春の嵐の後、澄んだ青空の下で(2020.4.19)

予報の通り大荒れの天気となった週末土曜日。

夕方になると日差しが戻ってきましたが、八ヶ岳は雲の中。

日没を過ぎて暗くなると、まるで壁のように聳える雲が八ヶ岳の稜線を覆っていきます(2020.4.18)

日曜日の朝。

夜が明けると眩しい日差しが差し込む八ヶ岳南麓。まるで5月の連休を思わせる眩しく暖かな日差しの下、心地よい風が谷戸を吹き抜けていきます。

山では雪になったのでしょうか。眩しい日差しを浴びて、南アルプスの頂上付近は雪渓が輝いています。

眩しい日差しを通して輝く枝垂桜。

標高900m弱に咲く枝垂桜、今年は寒の戻りがあったため長く咲き続けましたが、そろそろ散り始めの時を迎えたようです。

南アルプスの上空は抜けるような青空が広がりますが、八ヶ岳は沸き立つ雲の中。

少し登って、標高1000m台に広がる圃場の脇。遙か南アルプスを望む天空に咲く枝垂桜。

まだ春の嵐の余韻が残る強い風が吹く中、広がる青空の下、たわわに付けた薄紅色の花が揺れています。

山裾を覆っていた雲が切れ始めると、昨晩降ったであろう新雪に彩られる八ヶ岳の雪渓が見えてきました。

地上よりもだいぶ遅い山里の桜は今が満開の頃。

ひんやりとした雪渓に彩られる鳳凰三山をバックに花を咲かせる、葛窪の枝垂桜。

齢200年以上、最早失われて久しい信州と甲州の境にある番跡の脇で、時を経ても尚、咲き誇り続けます。

行き交う車も少ない、例年であれば多くの方々が桜見物に訪れる信濃境、高森の集落。甲斐駒を背景に県道越しに枝を伸ばす桜は今年も満開の頃を迎えています。

静かな高森観音堂。

時折、地元の方が通りかかるばかりですが、例年通りお堂の戸は開かれています。

静かな観音堂を囲む桜の木。昼下がりの眩しい日差しが降り注ぎます。

何時ものお店でお昼ご飯を買って自宅に戻る途中、小さな谷戸の前でふと立ち止まって。

抜けるような青空と甲斐駒の雪渓を暫し望みながら。静かな休日の午後は自宅でのんびりと過ごします。

春色を迎えた八ヶ岳西麓(信濃境、田端の枝垂桜と西麓の桜達)2017.4.23

4月も後半となって、いよいよ本格的な春が山里にもやって来ました。

少しずつ春の装いを見せる八ヶ岳西麓の彩を追って。

少し冷え込んだ朝、甲斐駒を望む田端の枝垂桜も花を開かせ始めました。

三色に染まると称されるこの桜、実は複数の木が見事に開く一本の木に見える事からそのように呼ばれるのですが、それぞれの木が花を開くタイミングが少しずつ異なり、一斉に花開くのは稀。

今年は、最初に咲き始めるコブシの白い花が残ったまま、最後に花開く枝垂桜も花を開いてくれました。私にとって初めてのシーンに、少し喜んでいます。

最後に花開く枝垂桜。色の濃い紅色を見せてくれるのは、咲き始めの数日だけです(4/20)。

キンと冷え込んで、氷点下まで下がった日曜日の朝。

春の山里には、遅い霜が降りました。

空はこの時だけの、初冬を思わせる濃い色合いを取り戻しています。

すっかり花を開かせた田端の枝垂桜。

既に右側に添うコブシの花は散ってしまいました。

田端の枝垂桜と寄り添う桜、そしてコブシの色合いの変化が判るでしょうか。

枝垂桜の向こうに望む甲斐駒。この場所だけのお楽しみ。

一段、標高を上げた場所に佇む、葛窪の枝垂桜も開花を迎えました。

今年から植生保護のため、木の根元にはロープが張られ、立ち入る事が出来なくなっています。

葛窪の枝垂桜より更に標高の高い場所に咲く、葛窪地籍の枝垂桜。

元々雪の少ない八ヶ岳西麓、雪渓もすっかり少なくなりました。

日が西に傾いてきた頃、池生神社の桜もすっかり見ごろを迎えています。

午後の陽射しをいっぱいに浴びる、田端の枝垂桜。

三色桜の種明かしです。お判りになるでしょうか。

ツバメ舞う午後の山里。

甲斐駒の雪渓をバックに。

界隈では最も標高の高い、標高1000mを越える原村、深叢寺の桜も花を開かせ始めています。

ぼんぼりも用意され、そろそろ夜桜見物が楽しめそうです。日が落ちると気温は1桁となる山里、どうか暖かい服装でお越しください。

夕暮れ、標高の高い圃場にも、トラクターが入り始めています。桜が散る頃には農作業が本格的に始まります。

一日良いお天気に恵まれた日曜日、日暮れになって鳳凰三山が薄紫色に色付きます。

雪渓が徐々に減って山肌が見え始めた夕暮れの甲斐駒。

悲しい事故が再び起きてしまった事を知ったのは、この撮影の直後でした。