好天だった日々から一転、週末にかけて天候が崩れてしまいました。
秋雨前線の影響と云われていますが、既に外は深まる秋の景色。
刻々と彩を変える秋の景色を求めて、降りしきる雨の中、再び山へと足を向けます。
すっかり色付いてい来た小海の白樺林。こんな天候ですが、登山客の方を乗せた白駒池に登っていくシャトルバスが、目の前を通り過ぎていきました。
山から霧が下ってきた八千穂レイク。
この時期、ピークを迎えた紅葉を愛でつつ竿を振る釣り人が集まる湖畔も、今日はひっそりと静まり返っています。
湖畔に広がる白樺林もすっかり色が濃くなってきました。
雨の白樺林の中、しっとりとした赤い葉を魅せる紅葉。
白樺林の中を覗き込むと、雨に濡れた紅葉が彩を増しています。
ピークを迎えた白樺の紅葉。モミジの赤い紅葉がアクセントを与えてくれます。
撮影を続けていると、白樺林にも徐々に霧が降りてきました。
霧に沈み始める白樺林。
昼下がりの時間にも拘わらず、霧で真っ白に染められた白樺林は薄暗くなってきます。
霧に溶け込む紅葉した白樺の木。
冷たい雨が降りしきる白樺林は、霧の中に静かに沈んでいきます。
八千穂高原を更に登って麦草峠を越える頃には気温は5℃、地上とは全く違う世界が広がっています。
八ヶ岳を東側から西側に抜けて、何時もの場所。山から繰り返し霧が降りてくる、午後の奥蓼科、御射鹿池へ。
湖畔の彩も深くなってきました。
白樺の紅葉は今がピーク、そろそろ落葉松の色付きが始める頃です。
撮影している間にも、霧が山から迫ってきます。
湖畔の彩も、一週間前と比べると深みを増してきています。
霧に包まれる御射鹿池。今日もたくさんの観光客の方がお見えになっていました。
天気予報では、あまり優れない空模様が続く予報となっている今週。
霧と雨の中で秋の彩を探しながら。