春めいてきた八ヶ岳南麓を桜と共に(2016.4.9)

お天気が回復して、朝から春らしい、ちょっと霞んだ青空が広がる土曜日の午後。お隣の諏訪では今週も引き続き御柱祭で多くの観光客の皆さんがお越しのようなので、少し喧騒を避けて、八ヶ岳の南麓を暫しお散歩です。

P1060752まるでGWのように雪の少ない、八ヶ岳をバックに火の見櫓と桜の木を。

P1060754眼下に白州の街並み、遠くに甲斐駒を望む、城山公園にて。今年は園内が倒木のため、入れるのは此処まで。

P1060759桜の間から、まだ白さを残す、でも例年に比べればぐっと雪の少ない甲斐駒を望んで。

P1060762濃い花びらの色が特徴の、城山公園の桜。標高800m程のこの界隈では最も早く咲く桜ですので、もう葉桜になり始めています。

P1060764a春の日差しを受けて輝く甲斐駒を桜を越しに。桜の木の下ではお弁当を広げて花見を楽しむ方も。

P1060788七里岩を下って、甲斐駒の懐に抱かれる、小さな集落の道沿いいっぱいに花を開かせる、山梨県指定天然記念物、白州町横瀬の関のサクラ。

P1060768白っぽい、花を上に向けて咲くヒガンザクラ。樹齢200年以上と云われていますが、今年も満開の花を付けています。

P1060781大きな幹回り、複雑に屈曲する枝に圧倒されます。

P1060785幹の下に入り込むと、しっかりとした幹の力強さを感じます。

P1060783桜の木の足元には小さな祠も。その昔、信州に抜ける街道の関所があったとされるこの場所。今は甲州街道から遥かに離れて、ひっそりとしています。

P1060798溢れんばかりに花を開く、関のサクラ。

P1060791道沿いの土手に咲く桜。土手に沿って下の方にまで枝を伸ばしています。

P1060795周囲には数件のお宅と、狭い斜面に開かれた農地が僅かばかり見えるだけの静かな山間にぽっと現れる桜。振り返ると、遠くに南アルプスの山並みが見えてきます。

P1060796小さな石碑越しに、雪を戴く甲斐駒を僅かに望む事が出来ます。

P1060765大坊で行き止まりになる細い県道の更にわき道に入った先にある、本当に隠れ家的な一本の桜。それでも時折訪れる方に、その風雪に耐えた歳月を刻み込んだ威容と美しさを魅せていました。

P1060813再び七里岩に上がって、高根町へ。緑の牧草越しに八ヶ岳を望む、お気に入りの場所。振り返ると富士山も見えるのですが、今日は霞んだ雲の中です。

P1060821熱那神社です。今年も境内にある古木の桜(北杜市指定天然記念物、境内の建物も指定文化財です)は、いっぱいの花を咲かせてくれました。

P1060826満開の花を咲かせる、熱那神社の桜。少し白っぽい花が枝一杯に広がります。

P1060834太い幹と、花を付けて広がる枝、農村の片隅にある集落をずっと見守ってきました。

P1060835春を迎えて、今年もこの桜を愛でる事が出来た事への実感を味わいながら。

P1060847すっかり遅くなった日暮れ。春霞の薄雲の向こう、西の山にゆっくりと沈む夕日が雲を輝かせていきます。

何時もより、ほんの少し早く春が来た八ヶ岳南麓。来週には西麓側の桜も咲き始めることでしょう。

 

八ヶ岳南麓を桜前線は一気に駆け上がる(2016.4.3)

既に満開を過ぎはじめた東京の桜に比べて、少し遅れて開花が進むここ、八ヶ岳南麓。

それでも、ここ数日来の暖かな陽気に誘われるように、南麓の桜の木々達も春を告げ始めたようです。

神田の大糸桜20160401標高780m、甲斐駒をバックに枝を伸ばす、八ヶ岳南麓ではもっとも遅い開花となる、山梨県指定天然記念物。小淵沢町、神田の大糸桜(2016.4.1)

まだ蕾は硬いまま。開花を迎えるのは今週末頃でしょうか。

城山公園の枝垂桜20160401もう少し標高の高い、800m付近に位置する、甲斐駒と麓の白州の集落を望む山城の址に植えられている枝垂桜。

界隈では最も早く開花を迎えるこちらの桜は、既に花がほころび始めています。

P1060662花びらを開き始めた、小淵沢町、城山公園の枝垂桜(2016.4.1:現在園内は倒木のため、立ち入り禁止ですが、甲斐駒を遠望するこちらの枝垂桜達は、入口の駐車場からじっくりと楽しむ事が出来ます)。

P1060667こちらも山梨県指定の天然記念物、桜並木で有名な清春芸術村の桜もほころび始めています。

P1060668数輪、花びらを開かせている、清春芸術村の桜達。このペースなら今週末には見ごろを迎えそうです。

関の桜20160327豪快な枝ぶりを魅せる、北杜市にある4か所の県指定天然記念物の桜のうちの一つ、白州町横手、関のサクラ(2016.3.27)。複雑に入り組んだ枝の向こうに甲斐駒が見えています。

関のサクラ20160327_2まだ蕾も硬い状態ですが、今週にはそろそろほころび始めるでしょうか。例年の開花は4/10頃です(ご注意andお願い:こちらの桜に向かうアプローチルートは、県道の案内看板を入ると、すれ違い困難な道が続きます。また、桜の木の周囲には駐車できるスペースがありませんので、出来るだけ駐車できる場所に車を置いて、徒歩で向かわれる事をお勧めします)。

熱那神社のヒガンザクラ20160403_1ぐっと標高を下げて、700m目前となる、高根町、熱那神社のヒガンザクラ。既に枝の先の花びらが開き始め、薄紅色に色付き始めています。

熱那神社のヒガンザクラ20160403_2濃い紅色の花をたわわに付ける、ヒガンザクラの古木。静かな集落の鎮守の杜、遥か平安時代末期まで歴史を遡れるというこの神社に植えられた、大好きな一本の桜です。

熱那神社のヒガンザクラ20160403_3古木の桜と、こちらも古い能舞台が残る、熱那神社の境内にて。今週末には満開を迎えそうです。

若神子城跡の桜20160403_1七里岩を更に下って、標高も600mを切ると、桜の花も満開に。

大河ドラマ、真田丸でも触れられた若神子城跡に広がる桜並木。お天気が良ければ、正面に茅ヶ岳の雄姿を望む事が出来るのですが、今にも雨が降りそうな花曇りの今日は雲の中。

若神子城跡の桜20160403_2一斉に花を開かせる、若神子城跡の桜の花々。

わに塚の夜桜20160403_1七里岩を下ってきた足取りは、日暮れを迎えて、更に標高500mを切って韮崎へ。そこかしこで桜の花が満開を迎える中で、甘利山の麓にライトアップされて浮かび上がる一本の桜の木。韮崎市街、武田家発祥の地ともいわれる武田八幡神社の麓に聳える、わに塚の桜です。

わに塚の夜桜20160403_2

わに塚の夜桜20160403_3

わに塚の夜桜20160403_4ほぼ満開を迎えた、韮崎一番の銘木としても有名な、こちらの桜の木。何時もは県道越しに眺めるだけですが、こうして間近で眺めると、巨木らしい迫力が感じられます。すっかり暖かくなった夕暮れ、周囲には多くの見物の方が集まっていました(ライトアップは4/10まで、臨時駐車場が用意されていますので、そちらに駐車しましょう)

わに塚の夜桜20160403_5八ヶ岳の南麓を一気に駆け上がってきた桜前線。ちょっと心配な春の雨を迎えた後、今週末から来週にかけて、南麓北杜市側から、長野県側の八ヶ岳西麓に向けて更に上昇を続けていくようです。

八ヶ岳南麓の桜達(八ヶ岳を望む熱那神社と桜の老木)

八ヶ岳南麓から七里岩を下って降りて、再び登ってきたお散歩も、最終コース。

高根町にある、歴史ある神社である熱那神社に寄ります。

熱那神社と桜の老木立派な社殿と、見事な枝振りを魅せる桜の老木(E420)。

いずれも、北杜市の文化財に指定される由緒あるものたちです。

熱那神社自体は、正確に歴史をたどれる範囲でも新羅三郎から続く、歴代の甲斐武田氏の庇護を受けていたことを確認されている古い由緒を持つ神社です。

その脇に立つ桜の老木も、江戸後期に建て替えられた社殿とほぼ同時期に植えられたと考えられ、樹齢200年以上を誇る立派な老木です。

小さな集落の裏にひっそりと建つ熱那神社ですが、江戸時代までは周囲の総鎮守として崇敬を集めていた場所。現在でも地元の方の手によって神楽が奉納される心の拠り所となっている鎮守様です。桜の老木も、その趨勢をじっと見守ってきたことでしょう。

熱那神社の桜2神社脇の車道より(Lumia1020)。

熱那神社の桜8見事な咲き誇り振りです(Lumia1020)。

熱那神社の桜4境内側より(E420)。

亜綱神社の桜3樹齢200年を超えているとは思えない、樹勢。見事に咲き誇っています(E420)。

熱那神社の桜7たわたに花をつける。エドヒガンの一種だと言われていますが、正確には判らないそうです(E420)。

熱那神社の桜5老木に咲く、可憐な桜の花。奥にはまだ咲き始めの桜並木が続きます(E420)。

牧草地と早春の八ヶ岳熱那神社の脇には八ヶ岳が望める牧草地があります。牧草地の先に植えられた正面の桜の木々はまだ咲き始めです(E420)。

牧草地と雪をいただく八ヶ岳アップ牧草地越しに夕日を受ける八ヶ岳を(E420)。

春の夕暮れと甲斐駒春らしい夕暮れを迎える南アルプスの山々。空には幾筋もの雲が山に向けて伸びていきます(Lumia1020)。

春まだ早い夕暮れの水田どっぷりと西の山々に日が落ちていきます。静かな夕暮れ、早くも水の張られた水田には西日と空に伸びる筋雲が写ります(E420)。