設けられてしまいました。

また、フェア参加施設のうち、宿泊施設の割引は、今年からクーポン形式に変更。次回宿泊時に利用できる形に変更されました。これで、再び清里、八ヶ岳南麓に来ていただけるチャンスが増えることになりますね。

寒いけどお得ステーキ丼2と、いう訳で、お腹いっぱい食べさせて頂きました(ごちそうさまです)。

丼ぶりの大きさ、判ります?通常1700円のこちら「寒いほど定番!牛ステーキ丼」が、50% offの日なら何と850円!。お得なプライスにお腹も、心も大満足です。

寒いけどお得フェアの夜、気温お店を出て、写真をパシャパシャと撮っていると、同僚たちは「寒い寒い」の大合唱。

車に戻って温度計を見ると、午後8時時点で既に氷点下4℃。明日が雪の予報のため、多少は暖かいのですが、それでも流石に清里「寒いほどお得な」極寒の2月の夜です。

キャンペーン期間は2月一杯まで。50% offが狙えるのは来週いっぱいくらいですので、来週のお休みには、降雪後に真っ白に雪化粧(しているであろう)八ヶ岳南麓に是非足を運んでみては如何でしょうか。意外な「お得」が待っていますよ。

風の強い冬の午後に(八ヶ岳南麓を転々と)

強い寒気が入った今週末。山々には雪雲がかかり、風は強く、天気が安定しない日々となりました。

それでも、時折強い日差しが差し込む午後、近場を転々と移動してみます。

午後の日差しを受ける雪雲と甲斐駒1雲が晴れたおかげで、眩しいほどの日差しを浴びる、三峰の丘から望む甲斐駒ケ岳(Lumia1020)。

三峰の丘には、くっきりと晴れ渡った東の空に映る富士山と列車のコラボレーションを狙う鉄道ファンの方々が大挙して訪れていましたが、レールも引かれていない甲斐駒方向にご興味を示される方は…

午後の日差しを受ける雪雲と甲斐駒2少し北側によって、甲斐駒と西日を真正面に捉えて(Lumia1020)。

強風で体が持って行かれそうになるのを抑えながら撮っているので、映り込んでいるものが悉くブレてしまっていますね。

山々にかかった雲は強風で押し流され、眩しい日の光は、枯れて茫洋とした大地に只々降り注いでいます。

午後の日差しと雪を戴く八ヶ岳八ヶ岳大橋から雪を被った八ヶ岳を眺めます(Lumia1020)。

八ヶ岳からは雪雲が強い風に乗って押し流されていきます。

八ヶ岳をバックに清泉寮少しずつ標高を上げて清泉寮へ(Lumia1020)。

今日もたくさんの観光客の方がお越しになっています。

冬のまきば公園から秩父連山を更に標高を上げて、まきば公園へ。デッキから下は冬季閉園のため降りることが出来ません。デッキより秩父連山と富士山を。抜けるような冬晴れの空が広がります(Lumia1020)。

雪雲に隠れる権現岳デッキの反対側を望みます。

真正面に雪を被った権現岳が聳えます。その奥に主峰、赤岳が望めるはずなのですが、今日は雪雲の中です(Lumia1020)。

清泉寮までは観光客の車も多く見かけますが、ここ八ヶ岳横断道まで上がってくる車は僅かとなってきます。

雪景色の八ヶ岳と赤い橋八ヶ岳の赤い橋こと東沢大橋より雪雲を被った八ヶ岳を【E240:クリックでフルサイズ】。

風は強いですが、観光客も殆どいない赤い橋の駐車場から望む八ヶ岳は、観光シーズンとは全く異なった、しっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出します。

夕景に映る八ヶ岳まきば公園から更に標高を上げて東麓のピーク、野辺山へ。

夕日を浴びた八ヶ岳と複雑に色を変える空を捉えて【E240:クリックでフルサイズ】。桃色に染まる雲と八ヶ岳日暮れが迫ってきたので山を下り始めます。再び通過した八ヶ岳大橋から桃色の雲に囲まれた八ヶ岳が顔を覗かせてくれました【E240:クリックでフルサイズ】。

雪雲は徐々に晴れつつあります。

八ヶ岳大橋と夕暮れの南アルプス最後に雪雲に囲まれる南アルプスの山々を八ヶ岳大橋越しに【E240:クリックでフルサイズ】

雪の合間にちょっとお散歩なら(清泉寮とやまねミュージアム)

雪の合間にちょっとお散歩なら(清泉寮とやまねミュージアム)

ご注意!

こちらの記事の写真は2012年12月8日に撮影したものです。

ヤマネの冬眠状況は常に変化しますので、お越しになる前にやまねミュージアムにお問い合わせ願います。

12月に入ると、北からの寒気が流れ込む日には時折ぱらぱらと雪が舞う日が増えてきます。

本格的な積雪まで至る事は少ない八ヶ岳南麓ですが、それでも毎年数10cm位は積もる事もありますし、僅かでも積雪があると、凍結して容易には溶けてくれないのでスタッドレスは必須です。

そんな降雪中は中々お出かけする気にはならないのですが、意を決して車を駆ればこのシーズンにしか観ることのできないシーンに出会うことが出来ます。

雪雲に霞む八ヶ岳雪が小休止となった午後、八ヶ岳でも南側や東側は雪が少ないので、いつもは通過してばっかりの清里へお出かけしてみます。

こんな時、八ヶ岳は何時も雪雲を被って顔を見せてくれません。

清泉寮に向かう雪道少し標高を下げて、清里駅から清泉寮に至るアプローチルートに出てきます。

降雪後になると道はこの通り。急な坂道ですので4WD+スタッドレスでも慎重な走行を強いられます。

清泉寮から雪原の牧草地清泉寮前に到着です。ポールラッシュ祭がおこなわれる正面の牧草地も真っ白な雪原になっています。辺りは強烈なブリザードで粉雪が吹き上げられています。

ブリザードと清泉寮ブリザードに霞む清泉寮と、青空の中、僅かに顔を覗かせる八ヶ岳を【クリックでフルサイズ】

観光客の皆さんは、暖かいショップの中でソフトクリームを楽しまれています(この撮影中にブリザードに吹き倒されて、観光客の皆様に笑われてしまいました…)。

やまねミュージアムへのアプローチ2観光客の皆さんはショップで美味しそうにソフトクリームとお土産を楽しんでいらっしゃいますが、ほんのちょっと足を延ばして頂くと、このシーズンだけの素敵な「宝物」に出会うことが出来ます。

やまねミュージアムへのアプローチ1雪に足を取られながら、清泉寮の周囲に広がる森の中を進んでいくと、右手に入口を示す案内板が見えてきます。

雪のやまねミュージアム案内板に従って牧草地に降り立つと、隅っこの方に小さなロッジ風の建物が見えてきます。日本でただ一か所のヤマネを扱った博物館「財団法人キープ協会 キープやまねミュージアム」です。

やまねミュージアムパンフ

とても小さな博物館で、展示物も手作り感満載だったりします(館内の写真撮影許可を頂かなかったので、お茶濁しでパンフにて…)。

観るだけであればものの数十分で終わってしまう程度の規模ですが、わざわざ冬場にここに訪れるには理由があります。ヤマネの冬眠シーンが観察できるのです。

ヤマネの冬眠風景

少し涼しい風が抜けて来る特別観察室に入ると、真っ暗な室内に、扉が付けられた観察用の窓が設けられています。

覗き窓の向こうに体を丸めたヤマネがすやすやと眠っています。

ヤマネの冬眠風景2ノイズが酷いのですがこんな感じで背中の黒い筋をこちらに見せてくれています。

来館者が殆どいなかった雪の午後、ヤマネの寝姿を暫し独り占めさせて頂きました。

(お願い:撮影の際には決してフラッシュを使用しないでください!特にスマホなどでは大抵撮影モードがAutoになっていますので、勝手にフラッシュが発光してしまいヤマネの冬眠を妨害してしまいます)

自然に近い環境でヤマネの冬眠シーンが観察できる数少ない施設。冬場に八ヶ岳、清里界隈にお越しの際に、お土産物コーナーでヤマネのぬいぐるみを見かけたら「あ、本物も見なくっちゃ」と足を運んでいただけると嬉しく思います(もうちょっとましな写真用意できるように、後で出かけてきます…)。

ヤマネのぬいぐるみとミュージアムの入館ピンズ清泉寮お土産でも有名な「やまね工房」さんのヤマネぬいぐるみと、やまねミュージアム入館記念のピンズ。色で入館した年が判るようになっています。