お彼岸を迎えて、少し冷え込んだ夕暮れに(2019.3.23~24)

東京で桜の開花が発表された先週末。

標高が4桁に達する八ヶ岳西麓でも朝の気温が10℃を上回るという驚くような暖かさとなる日もありますが、カレンダーは漸くお彼岸を迎えたばかり。

再び氷点下の寒さが戻ってきた週末の夕暮れ。

標高が1200mを越える八ヶ岳中央高原でも最深部に位置する八ヶ岳農業実践大学校。

3月に入って降り続いた雪で再び雪化粧を施された八ヶ岳も、少しずつ色褪せてきています。

西日を浴びる雪渓が浮かび上がる南アルプスの山並み。

春分を過ぎて、日射しが随分と北へと上がっていきました。

夕日でほのかに染まる鳳凰三山の雪渓。

まだ白い雪を多く残す甲斐駒の雪渓にも西日が差し込んでいます。

入笠山の斜面に広がるスキー場もそろそろシーズン終了。

シーズンインの時には人工降雪がままならずどうなることかと思われましたが、無事にスノーシーズンを乗り切りそうです。

立沢から望む夕暮れの富士山。空は桃色のグラデーションになりました。

振り返ると八ヶ岳の山並みも夕暮れに染まります。

雪渓の残る荒々しい山肌が浮かび上がる、夕日を浴びる八ヶ岳。

日射しが西に沈むと、山肌は桃色に染まっていきます。

桃色に染まる八ヶ岳の雪渓。春を待つ山の色。

遥か遠くに雪の山々を望む圃場の夕暮れ。時刻は6時、すっかりと日暮れが長くなりました。

冬至の頃には杖突峠近くに下っていた諏訪湖の夕暮れも、この時期になると有賀峠を越えて塩嶺へと徐々に北へと上がってきます。

昼間は上着が要らないほどに暖かくなりますが、日が沈むと再び氷点下へ。

波打つように寒暖を繰り返しながら、山里の季節は徐々に春へと向かっていきます。

 

 

 

浅い春色の夕暮れ(2018.3.24)

浅い春色の夕暮れ(2018.3.24)

春分を過ぎて、里は春爛漫を迎えたようですが、ここ八ヶ岳南麓はまだ冬景色の中。

それでも、昼間の気温は10℃を越えるようになって、徐々に春らしい雰囲気になってきました。

コートを家に置いて出掛ける週末の午後。

まだ牧草地には雪が残る、標高1300mの八ヶ岳農業実践大学校。

真っ白に染まる八ヶ岳の主峰、赤岳をバックに、牛たちは元気いっぱいです(こちらに気が付いて、餌くれコールの叫びと共に、追い詰められる私…)。

少し雲が多めな週末の午後。

それでも、陽射しが八ヶ岳の上に入ると、雪渓が輝き出します。

浅い青空が覗く、雲が多めな空。

春らしい暖かさに包まれます。

5時を廻って日が暮れはじめると、空は徐々に色付き始めていきます。

すっかり山裾の雪が減った、富士見の街中から望む八ヶ岳。

遠くに望む仙丈ケ岳の雪渓も、ほのかな春色に色付き始めます。

八ヶ岳の南麓側に廻り込んでいくと、山裾は雲に覆われています。

まるで初夏を思わせるような沸き立つ雲が西日に照らされる夕暮れ。季節は確実に春へと歩みを進めています。

夕暮れの柔らかな空色に浮かび上がる南アルプスの山々。

圃場は耕耘がなされて、少しずつ春を迎える準備が進んでいます。

柔らかに色付く空と甲斐駒の雪渓。

複雑な雪渓が浮かび上がる鳳凰三山。陽射しの向きが山筋と揃うこのシーズンだけは、雪渓が桃色の夕日に染められます。

春分を越えてぐっと遅くなった、まだ浅い春の夕暮れに。

春を待つ空の色(2018.3.6~10)

厳冬の季節から徐々に離れていく3月。

連日激しく移り変わる天候が、春の訪れが近い事を知らせてくれます。

激しい雨の降った翌朝。

雲海が伸びる南アルプスの空は雨に洗われ、鮮やかな青空が広がります。

既に畔には火が入り、春を迎える準備が着々と進んでいます。

厳冬期の深い青が、徐々に褪せていく頃(2018.3.6)

夜半にさっと降った雪が積もった週末。

暖かな3月の雪は、日差しを浴びるとあっという間に溶けてしまいます。

午後になって雪雲が晴れた鳳凰三山。

強い風に煽られて甲斐駒から離れていく雪雲。

山頂にはまだたっぷりと雪渓を湛えています。

刻一刻と姿を変えていく雲を眺めながら。

雪雲が去って綺麗に晴れ渡った夕暮れの空。

真冬の夕暮れは日没と共に足早に暗くなっていきますが、春の空はじっくりと色を変えながら暮れていきます。

遠くに望む山々には雲海が広がっています。

塩嶺越しに雲海が望める場所へ移動します。

ゆるゆるとオレンジ色に染まる夕暮れの空。真冬の夕暮れとは違った穏やかな日没です。

振り返って望む、色が褪せていく八ヶ岳の空。

朝に降った雪がすっかり融け、日が落ちでコバルト色に染まる空の下に広がる八ヶ岳の雪渓も大分痩せてきました。

そして、夜の帳が降りる頃。

春の訪れを待つ標高1000mを越える八ヶ岳の山麓はまだ寒く、日没を過ぎると氷点下近くへと急激に冷え込んできます。

少しずつ春の足音が感じられる空の色を追いながら。

 

台風一過、初冠雪、そしてまた台風(2017.10.23~28)

超大型の台風が通過した今週の始め。山に囲まれたこの地では、強い雨が降った以外は大した影響もなく、台風が過ぎ去った後には青空が望めました。

台風の残していった強い風が吹く朝。

空へと巻き上げながら、大きな弧を描く雲が山並を渡ります。水に浸かった圃場が激しい雨が降り続いたことを教えてくれます(2017/10/23)。

そして、冷たい雨が降り続いた翌日の朝。周囲の山々は雪化粧を纏いました。

少し早い冬の到来を告げる、甲斐駒の初冠雪。

振り向くと、八ヶ岳の頂上も白く冠雪しています。

朝靄の中、少し車を西に走らせると、諏訪の盆地は雲海の中。

一気に標高を上げて美濃戸口近くまで上がって来ると、漸く雲海を抜け出しました。

遥か遠く、南アルプスの山並みが諏訪の盆地に落ち込む更に向こう側に、白く冠雪した木曾の山々が望めます。

雲海の向こう、塩嶺越しに望む、北アルプスの山々。

こちらも真っ白に雪化粧をしています。これから半年余り続く、長い冬の間に眺めつづける景色を少し先取りです。

雲海を抜けると、冠雪した八ヶ岳の山々を望む事が出来ました。

北八ヶ岳の蓼科山と横岳。

紅葉する木々の向こうに望む、冠雪した天狗岳。

朝の眩しい日差しをいっぱいに受けて呼吸する、主峰、赤岳。

麓に降りてくると、雲海はすっかり晴れて、雪渓を戴き、落葉松色に染まる山裾を曳く八ヶ岳が望む事が出来ました(2017/10/26)。

そして、再び台風の襲来が予報される中、少し暖かい雨が降る週末。

山の上はすっかり次の季節に移り変わった事を実感させる、雪渓が育ち始めた、南アルプス、鳳凰三山。

小雨模様の中、雲間から望む甲斐駒も、深い雪渓を刻み始めています。

天候が悪いので山に入る事も叶わず。何時もの場所へ。今日も霧に包まれています。

小雨が降る中、深い彩に変わり始めた奥蓼科、御射鹿池。沢山の観光客の皆様がお越しになっています。

湖畔を次々に流れていく霧。

紅葉する木々を白く覆っていきます。

霧が通り過ぎると、鮮やかな深い彩の紅葉の森が水辺の向こうに広がります。

本降りの雨が湖面を叩くようになってきた午後、これから再び台風の到来を迎える八ヶ岳の山中は、静かに秋の深まりを濃くしていきます。

静かなGWの一コマを、田端森新田の鼎談桜(2017.4.28~5.4)

GWの八ヶ岳山麓。

有名な観光地やアウトレットモールには朝からひっきりなしに車が押し寄せていますが、メインルートをほんのちょっと外れると、普段とほとんど変わらない静かな時間が流れています。

普段ならGW前に満開を迎える諏訪郡富士見町信濃境、田端森新田の鼎談桜。今年はGWに開花が掛かることになりました。

GW直前の冷え込んだ朝。

すっきりと晴れた青空の下で、開花を待つ鼎談桜。

圃場に張られた水面に映る、甲斐駒と鳳凰三山の雪渓。

少し涼しくも、心地よい朝の空気に包まれます(4/28)。

開花を迎えた朝。水面に移る甲斐駒の雪渓も大分減ってきました。

咲き始めた鼎談桜。

2本(正確には3本?)の桜が並び立ちますが、左の桜の方が先に咲き始めます。

遠方からお見えになった方が、「もう散ってしまったのですか」と語りかけてこられたので、お見せした一枚。ここの桜は山桜の系統に属するようで、周囲の桜達より更に開花が遅くなります(但し、山桜らしく、開花と同時に葉も開き始めます)。

田圃の畔には、次の季節の到来を伝える菜の花が咲き始めています(5/2)。

雨は降らないまでもお天気が今一つのGW中盤。

日が昇り始めて、雲が切れかかったタイミングで、急いで自宅を飛び出します。

ほぼ満開となった鼎談桜が水面に映ります。

霞んだ5月の空をバックに花を開かせる、鼎談桜。

2枝に分かれた木の間から、南アルプスの山並みを望みます。

青空の向こうから射す日差しを受けて白と新緑の緑が交じり合う。既に葉桜になり始めた左側の鼎談桜。

雲を纏った甲斐駒をバックに。

こうして観てみると、確かに3本にも見えますね。

今週中にはあっという間に満開から散ってしまうであろう、鼎談桜(地元の写真家の方が名付け親です)。この時期だけ山里に広がる水面の畔で、名残の春を静かに謳歌しているようです。

撮影後には再び雲にすっぽりと覆われた八ヶ岳西麓。

緑に染まり始めた畔の向こうに広がる、今年の農作業シーズンを待つ畑には徐々に鍬の入る音が響き始めます。

 

 

暖かい初冬の午後(2016.12.4)

12月に入って周囲はすっかり冬の装い。

紅葉も終わり、本格的な八ヶ岳ブルーに至るにはまだちょっと暖かい休日の午後は、本来はカメラはお休みなのですが、山裾を廻る農道を進むと、いつもと違った景色が見えてきます。

p1090210明野から望む、霞みの向こうに浮かぶ、南アルプスの山々。

午後の陽射しに暖められた山の吐息が、谷筋を埋め尽くしています。

p1090215北に延びる稜線一杯に霞が伸びていきます。

p1090216山の上には気持ち良さそうな眩しい日差し。

p1090224霞みに浮かぶ鳳凰三山の向こう側からは、雲が迫ってきています。

p1090219薄い青空の下、八ヶ岳の上空に雲が尾を曳いていきます。

p1090221青空にうっすらと押し出されていく雲。空の高さは冬ならでは。

p1090226霞みの向こうに広がる八ヶ岳の裾野。

先月末に降った雪は、流石に11月では早すぎたようで、大分融けてしまいました。p1090235そうこうしているうちに、空は西から押し出されてきた雲にあっという間に覆われてしまいました。

p1090237日差しが雲に遮られて、雪渓が浮かび上がってきた鳳凰三山。

夜になって、外は暖かい雨が降っています。

秋晴れの朝、蕎麦畑にて(2015.9.11)

激しい雨が降り続いた今週。

水田では刈り入れ前の稲が一部倒伏した個所もあったようですが、それほど影響は出ず、漸く迎えた眩しい朝日。

少し寄り道して、シーズンも終わりに近づいた蕎麦畑に向かってみます。

秋晴れの空と八ヶ岳を望む蕎麦畑1視界いっぱいに広がる蕎麦畑、遠くに八ヶ岳を望みます。

秋晴れの空と八ヶ岳を望む蕎麦畑3八ヶ岳をアップで。

秋晴れの空と八ヶ岳を望む蕎麦畑2蕎麦の花もかなり高さが高くなってきました。そろそろ花のシーズンも終わりです。

秋晴れの空と鳳凰三山を望む蕎麦畑2遠くに南アルプスの鳳凰三山を望んで。

残念ながら甲斐駒は雲の中。

秋晴れの空と鳳凰三山を望む蕎麦畑1思い思いに立ち上がった蕎麦の花を重ねて。

朝の日差しが眩しいです。

秋晴れの空と八ヶ岳を望む蕎麦畑4八ヶ岳をバックに蕎麦の花を。

秋晴れの空と八ヶ岳を望む蕎麦畑5すくっと立ち上がる蕎麦の花。

晴れ渡る秋晴れの下。こんな景色を眺められることへの実感を噛み締めて。