過ぎゆく夏の空に(2019.8.25,31)

8月も今日で最後。高原の空の色は既に秋模様となってきました。

標高1000m、網笠山を目前に望む圃場の蕎麦畑。8月末になると蕎麦の花が咲き始めます。

すっきりと晴れ渡った空の下に広がる蕎麦畑。ひんやりとした風が吹く朝はもう秋の心地です。

夕方、思い切って車山の肩まで一気に車で登っていくと、西の空に広がる雲間から琥珀色の光芒が伸びていきます。

御嶽山の方向に沈んでいく夕日が雲を焦がす草原の夕暮れ。夜7時前ですが、標高1800mの鞍部を越えていくビーナスラインでは既に気温17℃と、ひんやりとした風が吹き抜けていきます(2019.8.25)

酷い夏風邪で寝込んでしまった今週。

まだ立ち上がると頭がくらくらする最悪な体調ですが、日射しが戻ってきた週末の夕暮れ。買い物へ出る途中に圃場に寄ると、雨上がりのウエットな空の下、蕎麦の花が満開を迎えていました。

八ヶ岳を望む蕎麦畑をぐるりと廻り込んで。

2段目の花が咲き揃った蕎麦畑、雨上がりでちょっと霞んだ空の下、最も美しい瞬間です。

夏色に染まる八ヶ岳をバックに広がる蕎麦畑。

八ヶ岳西麓の初秋を彩る景色です。

午後の青空の下で花を開く小さな小さな蕎麦の花たち。

買い物を終えて家路につく頃、西の空は赤々とした夕日が雲を焦がしています。

蕎麦の花が広がる圃場の脇に車を止めて暫し夕暮れを見送ります。

夏の前にはあれほど長かった日暮れも、8月最後の日となると6時半を過ぎてあっという間に暗くなってしまいます。

昼間はまだまだ暑い日が続きますが、季節は秋、明日から9月のスタートです。

 

梅雨の晴れ間に、霧ヶ峰のレンゲツツジ(2018.6.12~17)

梅雨の晴れ間に、霧ヶ峰のレンゲツツジ(2018.6.12~17)

本格的な梅雨空となってきた6月中旬。

ぐっと冷え込む日があるかと思うと、早くも台風が接近したりと目まぐるしく天気が移り変わっていきます。

雨上がりの麦畑。

前日までの激しい風雨で倒れてしまった場所もありますが、梅雨空の下、漸くの色付きを迎えたようです(2018.6.12)。

風の強い朝。

雨上がりの空に雲が勢いよく流れていきます。

ピカピカに磨かれた青空の下で輝く圃場の上を足早に往く、長く尾を曳く雲たち。

梅雨の晴れ間、気持ちの良い朝の日射しです

強い風が吹いて雲が押し流された後に、再び厚い雲に覆われてきた夕暮れ時。鮮やかに色付いた夕焼けの残滓が、雲と圃場を染めていきます(2018.6.13)。

今年の梅雨は長い雨が続かず、晴れ間も広がる日があるのですが、一度降り出すと極端に冷たい雨となる、気温変化の激しさに驚かされます。一面の霧に包まれた夕暮れ時の野辺山駅前。午後5時過ぎのこの時間で10℃と、まるで4月の終わりのような冷え込みです(2018.6.16)。

天候の回復した日曜日。

まだ涼しい風が残る午後に、霧ヶ峰まで上がってみます。

例年よりかなり早く咲き始めたレンゲツツジですが、気温の上昇が鈍いためでしょうか、ゆっくりと時間を掛けて満開を迎えたようです。

車山肩のレンゲツツジ。

まだ花を開いていない木もありますが、ほぼ満開となっています。

ビーナスライン沿いの山裾を染めるレンゲツツジ、色付きは今一歩ですが、例年並みに花を咲かせているようです。

夕暮れ前のビーナスライン、伊那丸富士見台。

西日を受けて輝く、周囲に広がるレンゲツツジを。

西の空は、早くも次の雲たちでびっしりと覆われてきました。

梅雨の晴れ間の僅かな間に花を開かせるレンゲツツジたち、今年はもう暫く楽しむ事が出来そうです。

 

藍の空、八ヶ岳ブルーの下で(2018.2.18)

藍の空、八ヶ岳ブルーの下で(2018.2.18)

春節を迎えた今週。

長くて寒い、八ヶ岳山麓の冬も漸く折り返し点。

寒さはまだまだ続きますが、冬の八ヶ岳が最も美しく映えるシーズンは、冷え込みが続くこの時期です。

ピークを迎えて藍色に染まる八ヶ岳ブルーの空の下、快晴になった日曜日にぐるっと一周です。

冷え込みが再び戻ってきた朝の八ヶ岳。中央線や中央道から眺められる方にとってはお馴染みの八ヶ岳を南側から望む冬の景色です。中央高速の八ヶ岳P.Aを見下ろす場所から。

粉雪に塗された八ヶ岳が美しく映えるのは、やはり朝の青空です(2018.2.14)。

午前中は八ヶ岳の東側、野辺山から清里の方向が順光になります。

東沢大橋の赤と雪を戴く八ヶ岳の前衛、権現岳のコラボレーションが楽しめます。

清里を越えて野辺山側まで廻り込むと、標高は1300mを越えてきます。

正面に主峰の赤岳と後方には横岳が望めるようになります。

高原地帯の牧場を抜けていくと、八ヶ岳を側面から一望できる場所に至ります。

冬の低い太陽が真上に上る頃、八ヶ岳の雪渓が八ヶ岳ブルーの空から浮かび上がります。

唯々、藍色の空が広がる下で、暫し風の音に身を委ねながら。

今年は降雪が多いのですが、一方で風も強く、地温も高いのでしょうか、広大な牧草地の所々に枯れた牧草が顔を覗かせています。

冬の低い太陽は、お昼を過ぎると急速に角度を低くします。

ぐっと海ノ口側に廻り込むと、傾き始めた陽射しが柔らかな表情を作り出します。

野辺山を離れて、八ヶ岳の裾野を北側を廻り込んでから、再び山懐に飛び込んでいきます。

西に傾いてきた日差しを受ける、蓼科牧場から眺める蓼科山。

昨日までの強い北風が収まって、穏やかな表情を見せてくれました。

3時を過ぎて日差しが西に傾いてきましたが、既に春節。まだ日差しが充分に残っています。

もう少し足を延ばしてみましょう。

大門峠を越えて八ヶ岳の西側に廻り込みます。

ビーナスラインから望む八ヶ岳のパノラマ。気温-9℃と地上に比べればぐっと冷え込んでいますが、風が穏やかなので寒くは感じません。

先ほどは足元から見上げていた蓼科山を今度は正面から。

標高1800mに迫る車山の肩にある、伊那丸富士見台からは、南北双方の八ヶ岳連峰の全てを俯瞰で望む事が出来ます。

そして、陽射しが西へと落ちてくると、空の色は藍色から柔らかな青へと移り変わっていきます。

夏のシーズンであればハイカーが昇るであろう車山の山頂へ至る小路も、今は小動物の足跡が残るばかり。

西日が低く山裾から照らし出すようになると、木が殆ど生えない車山の山裾が真っ白に染め上げられていきます。柔らかな夕暮れの青。

振り返ると、霧ヶ峰の向こう、西の空には既に次の雲たちがやって来ました。

5時近くなっても山の上は明るく、随分と夕暮れの訪れが遅くなってきた春節の夕暮れ。

厳冬の空を藍色に染める八ヶ岳ブルーが楽しめるのも、あと一ヶ月ばかりとなりました。

 

燎原の火の如く広がる今年のレンゲツツジ(霧ヶ峰・車山)2015.6.20

数週間前から地元関係者の方々で話題となっていた、今年のビーナスライン沿いのレンゲツツジの開花。

ここ10年来で最も多くの花を咲かせているとのお話を聞いて、少し天候が安定しませんが、土曜日の朝から出掛けてみます。

午前中は日差しがあったので、ちょっと散歩しながら。

撮影は全てLUMIX DMC-GM5と、Lumix G 42.5mm f1.7及びLEICA DG Summilux 15mm f1.7です。

画像をクリックして頂くと、フルサイズ表示に切り替わります。

夏空と八ヶ岳1朝の八ヶ岳。

気持ちの良い青空ですが、やはり雲は多めです。

井戸尻考古館の古代ハス蕾信濃境にある、井戸尻考古館の名物、大賀蓮(古代ハス)。

蕾が大きく膨らんできました。7月に入ると、明け方から午前中にかけて、その美しい花びらが開き始めます。

夏空と八ヶ岳2高い空。複雑な雲が八ヶ岳を覆っています。日差しは眩しいですが、真夏と違って、涼しい風が高原の圃場を吹き抜けていきます。

夏空と八ヶ岳3蓼科方面に近づいていくと、雲はいっそう厚くなっていきます。

夏空と八ヶ岳4緑に染まった水田の向こうに、同じく緑の夏山の装いとなった蓼科山と、横岳を望みます。

此処からは山懐へ一気に入っていきます。

池のくるみのレンゲツツジ1霧ヶ峰、池のくるみに到着。

こちらは、ピークを少し過ぎていて、大分花が少なくなっています(この程度が例年の姿です)。

向かいの山裾は、レンゲツツジの花で赤く染まっています。

池のくるみのレンゲツツジ2山裾に広がる、レンゲツツジの花をアップで。

池のくるみのレンゲツツジ3池のくるみから車山を見上げると、裾野がレンゲツツジで染まっています。

毎年、シーズン中に1度はビーナスラインを通りますが、こんなに赤く染まる車山を見た事がありません。

霧ヶ峰のレンゲツツジ1池のくるみ側から霧ヶ峰に向かって移動します。

どんよりとした雲が垂れ込めてきました。

霧ヶ峰のレンゲツツジ2今にも雨が降り出しそうな空の下、鮮やかなレンゲツツジの花が草原に広がっています。

霧ヶ峰のレンゲツツジ3ビーナスライン沿いまで上がってきました。

旧霧ヶ峰料金所前の園地もレンゲツツジの花で真っ赤に染まっています。

車山肩のレンゲツツジ1車山肩まで上がってきました。駐車場は車でいっぱい。お天気も不安定なので、車山肩から霧ヶ峰に向かって散歩するのは諦めて、少し下がった、何時もの撮影場所へ。

何時もは北アルプスの山々を遠望する方がぽつぽつと車を止められるに過ぎないスペースですが、今日はひっきりなしに車が出入りしていきます。ここからは解説抜きで、今年のレンゲツツジの大群落をお楽しみください。

車山肩のレンゲツツジ2

車山肩のレンゲツツジ3

車山肩のレンゲツツジ4

車山肩のレンゲツツジ6

車山肩のレンゲツツジ5

車山肩のレンゲツツジ7途中雨に降られながら、草原に広がるレンゲツツジの花たちを。

燎原の火の如く広がる車山肩のレンゲツツジは、このシーズンだけ楽しむ事が出来ます。

伊那丸富士見台駐車場のレンゲツツジ1伊那丸富士見台駐車場まで下がってきました。

白樺の木々と共に、レンゲツツジの花々が車山の裾を登っていきます。

伊那丸富士見台駐車場のレンゲツツジ2お約束のレンゲツツジ山。

こちらはピークを越えて、少し萎れた感じになっています。

伊那丸富士見台駐車場から八ヶ岳遠望伊那丸富士見台から蓼科山と八ヶ岳を遠望。

僅かに青空も覗かせていますが、この後、車のワイパーすら効かないくらいの豪雨に。

梅雨時故、なかなかコンディションが良い状態で撮影が出来ないのが残念ですが、それでも溢れるばかりに広がったレンゲツツジを存分に満喫できた週末。

日曜日の今日は、予報通り朝から雨模様です。

 

通り雨の後の夕暮れに(緑輝く八ヶ岳西麓と霧ヶ峰のレンゲツツジを)2014/6/29

久しぶりの梅雨晴れの日曜日。

でも、午後に入ると激しい通り雨が八ヶ岳の麓を過ぎていきました。

雨上がりの夕暮れに、少し足を延ばしてみます。

梅雨の夏空と八ヶ岳諏訪郡富士見町、立沢の圃場から東の空を眺めて(Lumia1020)。

沸き立つ雲が、もう夏の装いを映しています。

乙事のトウモロコシ畑同じく富士見町、乙事のトウモロコシ畑越しに八ヶ岳を。八ヶ岳には、まだ真っ黒な雲がかかっています(Lumia1020)。

八ヶ岳に向かって綺麗に並んでいるトウモロコシ達は、お盆の頃にはこんな感じで視界を覆うほどの高さまで育っていきます。

キャベツ畑越しに八ヶ岳を畑の作物も伸び盛り。こちらの畑は、収穫まであともう少し(Lumia1020)。

緑の水田越しに水田の稲穂たちにとっても、嬉しい日差し。水面に西日が映ります(E420)。

雨上がりの笹原溜池1雨上がりの奥蓼科、笹原溜池。澄んだ空気と緑が湖面に溶け込んでいきます(Lumia1020)。

雨上がりの笹原溜池2静かな笹原溜池。僅かに揺れる水面に、森の緑が映り込んでいきます(E420)。

車山越しのレンゲツツジ2一気に標高を上げて、車山肩の霧ヶ峰に。

西日を浴びたレンゲツツジが迎えてくれました(E420)。

車山越しのレンゲツツジ1レンゲツツジはちょうど満開。もう少しの間は楽しめそうです(E420)。

夕暮れの立石公園から諏訪湖を遠望夕暮れの立石公園から諏訪湖を(Lumia1020)。

車山越しの夕暮れは、ひんやり15℃程と、まだもう少し梅雨寒が続きそうですが、夏の足音は徐々にこの高原にも近づいてきているようです。

 

梅雨晴れの空の下、初夏の装いを追って

久しぶりに晴れ間に恵まれた、梅雨間の週末。

少々落ち込み気味で遠出をする気にはなれなかったのですが、日差しの眩しさに当てられて、午後のひと時、付近を散歩した際の風景を少々。

夏の入り口、水田と八ヶ岳遠くに八ヶ岳を望む、谷戸の水田より(北杜市小淵沢町本町)。

伸びるイネの穂と南アルプス風にたなびく水田の稲穂も大分伸びてきました(諏訪郡富士見町先達)。

蕎麦の花と初夏の南アルプス僅かではありますが、早生の蕎麦の花が咲き始めています。雪渓残る南アルプスの山々と蕎麦の花のコラボレーションはこの時期だけです(北杜市小淵沢町高野)。

初夏の青空夏空が広がる水田越しに、鳳凰三山と甲斐駒を(北杜市小淵沢町高野)。

まだ若芽の向日葵畑越しに八ヶ岳まだ若芽の県道沿いに広がる向日葵畑。真夏の頃になれば、こんな感じで背の丈ほどに伸びた向日葵の花と、八ヶ岳のコラボレーションが楽しめる事でしょう(諏訪郡富士見町高森)。

八ヶ岳自然文化園の白樺とレンゲツツジ梅雨の季節の花といえば、紫陽花ですが、八ヶ岳の周囲ではレンゲツツジガ梅雨時の花の代表。八ヶ岳の周囲ではそこかしこで楽しむ事が出来ます。

原村の八ヶ岳自然文化園近くに広がる、白樺林に咲くレンゲツツジを。

初夏の空に伸びる白樺梅雨晴れの初夏の空に高く伸びる白樺の木々(諏訪郡原村、八ヶ岳自然文化園裏)。

レンゲツツジ越しに蓼科山ビーナスラインに登ると、レンゲツツジの花たちはピークを迎えています。

レンゲツツジの名所。車山肩にある、伊那丸富士見台駐車場前より、正面に蓼科山を見て。

夕暮れ時、梅雨晴れの池のくるみ夕暮れの霧ヶ峰、池のくるみを望みます。

夏らしい雲が西日を浴びてぷかぷかと浮かんでいます。

気持ちの良い梅雨晴れの午後。高原の気温は20度にも達せず、少し寒いくらいです。再び梅雨空に戻るまでの僅かなひと時を。

 

今日の写真(薄曇りの霧ヶ峰にて)

久しぶりにビーナスライン迄上がる。

麓は薄曇りだったので、ちょっと厳しいかな?と思っていたが案の定、僅かに日の光が射す程度。でもとても暖かい。上着がいらないくらい。

車山駐車場

意外と雪が少ない、車山駐車場より木曽方面を望む。

駐車場にはスノーシューを終えて帰り支度をする県外ナンバー社がちらほら。

霧ヶ峰2

霧ヶ峰まで下って、池のくるみ越しに南アルプス方面を望む。

霧ヶ峰1

少しアップで。54mm(換算108mm)ではこれが精一杯。次に買いたいと思っているSIGMA DP3 Merrillが換算70mmなので、もう少し欲しいところ(OlympusのM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8辺りがベストなのかも)

霧ヶ峰遠景

冬の弱々しい光を受けた池のくるみ。今年は冷える割には降雪は少なめの模様。

車山より遠望

明日は大荒れの雪の予報。

家でおとなしくしているか、そとも雪の中、カメラ片手に出撃しようかな…