Windowsphone8.1ユーザーから見たWindows10 mobileは(Insider preview on Lumia1020)

Windowsphone8.1ユーザーから見たWindows10 mobileは(Insider preview on Lumia1020)

漸く国内モデルの発売も開始されたWindows10 mobile端末。

未だレアなモデルなため情報も少ないですし、それ以上に国内正式リリースがWindows10 mobile登場の直前となってしまったWindowsphone8.1との違いについて述べているサイトは更に少ない状況のようです。

既に旧モデルとなって久しい、私のLumia1020。一応アップデートモデルの一覧には掲載されているようですが、実際のリリースは来年に入ってから。そこまで待てばよいのですが、メイン端末がBlackBerry Passportになったおかげでデジカメ化しているLumia1020を遊ばせておくのも気の毒ですので、Insider previewで一気にWindows10 mobileの雰囲気を先取りしてみたいと思います。

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ご注意and警告:あくまでもInsider previewですので、インストールにあたって生じた障害について、一切の補償、弁済は受けられません(文鎮化も有り得ます、私の場合も実際に数回固まった)。また、端末保障も受けられなくなる可能性が極めて高いですから、全て自己責任で行ってくださいね。

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インストールには数時間を要しますし、いきなり多数のアプリケーションのアップデートが出て来ますが、何時もの事ですので、慌てず騒がず、一つずつこなしていきましょう。

再起動後、まず初めに気が付くのは、ロックスクリーンのテンキー表示がフローティングになった事でしょうか。何となく新しいバージョンになった感じをひしひしと感じながら、メイン画面に移ってみましょう。

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既にデザインを弄った後の画面ですが、これまではタイルの中に切り抜かれる形で置く事が出来た背景画像が、メインスクリーンの背景、そしてメニュースクリーンの背景一杯に置けるようになりました。これでタイルの透過機能と併せて、お好みの画像を背景に映し込む事が可能になったのですが…、かなりのアプリケーションが未だ対応していない事もあり(画面例でお見せしますように、AccuWatherは未対応)、ちょっとばらばら感も拭えません。

また、前回のアップデートから着々と改善が進められている通知画面ですが、こんな形で多くの機能がプルダウンから操作できるようになりました(2段アクションで1行表示と全表示の切り替え)。1行表示の際のアイコン選択は以前のように通知とアクションのメニューから変更できます。

フォントは全面的に見直されたため、最初に観るとぎょっとしてしまうかもしれませんが、これは慣れという事で。もの凄く毛嫌いされる方もいる中華フォント(私、好きなのです)も、フォントテーブルが見直された影響でしょうか、ほぼすべてのアプリケーションで表示されることは無くなりました。

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windowsボタンがある機種では、長押しすることで、こんな具合で左指操作モードという、画面上半分を無効にするモードに切り替わります(文字入力画面に移行すると自動的に全画面に戻ります)。

ちょっと嬉しい点は、貧弱の極みだったミュージックがGrooveミュージックとして大幅に機能アップ、ストア連携はもちろん、正式対応ではありませんが(ファイルをcopyしようとすると、検索できない場合がありますと警告される)FLACの音楽ファイルも再生できるようになりました!(あ、AACもです…)。端末側のmicro-SD対応と併せて(Lumia1020はダメですが)、これで心置きなく大容量のメディアファイルを送り込んで楽しむ事が出来ます。国内だとどうしてもビジネス用としてWindows10 mobileを推しているようですが、豊富なX-Boxのゲームタイトルと併せて、安価なゲーム機として売り込めばよいのにと、常々思ってしまいます(注記:シャッフル再生すると曲が終了する前にフェードアウトしてしまう時がありましたが、アップデートで改善したようです)。

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Lumia1020を使うにあたって最も気になるのが、カメラの機能ですが、Lumia Camera自体には変更はありません。但し…。

こちらがアルバムの画面ですが、既に各所で報告されていますように、更新された画像の表示が極めて遅いというやっかいな問題もありますが、それでも使えない訳ではありません。Lumiaユーザーにとっての最大の問題は…撮影時の画像と画像処理前の元画像(Lumiaでは41Mpixelという超高解像度の元データから5MpixelのSNS用画像を自動的に作り出す機能があります。デジタルズーム等も同じ処理で画像が造られます)が一緒に表示されてしまう点。等倍だとどちらがSNS用だか分らなくなってしまい非常に困ります(正解は常に2枚目に表示される方がSNS用)。あと、後述する縮小表示機能を使うと、画像の表示座標とタップの座業がずれてしまい、正しく画像をタップできないという、insider previewらしい、致命的なバグがあります。

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Lumia Camera自体に変更はありませんが、標準機能の画像処理は若干の変更があります。

画像編集がクロップ、回転、自動補正というメニューに置き換えられて、それぞれの操作ボタンが用意されていますが、自動補正を用いた際に、画面輝度だけではなく勝手に水平補正が行われるというちょっと過剰な機能となってしまいました(山の裾野の引きが勝手に補正されてしまう)。

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クロップの機能も変更されて、元の画像自体も画面内で移動できるようになったのは良いのですが、クロップのマトリックス自体も動かすことができるので、どちらかを軸にトリミングを調整するのがかなりやっかいになってしまいました。カメラ機能を標準でも大幅に強化したいというMSの意向が強く感じられる変更ですが、それ以前に基本機能(画像の閲覧)をまずは元の水準まで改善しなければ、余りの動作の遅さにそっぽ向かれそうですね。

なお、最近のMicrosoftが猛烈にプッシュしているCortanaとMicrosoft Edgeですが、これらはWindows10 mobile特有の機能ではないので説明は省略で。

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まずは、こういうのを気にされる方が多いようですので、お約束通り、バージョン情報を上げておきます。

Insider buildとはいえ、もちろんOSのバージョンは10.0に切り替わっています。

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Lumia機能情報も、DenimからWindows10に模様替えとなりました。ご覧頂きますように、一部の表記やメニューは依然として英語版のままです。

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それでは、各機能を観ていきたいと思います。一番変わったのが、これまでのUIのルールを破って、アイコンが付させた設定画面でしょうか。決してアイコンの直観性が高い訳ではありませんが、文字がずらずらと並ぶ、従来の設定メニューに比べると、多少は判りやすくなったかと思います。

これは、8.1の最後のアップデートで一部の端末ではサポートされたマウス操作に対応させる(マウスカーソルでアイコンをクリックするという作法は絶対的)意図があるかと思われます。そのため、画面一番上の行にメニュー名称とアイコンが表示されるようになりました(押すと、一段上のメニューに戻れる)。

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また、こんな具合でExtrasの部分は英語のままです(日本語の部分は8.1のメニューをそのまま横流し)。また、一部のファンクションは機能しません。

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スタート画面の調整メニューです。先ほどご紹介したように、背景全面に画像を張る事が出来るようになりました。アクセントカラーもかなり増えて、Windows8スタートから着々と機能と操作性を高めてきたメトロUIは、ますます充実しているようです。

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そして、これだけ高解像度モデルが増えてきた中、待望であった表示サイズを縮小する機能が追加されました。効果のほどは設定メニューのアイコンサイズと表示されている列数でご確認いただければと思います。

アプリケーション側には反映されない場合が多いようですが、MS謹製のアプリケーションやOutlookなどの通知画面、メール確認には適用されますので、これで高解像度モデルの優位性を存分に発揮できますし、解像度の低いモデルでも、無理をすれば表示エリアを上位機種に近い形で画面に押し込める効果が得られるはずです。

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次に、ポイントとなるのは電話機能と通話アプリの連携。ビデオ通話という名称でSkype等のアプリケーションと連携が標準で取れるようになりました。通信系の部分にはこれ以外にも強化ポイントがあるのですが…事情により省略という事で。

クラウド対応の強化もまたポイントの一つ。アプリケーション毎にストレージの保存先がデバイス以外にも選択できるようになりました(私の端末では未対応でした)。

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デバイスの暗号化にも対応した点は重要な改善。ワンタッチで設定可能です。この機能と、電話を探す機能に位置検索をOFFにしている場合でも位置情報を定期的にバックアップするという機能が追加されたため、かなりの確率で安全に端末を運用、回収できるようになった筈です。

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同じようにプライバシー保護の強化も大きなポイント。アプリケーション毎にプライバシーにかかわる機能を制約するのではなく、機能側からアプリケーションを締め出す事が出来るのがWindowsphoneの大きな美点。Windows10 mobileにも引き継がれたこの機能を使う事で、アクセス不要と思われるアプリケーションが該当する機能を使っているようであれば積極的にoffにすることで、無駄な通信の削減やバッテリーの持ちにも好影響を与えそうです。

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激弱のマップ機能。漸くゼンリンとの提携で国内マップも相応のクオリティで表示されるようになりましたが、更に機能強化としてこちらも漸くなのですが、オフラインマップ機能が追加されました。標準のマップはナビ機能としては貧弱すぎるので使えませんが、とりあえず機能強化が続けられている証拠として。

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物凄く力を入れているのが判るのが、やはり音声認識、合成の部分。

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ナレーターと併せて、これだけ豊富なファンクションを用意してきている点からも、力の入れ方が判ります。

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どうでもいいのですが、力が入っているのが字幕の機能。サイズから背景から事細かく調整できるようになっています。現時点でも宙ぶらりん状態が続くストアへの変な力の入れ具合が、こんな形でOS側にまではみ出してきているようです。

最後にWindowsPhone8.1で最後に追加され、Windows10 mobileから正式サポートとなった周辺デバイス。

マウスと、キーボードです。

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デバイスのメニューには既にマウスの選択が用意されています。こちらは主にボタンクリックの優先を左右どちらに振り分けるかだけで、それほど意味がある訳ではありません。そして、BTにも音声認識を前面に推す機能拡張が…。

既にキーボードを認識している状態ですと、画面一番上のステータスアイコンの部分にIMEの動作状態を示すインジケーターが表示されるようになります。

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まずは、キーボードに日本語を追加しておきましょう。この際、「その他のキーボード設定」から「言語切り替えキーを表示する」にチェックを入れておくと、言語切り替えがワンタッチで行えます(教えて下さった香港在住のLumiaファンMasaさん、感謝です!)

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キーボードのレイアウトは、一見変化がありませんが、左下に青い丸が追加されています。これがカーソルキーの役割を果たすポインターで、ポインターをドラッグした状態で指を上下左右に動かすと、その方向にマウスカーソルが動くようになっています。

TBキーボードとマウスを併用するWindows10 mobile on Lumia1020

こんな具合で、マウスとキーボードを繋いで、Wordの文章などをサクサクと編集する事が出来るようになりました。

画面サイズが絶対的に小さいですし、マウスカーソルの動きを充分にこなせるだけのハードウェアパワーが無ければ、スクロールはカクカク、ポインターはよろよろとあちこちに飛び回ってしまうので、実用性は低いのですが、キーボードから入力は快適そのもの(悪評の高いMS-IMEの流れを汲むかな漢字変換ですが、海外端末でツラいかな漢字変換の数々を使いこなしてきた身にとっては、予測変換の効率性と併せて、まるで天国のよう)。携帯端末で初めて外付けキーボードが有用に感じたこの組み合わせにピッタリな、MS御謹製のキーボードと端末用のスタンドが欲しくなってしまいました。

着実な進化を続けるWindows PhoneからWindows10 mobileへの道筋。これまで散々回り道をしてきたMSのモバイルOS戦略が、漸く地に足の着いた歩みを見せ始めた事をひしひしと感じながら(何処かに書いておきましたが、CASIOPEAとiPAQからのお付き合いですから…古っ!)、更なるブラッシュアップを期待しつつ、正式版の発表を首を長くして待ちたいと思います。

 

WindowsPhone8.1 on Lumia1020(Lumia Cyanがやって来た)

WindowsPhone8.1 on Lumia1020(Lumia Cyanがやって来た)

Lumia1020とWindowsphone8.1

WindowsPhoneのメジャーアップデートになる8.1。

既に春には搭載モデルの発売が開始されていましたが、既存モデルへの適用開始はQ2からとちょっと遅れ気味に。でも、漸く手持ちのLumia1020(オーストラリア版)にもアップデートが降りてまいりました!

WP8.1アップデート事前1WP8.1アップデート事前2

WindowsPhone8.1にアップする前にまずはマイナーアップデートの要求が出てきますので、素直に従いましょう。

WP8.1アップデート1WP8.1アップデート2WP8.1アップデート3

マイナーアップデートが終了すると、今度はWindowsPhome8.1へのメジャーアップデートが始まります。

ここで要注意!

「更新プログラムをインストールできます」の表示に対して「インストール」を押した後に、次のサービス規約が出てくるまで、一旦、元のメニュー画面に戻った後で5分ほど(Lumia1020の場合)かかります。焦らず、ゆっくり待ちましょう(私のように何度も再起動を繰り返さないように…)。

WP8.1アップデート終了1WP8.1アップデート終了2

無事にアップデートが終了すると、今回追加された新しい機能、Wifiセンサー利用の選択と、ストアアプリの自動更新許可、広告IDの使用許可を求めてくるメニューが表示されます。お好みで選択してくださいなのですが…まあしつこいかも。

WP8.1アップデート以前WP8.1アップデート終了2

無事にアップデートは完了しましたが、ビジュアル的にはホームスクリーンに小アイコンで6列横表示が出来るようになったのが最大の変更点でしょうか。フォルダーアイコンを併せて活用することで、ホームスクリーンからの操作性が大幅に改善しました(現状では横6列表示にすると、これまで横幅いっぱいで表示されていたアイコンは4列幅に留められてしまいます。互換性維持のためやむを得ないようですね)。

プルダウンメニュー1プルダウンメニュー2ボリュームコントロール

そして、今回のアップデートでのビジュアル面でのもうひとつの大きな変化が、ホームスクリーンに用意されたプルダウンメニュー。

通知領域からスワイプ(これがちょっとやりにくい)すると現れる、設定変更用及び、通知メニューが2段階で表示されます。

設定変更メニューには4種類のアイコン(主に通信関係)を置く事が出来ます。通知メニューの方は、メール、SMS及び連携アプリからの通知が入った場合、通知領域に新たに用意された通知アイコンが表示され、スワイプで通知内容がリスト表示されるようになります。

また、バッテリーの残容量(%表示)と、日付も確認できるようになりました。

(小さな変更ですが、ネットワーク接続状態のアイコンが常時表示されるようになり、Blackberry同様にUplink/Downlinkの矢印表示が出るようになりました。プルダウンメニュー操作後にはキャリア名称も出るようになり、より携帯電話らしいUIに進化…いや退化したようです)

これで、待ち受け主体の利用方法の場合、ホームスクリーン上に通信関係のアイコンを置かなくても済むようになります。

また、ボリュームコントロールのプルダウンには新たに着信音のボリュームとオーディオのボリュームを分離して操作できるようになりました。

ショートカット変更WindowsPhone8.1の新機能

そして、今回一番面食らったのがこちら、スクリーンショットのショートカットキー変更です。

ハードウェアボタンを廃したモデルへの対応なのですが、「ボリュームUpボタン+電源ボタン」は、やはり使いにくいところです。その他の変更は、こちらの変更ガイドを一読しましょう(SMSでリンク先が飛ばされてきます)。

ハードウェア情報旧ハードウェア情報新

では、お約束のハードウェア情報の比較を。IMSの項目が増えています。

Lumia Black情報1Lumia Black情報2

Lumia Cyan情報1Lumia Cyan情報2

Lumia Cyanの情報を。Lumiaとしては、アクセサリエージェントが無くなった以外、あまりバージョンが変わっていないことが判りますでしょうか。

では、最後にWindowsPhone8.1の設定メニューの一覧を。緑色の枠で囲ったメニューが新規、もしくは機能に大幅な変更があったメニューです。

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  •  スタート+テーマ : 今回最大の変更。スタートメニューの変更メニューです
  • 通知+アクション:こちらも大きな変更となった、通知領域の設定メニューです
  • 携帯ネットワーク+SIM : これまで分離していたSIM管理メニューと携帯ネットワークの管理メニューが統合されています。Dual SIMへの本格的な対応の結果ですね
  • NFC : こちらも待望久しいNFCのメニューが用意されました。一応支払いにも使えそうなのですが…
  • バッテリーセーバー : バッテリー残量低下時にバックグラウンド動作を許可する、アプリケーション毎の設定が用意されました
  • 画面出力 : こちらは新機能。テレビや外部モニターに画面出力が出来るようになったようなのですが、Lumia1020は対応外です

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  • 広告ID : ONにするつもりないので…

Windowsphome8.1設定7

  • デバイスハブ : 接続されたデバイスのコントロールソフトを取り込む機能みたいなのですが、対応する機器を持っていないので、ちょっと判りません(WifiやBTのデバイスが表示されるようです)

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今回最大の変更点、スタート+テーマの設定と、通知+アクションの設定メニュー画面を。

通知領域に表示できるアプリは選択できるのですが、選択肢が限られており、制限があるようですね。

サムネイル表示

最後にちょっと嬉しい改善も。画像サムネイル表示が日付別に。

こういうちょっとした配慮を含めて、表示、操作系が更に進化したWindowsPhone8.1ですが、残念ながら未だに国内での搭載モデル販売予定がないようで、ちょっと残念な気もします。

Windowsphone用の新しいtwitterクライアントはメッセージ管理体系に整合させるUIの統一化かも

Windowsphone用の新しいtwitterクライアントはメッセージ管理体系に整合させるUIの統一化かも

爆発的な成長スキームにあったスマートフォンも遂に曲がり角。中国を中心とした低価格帯スマホへの市場移行によって。appleの急減速、三星の大幅減益と高価格、高収益を誇った先端モデルの成長に陰りが見え始めています。

もちろん、高価格帯スマホにかなり重心を置いていたwindowsphonはかなりの打撃を受けるわけで、春から開始された低価格帯端末向けのライセンス無料開放も、上記のトレンドに何とか乗らんとする動きの一環だったと思います。

そんなスマートフォンの成長と軌を一にして成長を遂げてきたtwitterもユーザー数の伸び悩み、特にアクティブアカウントの増加に明確な停滞感が出ているようで、経営陣の交代などという話も出てきていますね。

これら無料SNSの収益モデルをよく知るわけではありませんが、ユーザー数の増加による母集団数の増加を収益増の基盤にしている限り(一般的な資本主義経済構造に依拠していれば)、必ず訪れる、一時的な飽和点に到達したのでしょうか。

曲がり角を迎えた端末と、サービス。この二つを扱っている私としてはちょっと悲しい所なのですが、ここに来て忘れられていたかのように放置されていた、windowsphole向けの公式twitterクライアントのアップデートがやって来たのでした。

twitterクライアントアップデート概要既に他の端末用クライアントでは実装されている機能が漸く実装されるようです。

それでは、アップデート前後の比較を見てみましょう。

twiterクライアントバージョン3.1twitterクライアントバージョン3.2

まずはお約束のバージョンチェック。3.1から3.2へのアップデートになります。

twitterクライアント3.1設定画面twitterクライアント3.2設定画面

そして、設定画面にはタグ付きメッセージの公開エリアの選択表示が出るようになりました。

twitterクライアント3.2マルチ画像アップロード

そして、今回のアップデート最大の変更点でもある、画像のマルチアップデート機能。こんな具合で、以前のwindowsphoneのアップデートで加えられた、マルチタスクのタスク切り替え画面と同じデザインを採用しています。

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画面レイアウト的には画面高解像度化に合わせるように、返信、リツイート、お気に入りのボタンがメインスクリーンに乗るようになりました(3.1ではコメントを長押しすると、プルダウンメニューがフローティングで表示。機能自体は3.2でも残されています)。これによって有効表示エリアがかなり圧迫されてしまうようになりました。こうなると、無駄に広い画面上端に位置するメニューボタンのエリアがきになりますし、解像度の低い低価格帯スマートフォンの普及と相反する改良にはちょっと首を傾げてしまいます。この変更はどちらかというと、最大のユーザー数であろうweb版のクライアントデザインと統一したとみるべきでしょう。そして、右端にフォローボタンが追加された点にtwitterの苦悩が垣間見えます。

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そして、他のクライアントでは常識的に実装されていた(あの画面の極めて狭いBlackberry版でも実装していた)コメント欄への画像表示が漸く対応されました。しかしながら、直接表示される他社のサービスには当然のようにフィルターがかけられており、instagramとfacebookにはリンクしか表示されない点は相変わらずです。他にも、500pixやtumbler、flickrといった画像サービスを中心としているSNSへのリンクは直接画像が表示されず、ワンアクション入れることで表示される点は、これら競合サービスに対してかなり意識している事が判ります(最近、twitterの1枚当たりの画像アップロード容量が増加したり、アップロードした画質の低下が改善したのもこれらサービスへの対抗でしょうか)。

更に、コメントへの返信メニューを見ると、今回のアップデートの狙いが明確に見えてきます。

引用リツイート用のファンクションが削除されて、その代わりにリンクのツイートとメッセージと一緒に返信の機能が追加されました。

この変更が所謂非公式RTの排除を目的とした改良であることは間違いなく、既にweb版でも適用されている画像リンクを含む非公式RTがコメントをcopyするだけではできなくなった変更と同様の理由であることは容易に理解できます。

これらの変更はSNSの収益性の生命線でもある、ユーザーのコメント情報を吸い上げるバックボーンとしての解析システムの制約から生じているのでしょうか。軽量を旨としたtwitterシステムの根幹でもある、タグの利用と公式RT、お気に入りのカウントに依拠する集計/解析システムが、あらゆるネットの情報源やSNSへのポータルとして、柔軟かつ豊富なサービスを欲するユーザー層とのかい離を見せ始めたとも見受けられます。

ただ、このまま豊富な機能をtwitterに載せると、元がシンプルな構造と見えるのtwitterの基幹システムでは、周辺機能の重さでシステム本体が倒れるでしょうし、恐竜化したシステムの末路は決してバラ色ではないことは、あらゆる商用ユーザーサービスにおいて言える点です。

はたして、ユーザーの利用方法を絞り込むこことで、SNSとしての情報収集機能を向上し、彼らの「顧客満足度」を上げることが先決なのか、それともタダでこつこつと情報を上げることで彼らの収益を支えているユーザーに対して、更なる利便を供することで、アクティブユーザーの流出を防ぎ、ユーザー層の底辺を広げていく事が適切なのか(ここのターゲットリーチ深度の広さと浅さがtwitter最大の利点であり弱点と常に謂われ続けているようですが)、サービスの分かれ目を感じさせる今回のアップデートでした。

twitterクライアント for blackberryバージョンアップ画面ちなみに、普段使いのBlackberryにも公式クライアントのアップデートが来ているのですが、ただでさえも狭い画面(480×320)にこれ以上ファンクションボタンが増えると、コメント表示自体が…と、なりそうなので当面アップデートは見送りです。

 

着実に進化を続けるWindowsphone8(Lumia Black updateと新機能)

着実に進化を続けるWindowsphone8(Lumia Black updateと新機能)

先日バルセロナで行われたMWC2014で、かねてから噂がされていたMicrosoftからのWindowsphone8.1発表と共に、AndroidベースのNokia Xシリーズも発表されて、ちょっとモヤモヤ感の昨今ですが、現行版のWindowsphone8も、そしてカスタマイズドプラットフォームとしてのLumia Blackも着実にバージョンアップを続けています。

wp_ss_20140220_00012/20に集中アップデートが落ちてきた、我が家のLumia1020の更新の一部です。

OneDriveに関しては色々な所で話題となっていますのでここでは触れませんが、WEB版のOffice365が機能が絞られているとはいえ、microsoftアカウントユーザーでも使えるようになったのは大きな進歩ではないでしょうか(新社長が、クライアント/ハードウェア重視派ではなく、当初の噂通りクラウド推進派であることが、これではっきりしましたね)。

では、今回の機能向上はどの辺りにあったのかを簡単にご紹介です。

wp_ss_20140220_0003まずは、大変地味ながら着実な進化、Windowsphoneのハードウェアキーに対するタッチ時のバイブレーションのON/OFFが出来るようになりました。

IMG-20140301-01626そして、Lumiaシリーズのウリでもある、高感度のタッチパッドが更に感度向上。指にぐるぐる巻きにした布でスワイプするなんて言う、こんな悪戯にもあっけなく反応してくれるほどの高感度ぶりを発揮してくれます。余りに感度が良いので、普段は感度「標準」にしていますが(笑)。

次に機能アップが図られたのが、常に寂しさが指摘されるスリープ画面廻り。

wp_ss_20140301_0003スリープ中の画面(クイックビュー)に、新たに固定コメント、もしくはロック画面で表示されるテキストメッセージと同じ文字列表示が行えるようになりました。

IMG-20140301-01624例えば、ロック画面の設定でOutlookの詳細表示を選択しておけば、スリープ画面の最上段には、このように最新の着信メールヘッダーが表示されるようになります。

これで、いちいちロックボタンを押さなくても最新のメッセージを確認することが可能になりました(他人にメッセージを覗かれる事にもなりますので選択は慎重に)。

こちらの機能はロック画面の設定と連動しているので、Windowsphone8のスリープ画面はロック画面の省略版である(これまでは別々のものという認識)という位置づけが、より明確になったかと思います。

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そんな訳で、細々とした新機能が搭載された今回の集中アップデートですが(あ、あとApp Socialに大幅に手入れが入ったのもあるか)、更によく見ると、大きな変化の前触れが見て取れます。

Lumia Blackとして実装されているソフトウェア群のバージョンを見ると、Accessories Agentのバージョンが2.6.2.1から3.0.2.1へ、その他のツール類も着実にバージョンが上がっています。

Lumiaシリーズも今回のMWC2014で最後なのではないかと噂されているようですが、どっこい内部の皆様は頑張っていらっしゃるようで、ちょっと心強く思えてきますね。

さて、次は春に予定されている超大物であるWindpwsphone8.1へのバージョンアップですが、公開されている情報ではビジネス用途に特化した機能強化が中心で、コンシューマーユーザーにはちょっとがっかり。でも、WindowsストアアプリのWindowsRT/Windows8.1との統合強化や、APIの共有化という、アプリ開発者にとっては極めて重要な変更も盛り込まれています。このアップデートによって「windowsファミリー内でのシームレスなアプリケーションの共有」という、ストアアプリ本来の目的により一層近づいてくれると嬉しい所です。

個人的には、そんな事よりBluetoothキーボード対応はどうなった!なのですけどね…。

Lumia1020にもcamera RAWが(Windowsphone8 update3 and Lumia Black update)

Lumia1020にもcamera RAWが(Windowsphone8 update3 and Lumia Black update)

謹告

今回のLumia Blackのアップデートを適用すると、国内で流通している一部のSIMにおいて、3Gの通信が出来なくなるとの報告が上がっております。

当方でも状況は確認しております。

今回のアップデートに関しましては、各種の情報をお確かめの上、慎重に判断して、自己責任で適用して頂けますよう、お願いいたします

(状況に関する個別のご相談につきましては、コメント欄、もしくはtwitterの方にご連絡を頂けますよう、お願いいたします)

昨年のLumia1520発表時から、Lumiaユーザーの間では話題となっていたWindows8のアップデート3と、セットとなるLumia BlackへのアップデートがいよいよSIMフリー版のLumia1020にもやって来ました。

なお、アップデートにPCは必要ありませんが、wifi接続が前提となります。

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電話機の更新を行うと、しばらくしてMicrosoft updateも聞いてきますので、素直にインストールしましょう。2回ばかり再起動の後、右の画面にあるように「Lumia Blackへようこそ」が表示されればアップデート成功です。

インフォメーション欄をクリックすると、Webの画面からLumia Blackの説明ページにジャンプしてくれます(英語です)。

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一応、バージョン表示の比較など。実は変わっていない事が判ります。

OSのマイナーバージョンアップに対応させたのがLumia Blackの立ち位置みたいですね。

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そんな中で、最も注目を浴びるのがNokia Cameraのcamera RAW(DNG)対応でしょうか。画面に見えますように、34MPixelの選択が出るようになりました(撮影テストはまだです)。

また、Nokia CameraのManual Focus操作が6段階程度の選択式だったものが、連続操作できるようになったのは大きな改善点です。

もう一つの外観上の大きな変更点は(実はこれが一番嬉しかったり)が、ナイトモードの表示色が赤だけであったものが、3色の選択式になった事です。

P1155913bこれで、寝起きのメッセージ着信で真っ赤な時計表示を拝まされるという、心臓に悪い症状から解放されます(ほっ)。

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後は細かい変更ですが、画面回転モードを停止させるメニューが追加された点と、運転モードで電話に出られない時に相手のSMSに自動的にメッセージを送信する機能が追加されています。

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そして、更に細かいのですけれど、意外と効果的な変更がマルチタスクアプリケーションの選択画面(戻るキー長押し)で、アプリケーションの名称とアイコン表示が追加、更に右上に「閉じる」ボタンが出るようになった点です。

こまめにアプリを閉じたい几帳面な方には待望の機能ではないでしょうか?

こんな具合に、細々とした改良が加えられたLumia Black(Windowsphone Update3)。既にWindowsphone8.1のアナウンスも聞こえ始めていますが、このように継続的な改善が施されることは、NokiaにとってもMSにとってもまだこのソリューションが継続に値する(WindowsRTは既にピンチかと)と見なしている証拠ではないでしょうか。

ファブレットのLumia1520やタブレットサイズのLumiaも出てきている現状を考えますと、次のバージョンアップではWindows8ストアアプリとの統合と、Bluetoothキーボードの対応を是非お願いしたいですね。

<おまけ>

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前からあったかもしれませんが、Lumia1020の場合、カメラシャッター音を消すことができます。日本の携帯の場合、確かNGだったような気がするのですが…。

あと、今回のアップデート終了後、改めて「電話の更新」メニューを見たところ、何とアップデートの通知を行うチェックボックスが無くなって、自動ダウンロードの選択チェックボックスだけになっています。まあ、通知を貰おうが貰うまいがアップデートの情報が流れだすと、更新を身構えて待つ身としてはどうでもいいのですが、一般ユーザーに対してこれでいいのかなと、ちょっと心配になってしまいました。

Lumia1020 Camera test(最強コンデジと最強スマホカメラの比較遊び)

お願い:クリスマスに浮かれた素人の勝手なお遊びなので、余り深く突っ込まないでくださいね(気になる方は本職の皆様がお仕事として出されている比較記事へ是非…)

Lumia1020を入手して早2か月。

毎日持ち歩いて写真にtwitter、予定表にoutlookとすっかり手になじんできた今日この頃。

特に41Mpixelを誇るコンデジキラーとも呼べるカメラは、被写体の良さ(ロケーションに恵まれているので)と2種類の解像度の画像を自動的に出力するという秀逸な仕様と併せて、美しい写真を手軽に撮影、公開できる強力なツールとして大活躍の日々です。

そんなLumia遊びに明け暮れていた、あるクリスマスイブの夕暮れ、今年からカメラを始めて1年のうちにNikon1->Pentax K5?->DP1 Merrill->α7という機種を渡り歩くという「画素数命」の道に堕ちてしまった後輩君からいきなり「試してください」と手渡されてしまったのが、史上最強の解像力を誇るセンサーFoveonを採用したSigma DP1 Merrillだったのです。

DP1MerrillとLumia1020本人の弁を聴くと、強烈な解像力に圧倒されたけれど、SPPの現像に疲れ果てた(ほぼ全数をRAWで撮影していたそうな)末に、α7に逃げ出したので、これを機会にSPPの呪縛から解き放されたい…とイブには似合わない恨み節を残してクリスマス休暇に入ってしまったので、とりあえず手元にやってきたのでした。

こちらとしても預かったは良いけれど、ろくなSDカードはない(E420は不幸なXdピクチャーカードの亡霊が憑りついていてメインはCFなのです)し、自宅のPCはCore2の貧弱な環境で、最凶最悪の呼び声高いSPP何ぞは動かせられる目途もなく、最低限のボディ内jpegで遊んでみました(時間が取れないので本当に遊びです)。

比較のターゲットはもちろん、Lumia1020です。

甲斐駒画像元Lumia1020こちらが、何時もの場所で撮影した甲斐駒です【Lumia1020:クリックでフルサイズ(大容量注意!】

撮影情報(Lumia1020:換算26mm)

絞り:f2.2(固定)

シャッター速度:1/910

ISO:100

甲斐駒画像元DP1Merrillこちらが同じポジションで撮影したDP1 Merrillです。【クリックでフルサイズ(大容量注意!】

撮影情報(DP1 Merrill:換算28mm)

絞り:f6.3

シャッター速度:1/320(-0.3EV)

ISO:100

パッと見、どちらがどうか判らないですね(笑)

むしろ、鮮やかな発色と豊かなグラデーション、甲斐駒山頂部の残雪の表現などLumia1020の方が好印象を与えます。

但し、周辺の流れ方は流石にLumia1020の方が激しいです。

甲斐駒画像山頂部Lumia1020では、もう少し比較のため、甲斐駒の頂上部を等倍で切取った画像にて(Lumia1020)

甲斐駒画像山頂部DP1MerrillこちらはDP1 Merrillにて。

こうしてしまうと、輪郭や細かい岩肌の表現で解像力の差が明確に出てしまいますが、そこは最強のセンサーと専用設計のレンズを組み合わせたDP1 Merrillです。固定f値のコンデジ以下の豆粒レンズともいえるLumia1020は大健闘と言えるのではないでしょうか。

では近距離撮影では明確な差が出るでしょうか。

という事で、編み込みのカーテンを使って解像度力の比較を行ってみました。どちらのカメラも机に据え置いての撮影、ISOは100固定、DP1 Merrillもこちらは開放(f2.8)で撮影です。

カーテン画像元Lumia1020こちらがLumia1020の画像です【クリックでフルサイズ(大容量注意!】

カーテン画像元DP1Merrillそして、こちらがDP1 Merrillの画像です【クリックでフルサイズ(大容量注意!】

カーテン画像中央部Lumia1020こちらがLumia1020の画像中心部分を等倍で切り抜いた画像です。

細かい縫い目まで見事に解像しています。もうこれで充分じゃないでしょうか。何と言ってもスマホのカメラですから(笑)

カーテン画像中央部DP1Merrill同じカットをDP1 Merrillにて。

近接だとやはり分解能の違いが際立ってきます。マットな感じのLumia1020に対してDP1 Merrillは繊維の質感まで見えている点は流石の一言です。

でも、Lumia1020も結構いけているでしょう?ありきたりなコンデジなら完全に食ってしまうLumia1020のカメラの実力は、この位のカメラを持ち出して漸く比較が成り立つようですね。

注意:とりあえず撮って出しなので、両者RAWで勝負させた場合には…PC買い換えないと出来ないのでパスという事で。

Nokia Refocusはデジカメを越える面白いアプローチ

Nokia Lumia1020を使い始めて早一ヶ月。カメラにつぶやきに大活躍の日々です。

スマートフォンを越えるカメラ機能を全面に打ち出したLumia1020には、Nokiaから提供される様々な撮影支援アプリが用意されていますがその中でも面白いのが、最近公開されたNokia Refocusです。

機能自体はブラケッティング撮影の際に通常であれば露出を振る所をフォーカスを振って複数の焦点距離の画像を同時に取り込むだけなのですが、ここから先がNokia Refocusの凄いところ、非常に高度に制御された手振れ補正機能と画像処理を組み合わせて累進焦点画像を作り出そうという野心的なアプリケーションなのです。

論より証拠、こちらの画像を見て頂きましょう。

Created with Nokia Refocusデスクの上に置いた、モデルプレーン達。この画像では一番手前のANAのB747にフォーカスが合っています。

Created with Nokia Refocusそして、、画面内でフォーカスを合わせたい位置でタップすると、タップした位置にフォーカスが合った画像が「撮影後」に観ることが出来ます。どんなカメラでもフォーカスは撮影前に合わせるもの、といった常識を打ち破る操作です。

上の画像のように、撮影後に一番後ろ側のカーテンにフォーカスを移す事が可能です。

Created with Nokia Refocusそして、こちらが多点フォーカスで撮影された画像(多分6焦点くらい)を一枚の画像に合成した画像です。この画像は撮影後に僅かにワンクリックで得ることが出来ます。

フォーカス段階の中位に存在する部分などはどうしてもボケてしまうのですが、それでも前に載せた2枚の画像と比べると圧倒的に全体のフォーカスが合っている画像に見えるのではないでしょうか。

これはF2.2と極めて解放値が大きい代わりに被写界深度の浅いLumia1020にとって、絞り込み撮影と同じ効果が得られる事になります。前述のように合成画像故の弱点もありますが使い方次第では、新たな表現も可能となります。

Created with Nokia Refocus機能としては更にフォーカスが合った場所だけカラーを残して、それ以外の部分をモノクロに仕上げる機能もあるのですが、こちらはちょっと使い勝手が難しそうですね。

これ以外にもクラウド上に多焦点画像を公開する機能もあるのですが、個人情報を開示する必要があるので…まあ、必要ないかな、と。

Nokia、そしてLumiaシリーズはPure Viewというコンパクトデジカメを凌駕するほどの高画質な撮像系を得て、スマートフォン、ビデオ、そしてデジタルカメラの枠組みを超えていくアプリケーションを次々と登場させています。今後もどんどん楽しそうなアプリケーションを繰り出してきそうでわくわくさせられますね。

特にアプリケーションの変更/追加で全てのLumiaシリーズにも同一の機能を提供していく点は、実にPC的でスマートフォンとPCの中間を狙っているwindowsphoneらしいアプローチだと感じます。