水面と新緑溢れる山里で(2019.5.8~11)

4月の末からイベント続きの日々が過ぎ去った後。

何時もの静けさを取り戻した八ヶ岳の山懐にある山里は初夏の心地になってきました。

ぐっと冷え込んだ朝ですが、GWを過ぎると標高1000mを越える圃場も水が引かれはじめます。

今年はまだ雪が多く残る甲斐駒。

山裾の落葉松林も緑に染まり始めています(2019.5.8)

少し標高の低い圃場ではいよいよ田植えが始まりました。

標高が高い場所が故の短い稲作シーズン。農家の皆様にとっては一日も無駄にできない日々が始まります(2019.5.9)

周囲の新緑も日々、緑豊かになっていきます。

新緑の圃場と甲斐駒新緑をバックに水が張られた圃場に映る甲斐駒の山並み。

緑と水のコントラストが眩しい5月の朝(2019.5.10)

週末、沸き立つ雲に覆われる甲斐駒。

好天を期待したのですが、朝から雲が空を覆い風も強く吹く昼下がり。偶然にも空には彩雲が掛かっていました。

ちょっと天気が崩れそうなので、遠出はせずに近くをお散歩。

汗ばむほどの暑さとなった午後の日射しを浴びる、南アルプスを望む圃場に広がる麦畑。まだ浅い緑に覆われています。

若い麦の穂まだ瑞々しい緑を湛える麦の穂。

標高の高いこの地で麦秋を迎えるのは1ヶ月ほど後、梅雨入り間際です。

暑さを避けて標高を上げて八ヶ岳の山懐に飛び込むと、牧草地の先には新緑の中に山桜が花を咲かせています。

牧草地沿いで花を咲かせる山桜。

牧草地の向こうには落葉松林が広がります。

新緑に染まる落葉松の小道落葉松林の中に延びる林道。

落葉松の新緑見上げると、浅い青空の下、軽やかな緑に染まる落葉松の新緑。

心地よい風が吹く中、何時までもこの景色の下を歩き続けたくなります。

八ヶ岳牧場、本場の新緑林道を進んでいくと、開けた新緑の牧草地の中に放たれた牛たち。こちらにアイコンタクトしている一頭も。

5月から10月中旬に掛けて、この場所では麓の酪農家から委託された雌牛達がのびのびと放牧されます。

更に涼を求めて、八ヶ岳西麓を横断して茅野市側、多留姫の滝へ。

新緑に包まれる滝の音に暫し、耳を傾けます。

夕暮れの圃場1午後も3時を過ぎると、八ヶ岳から真っ黒な雲が降りてきて、夕立のような雨が降った八ヶ岳南麓。

日没を迎えて、雲が取れはじめると、鮮やかな夕日と空が圃場の水面に映ります。

夕暮れの圃場日が西の山並みに沈み、空の雲が流れ去ると、山里の渚にも夕凪が訪れます。

5月も初旬で既に夏日となった週末。一雨降って、少し涼しくなってきました。

桜と落葉松の新緑新緑の緑と圃場を満たす水面の美しさを愛でれるのは5月始めの、GW明けの僅かな期間。田植えが始めると山里は次のシーズン、梅雨を前にした麦秋へと向かいます。

 

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春色の八ヶ岳山麓、夕暮れに田端の枝垂桜を(2019.4.16~20)

春の積雪に驚かされた先週。

再び春めいてきた八ヶ岳山麓、いよいよ桜のシーズン到来です。

鮮やかな雪渓を戴く甲斐駒を望む朝の桜並木(2019.4.16)

八ヶ岳を望む火の見櫓の脇で。春の日射しで八ヶ岳の雪渓はすっかり痩せてしまいました。

民家の脇に立つ満開の桜の木と鳳凰三山。穏やかな春爛漫の朝(2019.4.18)

穏やかな週末の夕暮れ。

いっぱいの花を付けた信濃境、田端の枝垂桜。

色濃く染まる田端の枝垂桜。

そろそろ農作業が始まる圃場を足元に見て。

青空の下に浮かぶ薄紅色。

江戸時代後期からこの地で花を咲かせ続けると云われる枝垂桜。今年もたくさんの花を付けています。

夕暮れの日射しを受けて、春霞に沈む甲斐駒を望んで。

夕日を浴びる田端の枝垂桜。

三色に染まると称される2本の桜とコブシの木が同時に花を咲かせる時。

夕暮れを迎えた田端の枝垂桜。

時折吹く風に枝垂桜の枝がゆっくりと揺れています。

夕暮れの八ヶ岳西麓。周囲の桜も次々と花を咲かせています(田端森新田の鼎談桜は他の桜より1~2週間開花は遅く、まだ蕾ですので、あしからず)。

穏やかな週末、ゆっくりと夕暮れが迫ってきます。

4月も後半となって、はるか北へと移った夕暮れの日射し。圃場を照らしながらゆっくりと沈んでいきます。

残照が空を照らし出す穏やかな夕暮れ。標高1000mを越える八ヶ岳の山懐も春の心地になってきました。

静かな日曜日の朝、雲が広がる前に。2019.4.21

桜色の夕暮れに、枝垂桜(2019.4.13)

思わぬ大雪に驚かされた今週。

落ち着かない天気が続きますが、再び晴れ渡った土曜日の午後。

尾を曳く雲が伸びる南アルプスの上空。

今週降った雪がまだ山々にたっぷりと残っています。

八ヶ岳南麓側の桜は開花しましたが、標高900mを越える県境を越えた西麓側の桜の開花はまだもう少し先。

午後の日射しを浴びる紅色の蕾をいっぱいに付けた田端の枝垂桜。

2本の桜とコブシの木が同じ場所に植えられるこの場所。

三色に染まると称される木々ですが、一番早く咲き出すのはコブシの花。既に桜の蕾の上で花を開かせています。

今週の雪で山麓近くまで残雪が残る南アルプス。

傾き始めた日差しを浴びて、桜の花はゆっくりと開花の時を待っています。

八ヶ岳南麓側に戻ると桜の花はいよいよ見頃に。

うっすらと紅色に染まる南アルプスをバックに満開の花を咲かせる枝垂桜。

夕暮れを迎えて観光客の皆様もお帰りになり静かになった神田の大糸桜。重ね続けた幾年月、今年も花を咲かせ始めました。

古の人々が農耕の無事を願って植えたとする、その季節の始まりを告げる枝垂れ桜の開花。うっすらと桜色に染まる空の下で、今年もこの姿を望めたことに感謝をしながら。

すっかり長くなった夕暮れの空の下、暫く桜の木の前で佇んでいると、目の前を観光列車、四季島が通り過ぎていきました。

桜咲き始める、穏やかな春の夕暮れ。明日は再び午後から荒れ模様の天気になるようです。

桜と雪と甲斐駒と(2019.4.9~11)

寒暖の変動が大きなこの春。

コートどころか上着も脱ぎたくなるほど暖かだった先週末とは打って変わって冷え込んできた今週。

3月末から断続的に降った雪で今年はたっぷりの雪渓を湛える甲斐駒をバックにした山城跡の枝垂桜。

標高800m近いこの場所でソメイヨシノや周囲の緋寒桜の名木たちより1週間ほど早く花を開く枝垂桜。一杯に花を開き始めました。

薄紅色に染まる枝垂桜の花。気持ちの良い朝の日射しを受けて輝く甲斐駒の雪渓と共に(2019.4.9)

漸くソメイヨシノも花開き始めた中で、予報通りの大雪となった水曜日。

夜明け前から降り始めた雪は夕暮れまで降り続き、9年振りとも云われる積雪15cm近くに達する、この時期としては異例の大雪に(2019.4.10)

雪が止んだ朝。再び甲斐駒を望む城跡に向かうと、甲斐駒を始め南アルプスの山々は雪景色に変わっていました。

夜半に変わった雨で雪が洗い流された枝垂桜と、再び新雪で白さを増した甲斐駒。

空の高さと少し冷たい風がまだ冬を想わせますが、眩しい春の日射し。路面に残った雪もどんどんと融けていきます。

道端に佇むソメイヨシノも雪景色の中で花を開かせ始めました。

少しずつ色付き始める甲斐駒を望む桜並木。

 

東京都心では既に桜の花は散っているようですが、山里の春はこれからが本番。ゆっくりと桜前線が八ヶ岳の裾野を登っていきます。

 

小雪舞う午後、冬と春の狭間で(2019.3.31)

小雪舞う午後、冬と春の狭間で(2019.3.31)

今日で3月も終わり。

朝から小雪が舞う中、年度末の処理を終えた後、夕暮れまでの時間に少しカメラを持ち出して。

午後の日射しの中、雪雲が流れ続ける八ヶ岳の上空。

時折切れる雲間の下には、真っ白に雪化粧した山裾が見えています。

分厚い雪雲に覆われた八ヶ岳の峰々。

午後になって眩しい日射しが戻ってきましたが、山から冷たい風が吹き下ろしてきます。

再び雪景色となった西岳と編笠山。

午後の日射しが雪雲を眩しく照らしています。

南アルプスの上空も雪雲に覆われています。

西日に照らされる青々とした高い空はまだ冬の空色。

甲斐駒の裾野には霧が覆い被されるかのように雪雲が下がってきています。

小雪が舞う甲斐駒を望む七里岩の断崖。

界隈で一番早く花を咲かせる枝垂桜。紅色の蕾で染まる枝が吹き付ける山からの強い風に揺れています。

一瞬、日射しが差し込んだ瞬間に、開き始めた桜の花びらを。

4月始めの明日も雪の予報が出ている八ヶ岳南麓。それでも春は一歩ずつ近づいて来ています。

 

お彼岸を迎えて、少し冷え込んだ夕暮れに(2019.3.23~24)

東京で桜の開花が発表された先週末。

標高が4桁に達する八ヶ岳西麓でも朝の気温が10℃を上回るという驚くような暖かさとなる日もありますが、カレンダーは漸くお彼岸を迎えたばかり。

再び氷点下の寒さが戻ってきた週末の夕暮れ。

標高が1200mを越える八ヶ岳中央高原でも最深部に位置する八ヶ岳農業実践大学校。

3月に入って降り続いた雪で再び雪化粧を施された八ヶ岳も、少しずつ色褪せてきています。

西日を浴びる雪渓が浮かび上がる南アルプスの山並み。

春分を過ぎて、日射しが随分と北へと上がっていきました。

夕日でほのかに染まる鳳凰三山の雪渓。

まだ白い雪を多く残す甲斐駒の雪渓にも西日が差し込んでいます。

入笠山の斜面に広がるスキー場もそろそろシーズン終了。

シーズンインの時には人工降雪がままならずどうなることかと思われましたが、無事にスノーシーズンを乗り切りそうです。

立沢から望む夕暮れの富士山。空は桃色のグラデーションになりました。

振り返ると八ヶ岳の山並みも夕暮れに染まります。

雪渓の残る荒々しい山肌が浮かび上がる、夕日を浴びる八ヶ岳。

日射しが西に沈むと、山肌は桃色に染まっていきます。

桃色に染まる八ヶ岳の雪渓。春を待つ山の色。

遥か遠くに雪の山々を望む圃場の夕暮れ。時刻は6時、すっかりと日暮れが長くなりました。

冬至の頃には杖突峠近くに下っていた諏訪湖の夕暮れも、この時期になると有賀峠を越えて塩嶺へと徐々に北へと上がってきます。

昼間は上着が要らないほどに暖かくなりますが、日が沈むと再び氷点下へ。

波打つように寒暖を繰り返しながら、山里の季節は徐々に春へと向かっていきます。

 

 

 

春めいてきた空の色(2019.2.17~3.2)

暖冬が続く今年。

グンと冷え込むと逆に雪が少なくなる八ヶ岳南麓ですが、今年は冷え込みも厳しくなく、雪も少ないという、これまで経験した事のない穏やかな冬の日々が続いています。

満月前の夕暮れ。

例年なら雪原となる八ヶ岳西麓に広がる圃場も、今年は畔の傍にも雪が見えない状態。

それでも夕暮れを迎えるとぐっと冷え込んで来る2月後半。

夜の帳が降りるグラデーションが塩嶺の向こうに広がります(2019.2.17)。

すきっと晴れ渡った冬の朝。

雪の少ない八ヶ岳を望む圃場には少しずつ春の足音が近づいています。

少し霞んだ夜空の下、明るい月夜に浮かび上がる甲斐駒。

風もなく暖かな夜に撮影と言う、この時期としては異例のシーン。

おかげで、比較的シャープな一枚を収める事が出来ました(2019.2.18)。

暖かな一方で落ち着かない空模様の日が続く2月の下旬。

塩嶺に向けてうねるように帯を曳く雲たちが空を埋める午後の圃場。

八ヶ岳の上空にも帯を曳く雲が流れていきます。

雲の切れ間の向こうに飛行機雲を望んで。

高い青空はまだ季節が冬である証。でも、空を往く雲は春の心地です。

南アルプスの上空を舞う雲たち。

南に下り始めた夕暮れの日射しが山裾を霞ませています。

上空に広がる雲を連れて、西の空へと下っていく日差し。

夕暮れと夜の帳が交じり合う夕暮れ。刻々と変わっていく空の色と雲の動きに魅入られ続けます(2019.2.24)。

久しぶりに新雪に覆われた朝の八ヶ岳、でも南麓側では全く雪は降らず。

ほんの少し物足りなさも感じながら、暦は3月。厳冬の季節はそろそろ終わりを迎えます(2019.3.1)。

すっかり暖かくなった週末の夕暮れ。

霞んだブルーと夕日のオレンジが南アルプスの上空で交じり合いすみれ色に染まる、一足早い春を思わせる夕暮れ。

夜は氷点下まで下らず、昼間は10℃を上回る暖かな日々が訪れましたが、今夜は広範囲で雪の予報。

窓の外でしとしとと降る雨音に耳を傾けつつ、足早に過ぎ去る冬へちょっと寂しい思いも抱きながら、春の訪れを待ちわびる日々が続きます。