夏の空色(2017.7.15~17)

夏休み前の3連休。

梅雨明け前ではありますが、良いお天気が続きました。

暑さを避けて、観光客の皆様が大挙して訪れるこのシーズン。皆様が訪れる場所とはちょっと異なる場所で暫し、涼んでいたりします。

朝の蕎麦畑。晴れ渡った高い空に、色々な雲がたなびいています。

まだ9時前ですが、八ヶ岳の上空には雲が湧き始めています。

少し湿っぽいうろこ雲が残る空。夏の空に至るにはあともう一歩のようです(2017.7.15)。

通り雨が降った夕暮れ時、雨に冷やされた牧草地が、大きく呼吸を始めています。

夕暮れの日射しが差し込む牧草地。靄がかかった先に、夕日のカーテンが伸びていました(2017.7.16)。

暑い夕暮れ、眩しい日差しがゆっくりと西の山の際に降りていきます。

雲を焦がす黄金色に輝く夕暮れ。

周囲の空も、少しずつ夕暮れの色に染まっていきます。

再び雲の下に降りてきた、真っ赤に染まる夕日が、地上を焦がしていきます。

連休最後の夕日が山の向こうに沈んでいきます。

鮮やかな色を空に残して去っていく夕暮れ。

午後7時を廻ると、周囲はぐっと暗くなり、陽射しが短くなってきたことを実感させます。

梅雨空は彩を変えながら(2017.6.18~7.5)

少雨、空梅雨と言われながらも、6月も中盤に入ると空模様はどんより、そして強い雨が降る日も。今年も梅雨空がやって来ました。

お天気が優れないので、どうしても撮影に出る足が遠のくのですが、それでも日々を過ごす僅かなタイミングで素晴らしい色合いが望めるのが八ヶ岳山麓の素敵なところ。そんな日々のカットからご紹介。

どんよりとした早朝、何時もの奥蓼科、御射鹿池の周りには、陽射しを待ちわびる多くの観光客の方が訪れていました。ひんやりとした緑が移り込む湖面を眺めるのもまた、心地よいひと時。

一雨ごとに緑が濃くなる御射鹿池周囲の落葉松。梅雨が明ける頃にはぐっと濃い、夏の緑に移り変わっていきます(2017.6.18)。

雨上がりの朝、梅雨らしいウエットな青空には巻雲が高く巻いています。

今年も早々と夏蕎麦の花が満開を迎えていました(2017.6.20)。

一年で一番日射しが長く降り注ぐ夏至。その翌日の夕暮れは7時になっても稜線を黄金色に染めています。夏を迎え入れる夕暮れです(2017.6.22)。

梅雨とは思えないほどに晴れ上がった朝、すっかり雪渓が細くなった甲斐駒を望む圃場の麦は黄金色に染まります。収穫を待ちわびる喜びの色(2017.6.23)。

梅雨空は複雑な雲を空に描いていきます。雨上がりの空に広がる高いうろこ雲と、八ヶ岳を吹き抜ける西からの風が雲を沸かせています。雨をいっぱいに受けた緑の苗はぐんぐんと伸びていきます(2017.6.23)。

朝まで降り続いた雨が止んだ後、ひんやりとした霧が流れ込む雑木林に陽射しが差し込んでくると、うっすらとした緑のカクテルが出来上がります。梅雨の合間に現れる一瞬のシーン(2017.6.30)。

強い雨が過ぎ去った夕暮れ、雲と霧が次々と目の前を過ぎていく圃場の上空に僅かに開いた雲間から、うっすらとフレアが差し込んできました。天使が舞い降りる刻。この後、気まぐれな天使達にきりきり舞いにされる事に(絶好のチャンスを逃して落ち込む2017.7.1)

梅雨の合間に広がった青空。夏のそれとは異なり、雨上がりで何処までも高く澄み切った雲間の紺碧が心を捉えて離しません。一番大好きな藍(2017.7.2)。

再び強い雨が降った後、南アルプスの上空には複雑に尾を曳く雲が次々と流れていきます。雲間から覗く、その上に広がる青空は既に夏の色です(2017.7.3)。

台風一過の朝。巻雲がたなびく高い空は夏の色を湛えています。圃場の苗はすっかり伸びて、もう空の色を映す事はありません。

夕暮れ、少し早く仕事場を出ると、遠くに望む八ヶ岳を駆け上る雲が夕日に色付いていました。立沢の圃場の脇に車を止めて、暫し夕空に付き合ってみます。

午後7時を過ぎて夕日が西に沈んだ頃、圃場を染める空の色は刻々と変わっていきます。

入笠山から北に向かって長く長く筋雲が伸びていきます。

夕日が西の空の向こうに落ちると、華やかな夕暮れのショーが始まりました。

圃場を染める夕日と茜の空。

空を焦がす茜色。シャッターを切る間にも、どんどんと色を変えていきます。

日射しが雲の向こうに去っていくと、周囲もぐっと暗くなっていきます。

どっぷりと日が暮れた午後7時20分。長いようで短い梅雨の夕暮れに催されたショーは幕を下ろします。梅雨もそろそろ終盤ですが、空模様を気にしながらの日々はもう暫く続きそうです(2017.7.5)。

 

 

季節は梅雨へ(2017.5.29~6.12)

仕事の都合で遠出が出来ない日々。

それでも、季節の移り変わりを留めたく、朝夕の僅かな時間を捻出してはシャッターを切り続けていました。そんなカットのうちから何枚かを。

遅れていた田植えも進んで、周囲の圃場は全て苗が植え揃えられました。

水面に映る山並みが望めるのも、もう僅かな期間です(5/29)。

梅雨入り前の夕暮れ、圃場に一条の光が差し込みます。夕日が西の空に沈んだ後、山並の向こうで雲が真っ赤に染まっています。

日射しが無くなると急に寒くなるこのシーズン。鮮やかな空の色とは対照的に、山から吹く冷たい風には肌寒さを感じます(6/4)。

梅雨を迎えて、少しウェットな南アルプスの空に雲が流れていきます。若々しい緑に包まれた圃場では、稲がすくすくと育っているようです。

圃場の脇では自家用でしょうか、早くも夏蕎麦の花が咲き始めています。最近特に増えてきたこのシーズンの蕎麦の栽培。新蕎麦までの繋ぎ需要もあるようです(6/9)。

今にも雨が降り出しそうな東の空を背に西に向けて車を走らせると、梅雨時とは思えない、鮮やかな夕暮れの空が広がっていました。日暮れを迎えると半袖では涼しいほどの梅雨寒の日々が続きます(6/11)。

ぐっと冷え込んだ朝。鮮やかな梅雨晴れの空の下、刈り入れを間近に控えた麦畑が視界いっぱいに広がります。こちらは出来るだけ雨が降らないうちに刈り入れてしまいたいであろう、麦秋を迎えた麦畑(6/12)。

梅雨空とはちょっとイメージが違うかもしれませんが、これも季節の一ページ。夕暮れを迎えて再び雨模様となってきた八ヶ岳南麓は、これから本格的な梅雨のシーズンを迎えます。

緑の中へ(2017.5.27)

雨上がり、風は強いながらも上々なお天気となった土曜日。

少しずつ冬物を片付けた後、陽射し一杯の午後に出掛けます。

午後の陽射しが差し込む明るい落葉松の人工林。

軽やかな緑が、森の中を染め上げます。

落葉松に囲まれて、黄緑色の新緑を装いう白樺の木。

緑の小路を進んでいきます。

緑に染まる、千代田湖の湖畔。テントを持ち込んで、ランチを楽しむ皆様が湖畔にちらほらと見られました。名物のレンゲツツジ開花はもう少し先。

緑に染まる森の中で包まれる昼下がり。

千代田湖の森を抜けて、谷筋を下ると、一番奥に位置する集落、松倉へ。田植えの済んだ新緑の棚田の向こうに杖突街道に下る谷筋が見えています。

緑の苗の間を抜ける漣。山里に広がる小さな海辺のワンシーン。

長く、長くなった日射しが西に傾く頃、綺麗に植えられた苗が広がる伊那谷のある小さな圃場にて。奥に広がる木々とのコントラストが楽しめるのも、このシーズンならでは。

5月らしい、気持ちの良い風が伊那路を抜けていきます。

 

 

新緑の八千穂高原と咲き始めたトウゴクミツバツツジ(2017.5.21)

晴天に恵まれた週末。

少し暑すぎるんじゃないのとのお話もありますが、恵みの日射しをたっぷり受けて、山は新緑に包まれます。

午後の陽射しを浴びる牧草地の向こうに裾野を広げる八ヶ岳。

今年は雪をたっぷりと残しています。昼を迎えて、気温25度と季節が一つ先に進んでしまったかのような夏日になった野辺山。八ヶ岳の上空にはうっすらと雲が湧き始めています。

海ノ口別荘地のエントランスも初夏の装い。落葉松もすっかり緑が濃くなってきました。

東にぐるっと廻り込んで、八千穂高原へ。八千穂レイクの周囲も新緑に包まれています。

駐車場の周りでは、トウゴクミツバツツジが早くも花を開き始めています。

まだ咲き始めのトウゴクミツバツツジ。周囲の木々も漸く花芽が付き始めた状態で、例の「高原の女王」はまだ蕾も硬いまま。月末頃には花を開き始めるはずです。

 

白樺も新緑の葉を広げつつあります。

足元にはゼンマイでしょうか。高原はまだまだ春を過ぎた辺り。

足元にはもうひとつ、可愛らしい落葉松の幼木。雪にも、冬の寒さにも負けず、少しずつ背を伸ばしていきます。

東の空には沸き立つ入道雲。風は初夏の心地です。

午後の陽射しをいっぱいに浴びる白樺林。八千穂高原の大好きなシーン。

緑の小路が林の中を縦横に抜ける八千穂高原。気に入った小路を見つけては、ゆっくりを歩んでいきます。

白樺の林に繋がる落葉松林の新緑に暫し浸りながら歩く、午後。

大きく育った入道雲が迫る空。この後、麦草峠を越えると暫しの通り雨となりました。

雨の上がった奥蓼科、御射鹿池。

新緑の若葉に包まれた夕暮れに、水鏡が浮かび上がります。少し先走り気味の空模様を追うように、季節は新緑から梅雨へと進んでいきます。

 

静かなGWの一コマを、最終日の夕暮れに美ヶ原と霧ヶ峰(2017.5.7)

お天気が不安定だったGW後半。

日曜日の今日も、南アルプスは日射しはあれど雲が多めで残念と諦めかけていた午後、窓を開けて北の空を眺めると、なんと雲が無い。慌てて夕暮れ迫る山並みへと車を走らせます。

車を走らせること暫し、流石に連休最終日とあって通行量もめっきり少なくなったビーナスラインのどん詰まり、美ヶ原の入口、山本小屋の駐車場まで一気に登ります。

日影に当たる場所にはまだ雪が残る美ヶ原。車を降りると、冷たい風が草原を吹き抜けていきます。

遠く蓼科山と南八ヶ岳の峰々が裾野を広げます。東の空には月が上がってきています。

気温は10度を下回り、時折強い風が吹く美ヶ原。上着なしではちょっと危ない状況なので、程々にしながら草原の遊歩道を歩きます。

殆ど人影のない遊歩道を行くと、眩しい西日を浴びる主峰、王ヶ頭の電波塔群と美しの塔が見えてきます。

西日を浴びる東の空には大きな雲が広がります。空の向こうに連れて行ってくれそうな眺め。美ヶ原のハイライトは朝や日中より西日の時間帯なのではないかと、来る度に思うシーンです。

美しの塔の前まで来ました。夕日を狙ってスタンバイしている方もいらっしゃいましたが、上着も持ってこなかった大馬鹿者は此処で撤退。視界の中に人影はほんの数人。折り返しで美術館側にも行ってみましたが、広大な収容800台の駐車場に止まる車は僅かに2,3台(自分含む)。ピーク時には満車となってしまう事もありますが、最終日の夕暮れ時にはひっそりと静まり返っていました。

既に薄暗くなり始めたビーナスラインの東側から和田峠の鞍部を越えて西側に抜けると、一気に夕日が眩しく差し込んできます。

西日を一杯に浴びる霧ヶ峰、高く上った月が西日に照らされて輝いています。

遠くに望む八ヶ岳の上空には、その長い山体に添うように南北に太々とした雲が伸びています。これじゃ周辺の天気が良くなっても、山麓では気が付けない訳です。

そうこうしているうちに、日射しがゆっくりと西の山並みに沈み始めます。夕日が眩しかった草原も谷筋から徐々に暗闇に落ちていきます。

日没。空が昼と夜の境界を渡っていきます。

雲が微妙に山筋で割れたために、再び日差しが差し込んできました。

空は黄砂の影響でしょうか、黄色く霞んでいます。

再び日差しは雲間に沈んでいきます。

もう殆ど人の居ないGW最終日の日没を迎えた霧ヶ峰。

皆様はどんなGWをお過ごしになられたでしょうか。

 

華やかなGWの夕暮れ(Lumix DMC-GM5 and LEICA DG Summilux 15mm f1.7)2017.5.4

華やかなGWの夕暮れ(Lumix DMC-GM5 and LEICA DG Summilux 15mm f1.7)2017.5.4

曇りがちなGW。

夕暮れになって、雲が少しずつ西へと流れていきます。

西の空は厚い雲に覆われていますが、僅かに夕日が峰々の際から覗いています。

もう少し、西に車を走らせてみましょう。

鮮やかな夕日が雲の下から覗いていました。

圃場の水面に揺れる、夕日をしばし眺めて。

水面の揺らぎが止まると、水平線のように広がる圃場の先に、夕日と木々が映り込んでいきます。

そして、空はゆっくりと暗闇に落ちていきます。お休みの日に、移り変わりの早いお天気がくれた、ちょっと嬉しいプレゼントでした。

body : Lumix DMC-GM5

lens : LEICA DG Summilux 15mm f1.7(f:4.5,1/200sec,-0.7EV,color:vivid)

長野県諏訪郡富士見町先達および、富士見町乙事。