山里を駆け抜けていく春(2018.4.10~13)

例年より2週間ほど早く巡って来る春は、その変わりやすい天候と共に、例年以上、足早に進んでいきます。

天気が回復して、抜けるような青空となった朝。

まだ多く雪を残す甲斐駒の雪渓をバックに、田端の枝垂桜が鮮やかに浮かび上がります。

強い風でコブシの花は散ってしまいましたが、清々しい春の青空の下で枝垂桜がいっぱいに花を咲かせていました(2018.4.10)。

強い雨と風が過ぎ去った朝。まだ雲が多めな南アルプスをバックに花を咲かせ始めた、葛窪の枝垂桜。

甲斐駒を望む圃場の崖に立つ一本のエドヒガンの老木。

ご覧のように正面の甲斐駒を遮るように高圧電線が掛かり、開花シーズン中、数年前から木の周囲には保護のため虎ロープが張られるようになりました。

もはやフォトジェニックなロケーションとは言えなくなったのかもしれませんが、それでも連年、花を咲かせてくれることを見届けたくなる印象的な桜の木。

朝日を浴びて輝く、見事に枝垂れる枝振りと花。信濃境から小淵沢に掛けての七里岩台地の甲信国境沿いに点在するエドヒガンの枝垂桜達。ソメイヨシノと比べると圧倒的な色の濃さと、寿命の長さ故に風雪に耐えて悶えるかの如くうねる印象的な枝振り。その一つ一つがどのような経緯でそこに佇み続けているのか。いずれも樹齢から江戸時代から花を咲かせ続けていると考えられる彼らはまた、兄弟木だとも云われています。

まさに甲信国境だった、唯一当時の遺構が残る口留番所跡の前に佇む老木。

繰り返し訪れる季節が巡る中、この地を行き交う旅人達が眺めたであろう景色に想いを馳せながら(2018.4.12)。

そして、標高1000mを遥かに超える、界隈では最も標高が高い集落である原村の中新田。集落の中に位置する深叢寺境内を貫く参道に植えられた桜も開花の時期を迎えました。

まだ満開ではありませんが、既に見頃を迎えた週末の夜。地元の方をはじめ、里より3週間ほど遅い春の訪れを心待ちにしていた多くの方が訪れていました。

あまりに早く訪れた今年の春は、その速さそのままに足早に山里を駆け抜けて、既に八ヶ岳の高原へ、山懐へと走り去ろうとしています。名残の桜となったこの週末、残念ながら荒れ模様の天気になりそうです。

 

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駆け足でやって来た桜前線もちょっと足踏み(2018.4.4~8)

例年にないスピードで駆け上がって来る今年の桜前線。

でも、4月もまだ一週目。本来であれば、連日雪山を眺めつつストーブを付けて過ごす日々だった筈です。

週末になって、ちょっと寄り戻し気味の春の足音。

綺麗な青空となった朝、甲斐駒の雪渓を望む高台の城跡に咲く枝垂桜は満開を迎えました。

4月も始めなのに、気温が10℃以上あるという、ちょっと考えられないほど暖かな朝。

満開の桜の向こう、少し霞んだ空の下に、まだ雪をたっぷりと残す甲斐駒を望んで(2018.4.4)。

暖かい代わりに綺麗に晴れた空になかなか恵まれない今年の春。

強い風が吹く中、霞んだ青空に掛かる雲が漸く切れて顔を覗かせた八ヶ岳をバックに、今年も神田の大糸桜が花を咲かせてくれました。

雲が多めの空の下で、満開を迎えた神田の大糸桜。

遥か江戸時代から、護る物も無い吹きっ晒しの圃場に独り立つ老木。普段は防風ネットに覆われていますが、この時期だけネットが一部取り外されて、痛々しくも懸命に春の訪れを伝える姿を見せてくれます(2018.4.6)。

寒気が流れ込み、強烈な風が吹き付ける週末の夕暮れ。

雪雲の下、再び雪化粧を施した甲斐駒をバックに、何時もよりかなり早く咲き始めた3色に染まる田端の枝垂桜。

咲き始めで一番濃い色を湛える、田端の枝垂桜。後ろに控えるのが3色に染まる彩を添える、コブシの花です。今年はコブシの開花が少し早かったようです。

既に開花が進む、夕暮れ迫る高森観音堂の枝垂桜。昨年よりも1週間以上早く、周囲の枝垂桜達はほぼ満開を迎えています。

夕暮れの圃場。寒気の押し出しによって八ヶ岳上空には北の空から次々と雲が這い上がっていきます。

入笠山に沈む夕日に覆い被さるかのように北の空から伸びていく雪雲。

高く、高く広がる夕暮れの空が、冬の名残を伝えてくれます(2018.4.7)。

寒気に包まれた日曜日。

雪雲が流れ、小雪が舞う八ヶ岳をバックに今年も開花を迎えた、葛窪地籍の枝垂桜。

雪雲に覆われながらも、時折日差しが差し込む中。昼下がりの田端の枝垂桜。

目まぐるしく雲が流れていく中、山裾を覗かせた八ヶ岳をバックに、開花が始まった田端の枝垂桜。

吹き下ろす寒気を受ける八ヶ岳側の枝にたわわに付けた枝垂桜の蕾は、まだ開花が始まったばかり。週末の寒さで開花のペースもスローダウンです。

雪雲に覆われる南アルプスの合間から眩しい午後の陽射しを受ける枝枝は、いっぱいに花びらを開かせています。

八ヶ岳を覆っていた雲が晴れた瞬間の一枚。冷え込む青空の下、満開前で色濃く染まる田端の枝垂桜。

撮影を続けているうちに、風はどんどん強くなり、空は一面に雪雲に覆われていきます。

気温6℃にもかかわらず、桜の花びらと共に風花が舞う春の午後。

すっかり雪渓も痩せて、春めいた姿を見せていた八ヶ岳も再び雪化粧。

雪をちらつかせながら、正面の西岳、編笠山を越えて南へと雪雲が延びていきます。

再びストーブに火を入れる程に冷え込む寒気を連れてきた、吹き荒れる春の嵐。

開花を迎えた桜にとっては酷な天気となってしまいましたが、駆け足で一気に登ってきた桜前線もちょっと一休み。

寒暖を繰り返しながら、春の歩みは再び山裾を登っていきます。

春色を迎えた八ヶ岳西麓(信濃境、田端の枝垂桜と西麓の桜達)2017.4.23

4月も後半となって、いよいよ本格的な春が山里にもやって来ました。

少しずつ春の装いを見せる八ヶ岳西麓の彩を追って。

少し冷え込んだ朝、甲斐駒を望む田端の枝垂桜も花を開かせ始めました。

三色に染まると称されるこの桜、実は複数の木が見事に開く一本の木に見える事からそのように呼ばれるのですが、それぞれの木が花を開くタイミングが少しずつ異なり、一斉に花開くのは稀。

今年は、最初に咲き始めるコブシの白い花が残ったまま、最後に花開く枝垂桜も花を開いてくれました。私にとって初めてのシーンに、少し喜んでいます。

最後に花開く枝垂桜。色の濃い紅色を見せてくれるのは、咲き始めの数日だけです(4/20)。

キンと冷え込んで、氷点下まで下がった日曜日の朝。

春の山里には、遅い霜が降りました。

空はこの時だけの、初冬を思わせる濃い色合いを取り戻しています。

すっかり花を開かせた田端の枝垂桜。

既に右側に添うコブシの花は散ってしまいました。

田端の枝垂桜と寄り添う桜、そしてコブシの色合いの変化が判るでしょうか。

枝垂桜の向こうに望む甲斐駒。この場所だけのお楽しみ。

一段、標高を上げた場所に佇む、葛窪の枝垂桜も開花を迎えました。

今年から植生保護のため、木の根元にはロープが張られ、立ち入る事が出来なくなっています。

葛窪の枝垂桜より更に標高の高い場所に咲く、葛窪地籍の枝垂桜。

元々雪の少ない八ヶ岳西麓、雪渓もすっかり少なくなりました。

日が西に傾いてきた頃、池生神社の桜もすっかり見ごろを迎えています。

午後の陽射しをいっぱいに浴びる、田端の枝垂桜。

三色桜の種明かしです。お判りになるでしょうか。

ツバメ舞う午後の山里。

甲斐駒の雪渓をバックに。

界隈では最も標高の高い、標高1000mを越える原村、深叢寺の桜も花を開かせ始めています。

ぼんぼりも用意され、そろそろ夜桜見物が楽しめそうです。日が落ちると気温は1桁となる山里、どうか暖かい服装でお越しください。

夕暮れ、標高の高い圃場にも、トラクターが入り始めています。桜が散る頃には農作業が本格的に始まります。

一日良いお天気に恵まれた日曜日、日暮れになって鳳凰三山が薄紫色に色付きます。

雪渓が徐々に減って山肌が見え始めた夕暮れの甲斐駒。

悲しい事故が再び起きてしまった事を知ったのは、この撮影の直後でした。

 

山里の春はゆっくりと八ヶ岳の山裾を駆け上がる(2017.4.10~19)

遅い遅いと云われながら、春爛漫を過ぎて夏日を迎えた地上に対して、ここ八ヶ岳南麓は、漸く春の心地に。少し振り返りながら、春を迎えた山里の日々をお伝えします。

花びらを開き始めた、甲斐駒を望む高台に位置する枝垂桜。

咲き始めの枝垂桜は実に色濃い紅色に染まります(4/10)。

再び雪の舞った後の夕暮れ、八ヶ岳をバックにする神田の大糸桜もちょっと寒そうです。

真っ白な甲斐駒をバックに、一度咲き出した枝垂桜は雪が降ろうと後戻りせず、次々と花を開かせていきます。そう、時が決して後戻りを許さないように。

すっかり日没が遅くなった夕暮れ。春の空は咲き始めた花々に合わせるかのように、様々な彩を見せはじめます(4/12)。

すっきりと晴れた朝、甲斐駒を望む田端の枝垂桜は静かに開花の時を待ちます。三色と称される木々のうち、コブシの白い花が何時もトップバッターで咲き始めます。

時折、雪が降る事があっても既に地温は春模様。八ヶ岳に刻まれた雪渓も日々細く痩せていきます。

夕暮れの南アルプス。日没前に肩の荷が下りてほっとする瞬間です(4/13)。

快晴の朝には、雪を湛えた甲斐駒と青空の組み合わせがやはり気持ち良い。これから梅雨時まで、もう少しのあいだ、楽しめる景色です。

朝日を受けた枝垂桜の紅色が青空の下に映えます(4/14)。

春の天気は移り気。南アルプスから雨雲が低く垂れこめてきた午後。

小雨が降る中、可愛らしい花を開かせ始めた、山梨県指定天然記念物、関の桜。

齢、数百年とは思えない豪快な枝ぶりを今も訪れる人々に魅せつける、山里の巨人。神代桜のように著名な桜ではありませんが、それでも地元の方々に大切にされている桜です。

峡北の山里を少し降りると、そこはもう春爛漫。透き通るような白い花をいっぱいに咲かせる鄙びた集落に佇む枝垂桜(長坂、連成寺4/15)。

そして、春霞のツバメ飛ぶ空の下、山里の春を本格的に告げる、北杜市小淵沢町、山梨県指定天然記念物でもある神田の大糸桜が色付き始めます。

色濃く染まり枝垂れる、この桜の咲き始めだけに見られる色合い。推定樹齢400年を数え、枝を切られ、支え木にもたれ掛りつつ、漸く地に立つその姿は、見るからに痛々しい姿ですが、それでも精一杯に春の訪れをその身を以て知らしめてくれています。

風除けの防護ネットが外されるのは、この時期だけ。唯、その姿をお越しになった皆様に見届けてい頂く事を願って、この地に佇み続けます(4/17)。

強い風と雨が通り過ぎて行った朝。雨上がりの桜並木に虹が掛かっていきます。

春のお天気は気まぐれ。時にこんなプレゼントを届けてくれます。さあ、外へ出ておいでよと、誘うように。

虹を追って外に出ると、雨上がりの靄の向こうに田端の枝垂桜が浮かび上がっていました。コブシの白、小さな枝垂桜の薄紅色の向こうに、最後に花を咲かせる濃い、紅色の枝垂桜がいよいよ花を開かせ始めるようです。標高900mの高原にも春の訪れです。

そして、お天気雨の中で満開の花を風に揺らす、神田の大糸桜。八ヶ岳南麓も春本番を迎えました。

大糸桜の足元に広がる水田には漸く水が張られ、冬の間に乾ききった田圃を少しずつ温め始めています。山里に春の訪れを伝えてくれる大切な桜です。

八ヶ岳南麓の桜のシーズンもそろそろ終盤。

桜前線はいよいよ標高1000mを目指して八ヶ岳西麓へと向けて足早に駆け登っていきます。

今週末から来週にかけて、高原に佇む桜達と一年振りに再会できる日を楽しみにしながら(カメラ、凄く調子悪いのでちょっと辛いのですが)。

 

嵐の過ぎ去った午後は満開を迎えた八ヶ岳西麓の桜を巡って(2016.4.17)

激しい風と雨が降り続いた土曜の夜。

日曜日の昼ごろになると、風は引き続き強く吹き続けますが、日差しが徐々に戻ってきました。

菜の花と八ヶ岳雨に洗い流されて、きりっとした日差しが降り注ぐ午後。八ヶ岳を遠望する菜の花畑で、早春の名残を。

葛窪の枝垂桜1八ヶ岳の西麓に廻って、葛窪の枝垂桜へ。

不安定な空模様。青空を遮るように南アルプスから雲が吹き上げられています。

葛窪の枝垂桜2午後の日差しを受ける葛窪の枝垂桜。たわわにつけた花びらが強い風に煽られています。

葛窪の枝垂桜3樹齢200年以上とも謂われる老木の枝垂桜ですが、強風の中、今年も満開の花を咲かせてくれました。

葛窪の枝垂桜4強風に枝垂れの枝が煽られる中、雲に覆われた甲斐駒に凛として対峙する、葛窪の枝垂桜の雄姿を。今年もこの姿に遭えたことへの嬉しさを込めて。

葛窪地籍の枝垂桜すっかり青空が戻ってきた八ヶ岳の麓に満開の花を咲かせる、葛窪地籍の枝垂桜。

雪が殆ど無くなってしまった八ヶ岳に、既に気温は20度近くと、日差し共に初夏を思わせる陽気。

葛窪の枝垂桜5暫く待っていると、甲斐駒の方にも日差しが戻ってきました。

田端の枝垂桜1少し下がって、田端の集落へ。

コブシの花は散ってしまいましたが、緑のコントラストと2種類の桜が彩る3色の色合いが鮮やかに輝く、田端の枝垂桜。

田端の枝垂桜2満開となった田端の枝垂桜。午後の日差しをいっぱいに浴びています。

開花前の鼎談桜満開の桜に囲まれた八ヶ岳西麓。でも一番標高の低い場所に居るのにひとりお寝坊な鼎談桜。

南アルプスの雲も切れはじめて、甲斐駒と鳳凰三山が見えてきました。

P1060936そうはいっても、いっぱいに付けた蕾は丸々と膨らんできています。

開花まであともう少しです。

P1060939振り返るとすかっと青空になった八ヶ岳のパノラマが望めます。

この桜の下に広がる芝生で暫し寛ぐ、ちょっと贅沢な休日の午後の昼下がりです。

池生神社の桜少し移動して、信濃境の駅近くにある池生神社。

鳥居の後ろに控える桜も満開を迎えました。まだ綺麗な注連縄が風になびいています。

深叢寺の桜並木1標高900m台の信濃境から一気に1000mを越えて、八ヶ岳西麓の桜の名所では最も標高の高い、諏訪郡原村、中新田にある深叢寺の桜並木。

普段なら信濃境より1週間ほど遅く満開を迎えるのですが、今年は既に満開を越えようとしてます。

深叢寺の桜並木2名物の鐘楼門の周りにも桜が一杯に花を咲かせています。

深叢寺の桜並木3夕暮れの日差しを受けて、濃い色合いの花びらをたわわに付けた深叢寺の桜の木。

深叢寺の夜桜深叢寺では、中新田地区の皆さんにより、夜桜のライトアップが行われています。

今年も参道を彩る提灯の明かりと、幻想的な桜のライトアップが楽しめます。

嵐が過ぎ去った後、一気に満開を迎えた八ヶ岳西麓の桜達。初夏の陽気となって、そろそろ水田に水が張られる中、残るは鼎談桜の開花を待つばかりとなりました。

 

冷え込んだ朝に開花を迎えた、信濃境の桜達(2016.4.12)

New!(2016.4.13):例年恒例の信濃境、高森観音堂で開催される「高森観音堂de桜まつり」。今年は、4/23(土)、4/24(日)の二日間に開催される予定です(御柱の年ですので、準備も大変だそうです)。高森観音堂の桜は既に咲き始めていますので、満開を過ぎた辺りになりそうですね。当日は観音堂内部の公開もある筈です。開催内容の詳細は、直近になった時点で富士見町公式ホームページに掲載されると思います。

寒気が入り込んだ月曜日。さっと雪が降った後もそのまま居残った寒気が残る翌日は、一段と冷え込んだ朝を迎えました。

再びストーブを付けた朝に目が覚めると、抜ける様な青空。この時期らしいひんやりした空気と春の息吹を一緒に感じたくて、少し早く家を出ます。向かうは何時もの大切な場所。

P1060861南アルプスの山並みと甲斐駒を正面に臨む、谷筋の小さな集落。その真ん中にある小さな丘には大きな桜の木が植えられています。見下ろす甲斐駒の下、並んで植えられたコブシと桜の花が咲き始めています。

P1060866キンと冷えた空気を感じながら霜柱を踏みつつ丘の上に登ると、甲斐駒を向こうに望み、大きく枝を伸ばす、諏訪郡富士見町信濃境、田端の枝垂桜が見えてきます。今年も八ヶ岳西麓に春を告げるように、花をいっぱいに付けてくれました。

P1060863たわわに蕾を付けた、まだ花開き始めた段階の田端の枝垂桜。でも、この位の咲き始めの時の方がぐっと色の濃い、印象的な色合いを魅せてくれます。

P1060876遠くに八ヶ岳を望みつつ、東からの朝日を受けて、濃い桃色の色合いを見せる田端の枝垂桜。右隣りのコブシの花は既に散りかけていてちょっと寂しい感じもしますが、枝垂桜の方はこれからが本番です。

周囲の圃場もそそろそ農耕の準備が始まる、標高900m程に位置するこの小さな集落に春の訪れを届けるように、今年も暫くの間、この碧空の下で花を咲かせてくれています。

P1060880更に標高を上げて、1000m目前の圃場の中に立つ、孤高の一本、葛窪の枝垂桜。異様ともいえる姿を曝しながらも厳しい冬の風雪に今年も耐え抜いて、いよいよ蕾が開こうとしています。

P1060886遠くに甲斐駒を望む圃場の突端に立つ枝垂桜の枝には今にも開きそうな蕾。

あともう少しで開花を迎えそうです。

既に見頃を迎えつつある信濃境、高森観音堂の桜に続いて葛窪の枝垂桜が開花すると、八ヶ岳西麓にもいよいよ春が到来。周囲の桜達も一斉に花を開かせるはずです(あ、皆さんお気になされている鼎談桜は何時も寝坊助さんなので、まだ蕾も硬いままで、見頃は来週末から再来週になると思いますよ)。

 

シーズンの最後を待つ桜(諏訪郡富士見町田端の鼎談桜)2015.4.25

4月ももう終わり。世間ではゴールでウィークの話題が上ってきていますが、標高の高いここ、八ヶ岳南麓では漸く春の心地を満喫している状態で、ちょっとしたギャップを感じつつある昨今。

散り始めた田端の枝垂桜久しぶりに晴れた空の下、既に散り始めた諏訪郡富士見町信濃境、田端の枝垂桜(2015.4.23)。

盛りを迎えた深叢寺の夜桜ピークを迎えた、標高1100mに位置する、諏訪郡原村の桜の名所、深叢寺。

夜桜が楽しめるのも今夜が最後になりそうです(2015.4.26)。

開花を待つ夕暮れの鼎談桜夕暮れ。食材を買いに出掛けたついでに、この界隈では最も開花の遅い、鼎談桜を観に行ってみました。

既に、水田には水が張られて準備万端といったところなのですが…残念ながら開花にはあと一歩及ばないようです。

蕾膨らむ鼎談桜夕暮れが迫り、シャッター速度が稼げなかったためぶれてしまいましたが、今や遅しと開花を待つ、鼎談桜の蕾たち。

もうあと僅かで開花を迎えそう。

春と初夏が一緒にやって来る、山間の山村ならではの風景が楽しめるのもあと僅かです。