盛夏から風吹く晩夏へ(2019.8.13~18)

暑い日が続いた今年のお盆休み。今日が最終日の方が多いでしょうか。

酷暑から台風そして再びの暑さ。でも標高の高いこの八ヶ岳山麓はもう次の季節の足音が聞こえ始めています。

そんな日々のカットから。

八ヶ岳と美ヶ原を望む山裾に拓かれた溜池。

空の青が水面に映り込んでいきます(2019.8.13)

台風へと流れ込む風が次々と運んでくる雲たち、蓼科山の上空で渦巻く夕暮れ。

時折青空が覗く中、山裾は激しい雨が断続的に降り続きましたが、同じ諏訪地域でも盆地の底になる諏訪湖の花火大会会場は殆ど雨が降らなかったそうです(2019.8.15)

台風が過ぎ去った翌日の午後。

まだ風が残る圃場から望む、雲巻く八ヶ岳の上空。

風が止んだ夕暮れ。

台風が残していった湿った雲が柔らかな薄桃色に染まります(2019.8.16)

雲が晴れて再び厳しい暑さとなった週末。

山並の向こうに沈む、光芒を曳く夕日が雲を焦がします。

雲がゆっくりと切れて、どっぷりと日が暮れた後。

暗くなると急に急に気温が下がり始め、足元の畔端からは虫の音が響いてきます(2019.8.17)

再び雲が多めとなった日曜日の午後。

八ヶ岳の山裾は沸き立つ雲にびっしりと覆われます。西の端、蓼科山方向。

沸き立つ雲の更に上まで上昇気流が昇っていきます。

東から吹き込む風で沸き立つ雲。

南八ヶ岳は真っ白な雲に覆われていました。

西の空に広がる雲から零れる日射しが、夏の湿った空気を照らし出す午後。

すっかり高くなった青空に向かって、光と雲が重なり合って伸びていきます。

雲間から広がる光芒が射す中で。

足元に広がる圃場。風に揺れる稲穂。

結実が進み、重たくなった頭を垂れる稲穂が広がり始めると、季節はもう晩夏。

雲を沸き立たせた、ひんやりとした東風が吹く中、少し寂しい夏の終わりを感じさせる夕暮れです。

 

 

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嬬恋村のキャベツ畑にて(2019.8.13)

このページは全くの個人的に好きで撮っているカットのみですのであしからず。

嬬恋村のキャベツ畑2019_1浅間山をバックに。

嬬恋村のキャベツ畑2019_2

もう一枚、浅間山をバックに。

嬬恋村のキャベツ畑2019_3

時折、雲の切れ間が覗く昼下がり。嬬恋村、千俣。

嬬恋村のキャベツ畑2019_4草津白根山を望むキャベツ畑を何枚か。

嬬恋村のキャベツ畑2019_5雲がどんどんと流れていきます。

嬬恋村のキャベツ畑2019_6一面にキャベツが広がる、嬬恋村を象徴する姿。

嬬恋村のキャベツ畑2019_7緑に染まる夏の一コマ。

GWの午後。静かな林の中で落葉松の花を探して(2019.5.3)

GWの午後。静かな林の中で落葉松の花を探して(2019.5.3)

例年よりずっと長い連休の皆様が沢山いらっしゃる今年のGW。

普段は人も少なく静かな八ヶ岳南麓のこの場所ですが、この時ばかりは都会が引っ越してきたかのようにコンビニやスーパーの駐車場にまで渋滞が起きる程の大混雑(夕方になるとチルド食材の棚がすっからかんになるという驚きの事態も)。こんな時は家で静かに過ごすに限るのですが、ちょっと探してみたいテーマを追いかけて、山懐へ。

午後になって雲が出てきた南アルプスの上空。

再び緑が戻ってきた牧場の周囲には落葉松林が広がります。

可愛らしい落葉松の新芽。林の中を鮮やかな黄緑色が染め上げます。

ひと冬を越して枝に残り続ける落葉松の松ぼっくり。

今日は、このシーズンしか観る事が出来ない松ぼっくりの親となる、落葉松の花を探しに落葉松林の中を巡ります。

落葉松の花、殆どの方は観た事が無いかと思いますし、私もこれだけ落葉松を撮影していて殆ど見る事が無い存在。なので、まずは何処にあるのか探し始める事暫し…松ぼっくりが落ちている木の枝をよーく見ていくと、新芽が連なる枝の途中に芽が出ていない突起がちらほらと。どうやら開く前の花芽のようです。

一旦コツが分れば後は丹念に探し続けるだけ。自然観察の楽しさを味わいながら更に探し続けると…見つけました。鉛筆よりも細い、まだ開く前の小さな小さな落葉松の花芽。下を向いているのでこれは雌花ですね。

ちょっと嬉しくなって更に探し続けると、連なって花を付ける落葉松の雌花も。5月の日射しをいっぱいに捉えようと空を向く新芽と背中合わせとなって、一緒に枝の先で揺れています。

こうなると落葉松の雄花も観たい!となる訳で、更に松ぼっくりが落ちている木の周りをウロウロする事、数十分。新芽の奥にちらっと見える小さな花が。

漸く見つけました。落葉松の雄花です。

午後の日射しの中で空を向いて花開く、落葉松の雄花。

トリミングで。

落葉松の新芽をご覧になった事がある方ならお分かりかと思いますが、落葉松の花は本当に小さく、僅かに小豆程度の大きさ。黄緑色に染まる落葉松の枝の中から探し出すのはちょっと大変ですが、青空へ向けて赤紫色の花弁を開く、落葉松の開花する姿を捉える事が出来ました。

本当は大きな落葉松の木の枝を探せばすぐに見つかるのかもしれませんが、ご承知のように落葉松は成長と共に樹冠へと枝が上って行ってしまうので(特に人工林の場合)、貧弱な私の機材ではその姿を追う事が出来ず。枝が地上近くまで降りてくる斜面に立つ落葉松の木を探すと、立派な松ぼっくりを連ねた木が。

他の枝を探すと、たわわに付いた落葉松の雌花。

これなら雄花もと、頭を持ち上がると…ありました、赤紫色に熟した立派な落葉松の雄花。立派と書きましたがこれでも一円玉の半分程度の大きさと、高さ20mを軽々と超える落葉松の木のスケールから見れば極小サイズ。

5月の青空の下、牧場に添って植えられた落葉松の人工林。

時折、ハイキングに訪れた方が通る程度の静かな林の中で、新緑を彩る緑に囲まれながらひっそりと花を咲かせる落葉松たち。

林道沿いに植えられた落葉松の軽やかな新緑に包まれる午後。

落葉松林から望む空は徐々に雲が増えてきました。

落葉松林を抜けて麓に降りると、八ヶ岳の上空はたなびく雲に覆われてきました。

八ヶ岳から入笠山方向へと尾を曳いて延びていく雲たち。

日が西に傾き始めると、山から吹き降ろす風が強くなってきました。

山の天気は変わりやすいので、急いで所用を済ませて洗濯物を取り込んだ後。空を見上げると、八ヶ岳の上空は華やかな薄紅色に染まっていました。

夕日に染められる雲と甲斐駒。上空の強い風を思わせる幾筋もの雲が伸びています。

茜色に染まる雲と、どっぷりと沈んだ夕日の向こうに伸びていく飛行機雲。

八ヶ岳山麓の界隈は、一大観光地として色々な施設や観光スポット、有名な撮影場所もたくさんありますが、ほんのちょっと歩みを止めて、木々や空に目を向けると、いつもとは違った素敵な景色に出逢えるかもしれません。

沸き立つ雲の中、蓼科・大河原峠の秋(2018.10.7)

立て続けの台風の接近で、大荒れの天候が予想されたこの週末。

幸い、八ヶ岳周辺は進路から大きく外れたため、連休二日目となった日曜日は朝から陽射しに恵まれました。

陽射しには恵まれましたが、まるでカレンダーが巻き戻されてしまったかのような暑さとなりました。

それでも季節は秋、色が落ち始めた野辺山の牧草地の先に聳える八ヶ岳の山腹も紅葉が進んできています。

雲が多めながら、眩しいくらいの日差しが降り注ぐ野辺山の高原野菜畑。

今シーズン最後の植え付けとなる苗が連なる圃場の上空には、エナメルの青空が広がります。

秋空を泳ぐ雲たち。

台風の余波で強い風が吹く八ヶ岳周辺。

山裾を東側に廻り込むと、山の上からガスが降りてきました。

蓼科山の懐、大河原峠に上る蓼科スカイラインの脇で建設が進む、次世代の深宇宙探査を担う新しい宇宙通信アンテナ(この度、正式に「美笹深宇宙探査用地上局」と命名されました)。来年の完成に向けて、遂にパラボラアンテナ主鏡の取り付け作業が始まりました。はやぶさ2と仲間たちを地球から強力にサポートする直径64mの口径を誇る「うすだくん」こと、一つ谷向こうに位置する臼田深宇宙探査用地上局から役割を引き継ぐことになる新しいパラボラアンテナ。臼田や野辺山の64mを見慣れた目には10m小さくなった主鏡はフレーム構造に対して随分小振りに感じますが、その間のテクノロジーの進化はハンデをきっとカバーできるはず。最初の運用は厳冬期の2019年12月、はやぶさ2を無事地球まで連れて帰るための運用から試験投入される予定です。

更に蓼科スカイラインを登って、春日渓谷が望める場所へ。

周囲の木々は既に黄葉を迎えています。

山から下って来たガスが掛かる春日渓谷の黄葉。

雲が切れると、鮮やかな色合いを見せてくれます。

標高1800m強のこの場所。モミジも真っ赤に紅葉しています。

雲の切れ間から光が差し込む春日渓谷。

雲間に沈む紅葉の渓谷。雲に追い立てられるように再び移動します。

標高2093m。大河原峠まで登ってきました。

真っ白な雲に覆われる中、黄葉する木々が顔を覗かせています。

上空を雲に覆われた蓼科山の山頂。

全山を黄金色に染め上げる落葉松の黄葉は、まだ始まったばかりです。

暫く留まっていると、山裾を覆う雲が晴れてきました。

眩しい陽射しが戻り始めた蓼科山の山中。

山の天気は刻一刻と変わっていきます。

沸き立つ谷筋の雲が消えて、大河原峠、蓼科山の山頂がクリアに望めるようになりました。

峠を越えて茅野側に戻って来ると、降り注ぐ眩しい陽射し。

山裾の緑と、枯れた色を見せる山頂部のコントラストが付き始めた八ヶ岳の山並みに取り巻く雲たち。

晩夏のような暑さとなった日差し溢れる秋の日曜日。

圃場では刈り入れを待つ稲穂たちが鮮やかな黄金色に輝きます。

静かな秋の朝、御射鹿池(2018.10.4)

荒れた天気が繰り返し週末の天候になかなか恵まれない、今年の秋。

それでも山から秋は下ってきています。

夜明け前にふと目が覚めた10月初めの朝。眠気を少し払いながら何時もの場所に訪れてみます。

日の出の少し前に到着した、奥蓼科、御射鹿池。

薄暗い湖面に、色付き始めた木々がうっすらと映ります。

湖面にも木々にも光が差し込む前。フラットな湖面に沈む紅葉が始まった湖畔の木々。

明けて来る空に色を取り戻し始めた湖畔の木々達。

白樺の葉はすっかり黄色く色付き、ツタウルシの紅葉は既にピークを迎えています。

少しずつ明るくなる湖畔。木々が浮かび上がりはじめます。

穏やかな朝の湖畔。風はなくとも水面は緩やかに流れていきます。

空が明るくなり、湖畔が夜明けの色から朝の色に移り変わる頃。

今朝は曇り空。

落葉松の黄葉はまだまだですが、山の上の方でも紅葉が始まっています。

明るくなってきた空を眺めつつ、帰路に就きます。

八ヶ岳山麓の紅葉シーズンはまだ初旬、平日の夜明け前と言う事もあり、日が昇るまで湖畔は誰もおらず、光と水面の移り変わりに合わせて独りシャッターを切り続ける早朝。久しく忘れていた、この静かな場所に浸り込む感触を暫し思い出しながら。

Panasonic Lumix DMC-GM5 / Lumix G 42.5mm f1.7(最後の1枚だけ LEICA DG Summilux 15mm f1.7)

全てJPEG撮って出しです。

 

再び猛暑の晩夏(2018.8.23~26)

再び猛暑の晩夏(2018.8.23~26)

台風が再びやって来た先週。

一度は秋の涼しさとなった八ヶ岳南麓ですが、台風が過ぎ去った後は猛暑が戻って来たようです。

台風の接近で、雲が山並みに集まりつつある朝。

台風の接近を感じさせる風に揺れる、例年より早く色付き始めた稲穂の群れ(2018.8.23)。

台風が過ぎ去った後、再び暑くなり始めた高原。

漸く30℃を切り始めた夕暮れの圃場。西日を浴びる満開の蕎麦畑。

圃場には暑い風が吹き続けますが、高い空はもう晩夏から秋へと向かっている事を教えてくれます。

西の空に沈んでいく夕日。

透明な空に秋の雲が広がります。

 

爽やかな晩夏の空の下、緑広がる高原野菜畑にて(川上村、南牧村)2018.8.18

爽やかな晩夏の空の下、緑広がる高原野菜畑にて(川上村、南牧村)2018.8.18

急に涼しくなった今週末。

金曜日の朝に続いて10℃近くまで気温が下がった土曜日の朝。

清々しい風に誘われて、高原へ足を延ばします。

昼下がりの野辺山。牧草を撫でる様に風が吹き抜けていきます。

昨日より少し雲が多めとなった八ヶ岳東麓。空には筋雲が伸びていきます。

野辺山、そして川上村に広がる畑では、瑞々しい高原野菜たちが心地よい風と眩しい晩夏の陽射しを受けてぐんぐんと成長しています(南佐久郡南牧村野辺山)。

お昼を過ぎても気温20℃と、週前半の連日30℃を超える気温から10℃以上下がってぐっと晩夏の心地となった中、高く伸びる雲と瑞々しい緑を追って圃場を巡ります。

風は涼しくとも眩しい太陽の日射しが燦々と降り注ぐ昼下がり(南佐久郡川上村信州峠)。

心地よい風と空、眩しい日射しと土の匂いに包まれる週末です。