秋空、始まる(2017.9.1~3)

目まぐるしく空模様が変わり続けた盛夏、8月。

月が変わって9月に入ると、漸く落ち着いた天候になって来たようです。

9月最初の朝。すっきりと晴れ渡った空の向こうに、八ヶ岳の美しい稜線が引かれます。

目の前に広がる蕎麦畑。奥の方から満開になり始めました。

一段下がった場所に位置する圃場から俯瞰で望みます。

小さな白い花をいっぱいに付ける蕎麦畑が目の前に広がります。気持ちの良い、9月らしい天気の朝です(9.1)。

秋に入ったとはいえ、まだ9月も頭。遅く植えられたとうもろこし畑では、伸び盛りのとうもろこしが背の丈までに伸びています。空はもう秋の高い空です。

圃場を埋める蕎麦畑。

数年前から、大きな圃場の所々で白い蕎麦の花が見えるようになっていましたが、今年は更に作付が増えているようです。

隣り合う圃場に整列する稲穂たち。遠くに八ヶ岳の峰々を望みます。

この夏は天候には恵まれませんでしたが、それでも色付き、頭を垂れ始めた稲穂。このまま無事に収穫に至る事を願いながら。

午後の陽射しを一杯に浴びる蕎麦畑。視線の向こうに広がる圃場まで、蕎麦の花で埋め尽くされています(9.3)。

夕暮れを迎えた蕎麦畑。

台風の影響でしょうか、強い風が吹き続けています。

夕日を浴びる蕎麦の花、3段に分かれて咲くともいわれる蕎麦ですが、開花から2週間ほど花をつけ続けます。今日も何人もの方が圃場の周りで撮影をされていました。

まだ少し青さも残る圃場の稲穂。夕暮れの日射しを受けて輝きを増していきます。

夕暮れを迎えた圃場。空に浮かぶ雲が染まり始めます。

日没を迎える頃、夕日に照らされる八ヶ岳の遥か南側から月が昇っていきます。これから冬に向かって少しずつ北へと高度を上げていきます。

振り返ると塩嶺の向こうに広がる雲の下に夕日が沈み始めます。

緩やかに夕日が沈んでいくと、天空から夜の帳が降り始めます。

雲が広がると、ゆっくりとした日暮れの空の移り変わりが更にゆっくりとしたものになります。秋の訪れを感じさせる広々とした空の向こうに、色を残しながら、虫の声が響き渡る、涼しい夜を迎えます(9.2)。

 

乏しい夏空(2017.7.20~8.19)

梅雨入り前は少雨が伝えられ、農作業に支障をきたすほどの空梅雨模様と言われた一方、梅雨明けが伝えられてからは連日の曇り空に、夕暮れになると激しい雨。

既にお盆が明けると、夜には秋の虫声が響き渡るここ、八ヶ岳南麓の高原地帯は秋の雰囲気が濃厚に漂っています。

乏しかった夏の日射し、十数年前のあの夏を思い起こす方もちらほらと聞こえてきますが、農作物の為にももう少し持ち直して欲しいと思いながら。

まだ夏も始まったばかりの7/20。水田の苗はまだ伸び盛りの時期です。

既に曇りがちになり始めた7月の後半。足元には雲海が浮かぶ夕立が過ぎ去った後の夕暮れの空(7/22)。

強い雨が過ぎ去った8月最初の朝。圃場に広がる早生の間からすくっと立ちあがった稲の花が開き始めます。

花弁を下ろす稲の花。実を結ぶ瞬間です(8/1)。

時折晴れ間も見せる夏の空。

南アルプスの上空に低く垂れ込めた雲と、上空の高い空の雲の間にコントラストが出来上がります(8/4)。

台風一過の翌日。夏とは思えない抜けるような青空が八ヶ岳の上空に広がりました(レンズにゴミが…)。

少し黄味を帯び始めた圃場を埋める稲穂には既にびっしりとお米の粒になる実がつくようになっています。

すっかり夏の装いとなった八ヶ岳。夏場はなかなか難しいのですが、雲が取れると、山頂付近まで緑に染まる姿を見る事が出来ます。台風が残していってくれた景色です(8/9)。

お盆を過ぎると、高原の空は高く伸びる雲が混ざる秋の模様を見せはじめます。徐々に実が入り、頭を垂れ始めた稲穂に実りの期待と不安が交る空模様が続きます(8/17)。

高原野菜の畑の上で夏と秋が交じり合う昼下がりの野辺山。陽射しは眩しくとも、涼やかな風が吹き抜けます。

どうしても夏空が恋しくなって長駆すること約4時間。標高2000mオーバーの灌木が広がる山際、雲が目の前を通り抜けていきます。午後4時前には涼しい気温19℃。

漸くの青空に恵まれた、草津白根山の山頂を西側から。6月の初めに入山規制が緩和されたため、漸く山頂近くまで廻り込む事が出来ました(自宅からゲート閉鎖時刻までに辿り着く自信が無い)。

今は通行できない山頂側の登山道前に設けられた解説板。殺生河原以外でも途中、所々で火山ガス臭が漂っており、例え噴煙が上がっていなくても、生きている火山である事を実感させます。

灌木の先に望む草津白根山の山頂付近。森林限界と火山ガスの影響か、山頂付近は荒れたままです。

高い山の空は劇的に変化していきます。西の山際からは雲が沸き立ってきました。

中央分水嶺の一つ、草津白根山の肩に位置する山田峠に設けられた石碑。国道のピークとなる渋峠の少し手前に位置しています。辺りは霧に包まれ始めました。

霧の合間から望む、草津白根山の山頂。緑に覆われた灌木たちも、標高の高いこの場所では、あと1ヶ月も経たずに、秋の色に彩られるようになります(8/19)。

夏空に恵まれなかった今年に名残の一枚(8/10)。

既に秋の足音が夜になると響き渡る八ヶ岳南麓。陽射しが乏しくとも暑かった日々もあと僅かです。

秋空、曇天、そして朝霧(2016.10.4~10)

10月に入っても台風が到来し、天候が今一歩安定しない今年の秋。

稲作も果物関係の皆様も悲鳴を上げてしまうような落ち着かない天候が続いていますが、漸く少し落ち着きを取り戻してきたようです。

実りの朝、八ヶ岳なかなか乾燥させるタイミングが得られず刈り入れが進まない、黄金色に熟した稲穂が並ぶ圃場越しに八ヶ岳を(10/4)

頂上付近から少し下がったところまで紅葉が降りてきているのが判ります。

実りの朝、南アルプスを遠望台風が通過して晴れ渡った朝。

目の前に南アルプスの山並みを見下ろす圃場は一面の黄金色に染まります。

何時もの年より2週間ほど遅れている刈り入れのタイミング。ようやく訪れた秋晴れの空の下、朝から早速刈り入れが始まっていました(10/6)

秋色の空1再び天候が崩れた連休の週末。

雨が降りやんだ日曜日の夕暮れになると、空は夕焼けに包まれました。柔らかな雲が刈り入れを待つ圃場の上をたなびいています。

秋色の空2真っ赤に染まる雲。

日没を迎えると、急激に冷え込んできました。標高900mを越える撮影場所の気温は、この時点で14℃。

朝霧の御射鹿池2これだけ急に冷え込むと、明け方に目が覚めてしまいます。

ええぃ、と気合を入れて、何時もの場所に一気に車で駆け上ります。

日の出前の奥蓼科、御射鹿池。湖面に霧が流れています。

朝霧の御射鹿池1日中はどうしても白みがかった色合いになってしまうこの場所の風景。

日が昇る前や曇り空で撮影すると、ちょっと幽玄な雰囲気の写真を撮る事が出来ます。

湖畔に降りられなくなった今年、何時もならピークの時でも余裕で撮影できる湖岸のガードレール沿いには、三脚に載せたカメラの放列がずらっと並び、手持ち派の私は右へ左へとウロウロ。こういう時にLumix GM5はコンデジ並みに小さいので、他の方に威圧感を与えずに、こそっと隙間に入らせてもらえるので、重宝です(レンズは42.5mm F1.7の一本勝負)。

朝霧の御射鹿池3曇りとはいえ、日が昇って来ると周囲は明るくなってきます。

日の出前から粘って撮影されていた方は、ちらほらと御帰りになり始めます。

朝霧の御射鹿池4湖面にさらっと霧が流れていきます。

落葉松の黄葉も少し色付き始めています。

秋の朝、明治温泉から蓼科山ひとしきり撮影した後に、明治温泉側に。

朝日が射し始め、霧が流れ始めた遠く望む蓼科山の裾は紅葉で染まり始めていました。もうあと一週間もすると、明治温泉の辺りも紅葉に染まり始めそうです。

朝霧の御射鹿池5振り返って、御射鹿池に戻ってみると湖面は真っ白に。

日が昇り始めた山の天気は移り変わりが激しく、この後暫くは真っ白な霧に湖畔は包まれました。

朝霧の御射鹿池6朝になって気温が上がり始め、森が深呼吸を始める時。

僅かに霧が晴れた先に、秋の御射鹿池の彩を望んで。

農作物の為にも、今週はもう少し落ち着いた天候になってくれることを願って。

山の彩もそろそろ(八千穂高原2016.10.2)

漸く雨が止んで、日差しが戻ってきた日曜日の朝。

部屋干しだった洗濯物を改めて外に干し直した後は、久しぶりの陽射しの中で車を走らせます。

p1080433眩しい午後の陽射しを浴びる圃場にて(茅野市玉川)。

周囲では稲の刈り入れが本格化しています。天気の良いうちに、と。

p1080456このまま良いお天気が続くかなと思いながら山に入ると、一面の霧に覆われてしまいました。

大混雑の麦草峠を越えて(車止めるなんて、無理)八ヶ岳の東麓側に抜けると、八千穂高原。

少し霧が晴れた八千穂レイクの湖畔の木々は、少しずつ色付き始めているものもあるようです。

p1080437八千穂高原の白樺林はまだ色付き始め。雨が多かったせいでしょうか、少しくすんで見えます。白樺林の中に見え隠れする木々は色づき始めています。

p1080444遊歩道沿いの木々は既に紅葉を始めています。

p1080447

p1080449

p1080443彩はまだまだといったところですが、森の中を覗き込んでいくと、鮮やかに紅葉した木々も見る事が出来ます。

もう少し天気が良くなってくれると良いのですが。

p1080471a夕方になって麓に降りてくると、晴れ渡っていた西の空は、再び雲に覆われていました。

なかなか安定した天気になってくれない今年の秋。紅葉の彩への影響ももちろんですが、流石に色々と気になる状況です。

秋晴れの朝(2015.10.2~10.9)

色々な事があった今年。

それでも眼前に広がる実りを迎えた稲穂の群れは、優しく豊穣の色で迎えてくれます。

雨上がりの朝の空と圃場雨上がりの朝、青空が広がり始めた圃場(2015.10.2)

秋色に染まり始めた八ヶ岳雲ひとつない秋晴れの空の下、八ヶ岳(2015.10.7)

甲斐駒と稲穂1稲穂の向こうに甲斐駒を望んで。周囲の木々も少しずつ色付き始めています。

広がる圃場と秋の甲斐駒最後の刈り入れを待つ圃場の先に甲斐駒を望んで(2015.10.8)

P1050353稲穂越しに甲斐駒を捉えて。

少し温暖な南アルプス側の山裾は、まだ緑を湛えていますが、山頂付近はそろそろ落葉の頃。

P1050362西麓側に廻ると、八ヶ岳の紅葉が大分進んでいる事が判ります。

丁度、標高1000mに位置する牧場から望む、初秋を表すコスモス畑越しに、秋の装いを遂げつつある八ヶ岳(2015.10.9)

どうぞ、良い3連休を。

黄金色の季節(2015.9.20)

9月も中旬、世間では5連休というところも多いようですが、生憎飛び石の休みとなってしまったこの週末。

それでも、この季節だけ楽しめる景色を眺めに八ヶ岳西麓周辺を廻ってみます。

【画像をクリックすると、フルサイズで表示されます】

朝の甲斐駒と蕎麦畑朝の甲斐駒を望む、シーズンも終わりを迎えた蕎麦畑。

黄金色の景色2朝の圃場から眺める南アルプス。

黄金色の絨毯のように稲穂が広がります。

黄金色の景色4甲斐駒を正面に臨む圃場。

減農薬圃場でしょうか、稲穂と混じって他の草も入り込んでいます。

八ヶ岳と季節外れの向日葵の花八ヶ岳を望む圃場。何時もは真夏に向日葵畑になっている場所ですが、今年はお休み。

コスモスの花と並んで、僅かに残った遅咲きの向日葵が最後の夏を咲かせています。

黄金色の景色5たわわに実った稲穂。

不安定な天候が続いた今年、無事に実りの秋を迎えた事に感謝を。

風に耐える赤とんぼ圃場の脇で風に耐えながら枯草の上で踏ん張っていた赤とんぼ(トリミング済みです)。

もうすぐ、高原から麓に降りていきます。

黄金色の景色6高原の高い空と、広がる圃場。

その姿は稲穂の海のようです。

黄金色の景色8

 

黄金色の景色7稲穂の海に浮かぶ、霧ヶ峰と車山、そして蓼科山。

実りの秋を実感させる、豊穣の黄金色。

膝に止まる赤とんぼ稲穂と勘違いしたのでしょうか、ズボンの膝に止まる、可愛らしい赤とんぼ(トリミング済みです)。

黄金色の景色1一面の黄金色に彩られる、谷戸に広がる圃場。

既に一部では刈り入れが始まっています。

黄金色の景色3圃場から見上げる八ヶ岳連峰。

秋の空の下、刈り入れを待っています。

池生神社の蕎麦畑池生神社の蕎麦畑もシーズン終盤。背の高い蕎麦の花に鳥居と灯篭が埋まって見えています(トリミング済み)。

八ヶ岳とコスモス畑秋晴れの八ヶ岳を正面に臨むコスモス畑。

今日は風が強く、背の高いコスモスの花も風に揺れています。

黄金色の景色9西日を浴びる圃場。

秋分を迎えると、午後の日差しは足早に西の空へと歩を進めていきます。

 

県境の小邑、信濃境をカメラ片手に(四季の撮影マップ)

甲斐と信濃の境に位置する、山梨県北杜市小淵沢町と長野県諏訪郡富士見町との境界の町、富士見町信濃境。

八ヶ岳南麓のリゾート拠点である小淵沢と、八ヶ岳周辺でも最も標高が高い、国内有数の高地に広がる(1000mを越えます)市街地、富士見に挟まれた静かな小さな町です。

何の変哲もない山間地ですが、のんびりと写真を撮影するにはとても良い場所。お休みで少し時間が取れる際には、ちょこちょこと撮影して廻っています。

こちらのページで、そんな信濃境の撮影場所を季節に合わせてちょっとご紹介させて頂きます。皆様がお越しの際に多少なりともご参考になりますことを。

大切なお願い : 撮影場所付近は一部には駐車場がありますが、殆どの場所が公道沿いとなります。地元の皆様が日常生活で使われる、大切な生活道路です。お車でお越しの際には、通行の迷惑にならないよう、駐車場所には十分に配慮して頂けますよう、お願い致します。

各画像のNoには、掲載先のリンクを用意させて頂いております。

信濃境撮影マップマップをクリックして頂くと、フルサイズで表示されます。

キャプションNoの場所で撮影した写真をご紹介していきます。

<春>

①田端の枝垂桜

田端のしだれ桜と南アルプス②鼎談桜

田端新田鼎談桜20140504_2③池生神社

池生神社④信濃境駅の夜桜

信濃境駅と夜桜⑤-1高森観音堂と周辺の桜たち

高森観音堂の枝垂れ桜と信濃境の桜達140420_8⑤-2高森観音堂と周辺の桜たち

高森観音堂の枝垂れ桜と信濃境の桜達140420_5⑤-3高森観音堂と周辺の桜たち

高森観音堂の枝垂れ桜と信濃境の桜達140420_4⑤-4高森観音堂と周辺の桜たち

高森観音堂の枝垂れ桜と信濃境の桜達140420_2⑥境小学校の桜とこいのぼり

境小学校の桜と鯉のぼり⑦葛窪の枝垂桜

葛窪の枝垂れ桜140425_2⑧葛窪界隈の枝垂桜

葛窪地先の枝垂桜1<初夏から盛夏>

A.南アルプスと水田

水田越しに甲斐駒をB.井戸尻考古館の古代蓮

井戸尻遺跡の大賀ハス20140720_1B.井戸尻考古館の水車と南アルプスの山並み

井戸尻遺跡の水車と南アルプスC.境の落葉松林と網笠山

D.高森中山間地向日葵畑

富士見町・高森

<秋>

E.葛窪の蕎麦畑

快晴の蕎麦畑4F.葛窪の蕎麦畑2

甲斐駒と蕎麦畑G.葛窪トンネルの蕎麦畑

霧に沈む蕎麦の花1H.先達甲六公園の蕎麦畑1

晴れた朝の蕎麦畑1I. 先達甲六公園の蕎麦畑2

晴れた朝の蕎麦畑2③池生神社の蕎麦畑

蕎麦畑と池生神社J.工業団地横の蕎麦畑

光芒と蕎麦畑2K.先達のコスモス

コスモスと八ヶ岳L.先達の圃場と稲穂

黄金色の夕暮れM.境の落葉松林黄葉

富士見町・境N.蔦木の落葉松の黄葉と富士山

山並の黄葉と夕暮れの富士山

<冬>

K.先達の雪原と南アルプス

 雪に覆われた水田越しに南アルプスをE.葛窪から夕暮れの甲斐駒

甲斐駒にかかる茜雲A.どんど焼きと雪の八ヶ岳

どんど焼きと八ヶ岳O.机より雪の釜無川河岸

実験撮影雪の落葉松林P.高森より南アルプスの山並みと春先の夕暮れ

春まだ早い夕暮れの水田