暑い高原の夏(2018.7.31~8.5)

暑い高原の夏(2018.7.31~8.5)

異例のルートを辿った台風が列島を東から西に抜けた後、更なる熱波がこの八ヶ岳南麓の高原も熱し続けています。

まだ涼しい朝。

眩しい圃場を照らす陽射しは厳しさを増し、南アルプスの上空には早くも雲が沸き立ち始めています(2018.7.31)。

暑さが続き、雨が少ない中でも、圃場の稲たちはぐんぐんと育っています。

朝の日射しの中で咲き始めた稲の花。秋の豊かな実りへと繋がる一瞬の輝きです(2018.8.1)。

八ヶ岳から高原の牧草地へ向けて広がる雲。

熱い夏空は、朝からダイナミックに移り変わっていきます。

男山をバックに眩しい陽射しを一杯に浴びて輝く高原野菜たち。暑さに備えて、各所でスプリンクラーが廻っています。

台地の上に拓かれた川上村の広大な圃場は農作業のピーク、朝からトラクターが忙しく走り回り、既に収穫の終わった圃場では秋に向けて、次の苗付けが始まっています(2018.8.3)。

野辺山でめったにない30℃を越えたという話が伝わってきた日曜日。

連日続く暑さ、でも空を見上げると、一面の鱗雲が広がっています。短い高原の夏空は、猛暑の中でも確実に次の季節へ移り変わる事を教えてくれます。

暑かった陽射しが西の空を埋める雲の中に沈むと、空に光芒が広がりました。

雲を焦がしながら西の空に沈んでいく暑い夏。

標高の高い高原は、日が暮れると気温が一気に下がり、遠雷が響き始めました。

暑さの続くこの夏、今週は再び台風の接近が予想される荒れた天候になりそうです。

 

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乏しい夏空(2017.7.20~8.19)

梅雨入り前は少雨が伝えられ、農作業に支障をきたすほどの空梅雨模様と言われた一方、梅雨明けが伝えられてからは連日の曇り空に、夕暮れになると激しい雨。

既にお盆が明けると、夜には秋の虫声が響き渡るここ、八ヶ岳南麓の高原地帯は秋の雰囲気が濃厚に漂っています。

乏しかった夏の日射し、十数年前のあの夏を思い起こす方もちらほらと聞こえてきますが、農作物の為にももう少し持ち直して欲しいと思いながら。

まだ夏も始まったばかりの7/20。水田の苗はまだ伸び盛りの時期です。

既に曇りがちになり始めた7月の後半。足元には雲海が浮かぶ夕立が過ぎ去った後の夕暮れの空(7/22)。

強い雨が過ぎ去った8月最初の朝。圃場に広がる早生の間からすくっと立ちあがった稲の花が開き始めます。

花弁を下ろす稲の花。実を結ぶ瞬間です(8/1)。

時折晴れ間も見せる夏の空。

南アルプスの上空に低く垂れ込めた雲と、上空の高い空の雲の間にコントラストが出来上がります(8/4)。

台風一過の翌日。夏とは思えない抜けるような青空が八ヶ岳の上空に広がりました(レンズにゴミが…)。

少し黄味を帯び始めた圃場を埋める稲穂には既にびっしりとお米の粒になる実がつくようになっています。

すっかり夏の装いとなった八ヶ岳。夏場はなかなか難しいのですが、雲が取れると、山頂付近まで緑に染まる姿を見る事が出来ます。台風が残していってくれた景色です(8/9)。

お盆を過ぎると、高原の空は高く伸びる雲が混ざる秋の模様を見せはじめます。徐々に実が入り、頭を垂れ始めた稲穂に実りの期待と不安が交る空模様が続きます(8/17)。

高原野菜の畑の上で夏と秋が交じり合う昼下がりの野辺山。陽射しは眩しくとも、涼やかな風が吹き抜けます。

どうしても夏空が恋しくなって長駆すること約4時間。標高2000mオーバーの灌木が広がる山際、雲が目の前を通り抜けていきます。午後4時前には涼しい気温19℃。

漸くの青空に恵まれた、草津白根山の山頂を西側から。6月の初めに入山規制が緩和されたため、漸く山頂近くまで廻り込む事が出来ました(自宅からゲート閉鎖時刻までに辿り着く自信が無い)。

今は通行できない山頂側の登山道前に設けられた解説板。殺生河原以外でも途中、所々で火山ガス臭が漂っており、例え噴煙が上がっていなくても、生きている火山である事を実感させます。

灌木の先に望む草津白根山の山頂付近。森林限界と火山ガスの影響か、山頂付近は荒れたままです。

高い山の空は劇的に変化していきます。西の山際からは雲が沸き立ってきました。

中央分水嶺の一つ、草津白根山の肩に位置する山田峠に設けられた石碑。国道のピークとなる渋峠の少し手前に位置しています。辺りは霧に包まれ始めました。

霧の合間から望む、草津白根山の山頂。緑に覆われた灌木たちも、標高の高いこの場所では、あと1ヶ月も経たずに、秋の色に彩られるようになります(8/19)。

夏空に恵まれなかった今年に名残の一枚(8/10)。

既に秋の足音が夜になると響き渡る八ヶ岳南麓。陽射しが乏しくとも暑かった日々もあと僅かです。

「夏の扉」開く(八ヶ岳西麓の夏景色と向日葵畑を)2016.7.31

例年より長い梅雨空の日々が続いた八ヶ岳の麓。

8月の声を聞く直前になって、漸く梅雨明けのニュースが流れましたが、夏らしい空が訪れたのは漸く金曜日になってから。

部屋に籠って内職に励んでいた週末の午後、余りに暑い部屋から燻り出されるように外に出ると、一面の夏空が広がっていました。

夏空の八ヶ岳圃場を抜ける風も心地よい、夏空と八ヶ岳。

夏空の甲斐駒青々とした圃場の向こうに広がる夏空と南アルプスの山並み。

稲穂と稲の花圃場にしゃがみ込むと、早くも稲の花がほころび始めていました。

稲の花雄蕊を開かせている稲の花。

上手く実を結んでくれれば、あと2ヶ月ばかりで嬉しい稲穂の実りとなる筈です。

P1070965編笠山に登る道沿い。

濃い緑に囲まれた木陰が心地よい、午後のひと時。

向日葵畑1八ヶ岳の麓を西に進んでいくと、圃場のそこかしこに向日葵畑が見えてきます。

甲斐駒と入笠山の谷筋を望む、向日葵畑。

向日葵畑2東に向かって顔を揃える向日葵の花たち(従って、八ヶ岳にはそっぽを向かれてしまいます…涙)。

向日葵畑3じりじりと照りつける午後の陽射し、でも高原の爽やかな風がそんな陽射しの暑さを和らげてくれます。

緑の圃場向日葵畑の横に広がる、緑の圃場。稲にとっても嬉しい夏の陽射し。

トウモロコシ畑と八ヶ岳1育ちざかりのトウモロコシの苗が一面に広がる圃場越しに、八ヶ岳を。

山の装いも盛夏を思わせます。

立沢の向日葵畑1八ヶ岳の懐を一気に登って、標高1100m。エコーライン沿いに、一面に向日葵畑が広がるエリアが今年も出来上がりました。

立沢の向日葵畑2夏の午後らしい、雲がいっぱいに浮かぶ南アルプス、甲斐駒を望む向日葵畑。気持ち良い風が吹いています。

立沢の向日葵畑3圃場の周囲には、点々と向日葵が植えられています。こちらの畑の向日葵たちも東の空がお好きなようで…。立派な夏の雲が畑の向こうに浮かんでいます。

立沢の向日葵畑4エコーライン沿いにずらりと並ぶ向日葵たち。

明野の向日葵畑と比較するものではありませんが、整然と並ぶ大きな向日葵の花は圧巻でもあります。

立沢の向日葵畑5では、八ヶ岳と向日葵のコラボレーションを、素敵な夏の午後の一頁。

トウモロコシ畑と八ヶ岳2すっかり背が高くなって八ヶ岳を覆い被せる程に育ったトウモロコシ。こちらの畑では既に花を付けています。収穫が楽しみな夏の畑。

入笠山と乳牛トウモロコシ畑を振り返った牛舎の前、午後の陽射しをいっぱいに浴びる入笠山をバックに、じっと傾いていく西日を眺めつづける牛。

盛夏の八ヶ岳連峰夕暮れ。圃場の向こうに広がる八ヶ岳の峰々を。

この夏初めて、夕立もやって来ない、安定した夏空に恵まれました。

夕暮れの夏空八ヶ岳西麓の盛夏は僅かにお盆頃までの数週間。

山の木々も、圃場の作物たちも、短い高原の夏の陽射しを精いっぱいに受けて育っていきます。